十四代という日本酒をご存じだろうか。山形県の高木酒造という酒造メーカーが作った日本酒の世界でもとても有名な商品だ。日本酒がブームになっている現在でも非常に人気が高いが、生産量が比較的少ないため希少な商品として知られている。
今回はその十四代の中でも「十四代 荒走り」について解説していく。前半部分で基本的な情報を詳しくご紹介し、後半部分では査定情報や買取相場について書いていこう。
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十四代 荒走りの基本情報
十四代 荒走りの売却を検討している場合にはこの日本酒についての知識を深める必要がある。なぜなら、基本的な情報を知っている状態と知っていない状態とでは売却をする時に状況が変わってくる。買取業者などが出した査定額に対して妥当な値段かどうかの判断が必要だからだ。そのため十四代 荒走りの基本的な情報を本記事の前半部分で詳細に解説していく。
十四代 荒走りを生産する高木酒造とは?
十四代 荒走りを生産する高木酒造が創業したのは1615年。なんと江戸時代初期に誕生した。日本酒で有名な広島でも十四代は非常に人気がある。毎年おこなわれている全国新酒鑑評会では平成15年~平成30年の間に14回も金賞を受賞した経歴がある。現在では15代目の高木顕統が蔵を継承している。
初めは朝日鷹というブランド名で販売していたが、1993年を機に14代目というブランド名になった。これは現在の15代目高木顕統が14代目高木辰五郎のことを尊敬していたためこのブランド名になったと言われている。
十四代 荒走りの特徴
商品名は「十四代 おりからみ 荒走り」。メーカーは高木酒造、産地は東北地方の広島県だ。アルコール度数は16%となっている。「十四代 おりがらみ 荒走り」は他の十四代と比較するとフルーティーな香りと甘みのある味わいとなっている。
おりからみとは?
もろみが入っている状態のことをいう。もろみとは発酵中の液体のことを意味し、日本酒になる前段階の状態のこと。酒税法で決められている清酒というのは「もろみをこすこと」が義務付けられている。おりからみとはもろみをこしてあるけれど、完全には取り除いていない状態のことを指す。
荒走りとは?
もろみを酒袋に入れて絞った時に、最初に出てくる部分のことを荒走りという。ちなみに中間で出てくるものを「中汲み」、最後に出てくるものは「責め」という名称が付けられている。
この荒走りとは、もろみを酒袋に積んで、自分自身の重さで自然に出てくるものです。特徴としては「中汲み」「責め」と比較してアルコール度数は低めだということ。フレッシュな味わいが好きな方はおすすめだ。
十四代 荒走りの査定情報
十四代 荒走りの基本情報を知ったところで続いては査定情報をみていこう。日本酒をどこで売ればいいのか?売却する時に気をつけなければいけないポイントは何なのか?など基本的な疑問もここで解説していく。
売却先はお酒買取業者、ネットオークション、ネットフリマがある
十四代 荒走りを売却する際にはお酒買取業者、ネットオークションもしくはネットフリマに売却することをおすすめする。お酒の売却を行ったことがない人は、一体どこに売ればいいかわからないかもしれないが、基本的に今ご紹介した3つの媒体は頻繁にお酒の売買がされている。それぞれにメリット・デメリットがあるため、この先の項目でしっかりと確認して欲しい。
正しい評価をしてくれるのはお酒買取業者
十四代 荒走りを売却する時にまず検討してほしいのがお酒買取業者だ。お酒に詳しい専門のスタッフがしっかりとした評価をしてくれるため極端に安い価格で取引されることはまずないと考えてもいいだろう。自分で思っているよりも高価な取引ができるかもしれないため、しっかりと価値がわかる人に見てもらうのは非常に大事なことだ。
他のメリットとしては入金に関するトラブルが少ないこと。業者との取引のため入金がされなかったり、遅れてしまったりということは可能性としては非常に少ない。そういった点でも安心して取引ができる。
デメリットとしては複数の業者に査定を出さないとどこが一番高く買い取ってくれるかが分からない点だ。一つの業者だけに絞って査定を出してしまうと、もしかしたら損をしてしまうケースもあるかもしれない。そのため一括無料査定などのサービスを使って複数の業者に査定を依頼することが大切になってくる。
一番気軽に出せるのはネットオークション
一番気軽に十四代 荒走りを売りに出すことができるのはネットオークションだろう。自宅にいながら写真と説明文を書くだけですぐに出品することができる。ネットオークション上で日本酒の売買は頻繁におこなわれていることから場合によっては買い手もすぐにつくかもしれない。
他のメリットとしては買取業者よりも高く値段がつく可能性があるということだ。十四代 荒走りがどうしても欲しいというユーザーはお酒買取業者よりも多くお金を支払うことがある。しかし逆のケースも考えられる、自分が思っている値段よりも極端に安く売らされてしまうケースだ。実際に商品を出品してみないとどれぐらい価格がつくか分からないためこの辺りを慎重に判断した方がいい。
またデメリットとしては個人と個人の取引のため何かトラブルがあった場合には自分で責任を取らなければならないという点だ。入金のトラブルやクレームなどがあった際には全て自分で対処する必要がある。
