東京を代表する日本酒 澤乃井 梵。製造した小澤酒造株式会社は300年以上の歴史を持つ。製造は既に中止されており、通常販売はされていない。マニアの間でも人気ともいえる日本酒である。
そんな嗜好品ともいえる梵だが、飲めない人にとっては頂いても寝かせるだけ。贈答品で頂いた品だったりすると、つい手放すのを忘れてしまうものだ。しかし、日本酒の美味しさには期限がある。お酒だから大丈夫だろう、は間違いである。
どうせなら、この機会に現金化してみると良い。特に希少価値がある梵は高値で取引されることが多いのである。歴史とともに、相場を見ていきたい。
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澤乃井梵とは
長く日本酒の一級品として愛されてきた梵は、2016年3月末をもって販売を終了し、現在は大吟醸 凰（こう）と名前を変え、今も愛され続けている。杜氏の最高傑作は、変わらない美味しさもそのままに、さらに愛される製品へと生まれ変わった。なお、価格の改定や酒質には変更がなく、発売当時のままといえる。
300年の歴史をもつ小澤酒造
1702年に創業を開始した小澤酒造株式会社。その歴史は古く、古文書にも記されているほどである。当時から磨きこまれてきた技術は、現在も受け継がれており、今では、東京を代表する酒造会社となり、日本酒愛好家たちを虜にしているのだ。
また、1966年から酒造見学を取り入れたり、1998年には櫛かんざし美術館をオープンさせたりと、時代を紡ぐ・伝統を守る姿勢も取り続けているのである。
こだわりの製法から命名された梵
山田錦と呼ばれる酒造好適米としても最高米の中から、さらに質の高い産地、兵庫県美嚢郡吉川町を限定して使用した日本酒である。米を極限まで磨き上げ、あかつきの寒水を使用した精神潔斎仕込み。長い伝統の中で受け継いた杜氏と蔵人の技術の最高傑作といえるのだ。
酒づくりへの思いは堂々とゆるぎないものであり酒づくりに込める誠の祈りの結晶として、"全（まった）きもの、神の意をもつ梵"と命名されたのである。
味は吟醸香の高さで決まる。白ワインを印象させるほどの甘い洋ナシのような見事な香りがする。飲み終えた後のグラス・お猪口の底からも、その香りを余韻として楽しむことができる。熟成されたすっきりとした喉越しの良さと角のない爽やかな味わいは、まさに珠玉の一品といえるのだ。
高額買取は可能なのか
澤乃井 梵は現在生産が中止されているため、市場においても、生産数自体が少なく希少価値の高い商品である。特に人気のある銘柄はラベルやパッケージなどの付属品を収集しているマニアも多数存在しているため、高額買取の可能性は高いのだ。
そのほかにも、東京の日本酒の代名詞ともいえる梵は、コレクターでなくとも、日本酒を嗜む人は一度でも飲んでみたい銘品であるため、全体的に需要は見込める。
梵は現行の商品・鳳と価格が同じである。そのため、800mlが10,800円（税込）、720mlが5,400円（税込）で販売されていたことになるのだ。一級品であること、生産が中止されているということ、販売後のニーズ、を考えると、想定される売値以上の高価格がつく可能性も充分にある。
保存状態はできるだけ良好に
食品であることから、未開封であることはもちろんだが、瓶やパッケージ・ラベルをキレイに保つことも高額買取の秘訣である。付属品を良好な保存状態で保つことでは、査定するときの価格に大きく左右されるからである。
特に、コレクターの間ではパッケージなどの付属品は高額で取引がおこなわれる場合が多いのである。まさに、付加価値をつけるうえでは重要なアイテムといえるのだ。保管する状態や場所に注意をし、高価買取に繋げると良い。
自宅にあるならすぐに査定に出す
日本酒は一般的に、6ヶ月以内に買取業者に依頼することで高値になるといわれているのである。長い年月が経つと、日本酒本来の風味や味わいなどが損なわれてしまい、旨味が著しく低下してしまうからだ。
自宅に眠っている酒があれば、そのまま寝かせてしまうよりも、早々にも査定を依頼したほうが得策である。場合によっては高値で現金化できるため、手段の1つとして検討することをオススメする。
箱や瓶を新品同様にする
