ザ・マッカランは、シングルモルトのロールスロイスと称されるウイスキーだ。上品な甘さとまろやかさが特徴的で、世界中にファンが多い。その中でも今回は、1800年代のシングルモルトを味わえるということで名高いザ・マッカラン1870レプリカの特徴や買取相場、高く買い取ってもらうコツなどを紹介していく。
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ザ・マッカランとは
ザ・マッカランは、『シングルモルトの王道』とも呼ばれるウイスキーだ。多くのウイスキーファンは、親しみを込めて『マッカラン』と呼ぶことが多い。愛好家から愛飲される一方で初心者にもおすすめできるウイスキーとされていることから、ザ・マッカランは世界各国にファンが多い。
ザ・マッカランの特徴とは
ザ・マッカランの特徴は、初心者から上級者まで唸らす完成度の高い味だろう。くせがなくて飲みやすく、それでいて奥深い。甘みは非常に上品で、鼻から華やかな香りが抜けていく。
飽きがくることなく、飲むたびに新しい発見があるその味は、まさに『シングルモルトのロールスロイス』だ。味の源は、ミネラルを豊富に含む水にある。ザ・マッカランは、スペイ川流域の気候と水によって造られている。
スペイ川流域は、スコットランドの中でもウイスキー造りに最適とされる場所だ。この地では、質の高いウイスキーが多く造られている。ザ・マッカランは、その中でも特に優秀な逸品だ
ザ・マッカランの蒸留所
ザ・マッカランの蒸留所は、スペイサイドと呼ばれるスペイ川流域にある。スペイサイドには『スコッチといえばスペイサイド』と称されるほど多くの蒸留所が密集しており、その数は100をゆうに超える。中でも、ザ・マッカランは政府登録蒸溜所とされ、特に高い評価を得ている。
そんなザ・マッカランのこだわりが顕著に現れているのは、樽だろう。ザ・マッカランを貯蔵・熟成させる樽は、自社で管理する森林から造られている。これらの樽はすべて手作業で加工される。
さらに、シェリー酒を3年間熟成させることで、ザ・マッカラン独特の甘い香味を生みだす。水と気候、そしてこの樽が、ザ・マッカランの美味しさを形作っている。
ザ・マッカランの歴史
ザ・マッカランの歴史は、1824年にさかのぼる。ザ・マッカラン蒸留所は、広大なハイランド地方で2番目にライセンスを獲得し、政府認定の蒸溜所としてウイスキー造りをスタートさせた。その頃から2019年現在までに、修繕がおこなわれたり売却されたりと紆余曲折あったが、ザ・マッカラン蒸留所は今もなお高品質なウイスキーを造り続けている。
2018年6月には、1億4000万ポンド(日本円に換算すると210億円)を投資し、新蒸溜所をオープンさせた。新蒸溜所は、全長120mの半地下式建物で、雄大な自然の中に溶け込むようにして造られている。200年の伝統を守るザ・マッカランの製造工程を見学でき、ウイスキーを悠久の時間の流れとともに楽しむことができる。
ザ・マッカラン1876レプリカとは
ザ・マッカラン1876レプリカは、現存したトールラウンドボトルのザ・マッカラン1876を復刻したウイスキーだ。ザ・マッカランレプリカシリーズのひとつである。ザ・マッカランオフィシャルの限定版であり、当時の風味や味、ボトルの形状、ラベルまで、忠実に再現されている。
ここでは、ザ・マッカラン1876レプリカの特徴や味、ボトルの見た目や付属品について紹介する。
ザ・マッカラン1876レプリカの特徴
ザ・マッカラン1876レプリカの特徴は、オリジナルを忠実に再現していることだろう。オリジナルの製造責任者であるボブ・ダルガルノ氏が樽原酒を選出し、試飲した上で、香りや味わいを再現している。1800年代のスペイサイドシングルモルトを体験できる、おもしろいウイスキーだと言えるだろう。
ザ・マッカランレプリカシリーズは、4種類ある。
- ・ザ・マッカラン1841レプリカ
- ・ザ・マッカラン1851レプリカ
- ・ザ・マッカラン1861レプリカ
- ・ザ・マッカラン1876
ザ・マッカラン1876レプリカは、シリーズの最後にあたる。4つのレプリカは、どれもオリジナルを忠実に再現しているものばかりだ。
ザ・マッカラン1876レプリカの味
ザ・マッカランの特徴そのままに、飲みやすいウイスキーだ。甘みと辛味が程よいバランスで仕上げられている。鼻にはオークの香りが抜け、バニラの程よい甘みが舌をくすぐる。
