あなたのオフィスに1つはあるオフィス用品だが、椅子や机、コピー機など種類は多岐にわたるだろう。その中には売れる物もあれば、売れない物もある。では、どういったオフィス用品が売却できるのか知りたい方もいるだろう。
当コラムでは、高く売れるオフィス用品と買取が難しいオフィス用品の特徴をまとめた。売却するための手引きも解説していくので、不要なオフィス用品の破棄や売却を検討しているなら、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
売れるオフィス用品とは
売れるオフィス用品は、買取業者が再販可能かどうかにかかっている。一方で、買取が難しいオフィス用品は、再販できない状態の製品だ。たとえば、定価が10万円するようなイスでも、脚が折れて修理できない状態であれば買取不可になるだろう。
売れるオフィス用品と買取が難しいオフィス用品の違いは、再販可能かどうかなのだ。では、具体的にどのようなオフィス用品が再販可能なか、それぞれ解説していく。
壊れていない物
壊れていない物は、再販が可能なので買取してもらえる。一方で、壊れている物は再販不可能のため、買取してもらえない。しかし、買取業者が修繕可能で再販できると判断した場合には、買取してもらえるケースもある。
需要がある物
丁寧にオフィス用品を使用していても、その品物に需要がなければ買取を拒否されるケースがある。一般的に国内メーカーの製品は需要が多く、海外メーカーの製品は需要が少ない傾向にあるようだ。
ただし、この需要の傾向は、時代の潮流によって変化するので注意しよう。売れると判断できた物は、時代の潮流が変化しないうちに売却するのがオススメだ。
汚れや臭いがひどくない物
落ちない汚れや大きな傷があれば、基本的に買取は難しい傾向にある。また、タバコの臭いがついているオフィス用品も買取は難しいだろう。
臭いなら重曹をふりかけて掃除機で吸い込んだり、日光にあてることで消臭ができることもある。臭いが原因で売却に踏み出せない方は1度試してほしい。
製造から6年以上経過している物
買取可能なオフィス用品の判断基準として、製造日からの経過年数を採用している買取業者も多い。ジャンルによって経過年数はさまざまだが、基本的に電化製品なら5年などの基準が設けられている。オフィス用品の場合、製造から6年以上経過している物は、基本的に買取が難しくなっているのだ。
高く売れるオフィス用品の特徴
売れるオフィス用品は、買取業者が再販できる製品であることを紹介した。しかし、売却を考えている方にとっては、売れるだけでなく高く売れる方法も知りたいところだろう。ここでは、高く売れるオフィス用品がどのような特徴を持っているのか解説していく。
使用状態がキレイ
使用状態がキレイな方が、オフィス用品は高く買い取られる。製品の状態がキレイであれば、再販時に買い手が付きやすく、不良在庫になる可能性が低い。
また、買取後に修繕や掃除をする必要がないからだ。持ち込みされる製品がキレイな状態であった場合、買取業者のさまざまなコストが削減できるため、高く買取される傾向にある。
製造から時間が経過していない
オフィス用品に限らず、製造年式の新しい製品は高く買い取ってもらえる。製造されてから1年と5年の製品がある場合、どちらのオフィス用品の価値が高いかと言われれば、もちろん新しい方だろう。
きれいに使用されていることは大前提で、新しい製品は需要が高い。基本的に年数が経過していくことで価値が下がっていくため、売却する場合は早めに行動すると良いだろう。
人気がある
オフィス用品の人気にも、デザインやカラーなどに一定の傾向がみられる。カラーだとグレーやオフホワイトの人気が高く、買取価格も高い。また、デザインはシンプルな製品の需要が高い傾向にある。どのようなオフィスにもマッチする製品は、人気・需要が高いのだ。
買取が難しいオフィス用品の処分方法
買取業者に査定してもらった結果、買取が難しいと断られることも珍しくない。その場合、不用品回収業者に依頼をするか、粗大ゴミに出すかのいずれかの方法を選択するだろう。それぞれについて解説をしていく。
不用品回収業者の利用
不用品回収業者とは、不用品の回収を一括でおこなう業者だ。費用は、人件費と作業費と処分費の3つから成り立っている。ただし、不用品回収業者が再販できる・価値があると判断した製品は、無料で引き取りしてくれるケースもあるので留意しておこう。費用の目安としては、先ほどの費用を総括した基本料金と品目代の合計で決められる。
