バロンガストンレグランドはアルマニャックと呼ばれるブランデーの一種だ。ブランデーをもらったけど飲まない、そのまま置いておくのはもったいないなどの理由でバロンガストンレグランドのやり場に困っている方もいるのではないだろうか。今回はそんな方に向け、バロンガストンレグランドの買取相場と査定情報についてまとめてみた。
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バロンガストンレグランドとは?
バロンガストンレグランドはアルマニャックと呼ばれるブランデーの一種で、ブランデーやワインは畑の名前がそのままつけられることが多く、生産者はバロンG ルグランとなっている。ちなみにバロンG ルグランの表記はBaron G Legrandとなっていることから、バロンガストンレグランドとバロンG ルグランの読み方は同一であると考えられる。
琥珀色からなるバロンガストンレグランドは木とバニラとローストコーヒーの香りを楽しむことができるようだ。日本ではあまり出回っていないのか、味わいについてはこれ以上の情報を得ることができなかった。大手ネットショッピングサイトのAmazonでも販売を確認できず、楽天市場でも売り切れとなっていたため、国内での入手は難しそうだ。
アルマニャック地方の概要
バロンG ルグランはアルマニャック地方の生産者で、フランスの南西部に25ヘクタールのブドウ畑を所持している。ブランデーのアルマニャックという名称もこの地方で生産されていることからつけられた。アルマニャックとの二大銘柄として、コニャックと呼ばれるブランデーも存在する。
アルマニャック地方と一括りに表現したが、実はこのアルマニャック地方の中でも細かく分類されており、主に土の質によって区分けされているようだ。バロンガストンレグランドはアルマニャック地方で最高級とされるバ アルマニャックで生産されたブランデーである。
コニャック・レロー
現在、バロンG ルグランはコニャック・レローが取得している。100年以上の歴史を持っていたが、後継者がおらず継続することが難しくなってしまったため、1998年にコニャック・レローに買取を持ちかけたとされている。買取に同意したことで、以降はコニャック・レローがオーナーとなっている。
コニャック・レローの歴史は非常に長く、300年以上続いている会社だ。コニャック・レローはバロンG ルグランを買い取った後も新たに手を加えることなく当時の伝統を受け継いでいる。これはコニャック・レローは以前から品質の高さを評価しており、オーナー同士で長い付き合いと信頼があったからこそだと言えるだろう。
ブランデーとワインの違いと関係性
ブランデーは主にブドウやリンゴを原料に蒸留されたお酒のことを指している。ブドウを原料にしているお酒といえばワインが挙げられるが、ブランデーとワインの違いについてはご存知だろうか。実はブランデーとワインは関係のあるお酒なのだ。
とは言っても、ブランデーはアルコール度数が40%以上なのに対し、ワインの場合はおよそ12%前後とされている。アルコール度数が大きく異なるこの2種類のお酒は、一体どのような関係を持っているのだろうか。早速ブランデーとワインの関係性について解説していく。
ブランデーは簡単に説明すると、ワインを蒸留することで作られたお酒である。この説明だけでも、ブランデーとワインに大きな関係があるということがおわかりいただけたのではないだろうか。ちなみにブランデーの場合は赤ブドウや黒ブドウを用いることはなく、基本的に白ブドウを原料としてつくられている。
もともとワインを長期的に保存することを目的にブランデーが誕生したとされており、これがブランデーのアルコール度数が高い理由と言えるだろう。また、ブランデーの場合はブドウだけでなくリンゴやさくらんぼを原料として作られる場合もある。以上がブランデーとワインの違いと関係性だ。
買取相場と査定情報
バロンガストンレグランドの買取相場と査定情報について紹介していきたいところだが、残念ながら買取相場を公開している業者を見つけることができなかった。ネットショッピングでバロンガストンレグランドの販売が見あたらなかったことから、国内で出回っている数が少ない可能性が高い。
