古い農機具や使っていない農機具をそのまま倉庫の中に放置している人も多いだろう。中古の農機具は使用感があり汚れているから、買取に出しても大して値がつかないと思っている人も多い。しかし、実は中古の農機具でも高く売れることがあり、メーカーによっては高価買取が期待できる。
当コラムでは共立(やまびこ)の中古農機具の買取相場についてまとめていく。共立の農機具を持っている人はぜひ目を通してみていただきたい。
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共立(やまびこ)とは?
共立(やまびこ)は東京に本社を構える大手農林業機械メーカーだ。農機具メーカーとしては有名で農業家たちからの人気も高く、農機具を持っている人であれば一度は共立の製品を使ったことがあるだろう。
2008年には新ダイワと経営統合することで、チェーンソーや刈払機、草刈機などの農機具の販売を主におこなっている。農業界ではチェーンソーのメーカーとしてもっとも人気があるといっても過言ではない。一般人でも簡単に扱える高品質の製品を多く販売しており、商品のラインナップも多い。
共立は主に3つのブランドを展開しており、国内農業用管理機械ブランドである「KIORITZ」、グローバル産業用機械ブランドである「SHINDAIWA」、同じくグローバル農業用管理機械である「ECHO」がある。品質が良いため値段は多少高くなっているが、価格に見合った性能があり、プロの農業家から家庭菜園やガーデニングを営む人たちから愛されているメーカーとなっている。
共立中古農機具の買取相場は?
共立の中古農機具にはいくつか種類があるが、ほとんどはチェーンソーか草刈機、刈払機のどれかだろう。クボタやヤンマーのようなトラクター・コンバインなどは販売していないが、小型農機具メーカーとしては業界でトップクラスの人気といっても間違いではない。
共立の中古農機具の買取相場としては、チェーンソーで大体5,000円~30,000円前後、草刈機で30,000円~70,000円前後あたりが相場となっている。もちろん、農機具の状態によっては相場よりも低い価格となることもあるし、逆に人気のあるモデルなどであれば相場よりも高い価格で買取されることも少なくない。
一般的には中古農機具は高く売れないと思われているが、メーカーや農機具の状態によっては思っていたよりも高い価格で売れることもあるので、気になる人は一度査定だけでも受けてみることをおすすめする。以下に共立中古農機具の過去の買取価格を記載しておくので、買取に出す際の参考にしてみてほしい。(2020年5月調査時点)
- ・共立 草刈機 A2757 100,000円
- ・共立 草刈機 AZ850 30,000円
- ・共立噴射機 SP571 20,000円
- ・共立 ウイングモア A2600 10,000円
共立中古農機具の買取におすすめの業者
共立の中古農機具は場合によっては高く売れることがあるが、そのためにはしっかりと買取業者を選定する必要がある。適当に近所の業者に持っていっても期待はずれの買取価格になることが多く、中古農機具は高く売れないと思ってしまうだろう。しかし、業者選びをきちんとおこなうことで予想よりも高く売れる可能性があり、買取に出してよかったと感じることができる。
ここからは、共立中古農機具の買取におすすめの業者についてまとめていく。買取業者はそれぞれ特徴が異なっており、独自の買取サービスを展開しているところも多い。そうした中で、まずは農機具の買取におすすめの業者を知ることで売ってから後悔するのを防ぐことができる。
共立の中古農機具を売ろうと思っている人は、以下の業者についてチェックしてみよう。
農機具高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具高く売れるドットコムは農機具を高価買取している業者だ。他社よりも高い価格で買取することに力を入れており、農機具の知識を豊富に持った査定スタッフがしっかりと価値を見極めてくれる。はじめての人でも安心して査定に出せるように買取のサービス内容が充実しているため、誰でも気軽に買取に出すことができるだろう。高価買取だけでなく気持ちよく農機具を売りたい人にもおすすめだ。
