車を買い替えたい、引越しなどで車をあまり使わない地域に行くことになった、などの理由から車を売りたいと思っている人もいるだろう。
その中でも外車をできるだけ高く売りたいと考えている人もいる。外車を売る選択肢として中古車を扱っている業者が思い浮かぶだろうが、ヤフオクやメルカリで売ってみたいと思う人もいるのではないだろうか。
今回は、メルカリで外車は売れるのか、配送はどのように行うのか、メルカリ以外の売却方法などについて見ていく。
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メルカリで外車は出品できるのか
メルカリを利用しようと思ってまず疑問に思うのが、外車の出品は可能なのかということだろう。結論から言うとメルカリに外車を出品することは可能だ。
外車に限らず、車やバイクなどの出品も可能である。
メルカリの取扱商品は多岐にわたる
メルカリで取り扱っているものは多岐にわたり、おもちゃや本、ぬいぐるみなどの小型のものから、家具や冷蔵庫、洗濯機といった大型のものまでさまざまなものが出品されているので、安心して出品するといい。
しかし、出品できるからといって必ずしも売れるとは限らないので注意してほしい。一般的に、メルカリでは大型のものや高価なものは売れにくいとされている。
メルカリは若年層の利用が多い
メルカリのユーザー層は若年層が多いため、高価なブランド品や大型の家具家電、車やバイクといった出品価格が高額なものを購入することが少ないのだ。
ユーザーのニーズに合っていなければ、出品したとしてもすぐに購入してもらうことは難しいだろう。このようなことから、外車に限らず車をメルカリで売るのは難しくなっている。
配送にかかる費用が高額になったり、個人間でのやりとりだと名義変更や税金関係の手続きが非常に面倒だったりということがあるので、希少価値の高い車であったり特別安くなっていたりしないと、難しいかもしれない。
落札された場合配送はどうすればいいのか
落札された場合に、どのように配送すればいいのかわからないという人も多いだろう。車を配送する場合には、宅配業者に依頼するといい。
宅配業者の中には車やバイクを配送するサービスも行っている業者も多くあるので探してみよう。しかし、車の配送料は多額の費用がかかってしまうので注意しよう。
例としてヤマト運輸の車・バイク輸送サービスの場合を紹介する。乗用車を東京から大阪まで輸送する場合の配送費は、およそ52,000円程度だ。
配送する距離が長くなったり離島だったりという場合には、さらに多くの費用がかかる。
業者の中には車の大きさによって金額が変わるというようなところもあるので、どのようなシステムになっているのか確認してみよう。
配送費を節約するのなら、引き取りに来てもらうというのも一つの方法になるだろう。
遠方に住んでいる場合にはこの方法を利用するのは難しいが、隣県であるのなら配送業者を利用するよりも引き取りに来てもらった方が費用は節約できる。
メルカリで外車を売る場合の注意点
メルカリで車を売る場合には注意してほしいポイントがある。
中古車ショップに売るような感覚でいるとトラブルになる可能性があるので、必要なものや注意点などをしっかりと理解しておこう。
必要書類を揃える
外車をメルカリで売りたいと思っているのならまず、必要書類を揃えるようにしよう。
車を売る場合にはさまざまな書類が必要になるので、出品する前にきちんと揃えておくとスムーズにいくだろう。
外車を売る場合にまず必要なのが「車検証」「自動車損害賠償保険証明書」「自動車税納税証明書」「リサイクル券」「印鑑証明書」だ。
これらは中古車ショップに売る場合にも必要になるものなので、知っているという人も多いだろう。個人間でのやりとりになるメルカリではこれだけではなく、「委任状」「譲渡証明書」が必要になる。
予備検査付きにしておく
外車をメルカリで売る場合には、売った後に名義変更を行わなければいけない。
名義変更は基本的には購入者側で行うことになるが、なかには名義変更をしない購入者もいるのだ。
そうなると、自動車税などの請求は自分にきてしまうことになるので、トラブルに発展してしまうだろう。
そのようなことを避けるために、予備検査付きにして出品するのがおすすめだ。予備検査とは仮車検のことで、一時抹消登録されている車に発行される。
正式な車検証は発行されないが、予備検査から3か月以内に名義変更を行うことで車検証が発行されるという仕組みだ。一時抹消登録されているので、落札者に引き渡したあとの責任をこちらが負うことはなくなるのでいいだろう。
一時抹消登録しない場合は保証金などを預かっておく
一時抹消登録をする場合にはナンバープレートを返還しなければいけないので、公道を走ることはできなくなる。
外車を購入する人の中には、配送費などの面から引き取りに来て乗って帰りたいという人も一定数いるのが特徴だ。
このように、引き取りにくるのを希望している人が多い場合には、一時抹消登録をしているとなかなか落札されにくくなるというデメリットがある。
できるだけ早く売りたいという場合には、一時抹消登録をせずに出品して、保証金を預かるようにしておこう。
10,000円程度の保証金を預かって名義変更がなされたら返済するというようにしておくと、安全に外車を売ることができるのでおすすめだ。
商品の状態は正確に
個人間での取り引きになるメルカリでは、しっかりと商品の状態を記載しておくことも重要だ。ネット上では実物を見ることができないので、しっかりと外車の状態について書いてある方が選ばれやすくなる。
