遊戯王カードの買取は人気のあるジャンルとしても知られている。長い歴史をもつカードゲームのため、多くのカードのなかには非常に高価なものもたくさん存在する。希少価値の高いものに関しては、想像を超える値打ちがつくことも。
今回紹介するWCS2019のカードは、遊戯王の世界大会でしか手に入らないカードとなっている。大会の来場特典として配られることから、実際に現地に行った人だけが手にすることができる。
高額な金額で取引されているカードであるため、買取をお願いする際には十分に注意が必要だ。今回はWCS2019の買取価格を10社で比較しつつ、買取において得となる情報についても紹介していく。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
WCS2019について
ではWCS2019のカードについての情報を整理していく。カードについての情報を知ることで、なぜ買取で価値が高いのかが実感できるだろう。取り扱いする場合の気持ちも変わってくるため、買取のモチベーションにつながる。
WCS2019
WCSは遊戯王の世界大会のことを指す。遊戯王は長い間、カードゲーム界での重要な立ち位置として君臨し続けてている。日本から発信されたものではあるが、現在も世界的に愛されているゲームだ。
WCS2019では2種類のカードが限定品として同封され、現在も高価なカードとして流通している。その2種類のカードも人気のカードを特別仕様にして製作したものだ。人気が高い理由の1つといえる。
大会の来場特典は入手するのが難しくなる傾向があるため、手元にある場合はどれほどの価値があるのかを随時チェックしていこう。ぜひ本記事の買取価格の比較を活用して、みずからの買取に役立ててほしい。
WCS2019版 真紅眼の黒竜ミレニアムシークレット
同封されたカードのうち1枚が、真紅眼の黒竜である。アニメシリーズでもメインキャラクターが使用していたカードで、人気の高い1枚として知られているカードだ。黒い身体の竜は、見た目もかっこよく人気にもうなずける。
遊戯王の世界大会であるWCSでは、シリーズを通して人気の高いカードを特典として配布。青眼の白龍を配布する年もあるなど、遊戯王ファンであればあるほど嬉しい特典となっているのだ。
WCS2019版 死者蘇生ミレニアムシークレット
一緒に同封された死者蘇生も人気の高いカードだ。ゲーム内で墓地に送られたカードを再びフィールドに戻すという効果を持ち、実際にピンチの局面で逆転のチャンスをもたらすカードとなる。
多くのプレイヤーがこのカードの存在を知っていることからも、世界大会の特典としてふさわしいカードといえるだろう。いずれにしてもWCS2019に同封されたカードは、どちらも遊戯王として意味のあるカードとなっているのだ。
WCS2019の買取価格を10社徹底比較
では10社における買取価格を比較していく。WCS2019のカードは先ほども述べた通り、実際に世界大会で配布されたカードとなっている。入手することが難しいだけに高額で取引されているので、ぜひ本項を参考にして買取活動をしてほしい。
WCS2019の買取の相場傾向
WCSは遊戯王の大会でも最大規模のものとなっているので、注目しているユーザーも全世界に存在する。その特典としてのカードには当然のごとく希少価値がつき、1枚に対して100,000円程の価格がつくこともあるほどだ。
基本的にWCS2019のセットでは、真紅眼の黒竜の価格が高額で取引されている。1枚に80,000円の買取価格がつけられたこともあり、適切な対策を施すことで高額査定がしやすいカードだ。
死者蘇生は真紅眼の黒竜ほどではないが、1枚のカードとしては高い金額で取引が可能となっている。13,000円前後で取引できるカードは珍しい。ぜひ手元にある場合は買取に出すことを検討してみるとよい。(2020年7月20日調べ)
WCS2019の買取価格を10社徹底比較
では本題である10社での買取比較をおこなっていく。WCSは希少価値が高く市場の影響を受けやすい品物であることから、店舗によって価格差が見られた。今から紹介する価格を参考にして相場感をつかんでもらいたい。
- ・フルコンプ:115,000円
- ・駿河屋:13,500円
- ・すぱいらる:30,000円
- ・トレコロ:60,000円
- ・買取王国:20,000円
- ・フルアヘッド:25,000円
- ・カードラッシュ:50,000円
- ・トレカライジング:18,000円
- ・ENNDAL GAMES:22,000円
- ・Bee本舗:79,000円
以上のようにばらつきのある結果となった。WCS2019を買取に出す場合は、業者の選択が非常に重要になるということが読み取れる。業者を選ぶ際は慎重に吟味してほしい。またここからは、おすすめ業者や選定の際のコツも紹介していく。
トレカ買取に役立つおすすめ業者4選
遊戯王カードを買取してもらうのにおすすめの業者について紹介していく。たくさんある業者の中から、カードゲームに特化した業者を選定したため、ぜひ高額での取引を勝ち取ってもたいたい。
買取コレクター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ホビー系のアイテムを中心に買取をおこなっている買取コレクター。フィギュアやプラモデル類の買取はもちろん、遊戯王を始めとしたカードゲームの取り扱いもしている業者だ。
