注目の「グランピング」や「デイキャンプ」などが話題のキャンプ業界だが、定番はファミリーや大人数で行うキャンプだ。初心者キャンパーから、ファミリーキャンパーまで幅広くお勧めしたいのが、コールマン製の「タフドーム3025」だろう。収容人数もたっぷりしていて、設営も簡単。価格も手ごろだ。キャンプ場に行けば、必ず1張りは見かけるという「タフドーム3025」。以下にタフドーム3025に関する買取&査定情報や、キャンプに関する情報などをまとめてみた。
Camping ved BKK-stugan / penerik
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ファミリー向けテント“タフドーム3025”
タフドーム3025、その5つの特徴
「タフドーム3025」の特徴は、1つには、その設営のしやすさが挙げられる。詳しくは後述するが、コールマンの公式サイトに設営の仕方が動画で上がっているので、わかりやすい。2つ目には、十二分にゆとりのある空間設定だ。
3つ目は、夏場などの室温調整がしやすいように、通気口がついている点だ。ベンチレーターとも呼ばれる部分だが、天井とテントの下部に付いている。下から新しい空気を取り入れ、上に溜まった温かい空気を排出する、空気の流れを作ってくれる。ベンチレーターはもちろんメッシュが付いているので、虫の侵入も防ぐそうだ。
4つ目には、風雨に強いところだ。テントは背丈があると、風の影響を受けやすいと言われているが、「タフドーム3025」は、風速15~20メートルにも耐えられるらしい。いわゆる「強風域」とされる風域だ。さらに、耐水性も高い。一般的なテントの耐水性が耐水圧1,500ミリリットルと言われているところを、同商品は2,000ミリリットルまで耐えられることが実証されている。悪天候になっても水漏れはしないだろう。
最後に、別売りの「キャノピーポール」を使うと、テントから、さらに屋根が延び、小さなテーブルや椅子などを置けるスペースになる。左右に大きな羽根も付いているので、靴をテント外に脱いでも雨に濡れずに済むだろう。
タフドーム3025の製造会社「コールマン」はキャンプ用品の老舗
「コールマン」は、1900年頃に操業された、アメリカのキャンプ用品製造・販売会社だ。日本でキャンプブームが起きたことをきっかけに、1976年に日本法人「コールマンジャパン(日本支部)」の前身が立ち上げられたのだ。社風は外資系なので比較的実力主義。従業員数200名の少数精鋭で、報酬も高めらしい。
コールマンの歴史は、「ランタン」製造から始まっている。「ランタン」とは、もともと提灯や灯籠という意味があるが、現在はキャンプの時の照明器具のことを指すようだ。
今では、コールマンは最新バッテリー搭載のLEDランタンはもちろんのこと、ナチュラルな素材感のリュックや、フリース素材の寝袋まで、キャンプ関連用品を手広く企画・販売している。
キャンプ歴が長い人にとっては、コールマン製品を1度も使わないことが難しいほど、キャンパーには馴染みのキャンプ道具だ。それほど、コールマンは日本のキャンプ業界を牽引してきたと言って良いだろう。
初心者ファミリーキャンパーにお勧めの“タフドーム3025”
多少前述したが「タフドーム3025」は、設営が簡単だ。2本のポールを十字に交差させて、4隅で固定すれば良い。それでテントが立ち上がるようになっている。女性や初心者でも1時間もあれば造営することが出来る。慣れると15分程度で作れるらしい。
また、「タフドーム3025」は広い。室内は250センチ×250センチの大きさだ。大人4~5人程度を十分収容出来る。天井も175センチとたっぷりしていて、大人の男性でも立って着替えが出来るほど、背も高い。大人2人に子供3人で、丁度良い広さだったというコメントも上がっていた。セッティングが簡単で広いとなれば、子供連れの家族などにもぴったりだろう。
キャンプ初心者が「タフドーム3025」の購入を考えているのであれば、通常商品ではなく「スターターセット」を買った方がメリットがあるかもしれない。テントの本体以外に、「グランドシート」や、「インナーシート」がついてくるからだ。「グランドシート」とは、テントの床を浸水や汚れから守ってくれるシートだ。そして、「インナーシート」とは、地面の起伏や、地表から流れてくる冷気を緩和してくれるシートだ。
加えて、「タフドーム3025」のペグ(テントを張るロープを地面に固定する物)やハンマーは、プラスチック製のため頼りない。残念ながら、地面が固ければ割れてしまうかもしれない。であるので、念のため、スチール製のペグやハンマーも用意しておくと良いだろう。
それらを考慮しつつファミリー初心者キャンパーにお勧めしたいのは、実は、最初は揃える道具を最小限にするべきということだ。必要な道具を全て揃えてしまわなくても、実はテーブルやベンチ、道具のレンタルなどが充実したキャンプ場がある。そういったキャンプ場を見つけて、ビギナーキャンプを楽しもう。高価な道具を買うのは、これからもキャンプを続けたいと思ってからでも遅くはないのだ。
タフドーム3025の買取・査定相場
タフドーム3025やコールマンテントを少しでも高く売るには
