布団クリーナーの型番・品番の調べ方、命名規則解説

アレルギー性疾患の患者が増えてきただけでなく、大陸よりPM2.5と言われる粒子状物質が飛来するようになり、ふとんを外に干すこともはばかられるようになってきた昨今、布団クリーナーのニーズが年々高まっている。そして韓国発のレイコップの大ヒットによって、各電気メーカーからも多数の布団クリーナー専用製品が販売されるようになった。

ここでは、メーカー各社の布団クリーナーの型番（品番）の調べ方や、その特徴、命名規則等について解説していく。なお、布団クリーナー市場を開発したとも言えるレイコップに関しては、専用記事を作成しているので、そちらを参照してほしい。

メーカー各社の布団クリーナーのモデル名と型番

まずは、各メーカーから販売されている布団クリーナーのモデル名と、その型番を記載していこう。対象としたのは、日本の一般的なネットショップや量販店等で購入できる「布団クリーナー」、あるいは「布団掃除機」と名付けられたハンディタイプの専用製品である。従って「布団クリーナー機能を持つ掃除機」は、その対象から外している。また前述のように、レイコップ以外のメーカーとなる。

メーカー別布団クリーナーのモデル名と型番

パナソニック

• ・MC-DF500G
• MC-DF500G-S（シルバー）
• MC-DF500G-P（ピンクシャンパン）

• ・MC-DF100C
• MC-DF100C-P（ピンク）
• MC-DF100C-W（ホワイト）

MC-DF500Gは紙パック式の布団クリーナー。ハウスダスト発見センサー搭載で、きれいになったかどうかがひと目でわかる。MC-DF100Cはコンパクトな掃除機タイプの布団クリーナーで、やはりノズル内部にある「赤外線センサー」が微細なダニやゴミを検知し、ランプでダニやゴミを除去できたかどうか教えてくれる。ハンディ掃除機としても使用できる。パナソニックの生活家電製品全般の特徴として、モデル名＝型番になっている。

HITACHI

• ・PV-FC100
• PV-FC100-N（シャンパン）

布団をたたいてブラシで掻き出すタイプの布団クリーナー。サイクロン式で、ダストケース部をまるごと水洗いできる。シャンパンカラー1モデルのみ。パナソニックと同じく、商品名がそのまま型番となっている。

ダイソン

• ・Dyson V7 Mattress
• HH11 COM（ダイソンV7マットレス）

サイクロン式掃除機を世界中に普及させたダイソンの、デジタルモーター V7搭載の「マットレス」と名付けられた布団クリーナー。ハンディタイプのクリーナーは多数ラインナップされているが、布団クリーナーと銘打って販売されているのはこのモデルのみ。本体重量1.76kgはレイコップより軽量で、3時間半の充電で約30分使用できる。付属アタッチメントの付け替えでハンディ掃除機としても使用できる。「HH11」がダイソンV7のシリーズ型番であり、「COM」の部分で布団クリーナーであることを示していると思われる。

シャープ

• ・Cornet（コロネ）
• EC-HX150-N （ゴールド系）
• EC-HX150-W （ホワイト系）

徹底したダニ研究から生まれたヒートサイクロン機能を搭載する布団専用クリーナー。遠心分離サイクロンのモーターの熱を掃除機の底面で循環させ、約40℃の温風を吹きつけることでダニをはがし、「高速たたきハイパワーブラシ」で、布団に潜むハウスダストを徹底的に叩き出してかき取る。モデル名は布団掃除機用の愛称で、型番自体はシャープの掃除機製品と同様の構造をとっている。「HX」が当機種専用の型番だ。

TOSHIBA

• ・トルネオV コードレス ベッドスタイル
• VC-CLF1(W)

「トルネオV」はTOSHIBAのサイクロン掃除機のシリーズ名称で、その布団クリーナーモデルが当機種になる。ホワイトの1色のみの展開。1.8�の軽量コンパクトな設計で、軽い走行性でスムーズに掃除ができるという特徴を持つ。型番はTOSHIBAの掃除機の系譜に連なる。「VC」がTOSHIBAの掃除機の共通の型番で、「CLF1」が当機種固有の型番。

アイリスオーヤマ

• ・IC-FAC2
• IC-FAC2

• ・IC-FDC1
• IC-FDC1-T（メタリックブラウン）
• IC-FDC1-P（メタリックピンク）
• IC-FDC1-WP（パールホワイト）

ベーシックな機能のエアコンや個性的な機能を持つ炊飯器、さらにはLED照明まで、生活家電メーカーとしての商品ラインナップを取りそろえるアイリスオーヤマ。IC-FDC1はUV照射、高速たたき、強力吸引とレイコップと同様の機能をアピールするコードレス布団クリーナー。一方IC-FAC2は、アイリスオーヤマが販売する布団クリーナーの最新モデルで、こちらは強力バキュームモーター搭載の強力吸引モデルになっている。

