四国百山の1つ牛ノ峰をはじめとする数々の山に囲まれ、自然の恩恵を受けた環境の中で酒造りに精魂込めて励む千代の亀酒造の日本酒千代の亀。千代の亀は控えめ、かつ主張も忘れず食事を美味しく引き立てる魅力ある日本酒だ。食事の前には冷酒、食が進むにつれ熱燗でなどの楽しみ方のレパートリーも豊富である。
洋酒と比較すれば買取テリトリーは狭い日本酒だが、海外では日本食ブームなど日本文化が好まれ、日本酒の好感度も上昇している。 多くの日本酒の蔵元である千代の亀酒造の原点ともいえる千代の亀は、日本酒離れが急速化した困難の時代を乗り越えて、今なお発展し続ける日本酒なのだ。
CONTENTS
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千代の亀の蔵元、千代の亀酒造の歴史と酒造りへの想い
千代の亀は、スッキリとした口当たりで、喉にスッと入っていく。円やかで上品な味わいが口の中いっぱいに広がる。しっかり食事を引き立て、でしゃばることなく食事と酒空間を美味しくそっと演出してくれる。
そんな美しくもしっかりとした風格を持つ日本酒なのだ。
3世紀に及ぶ歴史を持つ千代の亀酒造
千代の亀を製造している千代の亀酒造。 享保初年(1716年)亀岡酒造(現千代の亀酒造)として愛媛県にて創業。その歴史は3世紀にも及ぶものだ。
地元で収穫される米や水、山、川といった自然の恵みに感謝して酒造りに励んでいる。 造り酒屋の中では決して大きな規模ではない。しかし、この地でしかできない酒造りを目指し日々邁進しているのだ。
日本酒離れの危機を乗り越えて
神話時代から、日本酒は当たり前に飲まれてきた。冠婚葬祭、どんなときもお酒を振る舞い、お酒を酌み交わす。そうして、日本酒の品質は向上の一途をたどってきたのだ。
しかし、高度成長期からバブル時代になると洋酒のシェア拡大や日本酒離れが加速、それに伴い酒蔵も廃業の道へと進んでいったのだ。千代の亀酒造も例外ではなかった。創業の危機に陥り酒蔵存続が危ぶまれたが、お酒を愛し地元を愛し続ける有志の手によって、創業以来守り続けた伝統ある千代の亀酒造を守り抜いたのだ。
その期待に応えるべく千代の亀酒造の挑戦的な取り組みは今なお続いている。
千代の亀酒造がこだわる酒造り
300年という長い歴史が酒造りのプライドと良質な日本酒を育てあげてきた。これは千代の亀酒造の宝といえるだろう。
人へのこだわり
どんなに良い素材がそろっても、その素材を前面に引き出すのは人材だ。昔ながらの製法に機械は用いられてはいない。味覚、嗅覚、視覚など日本酒は、人の感覚に頼らなければ良いものができない。
それだけ感覚は重要なのだ。人間の持つ感覚に頼り良い日本酒を造り続ける。しかし、それは造られるお酒の量が限られるということを意味する。
人の手をかけることは手間暇がかかり、時間もかかる。機械だけの量産にすれば、コストダウンができる。しかし、機械では素材そのものの良さを引き出すには限界があるのだ。
千代の亀にはこだわり抜いた人たちの魂がこめられている。
米へのこだわり
日本酒の味を決める素材の米。 千代の亀酒造では、減農薬栽培による米を惜しみなく使っている。ただ、使うだけでなく米への理解をもっと深めるため、蔵元も田植えから参加し、より良い酒造りへの挑戦を続けているのだ。
こだわりの槽(ふな)しぼり
千代の亀は、清酒と酒粕を分離する際、槽しぼりという製法を用いる。 槽しぼりとは、醪(もろみ)を1枚1枚丁寧に袋に入れ、槽に並べ、圧力をかけずに丸2日かけてじっくり優しく搾る作業工程のこと。時間と手間はかかるが、雑味の出ない最高峰の日本酒が完成するのだ。
千代の亀の種類と特徴
千代の亀酒造は商品のラインアップも充実。歴史の深さがある日本酒とインスタ映えとも言える芸術的なセンスで、老若男女問わずお洒落に日本酒を楽しめる。そんな千代の亀酒造が製造している千代の亀のラインアップは4種類。
千代の亀 特別純米 橙ラベル
橙(だいだい)は代々が語源とされている。 橙は2、3年でも枝に付いていることがあり、その長年にわたる特徴が代々と結びつけられたのだ。 千代の亀 特別純米 橙ラベルは愛媛県産の米が原料だ。
コクの深いふっくらとした味わいは、冷酒から熱燗まで幅広いレパートリーで楽しめる。食事を邪魔することなく、食事を盛り上げてくれる。食前酒にもピッタリのお酒なのだ。
販売価格は、720mlが1,339円(税込)1,800mlが2,581円(税込)となっている。