「タフドーム3025」も人気だが、「タフドーム3025+」や「ダークルームテクノロジー」など、さらに機能性の高いコールマンの新作も出て来ている。この際「タフドーム3025」を売って、新しいテントの資金源にしたい人もいるだろう。
コールマンは、キャンプの初心者や時々キャンプを楽しむといったライトなキャンプファンにも人気のメーカーだ。これからキャンプを始めようという層に特に人気があるため、中古市場でも非常に需要があるそうだ。しかし、近所のリサイクルショップなどには売却しない方が良い。コールマンの販路もなく、価値も分からない場合があるからだ。
コールマンを高額買取して欲しいのであれば、専門の買取業者、しかも複数の買取店に査定して貰うべきだ。
またアウトドア用品の専門買取店によると、下記のような点に留意しておくと、高額買取に繋がるようだ。
- ・汚れや匂いなどは出来る限り落としておく
- ・説明書やパッケージなどの付属品は揃えておく
- ・メーカー・型番・使用期間・使用頻度など、商品の使用詳細データをメモしておく
また次のようなケースは、例外的に買取不可とされてしまうこともあるので注意が必要だ。
- ・べたつきが激しい商品
- ・破損が大きくて、使用不可の商品
- ・消耗品以外が欠損している商品
タフドーム3025の販売価格と買取相場
口コミでは、ビギナー購入者が多い「タフドーム3025」だ。初心者でも簡単に敷設できるし、設営してあると玄人的に見える点も魅力的な面のようだ。人気がある商品なので専門業者に買取を頼めば、喜んで買取に応じてくれるだろう。まず、以下に一般的には幾らで販売されているか、記しておく。
- ・Amazon(アマゾン)…通常商品29,965~53,784円、スタートパッケージ30,800~47,880円
- ・楽天市場…通常商品31,790~34,344円、スタートパッケージ30,800~46,931円
- ・YAHOOショッピング(ヤフーショッピング)…通常商品12,852~49,502円、スタートパッケージ34,380~56,240円
中古品を専門の買取業者に出すと、幾らくらいで査定して貰えるのだろうか。調べてみた。
- ・専門業者の買取相場価格…7,500~10,000円
以上のような、価格相場のようだ。
アウトドア用品専門の買取業者の選び方
アウトドアの不要品はネットオークションやフリマアプリで売りたい、と思っている人もいるだろう。しかし、出品のために写真を撮ったり、細かな説明書を書いたりと、意外に手続きが必要だ。しかも落札後の手数料や送料などの諸経費も馬鹿にならない。特にアウトドア用品は大きい物が多いので、送料を負担するとかなりの額を取られてしまうことを忘れてはならない。
専門の買取業者ではアウトドア用品に関して基本的な価格設定が高いため、専門店に買取を依頼するのがベストと言えるだろう。では、どんな買取企業を選べば良いだろうか。
まず、宅配買取や出張買取に応じてくれる業者が良いだろう。LINE(ライン)での査定から、というケースもあるようだ。
宅配買取は、査定希望商品を買取店に送る。すると、メールや電話で査定額が伝えられるので、金額に納得できれば、指定の口座に金銭を振り込んで貰える。
このとき、宅配ボックスのような、梱包用の箱を用意してくれる店もある。送料を負担してくれるお店は多い。自分で梱包用の箱を用意すれば、査定額に500円上乗せしてくれる業者も存在する。
また、査定金額に納得できなかった場合には、キャンセルしても何の料金も発生しない業者を選ぶべきだ。
ネットオークションへの出品は本当に得なのか
ネットオークションでの“タフドーム3025”の落札相場
ヤフオクやメルカリでの、「タフドーム3025」の落札相場も調べてみた。
- ・ヤフオク…通常商品11,000~25,000円、スタートパッケージ1~24,000円
- ・メルカリ…通常商品16,100~30,000円、スタートパッケージ14,000~36,000円
ヤフオクで「タフドーム3025スタートパッケージ」が、1円の値段から落札を始めていたと記したのは、書き間違いではない。また、ヤフオクでもメルカリでも高額で落札されている商品は、1回だけ使用したというグッズもあったが、多くが未開封の新品・未使用品だった。
ネットオークションの落札相場は一般的に買取専門店よりも高いじゃないか、と思うかもしれない。しかし、手数料も発生するし、送料も負担しなければならないケースもあるので、実際に手にするお金は驚くほど少なくなってしまうこともあるのだ。一見、金額が劣るように見える専門店による買取の方が、確実で得なことが多いのである。
ヤフオクなどはトラブルが多い
ヤフオクはその規約にあるように、商品の出品者・落札者間で起きるトラブルに関しては、仲介はしてくれない。
出品者側が被るトラブルとしては「出品情報に書いてなかったキズがあった」などと言われ、「評価」などを悪く付けられてしまうことなどがあるようだ。オークションでは「評価」1つでも大事な要素だ。あまり低い評価になると、次回出品出来なくなることもあるからだ。
さらには、商品を発送したけれども入金が無い、という場合も。ヤフオクでは、通常落札商品の入金の際には、「Yahoo(ヤフー)かんたん決済」を利用する。しかし稀に、直接振り込みしたいと言う客がいるそうだ。その際には、相手の「お金は振り込んだ」という言葉を鵜呑みにせずに、振り込み確認をしてから商品を発送するべきだ。