しかしながら、バロンガストンレグランドの買取をおこなっていそうな業者は多数見つけることができた。そこで、おすすめできる買取業者をピックアップし、取り扱っているお酒や買取方法についてまとめてみた。ぜひバロンガストンレグランドの査定の参考にしていただきたい。
お酒買取のTAMAYA
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒買取のTAMAYAではブランデーをはじめ、ウイスキー・ワイン・シャンパン・焼酎・日本酒などあらゆるお酒の買取をおこなっている。なお、ここで紹介したお酒に関しては買取強化のお酒が含まれている。ブランデーの場合はレミーマルタンやヘネシーXOなどが対象となっているようだ。
買取強化中のお酒に関しては買取相場を確認することができたが、それ以外のお酒については確認することができなかった。バロンガストンレグランドの買取実績は見あたらなかったが、バロンガストンレグランドの特徴を細かく説明しているため、買取を受け付けていると見て間違いないだろう。
店頭買取や出張買取が用意されているが、お酒買取のTAMAYAでは宅配買取の利用を推奨している。宅配買取では宅配キットが用意されており、送料、キット代、キャンセル料、返送料、振込手数料のすべてが無料となっている。
アルジャン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アルジャンはあらゆる商品を取り扱うリサイクルショップだ。主にお酒・家電・スマートフォン・化粧品・楽器・オーディオ・ホビー用品などを取り扱っている。北海道で展開している店舗となっているが、バロンガストンレグランドの買取実績があったため紹介させていただく。
アルジャンは取り扱っている商品が多いが、お酒の買取に関しても非常に多くおこなっており、確認できる限りではこれまでに40種類以上のお酒の買取をおこなっているようだ。中にはブランデーの買取も見受けられ、バロンガストンレグランドの買取実績を確認することができた。
買取方法は店頭買取と出張買取のみとなっており、札幌市内であれば無料で出張買取を利用することが可能だ。宅配買取がないようなので全国対応は難しいかもしれないが、バロンガストンレグランドの査定情報を知るため、問い合わせをおこなってみる価値は十分にあると言えるだろう。
リサイクルマート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサイクルマートは全国に店舗を展開するリサイクルショップだ。主に貴金属・ブランド用品・腕時計・スマートフォン・ゲーム機・家具などの多数の商品の買取をおこなっており、そのほかの品目としてお酒の買取もおこなっている。また、買取だけでなく遺品整理などもおこなっている。
さまざまなジャンルの商品を取り扱っているものの、お酒に関して非常に詳しく紹介されておりブランデーもアルマニャックとコニャックに分類され、買取品目が掲載されていた。バロンガストンレグランドも買取対象になっており、バロンガストンレグランド 1969年の買取実績を確認することができた。
買取方法は店頭買取・出張買取・宅配買取と用意されており、査定から梱包キットの手配、送料、キャンセル料などがすべて無料だ。また、全国に200店舗以上展開をおこなっているため、店舗に直接持ち込めば素早く査定結果を知ることができるだろう。
メルカリ
オールジャンルの商品が出品されているメルカリでは、もちろんお酒の出品もおこなわれている。バロンガストンレグランドについても2件ほど出品された履歴を確認することができた。バロンガストンレグランドの取引価格は以下の通りだ。
- ・バロンガストンレグランド 1969年…12,000円
- ・バロンガストンレグランド 1984年…12,000円
メルカリでは上記の2点のみの出品となっていたが、年数問わずいずれも同じ取引価格となっていた。しかしながら、ほかの年数の場合は買取相場が異なる場合もあり、素人の場合は商品の状態などの把握も難しいため、メルカリでの出品はあまりおすすめしない。
ヤフオク
メルカリと同じようにオールジャンルの商品が出品されているヤフオクでも、たくさんのお酒が出品されていた。ブランデーの出品も多く見受けられたが、バロンガストンレグランドに関しては2点のみの出品となっていた。バロンガストンレグランドの落札価格は以下の通りだ。