千代の亀 吟醸 青ラベル
青ラベルの青は地元、内子町のイメージを色に例えている。 愛媛県は瀬戸内海と豊後水道に囲まれた地域だ。また、内子町は山の四季折々な変化を楽しめる。
トレンドカラーともいえる青に相応しい千代の亀 吟醸 青ラベルは、醸造アルコールをアクセントにスッキリ爽やかな口当たりの吟醸酒となっている。販売価格は、720mlが1,447円(税込)1,800mlが2,786円(税込)となっている。
千代の亀 純米吟醸 緑ラベル
内子町の山々は、数多い草木の緑色が覆い繁っている。その色の重なりは、爽やかな時もあれば深みあるときもあり癒やしの空間を与えてくれる。 また、町をあげて緑のカーテンを推進している。
そんな緑の町に一役買っている商品が千代の亀 純米吟醸 緑ラベルなのだ。緑をイメージしたその味は、喉を潤してくれるだけでなく清々しい口どけで食事をより一層美味しくしてくれる味わいとなっている。 販売価格は、720mlが1,554円(税込)1,800mlが3,089円(税込)となっている。
千代の亀 純米大吟醸 黒ラベル
自然に囲まれた内子町の夜景。人工的な灯りではなく夜空の美しさは自然がもたらすプラネタリウムだ。重量感ある黒色の空に輝く星はまるで宝石のように己を主張してくる。
そんな夜空と星のコントラストを表現した日本酒が千代の亀 純米大吟醸 黒 ラベルだ。重量感あるその味は純米大吟醸という日本酒のスペシャリスト。食事をしっかりと引き立ててくれるのだ。
また、その高級感から贈り物にも最適な日本酒である。販売価格は、720mlが2,171円(税込)1,800mlが4,331円(税込)となっている。 この他にも千代の亀酒造には多種の日本酒がそろえられている。
中でも銀河鉄道は千代の亀酒造の最高峰だ。その価格も720mlが11,167円(税込)1,800mlが22,064円(税込)と高価な日本酒だ。
千代の亀は買取可能なのか?
日本酒が洋酒と大きく違うのは賞味期限の短さである。洋酒よりアルコール度数が低く、糖分もある日本酒は製造年月から半年ないし1年ほどで賞味期限がきてしまう。まずは製造年月を確認しておこう。
日本酒の査定額は比較的低い傾向にある。限定品やプレミア品は別格だが、相場としては数千円~数百円といったところだ。千代の亀もまた販売価格がリーズナブルに設定されているため、高額の期待はできぬとも買取可能であることは間違いない。
高額査定に持ち込むためのコツ
商品をそのままの状態で査定に出すのと、少しのコツを実践するのとではどちらが良いか。その答えは後者。確実に査定額に差が出てくるものだ。
- ・綺麗に掃除しておく
- ・付属品までつけておく
- ・早急に査定依頼をする
これら3点を実践することでより査定アップが期待できるのだ。
綺麗に掃除をする
保管状態が悪いと瓶に汚れが付着していたりほこりを被ったりしてしまう。千代の亀の瓶はその色の美しさも売りだ。汚れたまま査定に出すのではなく、ひと手間かけて綺麗に掃除しておこう。
この少しの手間が高額査定に繋がるといえる。
箱や包装紙をつけておく
箱や瓶を包んでいる包装紙が汚れていると処分してしまいがちだが、付属品があるのとないのとでは査定額も変わってくる場合がおおいにあるのだ。箱や包装紙があるならそのままの状態で掃除をして一緒に査定に出すべきだ。
早急に査定依頼をする
いつまでも置いてあるが、結局飲まないといったお酒は意外と多い。日本酒は製造年月が大きく影響してくるお酒だ。飲まないというときにはすぐ査定に出してみよう。
千代の亀の買取市場と相場価格
日本酒の買取市場はいくつかある。
- ・ネットオークション
- ・ネットフリマ
- ・買取業者
ネットフリマの大手メルカリでは大量のお酒をまとめて出品、16,999円で落札されている。その中に千代の亀も含まれていた。ネットオークションやネットフリマは気軽さがメリットではあるが、トラブルにもなりやすいので、気をつけておこう。
その点、買取業者はクレーム対応などトラブルはほとんどない。ネットオークションやネットフリマに比べれば安価での取引は否めないが確実に効率良く取引できるのだ。また買取業者は1社ではない。
少しでも高額査定を望むのであれば、複数の買取業者で査定してもらおう。一括査定を利用すれば複数社からの回答が即時にわかるのでとても便利だ。
買取業者の一覧と査定相場
それでは、日本酒を取り扱っている買取業者とその査定相場をピックアップしていくので、ぜひ参考にしていただきたい。
