転売目的でフリマで買うのは違法?

フリマで転売して30万円儲けられるというネットのブログが飛び込んできますが、フリマで転売するために購入することは違法になるのでしょうか。どのような場合が違法なのか法的な根拠や転売で違法になる商品などを説明していきます。

フリマとは?

フリマとはフリーマーケットの略です。家で不要になったものをフリマサイトにだして、それを必要な人に購入してもらうという方法です。フリマには、代表的なものにメルカリがあり、少し前のニュースで、メルカリにて高額レシートが売買されていて話題になったことがあり、メルカリでは規制を強化しています。

他に大きなところではヤフオクebayなどが有名です。フリルラクマショッピーズフリマノブクマオタマートなど非常に多くのフリマがあります。フリマはアプリをダウンロードすると、簡単にスマホで撮影して出品できるという手軽さがあり、売買がスムーズに行える仕組みとなっています。

オークションと違い、値段は初めから出品側が決めていて、あとは欲しいと思う人と話し合いで安くすることができます。代金はフリマ業者に支払われ、その後、郵送した商品が届いたら出品者に支払われる仕組みになっていて安心して取引が行われています。

個人間の取引なので、写真と異なるというケースがあり、実際に届いた商品はもっと悪かったというケースもあり、トラブルになることがあります。

フリマで転売目的での購入

フリマでは同じ商品がいくつか出ています。その中で安い商品を購入して、高値で売るというせどり(転売)と言われているネットビジネスが行われています。簡単にものが手に入り、収益を得ることができるということで、フリマで商品を購入して、高値をつけてアマゾンなどで売るといくらかの収益が出るため、それを副業にしている人たちもいます。

フリマサイトの中では実に多くの商品が売り買いされています。早い物は24時間以内で売れてしまいます。特に若い女性には大人気で、高値のブランド品の服やバッグなどを安く購入できるということで利用する人が多いです。

このようなフリマで購入した物を転売することは違法でしょうか。自分の物を購入したり、友達のものを頼まれて購入したりするなどは違法ではありませんが、転売目的で儲けるために購入することは違法行為になります。転売目的で行う場合、古物商の許可証が必要になります。

小物商の許可証とは

古物商の許可証とは次のようなもので、警察署に届けて許可を得なくてはいけません。継続的に中古品を購入して転売し続ける場合は違法になるので、小物商の許可証を持っていた方がいいでしょう。一時的に購入した物だけど、いらないと思って売る場合は商売とならないので資格は特に必要ありません。

  • 古物商(こぶつしょう)は、古物営業法に規定される古物を、業として売買または交換する業者・個人のことである。 なお、古物をレンタル、リース等する場合であっても、顧客に貸与し、または顧客から返還を受けることが同法の「交換」に該当し、古物商に該当する。小売を経ていない新品をレンタル等する場合は該当しない。

出典元:https://ja.wikipedia.org

もし、小物商の許可をとらずに転売をビジネスとして無許可で行った場合は、古物営業法・31条により3年以下の懲役または罰金が100万円の重い罪となります。知らないで行ったではすまなくなり、その場合は大変なことになります。

  • 古物営業法31条
  • 次の各号のいずれかに該当する者は、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
  1. 一 第3条の規定に違反して許可を受けないで第2条第2項第1号又は第2号に掲げる営業を営んだ者
  2. 二 偽りその他不正の手段により第3条の規定による許可を受けた者
  3. 三 第9条の規定に違反した者
  4. 四 第24条の規定による公安委員会の命令に違反した者

出典元:http://www.houko.com/00/01/S24/108.HTM

このように重い罪になるのは犯罪防止のためで、盗品を知らずに買い取ることや盗品と知っていて売ることを防ぐためです。リサイクルショップで中古品を売る場合、免許証などの提示を求められるのは、盗品だった場合にすぐに警察に連絡するためです。

小物商の許可証を持っていない場合、フリマで売り買いすることができるものは「自分が欲しい物や家族、知り合いのものを買う」「持っていても必要のないものを売る」「粗品などでもらったものを売る」などで転売目的では購入できません。

小物商の許可証があれば買取りで転売できるの?

