ケータイの普及は著しく、一人一台が当たり前になったのはもはや昔のこと。今ではケータイを複数台使う人も珍しいものではなくなった。中でも、ガラケーとスマホを一台ずつ持つタイプが多い印象を受けるが、これには納得のできる相応の理由がある。また、スマホとガラケーを同時持ちするようなケースにおいては、料金面でのメリットから、多くが格安スマホを選んでいる傾向にある。
段々と主流になりつつある格安スマホとガラケーの同時持ち。ここでは、そのメリットについて紹介しよう。
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携帯料金を下げることができる?
格安スマホとガラケーをそれぞれ一台持つことの最も大きなメリットは、場合によっては携帯料金を安くすることができるということだろう。ケータイを二台持つのに携帯料金が安くなるとは、これ如何に・・・と思う方もきっと少なくないだろうが、これにはちょっとしたカラクリがある。
携帯料金を安くするというと、真っ先に思いつくのは、いわゆる「格安スマホ」ではないだろうか。MVNO(格安SIMサービスの提供者)の成長は著しく、これまで実質的に大手三社の寡占状態であった通信市場での新たな選択肢として、消費者から歓迎されているようだ(とはいっても、MVNOは大手キャリアから通信帯域を間借りしているのだが・・)。
そんなMVNOで格安スマホを契約するメリットは、確かに料金を安く抑えられることなのだが、おおまかな傾向として、これは「データ通信に限ったこと」といえる。つまり、MVNOと契約すると、確かに主要三大キャリア(docomo、au、SoftBank)よりも安くデータ通信を行うことができるのだが、残念ながら通話に関しては割高となってしまうのだ。
最近では、通話サービスに特化した格安SIMもいくつか出てきたが、通話におけるコストパフォーマンスは、まだまだ大手キャリアに劣るという印象は強い。
一方、通話料金に焦点を当ててみると、ガラケーを使って主要三大キャリアと契約するほうが、通話可能な格安SIMを使うよりもお得になることが多く、また選べる通話プランも豊富だ。
しかし、一般的に、三大キャリアと契約すると、今度はデータ通信がMVNOに比べて割高となってしまうのだ。
料金に関して言えば、MVNOにはMVNOの、三大キャリアには三大キャリアの強みがあり、あちらを立てれば、こちらが立たず。しかし、それはあくまでどちらか一台持ちの場合だ。掲題のように、格安スマホとガラケーの二台持ちにすることで、両者の良いとこ取りをすることができるのだ。
例えば、格安スマホは、割安なデータ通信専用SIMで契約して、ガラケーは三大キャリアのお得な通話プランのみを契約するといった具合だ。特に三大キャリアで契約するガラケーであれば、通話品質や安定性などの面でも安心感は大きく、かけ放題や準かけ放題など、自分にあったプランを設定することもできるだろう。
ただ、これはすべての人にとってコストパフォーマンスに優れるわけではなく、特に格安SIMで通話をよく利用する人(割高な通話料を支払っている人)、あるいは三大キャリアでデータ通信を頻繁に行う人(割高なデータ通信を使っている人)向けのものだ。
例えば、格安スマホ一台のみを持っていたとしても、LINEなどのチャットツールの音声通話機能で事足りるということであれば、わざわざ通話専用のガラケーを用意する必要もなくなるわけだ。
もし、三大キャリアでケータイを契約していて、電話をよくかけ、月々7~8千円以上かかっているのなら(端末割賦代、オプション代は除く)、携帯料金を節約するためにも格安スマホとガラケーの二台持ちを検討してみてはいかがだろうか。
キャリアメールを使い続けられる
上記の通り、格安SIMで通話をよくする人、あるいは大手キャリアでデータ通信を頻繁に行う人なら、格安スマホとガラケーの二台持ちにシフトすることで、料金的なメリットがあるかもしれない。
もし携帯料金を試算してみて、通話可能な格安スマホをMVNOと契約して使うのと大して変わらないのであれば、大手キャリアとの契約を残すことの他のメリットにも、ぜひ目を向けてみてほしいと思う。例えば、キャリアメールだ。
これまでキャリアメールを使い続けていた人からすれば、格安スマホに完全移行してしまい、キャリアメールを手放してしまうことに不都合を感じるかもしれない。また、今でもメールアドレスの記載を求められるときに、フリーアドレスが禁止されていることはよくあり、そんなときにキャリアメールは割と役に立つものだ。
メールは、一度使ったらなかなか簡単に変更するわけにはいかないという声はよく聞くものであり、格安スマホへの切り替えを躊躇する大きな理由の一つとも考えられる。
通話はガラケーの方が良い?