ツカモトエイム

• ・UVクリーナー ヒート アルファ
• AIM-UC21-WT（ピュアホワイト）

• ・UVクリーナー ヒート
• AIM-UC05-CG（クリスタルゴールド）
• AIM-UC05-BR（ココアブラウン）
• AIM-UC05-BK（インディゴブラック）

マッサージチェアをはじめ、ヘルス＆ビューティーといったカテゴリーの製品を販売してきたメーカー。生産は中国他アジア各国で行っているようだ。掃除機や扇風機といった小型生活家電も販売しており、上記機種はそのシリーズにつながるモデル。両モデルともレイコップと同様の「UV除菌」の布団クリーナーで、「ヒート」はモーターの熱循環で温められた温風を吹きつけるタイプ。「ヒート アルファ」はさらに温風機能が進化し、パワーブラシで強力吸引してくれるという高機能モデルとなっている。このメーカーの型番は非常にわかりやすく、まず「AIM」がツカモトエイムの「エイム」であろう。そしてUVクリーナーなので、型番も「UC」といった具合だ。「ヒート アルファ」は同メーカーの布団クリーナーの最新モデル。

LG

• ・ふとんパンチクリーナー
• VH9231DS
• VH9231D
• VH9201DSW

韓国の電気メーカーLGが販売する布団クリーナー。1分間に約4,000回振動する半円型の「パンチプレート」を吸引面の前後2ヶ所に装備し、これが強く小刻みに布団を叩くことで寝具の繊維に絡んだゴミやほこりを表面に浮かせて除去する。「VH9231」は「VH9201」の進化モデルで、吸入仕事率で差がついている。「VH9231D」は吸入口部分を除菌してくれる「UV除菌ステーション」が付属しないモデル。なお、このLGの製品は一部量販店のみの販売となっているようだ。

各メーカーの布団クリーナーの型番の調べ方

さて各メーカーの布団クリーナーの型番は、ダイソンの「V7 Mattress」とLGの各モデルを除き、基本的には本体に記載されている。ほぼモデル名と型番が一致しており、さらには両者が異なっているTOSHIBAやシャープも、モデル名とともに型番を表記していることが多い（ただしカラーバリエーションのコードまでは入らないことが多い）。

また、取扱説明書や保証書にも、必ず型番（あるいは品番）が記載されているはずだ。これらメーカーに関しては、過去の生産終了モデルも含めて、本体あるいは取説や保証書で型番を確認することができる。

各社公式サイトで調べる

ダイソンやLGも含めて、ここで紹介したメーカーは、全て詳細に製品を説明している日本語のサイトを運営しており、そこにも各モデルの型番は記載されている（ダイソンはリンクの公式オンラインショップに記載）。さらに日本のメーカー（ブランド）の場合は、生産終了モデルも合わせて取扱説明書がダウンロードできたり、FAQを掲載して丁寧なユーザーサポートを行っている。

ダイソンやLGの型番を探すには

まず基本的に、ダイソンのメーカーによるサポートは本体底面に貼られているシールに記載のシリアルナンバーによって行われる。型番はメーカーの中であまり重要視されていないという実情がある。ただしダイソンの布団クリーナーと言える製品はここで紹介した1モデルのみなので、型番は記載したとおりである。それ以外のハンディタイプの掃除機の型番は、公式サイトに記載がなければ、シリアルナンバーをもとにメーカーに尋ねるのがもっとも手っ取り早いと思われれる。そして、一部量販店の専売モデルでもあるLGの製品も、取説などがない場合には、メーカーや販売店に直接確認することをおすすめする。

布団クリーナーを買取査定に出すときの注意点

ここまで、レイコップを除く、メーカー各社の布団クリーナーの型番とその特徴について説明してきた。なお、当記事に記載の製品の型番は、2017年11月現在におけるメーカー各社公式サイトに掲載のモデルを参照している。時期によってはすでに販売が終了している場合もあるので、ご了承いただきたい。

製品はきれいな状態にしたうえで買取査定に出すこと

型番は、製品購入の時だけでなく、業者に買取査定を依頼したり、あるいはフリマサイトに出品する際にも不可欠な要素となるので、しっかり確認しておいてほしい。ちなみに、買取査定に出す際には、問題なく動くことを確認のうえで、可能な限り購入時に同梱されていた付属品や取説、さらには外箱も含めて、購入した時のような状態にして業者に依頼してほしい。商品の見栄えは多少なりとも査定価格に関わってくる。ボディの汚れをふき取り、きれいな状態にしたうえで買取査定に出そう。

