お子さまがいる家庭ならば、絵本を買う機会も多くなってくるだろう。教育目的で読み聞かせを行なう家庭も多く、文字が読めるようになってくれば子どもが自分自身で読みながら楽しむこともある。また、現在では大人向けの絵本も販売されており、書店の絵本売り場には数多くの商品が並ぶ。
購入したは良いものの、読まなくなった絵本は本棚を圧迫する。ある程度溜まってきたら、処分したいと考える方も多いだろう。ここでは、絵本を処分する際の方法や費用に関して詳しく紹介していく。捨てる以外にも様々な方法があることを理解していただければ幸いである。
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ゴミとしての処分方法
絵本を処分する時は、通常のゴミのように“紙資源”として廃棄することを考える方が多いだろう。しかし、多くの絵本が週刊誌とはことなり純粋な紙素材でできているわけではない。ゴミとして処分するにもいくつかの手順にのっとらなくてはならないのだ。
表紙等の分離
多くの絵本は、表紙がプラスチックなどの厚い素材でできた“ハードカバー”になっている。ハードカバーは接着剤などを使用して作られているため、再生できない。この部分を古紙として処分することは禁止されているのだ。
ハードカバーの絵本を捨てるには、表紙を剥がして中身と分ける必要がある。表紙のハード部分は燃えないゴミとして、中の紙部分は古紙として分別して欲しい。
地方自治体の指示に従って決められた日に捨てる
各地方自治体は、回収の日を独自に定めている。毎日自由にゴミを捨てられるわけではないのだ。回収日はゴミ収集所に書かれているので、確認してみるといいだろう。また、ホームページでもゴミ回収情報が記載されているのでそちらでも確認可能だ。多くの地方自治体が週に一回それぞれの地区ごとに回収日を定めている。
紐などで束ねておいておく
絵本などの古紙は、そのまま置いておくとカラスや猫によってバラバラにされてしまう恐れがある。基本的には紐などで縛って、まとめて置いておこう。ダンボールを容器として使い、中に本を置いておく光景がよく見られるが回収の手間になるので好ましくない。なるべくなら種類別に分けておくといいだろう。環境面とモラルに配慮して責任を持った処分を行なって欲しい。
知り合いに譲ることで処分する
絵本は“流行り廃り”が少ないもの。名作と言われる絵本は親子何代にも渡って読み継がれることも多い。そのため、友人・知人のご家庭に譲るなどして処分するのもいいかもしれない。
子どもがいる家庭へのプレゼントとして
もちろんボロボロの絵本であれば譲る側としても心苦しい面があるだろうが、特にダメージが見られない絵本であれば友人・知人へ譲渡すると喜ばれるかもしれない。絵本は子どもの成長に合わせて一定数の量が必要になってくる。新たに買い足すよりも、いらなくなったものを譲り受けたほうが無駄な出費を避けることができるだろう。
現在子どもがいるご家庭だけではなく、これから子どもを迎え入れようとしている夫婦であればむしろ喜んで絵本を貰ってくれるかもしれない。もしもそういったご家庭に心当たりがあるのであれば、話を持ちかけてみるといいだろう。ただし、「いらない」と言われたものを無理やり押し付けてはいけない。あくまでも、欲しがったものに限って譲る形にしよう。
SNSを使った書き込みで欲しい人を募る
また、近年よく見るのがSNSを使った商品の譲渡だ。「いらなくなった絵本お譲りします」といった形で書き込みを行うことで、欲しい人から何かしらのアクションがあるだろう。TwitterやFacebookといった拡散能力の強いSNSであれば、知人以外に書き込みを見た他人から連絡がくることも考えられる。もし知らない相手だったとしても、信用できて条件面の折り合いがつくのであれば譲ってしまって問題ないだろう。ただし個人間のやり取りにおいて、トラブルはつきものだということは認識しておこう。いわれのないクレームを受けないためにも「返品、クレームは受け付けない」という旨をしっかり記載しておこう。また、商品の詳細情報と写真もできる限り正確に載せておいて欲しい。
買取店への売却
上記では、捨てる・譲るといった形での処分方法について紹介してきた。もちろん処分する上では有効的な方法であることに間違いはないが、せっかく買った絵本なのだから少しでも“お金”に変えたいと思う方もいるだろう。そんな方々にオススメするのが「売却」という処分方法だ。
絵本も買取対象となる
古本を売るというのは、ごく当たり前に行われていることだ。多くの方が古本を購入した経験があることだろう。絵本に関しても、買取は実施されており専門のコーナーが設けられるほどなのだ。もしもお金に変えたいのであれば、積極的に査定依頼してみるといいだろう。
まとめ売りがお得
1冊あたりの買取金額は数十円といった少額になるが、まとめて売却することである程度まとまった金額を手にすることができる可能性がある。そのため、絵本だけではなくご自宅にあるいらない本を一緒に売却してしまうことをオススメする。小説、雑誌、単行本などいらなくなったものは絵本とまとめて売ってしまうといいだろう。
絵本売却先としておすすめの業者
それでは、絵本を売るのにおすすめの業者をいくつか紹介していこう。基本的に、本を買い取っている業者であれば絵本も買取対象となっているので問題はないだろう。
こども古本店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「こども古本店」は、絵本の買取に特化した業者だ。買い取った絵本を自社でクリーニングして、再販している。専門業者だけあり、ホームページには年齢別のおすすめ絵本がジャンル別で記載されているなど豊富な知識が覗える。買取方法は郵送。送料は一律220円かかるが、3000円以上で無料になるので多くの商品を同時に発送するといいだろう。
だんでらいおん
神戸に店舗を構える「だんでらいおん」は、絵本の買取に力を入れている業者だ。50冊売ることで査定金額500円アップなど、たくさん売ることで確実に買取金額が上がることからまとめ売りに向いていると言えるだろう。30冊以上の売却で送料は業者側が負担してくれる。
本・CD・DVD・ゲームの買取は「あおば堂」
絵本専門業者ではないものの、「あおば堂」は絵本の買取にも力を入れている業者だ。上記で紹介した業者とは異なり、CDやゲームといった商品も同時に売却することができる。
一つ一つの鑑定結果を丁寧に報告
多くの買取業者は査定金額の合計しか知らせてくれない傾向にあるが、「あおば堂」はその内訳まで詳しく報告をしてくれる。そのため、高額であるはずの商品に安値がついているなどのトラブルは起きにくいのだ。納得できない買取金額の商品があれば査定員に尋ねることで不満を解消してみて欲しい。
20点以上で送料無料
絵本に限らず、合計20商品を同時に申し込むことで送料が無料になる。つまり絵本5点、CD15点でも問題はないのだ。絵本を売るついでに、自宅にあるいらなくなったCDやゲームを売ることで査定額だけでなく送料までお得にすることができるのだ。
スピード感のある取引
査定は荷物到着後「最短3日」、振込に関しても査定承認は最短翌日にしてくれるなどスピード感のある取引も人気のポイント。このようなスピード感が信頼感に繋がり、多くのリピーターがいるのが「あおば堂」の特徴なのだ。
まとめ
絵本は流行に流されない商品のため、古くなっても一定の需要がある。もしも自宅にある絵本を整理したいと考えているのであれば、上記で紹介した「あおば堂」などの業者に買取依頼をすることで“お金を得ながら”処分するといいだろう。