今回は格安SIM(格安スマホという言葉は厳密には対応端末と格安SIMを合わせたものである)を使うため、SIMフリー端末の商品をいくつか紹介する。格安スマホ・SIMフリーへ買い替えるならこの選択をするべき。このコラムなら1分でわかる!や今更知っておくべき?格安スマホを使うため?SIMフリーの真実や端末代に通信料込みでなんと月額2980円!格安スマホを使うべき!?などの過去のコラムも参考にしてほしい。
格安SIMと呼ばれるデータ通信に特化した非常に安い料金プランで使えるSIMを利用するにあたって、SIMフリーの端末を買っておくと便利である。SIMフリーとは、auやSoftbankなど、どの携帯キャリアのSIMも使うことができる端末であり、2014年に多数あらわれたMVNOの提供するSIMも勿論使うことができる。
また、格安SIMを乗り換える際にも同じ端末を使っていくことができるので、後々支払うコストが低く収まる。今回、何をもってお勧めとするのかについて悩んだのだが、価格の安さとスペックの高さを兼ね揃えるSIMフリー端末で厳選した。なお、なによりも安さを重視したいという人は以下のコラムにも目を通してみると良いだろう。
Asus Zenfone 4 - Black and Red / Michael AD Herlambang
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【前提知識】Dual SIMについて
WaTaNiya - DHiraaGu / |[ sykez ]|
SIMフリー端末にはDualSIMと呼ばれ、二つのSIMスロットを自在に使うことのできる機能が備わっているものがある。同時に2種類のSIMをセットすることができ、メニューから簡単に切り替えられる。例えば、これまで使っていた携帯電話のSIMカード(auやSoftbankなど)を一方のスロットにセットし、もう一方に格安のデータ専用SIMをセットすれば、電話番号はそのまま、そして通信費用を抑えながらデータ通信も行えるスマートフォンへグレードアップが可能なのだ。
前に使っていた端末はヒカカク!にて最高価格で売ってしまえばいい。そうすれば実質0円、いやお釣りがくる形でSIMフリー端末を買ったことになる。
コストパフォーマンス重視!格安SIMフリー端末はこれだ!
freetel フリーテル SIMフリー スマートフォン priori2
OS : Android 4.4
ディスプレイ(サイズ・解像度) : 4.5inch / 854×480 (FWVGA)
WCDMA…800/2100MHz
CPU : クアッドコア 1.3GHz
メモリ : 内部RAM…1GB、内部ROM…8GB
外部メディア規格…microSD (最大容量32GB)
カメラ : メイン…500万画素、サブ…200万画素
SIM : micro / 標準 スロット数2
Bluetooth : 4.0 LE対応
テザリング : Wi-Fi、Bluetooth、USB
A-GPS対応
加速度センサー、近接センサー、GooglePlay対応
まずはコチラ。13000円程度とかなりの安さでありながら、同価格帯の製品と比較してスペックが高い。外観はシンプルで好印象。背面はサラサラしたマットな質感。バッテリーの持ちも良い。
ASUS Zenfone4 (ゴリラガラスモデル:A400CG) SIMフリー
Intel Atomプロセッサー
Dual SIM(Micro SIM) / SIM Free
Android 4.3 Jelly Bean
カメラ: 5MP(背面 CMOS) 0.3MP(前面 CMOS)
ディスプレイ: 4インチ TFT 液晶 マルチタッチ 静電容量式 ゴリラガラス3採用
コチラはゴリラガラスという非常に強度の優れたガラスを採用しているモデルだ。2万円を切りながら高スペック。日本では公式に売られていないレア製品であるが、スペックも高く、格安SIMを挿入することで簡単に設定もできる。
covia SIMフリー スマートフォン FLEAZ F4s
OS :Android 4.4
CPU :クアッドコアプロセッサ 1.2GHz
メモリ :Flash ROM:4GB、RAM:512MB
表示 :4インチ / WVGA IPS液晶
3G SIMスロット :標準SIM × 1、MicroSIM × 1(デュアルSIMスロット仕様)
カメラ : メイン…200万画素、フロント…30万画素
カードスロット :microSD カード × 1(SDHC 対応)
驚きの1万円以下!これ以上安くて機能性も良いスマホは無いかもしれない。この価格でDual SIMを備えている。
Nokia Lumia 520 (Black 黒) SIMフリー
あのノキアのSIMフリースマートフォン。海外版であるが日本語でしっかり使える。国内のスマホがいずれも採用していないMicrosoft WindowsPhone8 OSを採用している珍しい機種である。値段も14000円程度と安い。
Sony ソニー XPERIA E1 Dual D2105
ネットワーク : GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz, W-CDMA 850 / 900 / 1900 / 2100 MHz
OS : Android OS
画面サイズ : 800 × 480 pixels / 4 インチ
カメラ : 300 万画素
内部メモリ : 4 GB
日本メーカーの製品を安心して使いたい方にはSONYのこちらの商品。きっちりSIMフリーであるが、実は海外版である。こちらも先ほど紹介したデュアルSIMを採用しており、2つのSIMを切り替えながら使うことができる優れもの。
あとは格安SIMの購入!
SIMフリー端末を購入したら次は格安SIMだ。これについて、ヒカカク!では、DMM mobile 通話SIMプラン 8GBをお勧めしている。最大2か月料金を無料で使えるキャンペーンを行っており、最大1万円程度お得になる点、またSIMのみの購入が可能で、1GBが660円から、音声通話もできるSIMでも1500~2000円(データ容量による)程度の料金プランが選べる点が非常に良い。
不要になったスマホはフリマサイトでも売れる
スマホのマーケット(スママ)は、中古のスマートフォン専用のフリマサイトで、店舗買取と違い自身で価格設定をして売却できる。出品者向けにはデータ削除のサービスを実施しているので、初心者でも個人情報流出の心配なく安心して売却ができる。もちろん購入者向けのサービスも豊富だ。不要になったスマホは売却して即現金化しよう。
おわりに
SIMフリー端末はgoo SimSellerなどでも購入できる。また、中古での購入も安く済ませるにはお勧めだ。上記のスマートフォンも中古ならば4000円~10000円程度の相場で買えるようだ。そして、それまで使っていたスマートフォンを売ることで購入代金をぜひ補填してほしい。自分のプランをしっかりと吟味し、選択していただきたい。