プリンターといえば多機能な複合機が主流だが、設置スペースの問題は誰もが頭を悩ませるだろう。また、持ち運びができないため、出先での入用に苦労した人も多いのではないだろうか。そんな人には、超小型のモバイルプリンターがオススメだ。「出先で営業用資料にミスを発見した」なんて時にもすぐ対応できる。A4用紙に手早く印刷でき、仕事だけではなく趣味の印刷にも使えるものがいくつか登場している。そんなモバイルプリンターのオススメ製品をピックアップした。

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モバイルプリンターとは何か
モバイルプリンターとは、モバイル=携帯利用を前提としてA4用紙での印刷を想定したコンパクトなプリンターのことだ。販売されている製品数はそれほど多くはないが、設置面積が少なくて済み、A4サイズまでの印刷物なら手軽に利用できる。使わない場合でも本棚に立てかけておけるため、スペースの無駄を徹底的に排除できる。重さは1kg~2kg程度と外出先でも使用可能だ。商談先での書類や契約書の印刷にも便利だ。
キヤノン PIXUS iP110
モバイルプリンターの人気モデル・iP100の後継機が、キヤノン PIXUS iP110だ。価格は22000円台で、売れ筋ランキング1位を走っている。取扱店舗も多いので手に入れやすく、メンテナンスやインク購入を考えると最もベストな選択だ。スマホでも印刷可能。電源不要で290枚も印刷ができる。ビジネス用途に使える。
ブラザー PocketJet PJ-663
モバイルプリンターでは最もコンパクト。重量も500g以下を実現。鞄に入れても重くならないのが嬉しい。リチウムイオン充電池で300枚の連続印刷も可能。カーアダプターでの電源供給もできる。ネックは、価格が5万台とかなり高額なこと、カラー印刷ができないことだ。ランニングコストを無視した、あくまでも移動の多い人向けでビジネスユースのみの使用になりそうだ。
エプソン PX-S05W
エプソンだけあって、同じ製品であってもより安く作ることが出来る。人気もキヤノン PIXUS iP110に勝るとも劣らない。重さも1.6kgだから、持ち運びにも便利、さらにデスクの引き出しにもピッタリ入るサイズ。内蔵バッテリーでもモノクロ100枚までの印刷が可能。新しい製品ということもあり、ホームユースでも役立つ機能満載だ。
HP Officejet 100 Mobile
すでに発売してから4年近く経っているため、スペックでは他社に劣るが、値段も12000円前後と手頃な値段に落ち着いている。その代わりキヤノン PIXUS iP110よりも一回り大きなボディサイズになっている。重さも2.3kgとノートパソコンよりも重いケースもある。持ち運びには不向きだが、スペースの狭い事務所で利用すべきで、モノクロ印刷が多いならランニングコストは最強である。文字の多い書類を印刷することが多いなら選んで正解である。
まとめ
人気モバイルプリンターをいくつかピックアップして、どんな利用用途が考えられるのか、なども考慮しながら紹介してきた。モバイルプリンターといっても、スペースを重視するか、移動を重視するか、といった用途で使い方がはっきりと分かれる。それらを考慮して、自分に合ったプリンターを選ぼう。