買取に出す前に買取相場のチェックを

そして、買取査定に出す前には、当サイト「ヒカカク！」や家電製品の買取を実施する業者サイトで買取相場をチェックのうえで、査定に出すことをおすすめする。製品ごとの買取相場についての情報を持ったうえで買取に臨むことは、少しでも良い条件で買い取ってもらうためにも必ずやっておくべき準備と言える。製品を間違えないようモデル名と型番をしっかりチェックして、賢く買取サービスを利用していただきたい。

おすすめの買取業者

おすすめの買取業者を紹介するので、ぜひ比較検討の際に参考にしてほしい。

SEL-LIVE

ワンクリックで始まる新しい買取サービスのSEL-LIVEを紹介しよう。

SEL-LIVEは、高額査定の買取業者マクサスが始めた新しい買取査定サービスだ。他の企業で最近よくみられるのは、メール査定やLINE査定の導入だが、SEL-LIVEはワンクリックにより始まる新しい買取査定である。

そのワンクリックとは、SEL-LIVEのホームページからワンクリックでビデオチャット飛び、査定を始めることができるシステムのことである。通常必要である面倒な登録作業が一切なく、最初から査定に進むことができる。さらに、ビデオチャットで商品を映し出すことにより、その場で査定、それが実際の買取金額となる。

LINEやメール査定であれば、商品情報入力、画像を送り、そこでおおよその査定額は提示される。実際の買取額は商品を送った後に確定するのがほとんどだ。そのため、査定額よりと買取額に差が出てしまい、思ったよりも安く買い取られてしまったという経験をしたことがある人もいるだろう。

しかし、SEL-LIVEはビデオチャットから買取金額を確定してくれる。そのため、商品を送ってから数日待つ必要や、査定額よりも安くなってしまうのではと心配する必要がなく、安心して買取を決めることができる。

商品をマクサス提携の配送業者に引渡し後、当日中にマクサスに配送される。検品が出来次第即日にお金が入金される。最短当日30分で引き取り可能で、かなりスピーディーなサービスだ。家にいるのにまるで店舗に行って査定をしてもらったかのようである。忙しくて店舗まで足を運べない、でもすぐに売ってすぐにお金が必要な人にはかなり便利なサービスであるだろう。

高額買取業者マクサスとは

では、サービスについてはわかったが、高額買取業者マクサスとは一体どんな業者かが気になる方も多いだろう。マクサスはリピート率97%を誇る高額買取業者である。買取はブランドものだけでなく、おもちゃや金券、商品券、チケットまで、その買取対象の幅は広い。なぜ高額買取が可能かというと、買取から引取りまでのほとんどをオンライン上で行なっているため、運営のために必要となる光熱費や人件費をカットし、その分を買取金額に当てているためである。

そんな高額買取業者マクサスが始めたSEL-LIVE。時間がない方、早く簡単に済ませたい方は是非試してみると良いだろう。

宅配買取専門の「BuyKing」

・自宅まで無料で商品を取りにきてくれる
・査定料からキャンセル返送料まですべて無料
・1点からでも大量でもOK

BuyKingは国内最大級の買取専門サイトである。買取のプロ集団が在籍しているので、査定額の心配は必要ないだろう。13時までに商品が到着すれば当日査定・当日入金が可能なので、急ぎで現金が必要な方や、忙しくて店頭に持ち込む時間がない方など検討してみてほしい。

家電高く売れるドットコム

家電製品の買取において、非常に有名な家電高く売れるドットコム。高額買取をうたっており、非常に満足度の高い買取サービスを行っている。

出張買取、宅配買取、店頭買取の3つの買取方法が用意されている。多くのニーズに合うように作られている。

出張買取は、出張料は無料となっている。予約をすると家までスタッフが査定に来てくれて、目の前で査定を行ってくれる人気のサービスだ。まとめて引き取ってもらうことが可能なので、引っ越しの時などに利用されることが多いようだ。

出張買取の対応エリアは東北、関東、中部、近畿、中国、九州の33都府県だ。自分の棲んでいるエリアが出張対応エリアかどうかをホームページで確認しておこう。

宅配買取は、無料の梱包キットが送られてくるので、それに梱包して送るだけで査定をしてもらえる。ヤマト運輸と提携して全国で利用できるため、どこからでも利用できる人気サービスだ。宅配買取エリアは北海道から沖縄までとなっており、全国的な展開をしていることがわかる。

店頭買取は、関東に3店舗、宮城、大阪、名古屋、兵庫、福岡にあるリユースセンターに直接持ち込む。その場で査定をしてもらい、買取額は現金支払いとなる。