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深センの華強北路へ行ってみた!電脳街の規模は秋葉原の30倍

読了目安:8分
更新日:2021/04/01
公開日:2017/08/19
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今回は香港の先達広場に続いて、ITによる進化がWEB業界で話題の深センについてレポートします。主に、華強北路という電脳街のエリアに行ってきました。

深センとは?

深圳市は中華人民共和国広東省に位置する副省級市で、中国本土の広範囲なエリアを意味しています。面積は2,050 km²で、人口は2016年で1200万人程度です。広州や上海にも新幹線を使えば小一時間で辿り着ける香港との中間地でもあります。香港から1時間程度のアクセスで辿り着くことができ、日本からも比較的リーチしやすいエリアとなっています。中国文化主題公園(錦繍中華)、深圳世界之窓、深圳莲花山公园、深圳東部華僑城、羅湖商業城といった観光スポットがトリップアドバイザーでは人気スポットとなっているので、合わせて訪問してみると良いかもしれません。

深センが最近注目を浴びている理由

Alipay(アリペイ・阿里巴巴集団子会社である支付宝社の運営・アリババ子会社のアント・フィナンシャル社運営)やWeChat Payment(ウィーチャットペイメント・微信社運営・テンセント社運営)でのスマホ決済が浸透しており、路面店ですらQRコードが設置され、現金要らずで購入可能となっています。これは香港などの地域ではそれほど広まっていませんので、深セン特有の進化なのです。

他方、昨今資金調達でニュースを沸かせているシェアリングエコノミーの文脈でスケールを見せる摩拜単車(Mobike/モバイク)などを中心にスタートアップが育っている状況も注目の的です。

また、ハードウェアのスタートアップも多数立ち上がってきており、大手のテクノロジー企業であるテンセントやDJI、ファーウェイが本社を構え、ここ数年で「中国のシリコンバレー」と呼ばれるようになりました。更に、HAXという有名なアクセラレーターは130社以上のスタートアップを世に送り出してきました。

華強北路(ファーチャンペー)とは?

日本で一番のガジェット街と言えば秋葉原ですが、中国で言えば華強北路(ファーチャンペー)が最大の電脳街です。なんと秋葉原の30倍の規模のガジェット通りとなっています。

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深セン、華強北路へのアクセス・行き方

香港からは紅磡(Hung Hom)駅でMTR地下鉄に乗って1時間弱で到着します。MTR地下鉄の終点である羅湖駅(Lo Wu)駅で降りて入国審査、税関を通ったらそこは既に中国本土です。東鐵線始発の紅磡(Hung Hom)駅から羅湖駅は2等席(通常席)で37.5HKD(香港ドル)(約525円)、シートが変わる1等席で75HKD(香港ドル)(約1050円)です。

香港も観光するのであれば香港域内の主要な鉄道、バス、コンビニなどで使える万能カード「八達通(Octopus)」カードを旅の初めの方で買っておくと深センまでのアクセス含め中国の旅が楽になります。チケット購入の自販機がきちんとお札に対応していなかったり(対応しているはずなのに反応しないことが多い)という時間ロスの機会を減らすことができます。

試しにその場で購入したプリペイドSIMカードを挿してアクティベーションし、スマホでネットにアクセスするとFacebook、twitter、Googleにアクセスできないことがわかります(Googleを使えないことを知らなかったのでずっとネットに繋がっていないと勘違いしていました。Yahoo!JAPANが検索エンジンとして使えます)。

ちなみに、駅のアライバルエリアまでは香港ドルも使えますが、ここから先は香港ドルではなく人民元での支払いにまた変わります。更に両替しておきましょう。

羅湖から華強北路へは地下鉄を使って移動します。華強北路駅についたらA出口から出発します。地上に出ますと南側に「深南中路」という大通りがありますが、いわゆる「華強北(フーチャンペイ)」と呼ばれる巨大電脳地帯は深南中路より北の地域、特に中央を南北に走る「華強北路」の両サイドに電脳ビルが乱立しています。大きく代表的な幾つかのビルに入れば、この街の異常性は理解できます。全て入る時間はないと思いますので(笑)。

深センは駅構内での荷物調査が激しい

ちなみに、入国審査は当然として、深センの地下鉄は乗る時にいちいち荷物をマシーンに通して、手荷物に問題が無いかを確認する必要があります。そのため、列を作って混んでいるケースが多いので多少イライラします。

深センでの移動は入場券ではなくトークン

チケット売り場で人民元によりチケットを買おうとすると入場券ではなくコインのようなトークンが出てきますので、こちらで改札をタッチして入場しましょう。小さいのでなくしやすいです。お気を付けください。