- ・基本料金:3,000円〜5,000円
- ・品目代(タンス):5,000円
上の例を参考にすると、合計で8,000円〜10,000円の費用が発生する。さらに品目が多ければ、費用は高くなるのだ。なお、まとめて回収を依頼する場合、トラック1台あたりの定額で費用が算定されるため、プランによってはこの通りではないだろう。不用品回収業者を安価で利用するなら、次の点を考慮するのがオススメだ。
オフィスから近いところを選ぶ
近隣の業者を選ぶのがオススメだ。最寄りの不用品回収業者に依頼をすることで、業者の持ち帰りまでの作業時間が減る。遠方の業者に頼むよりもスタッフの拘束時間が減り、基本料金が下がることがあるのだ。ただ、料金設定は不用品回収業者によって異なるため、見積もりを取って確認しておこう。
処分費用が安いところを選ぶ
回収するオフィス用品によっては、処分費用がかかる。不用品回収業者も買取業者と同じで、再販するために不用品回収を実施している。再販が不可能であれば、処分に応じた費用がかかるのだ。処分費用は不用品回収業者によって異なるため、見積もりや問い合わせの時点で確認しておくと良いだろう。
粗大ゴミとして処分する
粗大ゴミを出すには、処理手数料がかかる。地方自治体によって取り扱いは異なるが、ゴミ処理券を購入する必要があるのだ。ゴミ処理券は、コンビニなどで購入できる。
ゴミ処理券にはA票とB票があり、4種類の事業系有料ゴミ処理券を扱う地方自治体も存在する。利用にあたっては、各地方自治体に確認を取るようにしよう。
無料で回収してくれる買取業者もある
回収や処分には費用がかかると紹介したが、なかには買取できなかった製品を回収・処分してくれる買取業者も存在する。
査定額が付かない製品を引き取ってくれる買取業者であれば、回収・処分業者を探す手間が省ける。また、買取価格との処分費用が相殺できるケースもあるため、手間だけでなくコストも省けるのでオススメだ。
オフィス用品の買取に優れた買取業者は
オフィス用品の買取を実施してる業者は、全国に存在している。しかし、オフィス用品をせっかく売却するならば、買取額が高く利用しやすい優良な業者に依頼したいだろう。ここでは、利用しやすい優良な買取業者をいくつか紹介していく。
オフィスバスターズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オフィスバスターズは、国内28店舗の拠点力を生かした出張買取を実施している。基本的に個人からの買取には対応していないが、デスクやイス、ロッカーなどさまざまなオフィス用品の買取をおこなっている。
大きな企業の本社移転に伴う、不要な什器やオフィス用品の買取をおこなった実績や全国150拠点あるオフィスの不用品回収を1ヶ月でおこなうなど、業界トップクラス経験や買取実績がある。
リサイクルプロショップ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサイクルプロショップは、東京都品川区に店舗がある買取業者だ。出張買取は原則23区内だが、無料回収のみなら全国から宅配で実施している。
無料回収した品物は修理した後、リサイクルショップで販売される。また、リサイクルショップで販売できそうにない物は資源として利用されるのだ。そのため、無料回収の品物の範囲は広く、粗大ゴミや不用品回収業者を頼る前に相談してみよう。
L-line(エルライン)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
L-lineは、関東全域でのブランド・デザイナーズ家具の買取を実施している業者だ。オフィスの机やイス、書棚や什器などの買取もおこなっているので、法人や企業の方も利用しやすいだろう。
店頭・宅配買取だけでなく、即日無料出張査定を実施しており、東京・神奈川・埼玉をスピード対応エリアにしている。買取後、即日現金買取を実施しているため、スピード重視の方にもオススメだ。
リサオク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサオクは、さまざまなジャンルを取り扱うリサイクルサービスだ。東京・神奈川・千葉・埼玉の一部を買取範囲に設定している運営会社は昭和32年から事業をしており、長年のキャリアから信頼性が高い。
一般的なオフィス用品はもちろん、ブランドオフィス用品やデザイナーズオフィス用品などの高価買取も実施している。また、査定価格が付かない大型のオフィス家具も、最大5点まで無料で回収してくれるのも特徴だ。