このあたりは個人差も大きいことだが、「通話はガラケーで」とこだわる人も案外少なくないようだ。通話品質の優劣という問題以前に、今まで長らくガラケーであったから、ガラケーの方が受け入れやすいということではないかと思われる。かくいう、筆者自身もそれは感じる(正確には、スマホは通話しづらく感じる)。
またガラケー、とりわけパカパカタイプでは、通話中に頭と肩ではさみやすいというメリットもある。電話中に両手で何かするのに便利で、オフィスなんかではよく見る光景だ。
確かに、スマホだとどれも挟みづらいのだが、加えてスマホでこれをやってしまうと、画面にべっとりと皮脂汚れが付いてしまう(少なくとも筆者は)。もちろんガラケーでも多少の皮脂汚れはつくが、タッチパネルがほぼ全てのスマホとでは、感じる抵抗の大きさも違うのではないだろうか。

ガラケーで通話しながらスマホで調べものが可能に!
ガラケーとスマホを二台持っていれば、ガラケーで通話しながら、スマホで調べものやブラウジングなどの操作が可能になり、仕事でも、日常でも便利と感じることがある。
ブラウジングにフォーカスしてみると、最近のウェブサイトはスマホ版ページを用意するところが多いように、スマホでも不便なくブラウジングができる環境が整っており、もはやパソコンすら使わないという人も多い。
そのため、仕事なんかでも簡単なことならスマホのブラウジングで済ませることも多く、ガラケーで通話しながらスマホでブラウジングできると大変に便利なのだ。
二台持ちにすればバッテリー切れに強い!
スマホの一台持ちよりも、当然スマホとガラケーの二台持ちの方がバッテリー切れに強くなる。
アプリの使用やブラウジングなど、スマホを使うのに夢中になってしまい、ついついバッテリーが切れてしまったという経験はないだろうか。こんな場合に、スマホが一台しかないと、充電して復活させるまで連絡手段がなくなってしまうという人も多いことだろう。
すぐに充電することができれば良いかもしれないが、外出中、仕事中なんかでは、結構痛いことだと思う。しかし、あわせてガラケーも持っているのであれば、スマホのバッテリーが切れても、連絡などに困ることはないだろう。
一般的な使い方をしていても、通常はスマホの方が先にバッテリーが切れてしまうと思う。しかし、通話だけのガラケーならば、よほど頻繁に通話していたり、バッテリーが劣化していない限りは、すぐにバッテリーが切れるということもなく、スマホのバッテリー切れに対するセーフティネットとして機能するだろう。
スマホとガラケーを二台持ちすることでバッテリー切れに強くなるので、通話に対する安心感はぐっと大きくなる。そのため、防災時のライフラインという点でもメリットになるだろう。
重要なデータは両方の端末で保存できる!
大切なデータの保存という観点からも、二台持ちは推奨できる。例えば、電話帳やアドレス帳といったものだ。
通話するガラケーでは電話帳やアドレス帳をもちろん設定すると思うが、何かの拍子でガラケーが壊れてしまったら、これらの大切なデータを取り出せなくなってしまう。しかし、スマホも持っているのならば、スマホで通話するかしないかに関わらず、スマホ内に保存することができ、備えになるわけだ。
もちろん電話帳アプリのようなものをインストールして使っても良いだろうし、単純にプリインストールされているメモ帳で保存してもOKだ。バックアップという意味では、パソコンなどのハードディスクやSDカードなどでももちろん問題はないのだが、いざとなったときにすぐに確認できるという点で、両方の端末に入れておく意味はあるだろう。
話のネタになる
ちょっとこちらは番外編。
最近では、スマホしか持たない人が多く、ガラケーは少数派となっている。そのためか、ガラケーを持っているだけでちょっと注目を集めることができるのだ。日常的な話のネタとしてももちろん、ビジネスなんかでは、顧客とのきっかけ作りはとても大切だ。そういう意味では、ガラケーは大きな武器になる・・・こともある。
おすすめの格安スマホ
スマホとガラケーを2台持ちするなら、格安スマホがいいということがお分かりいただけただろう。なので、ここでは格安スマホのおすすめを紹介したいと思う。

UQモバイル
UQmobile特徴的なCMでおなじみのUQモバイル。KDDIの無線データ事業を行う電気通信事業者のUQコミュニケーションズ株式会社が運営している。
人口カバー率99%のauの4GLTEを利用している。なのでauのスマホを利用している人は乗り換えが簡単に行えるだろう。
格安SIMアワードで二年連続通信速度部門で第一位となっており、実測でも第一位の通信速度の速さを誇っている。