お酒買取センター.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒専門の買取業者として世界各国の酒類を取り扱うお酒専門買取センター.com 。HPの買取価格検索には千代の亀がいくらで買い取ってもらえるのかは出てこない。だが、電話査定を申し込むと気軽に教えてくれた。
もちろんフリーダイヤルなので通話料もかからない。しかも24時間なのでスキマ時間に聞く事も可能だ。出張査定も関東全域ととても幅が広い。
細かい地域は気にせず関東在住であれば電話一本で来てくれるのだから、ありがたい限りだ。
- 会社名
- 株式会社 伊藤エージェンシー
- 本社住所
- 〒289-1734 千葉県山武郡横芝光町北清水5221
- 営業時間
- 10:00~18:00 メール・FAX24時間
- 定休日
- 不定休
- 店舗からのコメント
- 高価買取全国NO1を目指します!お酒の買取1本で勝負する正真正銘お酒のプロフェッショナルです。
- 査定・買取方法
- 電話査定/メール査定/FAX査定/LINE査定/宅配査定・宅配買取/出張査定・出張買取/店頭査定・店頭買取
- 買取価格
- 純米大吟醸 黒ラベル1,800ml1,000円
純米吟醸 緑ラベル1,800ml500円
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
福岡県発祥の買取専門店大黒屋。扱う品目の多さはまさに買取のプロといえる。お酒専門査定スタッフが在籍し、他の買取業者から一目置かれるなど査定眼には絶対の自信を持っているのが強みである。
また、規模の大きさから買取実績も豊富だ。さまざまな酒がある人にはもってこいのおまとめ査定にも対応している。査定不可能な酒類はほぼないに等しい。
他店で査定を断られた場合でも、大黒屋であれば査定してもらえる可能性が高いので諦めずにだして欲しい。
- 会社名
- 株式会社大黒屋
- 本社住所
- 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号 丸の内センタービルディング7F
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 年中無休
- 店舗からのコメント
- 洋酒・国産酒・古酒の高価買取なら大黒屋へお任せください!
- 査定・買取方法
- メール査定/LINE査定/宅配送付査定・宅配買取/出張査定・出張買取/店頭査定・店頭買取
- 買取価格
- 要査定
お酒買取専門館 パスワーク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大阪市に本社があるパスワーク。業界最高値での買取を実践しているので、比較的高値をつきやすい。
また買取品目も多く、中国酒など取扱いにくいお酒など非常にバラエティに富んでいる。
店頭買取は少し分かりにくいので入るには勇気がいる。それなら気軽な電話査定や宅配買取が良い。大阪の企業らしく交渉にも気軽に応じてもらえる営業スタンスは刺激がある。
- 会社名
- 株式会社 PAZ(パス)
- 本社住所
- 〒550-0027 大阪府大阪市西区九条1-19-3 丸仁ビル2F-A
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 土日祝定休
- 店舗からのコメント
- 飲まないお酒ありませんか?知識豊富な買取専任スタッフが丁寧に査定いたします。ご自宅や倉庫にあるお酒などお気軽にお問い合わせください。
- 査定・買取方法
- オンライン査定(ホームぺージの問い合わせフォームから申込)/LINE査定/FAX査定/電話査定/画像査定/宅配買取/出張買取/店頭買取
- 買取価格
- 要査定
まとめ
千代の亀は、愛媛県という日本酒製造が決して盛んとはいえない地域で造られている。それ故に知名度も高くはない。その知名度の低さゆえ買取業者の中には査定不能という答えもでてくる。
しかし、3世紀以上にも及ぶ歴史が織りなす芸術とインスタ映えする見栄えのセンスの良さで若者を中心に人気の商品となっているのだ。千代の亀は元の価格もリーズナブルな設定がされているので、買取業者でも査定額が数百円~2,000円程度になる可能性はある。捨てるよりは買取業者に引き取ってもらい少しでもお金に変えるのが賢い選択である。