ネットフリマでも日本酒の売買は可能
ネットオークションほど頻繁なやりとりをされていないがネットフリマでも日本酒の売買は可能となっている。基本的なメリットやデメリットはネットオークションと同じだ。ただネットフリマは落札価格を自分で設定できるため、極端に安い値段で取引をされてしまうという心配は少ない。
ネットフリマに関しても入金トラブルやクレームなどといった問題が起きないように慎重に検討しよう。
化粧箱があると査定額がアップする可能性もある
十四代 荒走りの売却の際にぜひ覚えておいて欲しいポイントがある。それは化粧箱をしっかりと付属して査定に出すということだ。十四代 荒走りを購入した時に化粧箱が付いている場合には保存しておこう。化粧箱があることによって日本酒を集めているコレクターに喜ばれるため、査定額がアップする可能性もある。
化粧箱が汚れてしまっている、もしくは化粧箱に傷がついてしまっているという場合にも一緒に査定に出すことをおすすめする。
十四代 荒走りの空ボトルを集めているコレクターがいる
日本酒を集めているコレクターの中には中身が入った本体だけでなく、中身がなくなったから空ボトルを集めている方もいる。もちろん中身がある状態と比較して買取価格は大きく下がってしまうが、時には数千円という値段もつくケースがあり処分するのは非常にもったいない。
十四代 荒走りを飲みかけの状態で保存してある場合には、空ボトルが買取対象になることがあるということをぜひ頭の中に入れていただき、処分せずにとっていてほしい。
十四代 荒走りの買取金額相場
続いては十四代 荒走りの買取金額相場をご紹介していく。十四代シリーズは生産量が比較的少なく定価ではなかなか手に入られないことで有名だ。そのため買取価格も一般のお酒に比べて高いものとなっている。
買取業者に売却をした時の相場は16,000円前後となっている。ネットオークションでは最高価格が23,000円、最低価格が15,000円だ。ネットフリマ(メルカリ)で調査したところ、取引の履歴は一件しか見られなかったがこちらは22,000円で落札されていた。(2019.4.22時点)
ちなみに十四代 荒走りの空ボトルがネットフリマで取引されているのを確認できた。十四代 荒走りの空ボトル2本セットで3500円だ。空ボトルに関してはネットフリマでしか確認ができなかった。そのためもしも、空ボトルを売却したいなら買取業者やネットオークションではなくネットフリマがおすすめだということになる。
おすすめの買取業者の紹介
続いては買取業者の紹介だ。お酒を買い取ってくれる買取業者は実は全国にたくさんある。その中でも査定の方法が多くあり、仕事をしている環境でも便利に取引ができる業者を2つ挙げてみた。是非参考にしてほしい。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
まずご紹介したいのがファイブニーズというお酒買取専門業者だ。さまざまな商品を取り扱っている総合的な買取業者ではなく、お酒を専門に扱っているためしっかりとした価値を判断してくれるだろう。
査定の方法もいくつか用意されているが最もおすすめなのがオンライン予約だ。これなら仕事が忙しく日中店舗に行けない場合や、店舗までが遠くて行くのが大変な場合などに利用することができる。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
続いて紹介するのはジョイラボだ。こちらもいくつか査定の方法があるため、先ほど紹介した買取業者と同じく時間がない中でも業者と連絡が取ることができるだろう。 また「買取保証制度」があるのもユーザーにとって非常に嬉しい。これは他店で査定を行った場合、ジョイラボよりも査定額が高かった際にもう一度査定を行ってくれるというありがたいサービスだ。
十四代 荒走り査定額アップのためのポイント
ここでは十四代 荒走りの査定額アップのためのポイントを二つ紹介しよう。少しでも満足できる取引にするためにはどちらも大切な方法だ。しっかり確認して欲しい。
商品の清掃は非常に大事
査定に出す前に商品の清掃をすることは非常に大切なことだ。もしも査定で写真を送る場合には、商品状態がキレイに写り取引額もアップすることがある。商品の印象は非常に大切なので是非行って欲しい方法だ。
自宅保管で品質が悪くなるようなら早めの売却をおすすめする
自宅の保管で日本酒の品質が落ちてしまう可能性がある場合には早めに売却をすると良い。少しでも品質が良い方が査定額はアップする可能性があるため、評価が落ちてしまう前に売却するのも賢い手段の一つだ。
まとめ
十四代 荒走りは日本酒の中でも非常に人気のある商品だ。生産量は少なく希少価値が高いため今では低下で手にいられることは少なくなってきている。それに伴って十四代 荒走りを飲みたいというユーザーも多いことから売却するところには困らないだろう。
もしも売却を検討している場合にはまず買取業者に査定を出してみよう。取引価格だけ見るとネットオークションが最も高いが、まずは買い取り業者に出し適正な価格がどれぐらいなのかを知ることをおすすめする。もしもそれで満足がいかなかったらネットオークションやネットフリマに出してみよう。
買取業者に査定を出すときのポイントは一括無料査定などのサービスを使って効率的に査定額を知ることだ。短時間で複数の買い取り業者を比較できるため非常におすすめである。