買取方法は宅配と出張買取が可能となっており、使いやすい方式を選択可能になっている。宅配の場合は専用の宅配キットが送られてくるため、それを利用してカードを送ることで買取を利用できる。
査定をお願いする場合は、宅配送料などを負担することなく利用できるので、気軽に買取ができる点もメリットとなっている。買取実績も豊富なため、業者候補として入れておくとよいだろう。
カーナベル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トレカを専門に買取をおこなっている業者のカーナベル。ジャンル特化型の買取業者であるため、相場に沿った的確な買取を期待できる。実績も豊富なため、安心した利用が可能な業者となっている。
買取方法は宅配買取が可能だ。買取をお願いするのにかかる手間が最小限で済む。万が一、カードの買取依頼を決めた際の価格が、業者に到着したときの価格と異なる場合は、高い方の金額が採用されるため安心である。
買取が確定したカードに関しては、現金ではなくポイントに変換するとさらにお得に利用可能だ。30%を上乗せした金額分のポイントが付与されるので、次のカードを購入する際に役立つシステムだ。
ファミコンくん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
幅広くトレカやカードゲームについて取り扱っているファミコンくん。宅配買取を中心としている業者のため、買取を進めるうえで店舗に足を運ぶ手間が省けるのは嬉しい。実績も豊富なため、安心して利用しよう。
買取の流れは、査定依頼のカードと必要事項を記入したメモと身分証のコピーを郵送にて送り、結果を自宅で待つだけである。シンプルなやり方で買取を依頼することができるので、一連の買取が終わるまでで感じるストレスが少ない。
トレカに特化しているので、人気の高いカードや希少価値の高いカードについては、相場の変動に対応した対応が期待できる。カードの買取先に迷っているのであれば、候補としてして検討してみてほしい。
magi買取事務局
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トレカ専門のフリマアプリであるmagiが運営している買取部門であるmagi買取事務局。社長がみずから資金調達しているので、高価なカードの買取も可能となっている。
買取したカードはmagiでの販売につながるので、買取から販売までを同一業者のみで完結できるのも強みだ。magiの利用ユーザーがトレカに対して強い関心がある点も、高額査定を狙いやすいポイントとなっている。
買取をしたあとにmagiを利用して新しいカードを入手するという使い方もできるので、カード好きで手持ちのカードを売りに出したい場合におすすめの業者だ。ぜひ参考にしてほしい。
トレカの高価買取のコツ3選
では買取を依頼する際に、少しでも高額で取引するためのコツを紹介していく。意識をしていくことで満足度の高い取引につなげることができるので、取り入れてほしい。
まとめて買取に出す
複数のカードを買取に出す際に使えるのは、まとめて買取依頼をするということである。1枚で高価なカードが一度にたくさん持ち込まれれば、お店としても大きな利益に繋がりやすい。
またまとめて買取に出すと買取金額が上昇する理由として、業者の手間が省けるということも挙げられる。業者が楽になる方向性で対策をすると、買取で有利になる可能性が高いのだ。
まとめて買取に出すことの注意点として挙げられるのは、レア度に応じて分類したのち、カードを持ち込むということ。レア度が高いものとそれ以外のものを混ぜると、違うレアリティのカードとして査定されるという可能性が高まってしまう。
普段からできるだけ状態維持に努める
カードを買取に出すと、カードの状態が買取金額に影響してくる。そのためカードの端が折れている状態や、汚れまみれの状態になっていれば、高額査定が遠ざかってしまう。
そこで普段からカードの保存状態を保つことをおすすめする。管理の方法として具体的なのは、スリーブに入れて保管するなど簡単なものでよい。やるのとそうでないのでは、雲泥の差が生まれる。
WCS2019はそもそものカードの価値が高いことでも知られているので、カードの保存状態で減額されてしまうのはもったいない。ぜひ普段から意識して、管理を徹底してもらいたい。
業者と並行してフリマサービスも利用する
買取を依頼すると業者によって買取額が変動し、希望価格と異なる金額で取引をするケースも珍しくない。そこで利用してほしいのがトレカ専門のフリマサービスmagiである。
トレカに特化しているため、幅広いカードを取り扱っているサービスだ。業者との違いは自分でカードを出品して、そのカードを購入したい人と直接やり取りできる点。業者を介して買取を依頼する場合のマージンのようなものはない。
また利用しているユーザーも、カードに詳しく関心が高いという属性があるので、納得のいく取引になる可能性が高いのだ。ぜひmagiを利用してWCS2019を高い金額で引き取ってもらおう。
まとめ
WCS2019の買取価格を10社で比較したが、業者によって買取価格が変動するということが理解できたはずだ。買取において業者の選定は重要となるため、紹介した業者を参考に選択してみてほしい。
また業者の利用と並行してmagiの利用を進めてもらえれば、より自分に合った買取先が見つかるはずだ。ぜひとも広い視野で買取の準備をおこなってほしい。準備が整っていればそれだけ高額査定に近づきやすくなる。