自宅にある場合、誰もが家にあるから大丈夫だろうと思うものである。しかし、意外に買ったときと同じとはいえないのだ。箱や瓶には汚れやほこりが少なからず付着している。買取業者に査定を出す前に、必ず箱や瓶の状態を確認するのはマストでおこなってもらいたい。
同じ未使用でも汚れが付着したものと、美しく磨かれたものがあったとする。どちらに高値がつくか。当然、キレイな見た目を選ぶものである。たとえば、中にある瓶はキレイに磨き、箱やラベルの汚れは落とす。
もしも、落ちない汚れを発見した場合は、事前に買取業者に申告しておくのがベストである。業者に対して誠実な印象を持ってもらえば、高額査定に繋がるきっかけになるのだ。
依頼をするなら酒買取専門店へ
餅は餅屋に聞けということわざがあるように、酒を専門に取り扱う業者は、一般的な業者よりも高値をつけやすい傾向にあるのだ。酒の買取に関してプロであるため、専門知識やノウハウを持って対応にあたってくれる。
正確な査定額を導き出せる専門業者だからこそ、高値で買取が実現しやすいといえるのだ。梵も例外ではなく、人気の商品であることもふまえると、高い価格で査定をしてもらえる可能性は大きいのである。
一括査定で買取額アップ
一括で査定をするメリットは大きい。複数の買取業者へ見積りの依頼をするのは、高値がつきやすい査定方法といえるからである。1度におこなうことで、他社と競い合い場合によってはさらに買い値を高くしてくれることがある。
売却する側にしても何度も買取業者へ査定をおこなう必要がなく、手間も軽減されることから、一石二鳥の手段だ。現在は、インターネットで手軽に一括査定ができるため、気軽におこなえる。銘柄と製造年月日を入力するだけでおおよその買取額が見えるため、どれほどの価値がつくかを知るためにも、オススメしたい。
まとめ売りで買取額を上げる
酒以外でも不要になったものがあれば、買い取るシステムのことを、まとめ売りと呼ぶ。これは、ほとんどの業者でおこなっており、場合によっては思わぬ高額になることがあるのだ。梵も同様で、家の中に飲む予定のない焼酎やワインなどがあれば、まとめ売りできる。
まとめ売りをすれば、全体的に買取額アップに繋がるのである。自宅内の整理整頓だけでなく、ちょっとしたお小遣い稼ぎにも有効だといえる。1本だけ売ろうとは思わずに「ほかにいらないお酒あったかな」、と立ち止まってみると良い。
ネットフリマやオークションを有効活用
手軽にどこでも売買ができる、ネットフリマやオークション。今や高額買取のメジャーなツールといっても良いほどである。メリットとしては、自分自身で価格設定が可能であること、スピード重視で売買ができる手軽さである。
特にオークションは、人気商品であれば、どんどん金額が跳ね上がる可能性を秘めている。梵のように、生産中止をしている人気商品だと、ことさら需要がある。しかし、ネットで取引をおこなう以上、当然デメリットも生じるのだ。
値段交渉や手数料の支払い、振り込みの際のトラブルなどのリスクがある。あくまで個人と個人の取引であるため、利用する場合は、十分に検討したうえで取り組んでほしい。
買取業者一覧
澤乃井梵の買取に力を入れている業者を述べていく。選定の参考にし、価格アップを狙ってほしい。
みっけ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
千葉県は柏市に店を構えるみっけ。ジャンルを問わないリサイクルショップとして、市民に愛され続けている。店頭での買取はもちろんだが、全国に対応した宅配買取にも力を入れている。
宅配買取においては、全国という広範囲にも関わらず、配送料や入金にいたる手数料まですべて0円で利用できる。
またみっけは、酒の中でも特に国産酒を強化しており、日本酒は買取額アップが見込める酒だ。効果的な手段としては、複数本まとめて査定を申し込むまとめて査定や、価格アップをうたっているキャンペーンなどが狙い目。通常よりもアップ率が高く、有用性は高い。
日本酒の買取に積極的というだけあり、鑑定にも絶対の自信を有している。目の肥えたスタッフが、1本1本丁寧に精査してくれるのだ。オールジャンルを扱うリサイクルショップでもあるので、大型家電や家具などの不要品の引き取りにも応じてくれる。買取と同時に申し込むのもオススメの業者だ。
- 会社名