ホームページでは料金シミュレーションを行うことができるので、一度自分の携帯代がどれほど安くなるのか見てみよう。申し込みはホームページから行うことができる。
データ専用プランのコースは以下のとおりである。
- 最安コース 1~3GB
- 小容量コース 3GB
- 節約コース 5GB
- 大容量コース 無制限
最安コースで端末とセットで申し込みの場合、月額680円にプラスして月額0円~3410円の端末代の中から選ぶことができる。SIMフリー端末を既に所持している場合は、初期費用3000円と月額680円から申し込むことができる。
小容量コースの場合、端末とセットで申し込むと月額790円と月額0円~3410円の端末代となる。SIMフリー端末を所持している場合には月額790円からとなる。
節約コースで端末とセットで申し込みの場合、月額1480円にプラスして月額0円~3410円の端末代の中から選ぶことができる。SIMフリー端末を既に所持している場合は、初期費用3000円と月額1480円から申し込むことができる。
大容量コースの場合、端末とセットで申し込むと月額2480円と月額0円~3410円の端末代となる。SIMフリー端末を所持している場合には月額2480円からとなる。
LINEモバイル
LINEモバイル人気SNSのLINEが提供する格安スマホのサービス。カウントフリーを採用したことで、SNSを利用する人にとっては非常に便利な格安スマホとなっている。
プランは以下の通りだ。
LINEフリープラン 1GB 月額500円~
LINEアプリの通話、トークが使い放題のプラン。月間のデータ容量は少ないが、LINEはいくら利用してもデータ容量には加算されない。LINEをたくさん使う人におすすめのプランだ。
コミュニケーションフリープラン 3,5,7,10GB 月額基本料1110円~
カウントフリー対象サービスがLINE、Twitter、Facebook、インスタグラムだ。SNSを多く利用する人にはうってつけのプランだろう。通信容量も選択することができる。
MUSIC+プラン 3,5,7,10GB 月額1810円~
上記のSNSにLINE MUSICがプラスされたプラン。通信容量を選択できる。
DMMモバイル
DMMモバイルNTTドコモの回線を利用した格安スマホサービスのDMMモバイル。店舗がないため人件費が削減されて安く利用できるという。
容量繰り越しを利用できるのが人気のポイントだ。容量繰り越しとは、使わなかった通信量を翌月に繰り越すことができるというサービスだ。
また、容量追加もできるので、通信量に不安がある人でも安心して利用することができる。
ホームページでは簡単料金シミュレーションをすることができる。月々のケータイ代を入力し、商品を選択する。商品はSIMのみ購入の場合と、端末とセットで購入するものに分かれている。
その次にSIMのタイプを選択する。データ専用SIM(SMSなし)、データ専用SIM(SMSあり)、音声通話付きSIMから選べる。
次にデータ容量を選択する。このデータ容量は4つの質問に答えるだけでおおまかな容量を計算してくれる。メールやLINEの量、ネットやSNSの利用時間、動画の視聴時間、データ通信量超過の有無といった質問だ。
簡単にシミュレーションができるので、一度やってみよう。
料金プランを紹介する。
シングルコース データ通信SIMプラン
- ライト 440円
- 1GB 480円
- 2GB 770円
- 3GB 850円
- 5GB 1210円
- 7GB 1860円
- 8GB 1980円
- 10GB 2190円
- 15GB 3280円
- 20GB 3980円
シェアコース データ通信SIM(最大)3枚プラン
- 1GB 480円
- 2GB 770円
- 3GB 850円
- 5GB 1210円
- 7GB 1860円
- 8GB 1980円
- 10GB 2190円
- 15GB 3280円
- 20GB 3980円
SIM追加につき月額300円が必要となる。
1~7GBのシェアコースのプランは契約後にもプラン変更で利用することができる。
格安スマホをお得に買うならフリマサイトがおすすめ
通信料がお得な格安スマホだが、スマホ本体の価格もおさえたいならスママで中古品を購入する手段がある。スママは、スマホ専用のフリマサイトで、様々な種類のスマホが個人や法人から出品されている。買い手は、好みのスマホを選び、自宅や外出先などその場で購入することができる。購入後は手元に商品が届く前にスママがスマホの品質、動作確認、SIMの状態などの検品をするのでフリマ特有のトラブルを回避できる。格安スマホ買い替えの際にはスママをチェックしてみてはいかがだろうか。