小物商の許可証で買取店を出せるところは、「自宅」「売ろうとしている法人の会社」「登録してある営業所」で、フリマサイトで出店はできません。もし、フリマで買取店があるならば、規制に引っかかって出店できなくなりアカウント停止になります。出店していることがわかると、50万円以下の罰金が課せられます。

フリマで購入した物はアマゾンで転売されることが多く、色々な商品が売られています。しかし、フリマサイトやアマゾンサイトでもかなり細かい規約があるので商売目的の転売は難しい場合が多いです。

例えば、メルカリでは転売に関して規約があり、それに違反した場合は一時的に出品停止やアカウント停止になる可能性があります。それぞれのフリマでは決められた利用規約があります。そのため、利用規約に基づいた利用の仕方をしなくてはなりません。それが、長くフリマを利用するマナーとなります。

メルカリで購入した商品を著しく高い金額で転売すること

購入した商品のサイズが合わないとか気に入らないとかで、再度売りたいと思う場合、送料やクリーニング代金の上乗せ分くらいはOKですが、かなり高い金額で出品することはいけないと決められています。

罪に問われたチケットの転売

チケットの転売は昔から行われていて、ダフ屋と呼ばれる人が高値で売り付けています。昔はチケット販売場所の近くで行われていましたが、最近はネットダフ屋と呼ばれていて、人気アーティストのライブチケットなどをフリマやオークションで高値で売り付けています。

ライブチケット、ディズニーチケット、優待券やクーポン、リフト券、水族館などのチケットなど実に様々なチケットがフリマで取り扱われています。チケットの転売は削除されることなく、出品されています。

原則、チケットの転売は小物商としての届け出が必要です。小物商として届け出ていなかった人が逮捕に至ったケースがあります。アイドルグループ嵐のコンサートチケットをチケット交換サイトで手に入れて、3人の女性に転売した罪で25歳の女性が逮捕されました。

その女性は無許可でチケットを転売したことで逮捕に至りました。このような逮捕に至ったのは、ネット上で数十万円の高額で転売されるケースが増えてきたため、転売する人が購入してしまい、本当に欲しい人にコンサートチケットが手に入らないという実態があるからです。

チケットの転売は、嵐のような人気グループでかなり高額な値段で転売した場合、逮捕にまで至りましたが、すべてのチケットの転売が逮捕に至るわけではありません。自分が使用しないため、数百円や数千円の値段をつけたリフト券や入場券などのチケットを出品することに関して問題はありません。つまり、転売目的で購入したチケットを出品するのでなければ特に問題はないです。

新品の物を出品する場合、出品できる?

新品を出品することは違法にはならない

新品の物を一度購入して、フリマに写真を撮って出品する場合は違法ではありません。サイズが違った場合とか、購入したけれど着ない商品がタンスに残っている場合、それを着てくれる人がいれば無駄にならなくて済みます。

また、海外の物を個人輸入してフリマで売ることは法には触れません。つまり、購入した物の転売は新品であればOKなのです。但し、儲けに対して税金はかかってきます。

無在庫販売はフリマで禁止

しかし、商売目的で手元に商品がないまま画像だけ載せることはフリマでは禁止されています。ネットの卸ショップにある商品の画像をフリマで載せて、商品が売れた場合にショップから購入者へ直送してもらうと、送料も安く無在庫で収益を得ることができるため、無在庫出品を行っている人もあります。

なぜなら、もし在庫を抱えると出品して売れ残る場合は手元に商品が残り収益が出ないからです。しかし、フリマでは無在庫出品を禁止しています。メルカリの無在庫出品の禁止事項には次のようにあります。

  • 手元にない商品を予約、取り寄せで販売すること
  1. ・出品時に手元にない商品の販売
  2. ・代行買付けを行い販売する
  3. ・発売日前の予約受付

出典元:https://www.mercari.com/jp

メルカリ側は、購入後に手元に商品がないために取引のキャンセルや配送の遅れが生じることを避けるため、手元にある商品のみ出品できるとあります。また、購入した後に他社のサイトやサービスを通じて購入者に商品を発送することも禁止しています。もし、他社のサービスから商品が届いた場合はメルカリ事務局に知らせてくださいとあります。

実際に他社から直送してメルカリで売った場合、他社から来たということがわかり、メルカリのアカウント停止になったケースがあります。

フリマサイトで出品できない物

  • ・法令に違反する商品
  • ・短剣など武器として利用される恐れのあるもの
  • ・偽ブランド品などユーザーの権利を侵害するもの
  • ・盗品
  • ・アダルト商品、児童ポルノ商品など
  • ・販売許可がいる商品
  • ・人体・健康に影響を及ぼすもの
  • ・コンピューターウイルスを含むデジタルコンテンツ
  • ・金融商品
  • ・生き物
  • ・物品ではない会員権など
  • ・その他

このような物を出品すると本規約更衣違反とみなされ、出品停止やアカウント停止になる可能性があります。フリマサイトによって規約が少しずつ違うので、詳しくはそれぞれのフリマサイトの既約を参照してください。

まとめ

フリマにて転売目的で購入する場合、小物商の許可証が必要です。小物商の許可証なく商売を行うと、懲役3年の実刑か100万円以下の罰金が課せられます。小物商の許可証がない人がフリマで買うことができるのは自分個人の物だけで転売はできません。

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