アルコール度数は40.6%で、ボトルサイズは700mlだ。当時の製法や味を忠実に表現しているため、人によってはすこし埃っぽいと感じるだろう。ただし、それもザ・マッカラン1876レプリカの特徴だ。100年以上昔から愛されるザ・マッカランの味を、時間の流れを楽しみながらゆっくりと味わうのは、最高の贅沢だと言える。
ザ・マッカラン1876レプリカの見た目や付属品
ザ・マッカラン1876レプリカは、ラベルに赤い文字で『THE MACALLAN』と記載がある。ラベルの下部には1876と、年号が表記されている。付属品は、ボトル、元箱、コルクの替栓、冊子の4種類だ。
ザ・マッカラン1876レプリカは、コレクターズアイテムとしての評価も高い。元箱、コルクの替栓、冊子、そのどれもが1876年に造られたものを完全に再現しているからだ。
ザ・マッカラン1876レプリカの買取相場
ザ・マッカラン1876レプリカを売却する方法は、2種類ある。買取業者に依頼するか、オークションやフリマアプリを使うかの2種類だ。それぞれ相場が違うので、売却を考えている際は注意が必要だ。
買取業者に依頼する場合の買取相場
買取業者に依頼する場合の買取相場は、2019年4月24日の調査では30,000~50,000円だ。もっとも高かったのは大黒屋で、買取価格を50,000円としている。ザ・マッカランレプリカシリーズは、他にも1841、1851、1861がある。
それぞれ買取価格は、40,000円、30,000円、65,000円だ。ザ・マッカラン1876レプリカは、これらの中でかなりの高単価と言えるだろう。
オークション、フリマアプリの相場
オークション、フリマアプリの相場は、2019年4月24日の調査では55,000~70,000円だ。ヤフオク!では、現在もいくつか出品されている。その中でもっとも高い入札が付いているのは、70,000円だ。
買取業者に依頼するよりも、40%ほど価格が高くなる。
ザ・マッカラン1876レプリカを売却する方法
ここでは、ザ・マッカラン1876レプリカを売却する方法について解説する。適切な方法で売却しなければ、買取価格が下がってしまいかねない。ザ・マッカラン1876レプリカは高額査定が期待できるウイスキーだ。
高値買取してもらうために、売却する方法はかならず頭に入れておこう。
買取業者に依頼する場合の売却方法
買取業者に依頼して売却するメリットは、すぐに現金が手に入るところだ。ただし、買取業者に依頼する場合、業者選びは慎重におこなわなければならない。お酒に関する知識がない業者に見積もりを依頼しても、納得のいく査定は得られないだろう。
業者を選ぶ際は、お酒を専門にしているところか、専任のスタッフがいるところを選ぼう。また、査定額だけでなく、サービスの質や口コミ、アフターフォローなど、総合的な観点を基準にするべきだろう。ザ・マッカラン1876レプリカを高額買取してくれるおすすめの業者は、以下のとおりだ。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は、2019年4月24日現在、創業72年を誇る老舗の買取専門店だ。関東、関西、中部、九州を中心に実店舗を展開しており、全国26店舗で質預り、買取、販売をおこなっている。2019年4月24日の調査では、ザ・マッカラン1876レプリカの買取相場は50,000円と、買取業者の中では大黒屋がもっとも高かった。
大黒屋は、専任のスタッフが納得のいく査定額をだしてくれるところが魅力的と言えるだろう。宅配買取やLINE査定にも対応しており、全国どこでも気軽に見積りを取ることができる。
ライフバケーション
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ライフバケーションは、お酒買取の専門店だ。関東地方に強く、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・茨城県一部・群馬県一部では無料出張買取もおこなっている。
マッカラン1876レプリカをライフバケーションで買取してもらう場合、相場は、2019年4月24日の段階では30,000円前後となっている。査定は、メール査定、オンライン査定、LINE査定、電話査定に対応している。
リンクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リンクサスは、ブランデー、ウイスキー、ワインなどに強いお酒買取専門店だ。公式サイトで業界最高価格保証を掲げており、プロフェッショナルなスタッフが、納得の査定額を提示してくれる。買取は宅配、出張、持込の3種類に対応しており、査定はLINE査定、電話査定、オンライン査定、転倒査定の4種類がある。