ガラケーを手に入れるなら白ロム専門店
まず、白ロムについて説明したい。一度所有者が存在したケータイのことを白ロムという。なので未使用品でも、一度誰かの契約が行われていたら白ロムとなるのだ。
SIMカードの差し替えによって機種移行が行えるので、簡単に利用することができるのが特徴だ。
スマホが台頭していることによってほとんど見かけなくなったガラケー。ショップでもガラケーがディスプレイされているところを見ることはほとんどないのではないだろうか。
ガラケーは現在、正規の新品で買うと非常に高くなっている。
なので白ロム専門店で買うのがオススメなのだ。通話のみの利用なら多くの機能がついているものを選ぶ必要はない。中古の品でもスマホよりも壊れにくく、また長持ちするので問題ないだろう。
おすすめの白ロム専門店を紹介するので、参考にしてほしい。
ダイワンテレコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「安くて安心なケータイを探そう。」とうたう白ロム・中古携帯買取のダイワンテレコム。
故障保証や返品保証なども行っているので安心して利用できるのが特徴だ。
商品のランクはSランク、Aランク、Bランク、Cランク、Dランクとなっている。
Sランクは未使用品。動作確認以外に全く使用していないもの、または使用傷、使用痕跡がないものとなっている。
Aランクは、利用期間が1カ月未満の新品同様なもの。購入してほとんど使用していないものなので、非常にきれいなものだ。
Bランクは購入して3カ月程度のものから中古良品。使用傷が目立たないものや使用感があまりないものとなる。
Cランクは1年未満程度のもので中古普通品。細かい傷や落下傷などがある場合もある、いわゆる中古品だ。
Dランクは3年未満の中古低品。全体定期に中古品としても汚いものが多い。
午後四時までの申込で当日配送をしてくれるので、スピーディーな対応が人気の理由だろう。
ムスビ―
白ロム専門のフリーマーケットのムスビー。累計40万件の取引実績を誇る仲介サービスだ。白ロムを専門に取り扱っており、売る側も買う側も安心して利用できるサービスが特徴といえる。
掲載されている商品は約20000台以上で、多くの中から選ぶことができるのが便利な点といえる。多くの掲載品の中から自分のニーズに合った携帯電話を探そう。
購入までの流れとしては、まず掲載されている商品の中から欲しいものを選ぶ。商品の情報をきちんとチェックし、わからないことは出品者に質問するなどして確認しておこう。 商品を注文するには会員登録が必要となる。注文から24時間以内に出品者から注文確定の連絡がくるが、なかった場合にはキャンセルとなる。
注文確定の連絡から24時間以内に代金を支払う。即売商品の場合は注文から2時間以内に支払う必要がある。
料金を支払うと2日以内に商品が発送される。
商品が届いたら自分の手持ちのSIMカードを差して動作確認を行う。そこで問題がなければ取引完了となる。
万が一、商品に問題があったり、注文したものと違うものが届いてしまった場合には、取引完了連絡をせずに問い合わせよう。
まとめ
MVNOで契約する格安スマホと三大キャリアで契約するガラケーを二台持ちすることで、上述のようなメリットが考えられるためか、このような使い方をする人は少なくない。特に格安スマホで通話を頻繁に行う人、あるいは三大キャリアでデータ通信を頻繁に行う人にとっては、料金節約のインパクトは大きく、むしろ倹約のためにおすすめしたいぐらいだ。
ここまで、格安スマホとガラケーの二台持ちに関するメリットを挙げたが、もちろんデメリットもついて回るので注意してほしいと思う。例えば、二台持ちすると端末を二つ用意する必要がある(端末購入費が負担になる)、それぞれ充電しなければならない、軽装備のときには二台持ちが邪魔に感じるなどなど。
つまるところ、二台持ちをする前に、メリットとデメリットを天秤にかけてから、判断するようにしてほしいと思う。
不要になったスマホは買取してもらおう
携帯を二台持ちしていると、やはり使わなくなる不要な携帯も余分にでてくるだろう。こんな時は、面倒な手続きなく即時買取してくれる「スママDASH」がおススメ。スママDASHでは、査定申込からわずか0秒で査定金が提示されすぐに売却することが可能になっている。個人情報が心配な人も無料でデータ消去してもらえるサービスがあるので安心でき利用しやすいのも特徴だ。不要なスマホを処分するならスママDASHを利用しよう。

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