買取方法は出張買取が基本となっており、電話一本で日本全国どこでも駆けつけてくれる。その場で即査定&即現金化が可能なため、スムーズに売って現金を手にしたい人にもおすすめである。もちろん、出張費や査定料といった部分はすべて無料で利便性も高くなっている。
農機具買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具買取センターは農機具を専門的に買取している業者だ。農機具の知識に特化したスタッフが在籍しているのはもちろんのこと、買取価格に自信を持っている魅力的な業者でもある。トラクターやコンバイン、耕運機やチェーンソーまで幅広く買取しており、強化買取されているメーカーによっては、より一層高い価格での買取が期待できる。すべての農機具のデータベースと照らし合わせて日々更新しているのも魅力の一つだ。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つで対応しており、自分で梱包・発送できるものは宅配買取を利用して買取に出すのがいいだろう。発送が難しいものは出張買取を依頼して手軽に査定へと出してみよう。査定料やキャンセル料、送料などもすべて無料で余計なコストはかからない。
農機具王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具王は全国に19店舗を構える農機具買取専門店だ。一つひとつの農機具の価値をしっかりと判断し、誰もが納得できる査定額を提示してくれる。高価買取だけでなくどこよりも親切・丁寧な対応を心掛けおり、気持ちよく売却できるように買取サービスも充実している。故障車や壊れている農機具でも買取対応しているため、倉庫に眠っている農機具をまとめて売りたいときなどに便利な業者である。
買取方法は出張買取が基本となっており、電話一本で日本全国どこでも査定に来てくれる。査定スピードも早く、すぐに売って現金化をおこないたい人にもおすすめとなっている。農機具全メーカーに対応しているのも魅力的な部分である。
工具男子
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
工具男子はプロが利用する工機・建機・農機具の買取業者だ。安心と信頼の実績を持つ業者として人気であり、買取成約率は90%を超えている。使っていない農機具から不要なものまでまとめて買取に出すことができ、一つひとつの商品の価値をしっかりと査定してくれる。確かな専門性を持ったスタッフによる査定は、業界でもトップクラスの金額となっており、売れるかどうかわからない商品であっても査定が可能だ。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つとなっており、どの買取方法であっても査定料・出張料・送料・キャンセル料は無料である。農機具は大きなものが多いため、特別な理由がない限りは出張買取を選択しておけば問題はないだろう。有名メーカーを強化買取しているため、共立の農機具も買取に出すことで高価買取が狙える。
農機具買取業者の選び方
農機具買取業者は探せばたくさん出てくると思うが、その中から自分に合った業者を選ぶことは難しい。細かい点まで調べていればいくら時間があっても足りないだろうし、逆に考えすぎてわからなくなってしまう人も多い。しかし、買取業者はいくつかのポイントを意識しておくだけで大丈夫である。
ここからは、農機具買取業者の選び方についていくつかまとめていく。農機具を買取に出そうと思う機会はあまり多くはいないだろうが、だからこそ買取業者にはこだわるべきである。適当に業者を選んでは後悔することも多い。どういった点に着目して業者を選べばいいのか知りたい人は、ぜひチェックしてみてほしい。
出張買取ができるかどうか
農機具買取業者を選ぶときは、買取方法に出張買取があるかどうかが重要だ。基本的に買取業者の多くは宅配・店頭・出張の3つに対応していることがほとんどだが、業者によっては宅配専門だったり、店頭での買取しかやっていない業者もある。農機具の買取に関しては出張買取がされているかどうかで査定への出しやすさが異なる。
もちろん、小さい農機具を買取に出そうと思っているのであれば、宅配買取などを利用して買取に出すのもいいが、農機具は大きめのものが多く宅配での梱包や発送は手間と労力がかかる。そのため、電話一本で自宅まで査定に来てくれる出張買取が、もっとも便利で利用しやすいといえるだろう。迷っているときは買取方法についてチェックしてみよう。