リンクサスが高価買取できる理由は、強力な販売ルートとコストの削減だ。リンクサスは、エンドユーザーに届くまでのルートを改善することで、強力は販売ルートを構築している。また、買取価格に上乗せするために、日々のコストカットにも励んでいる。
お酒買取とまと
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取とまとは、東京都中野区にあるお酒買取専門店だ。宅配、出張、持込の3種類に対応している。査定は、オンライン査定、携帯査定、FAX査定の3種類だ。
マッカラン1876レプリカの査定額は、公表されていない。見積もりする際は、事前に査定してもらうのがいいだろう。
オークション、フリマアプリの売却方法
オークション、フリマアプリを使って売却すれば、買取業者で買取するよりも高い利益を得ることができる。ただし、オークション、フリマアプリを使う際は、慣れが必要だ。オークション、フリマアプリでは、価格の設定や説明文、写真撮影、発送まで、すべて自分でおこなわなければならないからだ。
オークション、フリマアプリに慣れない状態で出品してしまうと、買取業者に依頼した際と変わらなかったり、落札者に迷惑をかけてしまったりする恐れがある。また、お金が入ってくるタイミングも買取業者より遅い。ネットを使った売却方法に自信がないのであれば、買取業者に依頼することをおすすめする。
ザ・マッカラン1876レプリカを高く売るコツ
ザ・マッカラン1876レプリカは、簡単なコツを実践するだけで高く売ることができる。すこしでも高く売りたいと思うのは、誰でも当然のことだろう。売却を検討している際は、これらのコツを実践していただきたい。
複数の業者で見積依頼する
買取業者に依頼する場合は、複数の業者で相見積もりを取ろう。複数の業者で査定してもらうことで、交渉しやすくなるからだ。一つの業者しか使わなかった場合、提示された査定額を飲み込むしかない。
しかし、複数の業者を使えば、「他のところはこのくらいの金額だった」と交渉しやすくなる。できるだけたくさんのところで査定してもらおう。ただし、交渉しすぎるのはおすすめできない。
交渉が長引けば長引くほど、お金が手に入るのは遅くなる。また、交渉したからといって、査定額が確実に上昇するとも限らない。ザ・マッカラン1876レプリカの相場を頭に入れた上で、買取業者と交渉しよう。
付属品はすべてそろえる
ウイスキーは、ボトルだけ売ればいいというものでもない。特に、ザ・マッカラン1876レプリカはコレクターズアイテムとしての価値もある。ボトル、元箱、コルクの替栓、冊子の4種類が、ザ・マッカラン1876レプリカの付属品だ。
これらの付属品はすべてそろえておこう。付属品がないと、査定額が低くなってしまう。付属品は、ウイスキーを鑑賞する際に味よりも大事なものだからだ。
ボトルが未開封で保存されている場合、箱などの付属品もどこかにあるはずだろう。一度、家の中を探してみることをおすすめする。
ホコリや汚れは綺麗にする
ホコリや汚れを綺麗にすることで、査定額がアップする。綺麗に見えたほうが、印象も良いからだ。査定してもらう前は、柔らかい布などでホコリや汚れを取り除いておこう。
オークション、フリマアプリで売る際も、綺麗にする作業は必要だ。オークション、フリマアプリでは、写真が非常に重要。綺麗に見えたほうが入札額もあがるので、写真を撮る際は磨いておこう。
まとめ売りをする
まとめ売りをすると、全体の査定額が上がる。買取業者にとって、人件費や交通費を節約できるからだ。特に、ザ・マッカラン1876レプリカはシリーズになっている。
1841、1851、1861といった他のシリーズも手元にあれば、まとめて売ることで高額査定が期待できる。ザ・マッカラン1876レプリカのような古いウイスキーは、観賞用としての価値もある。空ボトルや箱だけの場合でも売れる可能性があるので、「これはダメだ」と自分で判断するのではなく、一度、家に放置している酒類はまとめて査定にだしてみるべきだ。
まとめ
ザ・マッカラン1876レプリカは昔のウイスキーをまるごと味わえる貴重なお酒だ。独特のシルエットは、コレクターズアイテムとしても人気が高い。家の中に眠らせておいても、もったいないだけだろう。
査定は無料でできるので、一度、検討してみることをおすすめする。