年式、走行距離、傷や凹みの有無、車検が残っているか、配送方法などは最低でも記載しておこう。また、細かな傷があるのなら写真に撮って画像をアップしておくといい。
細かな傷なら気にならないという人もいるが、外車を購入する人の中には細かな点もチェックしている人も多いので、トラブルにならないように可能な限り情報を開示しておこう。
相場価格を知ろう
メルカリで出品する場合、価格は自分で設定することになる。その際、自分の外車がどのくらいの値段で売れるのか調べておくといいだろう。
中古車相場よりも大幅に高い金額を付けてしまうと落札されにくくなる。
また、あまりにも低い金額だと何か問題があるのかなと思われて、敬遠されがちになるので相場付近よりも少し高め、急いで売りたい場合には少し低めに設定するといい。
外車を売るなら中古車ショップという選択肢も
外車を売る場合に、ヤフオクやメルカリといった個人間での取引を利用すれば高く売れる可能性がある。
しかし、それと同時に個人で外車を売るのは非常に手間がかかるのだ。
必要書類を集めたり落札者と配送や引き渡し後の手続きについてやりとりをしたり、さまざまな準備をしなければいけないだろう。
また、メルカリでは外車は売れにくいということも言われているため、なかなか買い手がつかないことも考えられる。
このような手間を省きたい、できるだけ早く外車を売りたいと思っているのなら、中古車ショップに買取をお願いするという方法がある。
外車は一般的に型落ちが激しく通常の中古車ショップでは高額査定になりにくいと言われているので、取り扱いに力を入れているので外車や輸入車専門に扱っている業者を探すのがポイントだ。
ここでは、2社ほど紹介するので参考にしてみてほしい。
外車王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
外車王はその名の通り、外車の買取に力を入れている中古車ショップだ。
買い取り実績は5,000件以上と多くなっているのも特徴で、査定に関しても高くなりやすいというメリットがある。
車種にもよるだろうが、他社の査定価格より200万円も高く査定してくれるという場合もあるので、外車を売却したいと思っているのなら一度査定を受けてみるといいだろう。
外車王では、インターネット上で無料査定依頼をすることができる。
メーカー名や車種名、年式や走行距離などを入力して、名前や電話番号などの個人情報を入力するだけで簡単に査定依頼をすることができるのでいいだろう。
もちろん電話からの申し込みも可能だ。希望の連絡方法を記載しておけばその方法で連絡がくるので、電話に出られないなどの事情があればメール連絡を希望しておくといい。
買取金額の概算なども聞けるので、ある程度の金額を知ってから本査定の依頼ができるのもメリットだ。
買取方法は出張買取もしくは最寄り店舗への持ち込みだ。出張買取の場合には出張費や査定料などの手数料はかからないので安心して査定してもらえるだろう。
金額に納得できたら売却という流れだ。車の搬送は外車王で行ってくれるので、余計な手間がかかることはない。
輸入車ドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
輸入車ドットコムは、外車や輸入車の販売・買取を行っている業者だ。輸入車専門店で店舗直販システムを導入しているため、高額査定が期待できるので、少しでも高く査定してもらいたいという場合にはいいだろう。
輸入車ドットコムを利用するには、ホームページ上からの査定依頼、電話、FAXのいずれかの方法で査定依頼をする必要がある。
ホームページ上からなら時間を問わず簡単に依頼できる。
簡単査定の場合にはメーカー名や車種のみでOKだが、より精度の高い査定依頼をしたい場合には、グレードや年式、走行距離、排気量や車色なども入力できるようになっているので、わかっている部分だけでも入力しておくといいだろう。
査定依頼をすると希望の連絡方法で連絡がきて、買取価格の概算を教えてもらうことができる。大体の値段に納得できたなら、本査定に移ろう。
輸入車ドットコムでは、北海道から沖縄まで出張買取は全国対応となっているので、どのような地域に住んでいたとしても安心して買い取ってもらうことができる。もちろん、出張費や査定料などはかからないので安心だ。
本査定してもらって金額に納得出来たら買取という流れになるだろう。買取価格に納得できない場合にはキャンセルすることも可能だが、委託販売システムもあるので利用してみるといい。
委託販売システムは輸入車ドットコムが売りたい車を代行で小売りしてくれるシステムで、買取価格よりも高く売れる可能性もあるのが特徴だ。
まとめ
メルカリで外車は出品可能だ。落札された場合、配送には宅配業者に依頼するといい。
ただ、宅配業者の中に車の配送も行っている業者があることはあまり一般的ではないかもしれない。
一般的な配送とは違うのが、配送には多額の費用がかかるということだ。
目安として、ヤマト運輸が乗用車を東京から大阪まで輸送する配送費は約52,000円だ。
当然、遠い場所や離島はさらに追加で費用がかかるので、配送費を削減するためには、引き取りに来てもらうことも一つの方法だ。
ただし、個人間売買は非常に手間がかかる。なので、中古車ショップの利用も検討した方がいいだろう。
中古車は高額査定になりにくにので、外車や輸入車専門に扱っている業者を探すのがポイントだ。今回紹介した2社は実績も多く、高額査定も期待できる業者なので、参考にしてほしい。