ありがとう屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ありがとう屋は、中古オフィス家具の買取・販売をおこなっている業者だ。オフィスの事業活動で発生する廃棄物の引き取り処分もおこなっているため、事務所移転や廃止で事務所の一掃も1社で完了する。
東京・埼玉・大阪・福岡に店舗があり、店頭買取と出張買取に対応。需要のあるオフィス用品が大量にある場合は、高額買取を実施している。そのため、同じオフィス用品をいくつも抱えている会社には、買取額の面でもメリットのあるだろう。
ジムマート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジムマートは、オフィスの不要品全般を回収・廃棄・買取を実施する業者だ。買取が可能かどうかを確認した後に、買取不可であれば回収や廃棄をおこなってくれる。出張回収と買取は、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県で対応。
料金は買取価格と作業費の相殺で実質無料を謳っているため、買取できる製品がない場合は有料になってしまう。特例として、スチール製のオフィス家具と古紙は作業費無料で回収をおこなってくれる。
クレスト
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
クレストは、オフィス関連の回収、買取を得意としている業者だ。大きな書庫から小さな文具まで買取対象の範囲は広く、少量から大量まで幅広く引き受けてくれる。出張回収および、買取は東京と神奈川全域で実施し、千葉・埼玉・山梨・静岡の一部でも対応。
回収料金は、基本的には有料になるが買取もおこなっている。買取と回収を同時に実施することで、回収費用を売却と相殺しており、無料回収を実現しているのだ。
オフィス用品をより高く売るには
オフィス用品は、新しく需要の大きな製品が高く売れるのは間違いない。しかし、古くて、需要がない製品でも高く売ることのできるコツが存在するのだ。ここでは、そのためのコツを3つ紹介していく。
オフィス用品の売却が得意な業者を選ぶ
オフィス用品の販売・買取を得意としている業者に売却するのがオススメだ。買取業者にも取り扱いが得意なジャンルと苦手なジャンルがある。
苦手な業者は実績が少なく、販売経路が整っていないことが多い。一方で、得意な業者は実績や経験も多く、販売経路が整っているため、新しく仕入れした商品をすぐに売却できるのだ。
この得意・不得意は買取価格に反映されるため、オフィス用品の販売・買取に特化している業者に売却すると高価買取が期待できるだろう。
見積もりを複数取得する
見積もりを複数取得し、比較をすることで高価買取を実現できる。しかし、見積もりを1件取得しようすると会員登録から個人情報の入力や商品情報の入力など手間がかかる。たとえば、3件見積もりを取得するだけで、1時間以上の所要時間がかかることもあるのだ。
そのような手間を省くため、ヒカカク!では複数の業者から見積もりを取得できる一括査定サービスを提供している。たった1度の必要事項の入力で相見積もりを実施できるのだ。会員登録は5分もあれば完了するため、時間や労力的に大きなメリットがあるサービスである。
キャンペーンやまとめ売りの活用
買取業者では、キャンペーンを実施することがある。まとめ売りや買取強化、特定のアイテムやブランドの買取額UPなどが、いい例だろう。キャンペーンを利用すると、普段より高価買取が可能になる。
また、オフィス用品の性質上、同じ製品がいくつも求められるので、まとめ売りはオススメだ。買取業者も同じ製品が大量にあった方が都合が良いため、大量の品数を売却すればプラス査定してくれることもある。
まとめ
売れるオフィス用品と買取が難しいオフィス用品の違いは、買取業者が再販可能かにかかっている。高く売れるオフィス用品は、製造から経過年数が短く、使用状態が良好で人気のある物だ。高額買取のテクニックも紹介したので、ぜひ活用してほしい。
一方で、買取が難しいオフィス用品も存在するが、無料回収をおこなっている買取業者もある。ほかの対処法としては、粗大ゴミに出すか不用品回収業者に依頼することになるだろう。
後者を利用すると、場合によっては無料で回収してくれることもあるため、買取業者・不用品回収業者・粗大ゴミの順に行動することをオススメする。