- ・バロンガストンレグランド 1993年…6,750円
- ・バロンガストンレグランド 200ml 1970年 1980年 1990年 3点セット…12,100円
バロンガストンレグランド 1993年に関しては比較的新しい部類であるためか、落札価格が10,000円以下という結果になった。古い年数が含まれている3点セットに関しては、1点200mlと少量であっても、10,000円以上で落札されるという結果になっていた。
ヤフオクの最大のメリットはオークション形式であるという点で、上記2点の出品はいずれも1円からスタートし、入札によりここまで価格が跳ね上がっていることがわかった。そのため、適正買取価格が不明な場合はヤフオクで1円から出品するのもおすすめできる方法だ。
高額買取のコツ
バロンガストンレグランドは買取相場を公開している業者がなかったため、適正価格の判断が難しいところだ。少しでも高額で売却するために、バロンガストンレグランドを売却するためのコツをまとめた。バロンガストンレグランドに限らず、すべてのブランデーに共通するため、そのほかのブランデーの売却を検討している方も参考にしていただきたい。
保存状態を良くする
入手した段階から言えることなので、今から保存状態を良くすると言われても困ってしまうかもしれないが、ブランデーの買取価格は保存状態が大きく左右する。しかしながら長期保存を目的に誕生しただけあり、温度管理に関してはそれほど心配しなくても良いだろう。
ブランデーの保存状態で注意したいのは、主に外見の部分となる。ブランデーに限らずお酒の買取では、ボトルの傷や汚れも査定に影響を与える。傷をつけてしまった場合は仕方ないが、拭き取ることで落とせる汚れは落としておくことをおすすめする。古いお酒のため、汚れを落とす際は強く拭きすぎてラベルを破損させないよう注意が必要だ。
また、ブランデーの場合はコルクの状態も査定に大きく関係してくる。しっかりと密閉されていれば何も問題はないが、コルクが劣化していると空気が入ってしまうことがあり、品質低下に繋がってしまう可能性があるのだ。品質が低下した場合は当然査定額が下がり、買取できない場合もある。
付属品を確認する
ブランデーをはじめ、お酒には付属品がついている場合がある。購入時と同じように付属品がそろっていれば、より高額で売却できる可能性が高くなるだろう。中には商品説明などが記載されていたり、替え栓がついているものがあり、替え栓は特に高額で買取されている場合もあるため、無くさないよう注意していただきたい。
バロンガストンレグランドの場合は説明カードや替え栓はないようだが、外箱が存在する。外箱の場合はあるなしで価格に大きな差は生まれないことが多いが、少しでも高く売却したいのであれば外箱もしっかりと保管しておくことをおすすめする。
買取業者の比較
今回のバロンガストンレグランドのように、買取相場を確認できなかった場合に特に言えることだが、買取業者の査定情報を比較することで、高額で売却できる可能性が大きく上がる。価格が公開されていないということもあり、買取業者によって価格に大きく差が生まれる可能性もあるため必ずおこなうようにしていただきたい。
商品の状態や適正価格を自分で判断できるのであれば、メルカリやヤフオクで出品するのもおすすめだ。ヤフオクの場合はバロンガストンレグランドに詳しい人が適正価格で入札してくれる可能性があるため、まずは低価格の出品からはじめてみるのも良いだろう。
まとめ
今回はバロンガストンレグランドの買取相場や査定情報について紹介した。買取相場こそ明らかにならなかったものの、バロンガストンレグランドの買取をおこなっていそうな業者は多数見つけることができた。まずは査定を依頼して適正価格を見極めることからはじめることをおすすめする。
また、バロンガストンレグランドのように買取情報の少ないお酒の場合は、他社の査定情報をもとに交渉をおこなうことで、買取価格の底上げを狙える可能性があるため、積極的に交渉すると良いだろう。買取業者に査定を依頼する際は、ぜひとも今回紹介した買取業者を利用してみてはいかがだろうか。