- 株式会社 ゲンキの平和堂（GenkinoheiwadoCo.，Ltd.）
- 住所
- 千葉県柏市大山台1-17
- 営業時間
- 10：00～18：00
- 定休日
- 年中無休
- 店舗からのコメント
- 千葉県柏市のリサイクルショップみっけは高額買取いたします。
- 査定方法・買取方法
- LINE査定／オンライン査定／宅配査定・宅配買取／店頭査定・店頭買取／出張査定・出張買取
- 買取価格
- 要相談
ブランド風月
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド風月は、ブランドと銘打ってはいるが、酒の買取にも間口を広げている。関東全域をまたにかけ店舗を拡大している、勢いのある企業だ。ブランド品だけではなく、酒の実績も豊富であり、幅広いユーザーを獲得している。ホームページでは、酒に特化したページを作成するなど、ブランド風月はどのジャンルにも抜かりない。
査定方法には、店頭・出張・宅配の3つのパターンを導入している。どれも人気の手法だが、特に評判なのが店頭買取だ。その理由は、店内の雰囲気にある。清掃のいき届いたクリーンさと、まるでサロンを思わせるようなリッチ感のあるつくりは、ユーザーの居心地の良さに配慮したブランド風月の心遣いだ。
店の建て構えは、業者の評価には欠かせない要因。清潔感があるかないかで、心象は大きく変わる。くつろぎの空間で、満足度の高い買取を望むなら、ブランド風月へ申し込んでほしい。
- 会社名
- 株式会社 タワー
- 本社住所
- 〒231-0057 神奈川県横浜市中区曙町5-64 Kビル
本社：営業企画本部 ／ 通販部及び商品管理部5F - 営業時間
- 0：00～19：00
- 定休日
- 年中無休
- 店舗からのコメント
- 売りたい人、買いたい人の笑顔を大切に。
酒の買取はお任せください。 - 査定・買取方法
- LINE査定／オンライン査定／宅配査定・宅配買取／店頭査定・店頭買取／出張査定・出張買取
- 買取価格
- 要査定
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
業者を選択する際は、丁寧さを求めるのはもちろんだが、忘れてならないのはスピーディーさだ。買取から入金にいたるまで、ユーザーを飽きさせない動作が重要になる。あまりに時間を要しては、不信感が募るだけではなく、もう2度と利用しようとは思わないものだ。
酒のプロであるファイブニーズは、ユーザーを待たせない素早い身のこなしがウリである。酒の査定には、腕に自信のあるプロフェッショナルがあたり、即座に価格を提示してくれるのだ。
スピード感というものは、どこでも実現できるものではない。酒を熟知したプロ集団であるからこそ、素早く査定をおこなえるのだ。早めに現金に換えたい、あるいはあまり待ちたくない場合は、ファイブニーズの素早さが魅力的にうつるに違いない。
- 会社名
- 株式会社 ファイブニーズ（FiveNeedsInc.）
- 本社住所
- 〒130-0012 東京都墨田区太平4-13-2 太平サクラビル3F
- 営業時間
- 受付24時間対応中
（買取査定可能店舗は店舗によって営業時間が異なる） - 定休日
- 年中無休（買取査定対象店舗は店舗によって定休日が異なる）
- 店舗からのコメント
- 買取本州業界ナンバーワン！選べる買取方法！お客様満足度93％！だから安心対応！
- 査定・買取方法
- 電話査定／オンライン査定／LINE・写メ査定／FAX査定／宅配査定・宅配買取／店頭査定・店頭買取
- 買取価格
- 要査定
まとめ
澤乃井梵は、現在は生産されておらず、市場に出回るのも限りがある。そのため、大きな価値をもつ銘酒といえる。日本酒愛好者の中にはラベルやパッケージのコレクターも存在し、市場価値も高い。
飲まないと判断したら、寝かせておくのはもったいない。風味を損なわないうちに買取業者へ依頼すべきである。その際に、必ず保存状態を確認し、ラベルやパッケージの汚れを落とし、瓶はキレイに磨き上げる。
できるだけ見映えを良くすることで、もともとの高値がキープされるのだ。可能であれば、ほかの酒と一緒にまとめて売りに出し、なるべく高額買取してもらえるように工夫するのも手段だといえる。