手数料関連は無料か
さきほどは買取方法について述べたが、業者を選ぶときには買取にかかる手数料を含めた費用について見ておくことも大事だ。手数料に関しては一つひとつは小さな金額となっているが、場合によっては数千円前後かかってしまうことがある。たとえば、宅配の送料であったり出張買取の出張費などがそうだ。
また、ほかにも入金の際に振込み手数料がかかったり、キャンセル料や査定料が発生する業者もある。最近の買取業者の多くは手数料がすべて無料のところが多いが、業者を選ぶ前にきちんと手数料についてチェックしておかなければ後悔してしまうこともある。たいしたことがないと思わず、少しでも高く売るためにも手数料については必ずチェックしておこう。
買取強化されているメーかーがあるか
農機具買取業者を選ぶ最後のポイントは、買取強化されているメーカーがあるかどうかだ。業者の多くは特定のメーカーを強化買取しており、買取強化されているメーカーはそれだけで査定額が20%前後アップすることもある。こうしたサービスやキャンペーンはよりお得に農機具を売るためにも大切なポイントである。
しかし、こちらも業者によっては買取強化をおこなっていない業者もあり、当然のことながら強化買取がない業者よりもある業者のほうが高価買取されるだろうし、買取の満足度も高くなるだろう。農機具メーカーであればクボタやヤンマー、ミツビシといったメーカーは特に高価買取されている。共立も農機具メーカーとして人気が高いため、業者選びの前には共立の農機具を強化買取している業者を選んでみよう。
中古農機具を査定に出すときの注意点
中古農機具は新品よりも買取価格が低いのは当然だが、人によっては大きく損をして買取に出してしまっている人もいる。中古農機具は中古だからこそ査定に出すときには慎重にならなければならず、適当に査定に出してしまうと大幅に減額されてしまい、期待はずれの買取価格となってしまうことも少なくない。
中古農機具は査定での減額を避けることが大事であり、そのためにはいくつか注意しておくべき点がある。最後に中古農機具を査定に出すときの注意点についてまとめていく。査定での余計な減額を避けたい人や、できるだけ高い価格で農機具を売りたいと思っている人は要チェックだ。
できるだけ綺麗にしておく
中古農機具を査定に出すときは、できる限り綺麗な状態にしておくことが大切である。これは中古農機具に限らずどんな商品にも共通して言えることだが、中古農機具はほかの商品よりも傷や汚れといった外装の状態が悪いことが多い。そうした状態で査定に出してしまうと減額を受けてしまう可能性が高く、思ったような価格で売れないことが多いのだ。
査定に出す前には、最低限外装の状態を良好にしておき、製品によってはセルフクリーニングなどをおこなっておくのがいいだろう。全体的な状態が良ければそれだけ高く売れる可能性が高まり、結果として売ってよかったと感じることができる。中古農機具は状態がなによりも大事であることを頭に入れておこう。
付属品の欠品は減額の対象
付属品があるかどうかといった点も、査定での減額対象となるので注意が必要だ。というのも、付属品は本体とセットになっていることが基本であり、本体だけの買取ではかなり減額されてしまう。製品によっては数万円~数十万円の減額も珍しくはなく、それぐらい付属品は買取において大事な部分なのである。
農機具の付属品としては、箱や説明書といった基本的なものをそろえておくのがいいだろう。また、保証書などがあれば一緒に出すことでより有利に売ることができる。しかし、付属品があってもボロボロの状態ではあまり意味がないので、箱や説明書といった基本的な付属品の取扱いは普段から丁寧にしておきたいところである。
まとめ
ここでは共立中古農機具の買取相場についてまとめてきた。共立の中古農機具は小型のものが多いが、農業家たちから人気が高いため高価買取されることが多い。だが、何度もいうように、高く売るためには業者選びから査定のポイントといった部分に気をつけなければならない。
中古の農機具を買取に出そうとしている人は、ここでまとめている買取情報をうまく活用し、できる限り損をせずに高く売ってみてほしい。