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地下鉄の運賃とタクシーの運賃相場

ちなみに深セン内の地下鉄で移動する場合はわずか数十円で移動することができ、日本よりもさらに安い電車賃でした。タクシーも初乗り300円台などと非常に安くなっていますので、利用がおすすめです。

深センの買取業者、修理業者の現状

先達広場ほどではありませんが、街中やビルの中で買取店や修理店を見ます。特に、比率としては修理店の数がグッと増えたイメージがありました。

部品・パーツ工場や業者間取引の展示場所としてビルに入居

スマホの修理部品というよりは、パソコンの各パーツをそれぞれ扱う専門店が多く見受けれました。液晶、CPU、CDドライブ、バッテリーなど各店が専門分野に特化していました。パーツとしては、MacBookなどノートパソコン・ラップトップの液晶画面を扱うお店が多いようでした。以下は、液晶画面の加工、生産を店頭で行っているお店の写真です。

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見たこともない携帯電話が売られている

その辺のお店でかき集めた部品で工作したような携帯商品が販売されています。どこどこのメーカー製というようなものでは無いように見えました。また、デザインがガラケーのようなMP3プレイヤーも3000円程度で販売されていたりします。

シャオミショップが結構多い印象

オレンジ色で目立つ小米(シャオミ)のオフィシャルショップがそこら中にあります。携帯端末も販売していますが、どちらかというとfitbitのようなフィットネスウェアラブルデバイスのようなものをプッシュして販売している印象でした。中国語しか対応していないモデルを勧められたので、英語対応しているものがいいと受け答えすると一番デザインがイケてない商品を勧められる始末でした。通信はbluetoothで行うようです。技適に引っかからないか心配だったので購入はしませんでした。その他に、Oppoのショップも見られます。

ASUSショップをやたら見受ける

なぜかはわかりませんが、いたるところでASUSのショップを見ました。携帯ショップでいうと、シャオミ、OPPO、meizuなど中華系のメーカーやiPhoneを売る店舗をたくさん見ました。

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キャリア・携帯ショップにほぼ存在するスマホ修理カウンター

日本とかなり違う点として、携帯ショップにリペアカウンターが存在しています。日本ですと壊れた端末を新品の端末交換がメインですが、中国だとリペアを副業的に運営しているようです。日本ですと、新品販売と修理をそもそも並行して行うことが許されていないので、大きな違いのように思いました。キャリア側の交渉力があまり強くないのかもしれません。また、Appleの林檎マークを勝手に掲げているスマホ販売店が多数見受けられました。中国メーカーのHUAWEIと合わせてマークを看板のように掲げていて、日本人からすると少し笑える光景でした。

深センの路面店でスマホ決済用のQRコードがレジに用意されている

販売店のレジでは購入したい商品を選び、レジに持ち込んだ上で、QRコードをスマホで読みます。その上で、いくら支払うのかを買う側が画面上で決め、決済します。そこで店長に決済後の画面を見せ、きちんと支払ったことを確認させるようなフローを運びます。つまり、買って初めて決済金額が決まるのでそのような方式になっています。

例えば、他に食事を済ませた際にレシートが出てきてそこにQRコードが印刷されたりします。火鍋を食べましたが、最後にタブレットの会計画面ではQRコードがあり、それを読み取ることで支払うことができます(僕らはVISAのクレジットカードで支払ってしまいましたが)。

深センのシェアリング自転車サービス「Mobike」、「Ofo」など

老街という繁華街に行ってみると、シェア自転車に乗る人を多く見つけることが出来ました。写真のように並んで置かれていて、有名なMobike以外にもOfo(共享単車)など多数あります。中国では過去1年で、20社以上の新興企業がこの領域に参入しています。大人気となったシェア自転車は、15~45ドル(約1700円~5000円)の保証金を払えば、1時間当たり数セント(数円)で利用できてしまいます。

使い方は簡単!アプリとアリペイ、WeChatアカウントで決済

使い方は簡単です。QRコードを読んでAlipayなどのスマホ決済サービスで支払ってスマートに利用できます。支払いは「支付宝(AliPay)」か「微信支付(WeChat Payment)」から行い、乗り終えて手動で鍵をかけた時点で精算されるようになっています。また、Ofoではコストを抑えるためロック部分の構造もシンプルで、セキュリティを簡易にしています。利用者は自転車のIDナンバーをOfoのアプリに入力した後、ロックを解除するためのコードを受け取ります。

乗り捨て自由で放置可能

ちなみに駐輪所のような概念はなく、どこにでも乗り捨てすることが出来てしまいます。中国でこのような自転車の放置は窃盗に繋がってしまうのではないかというのがまず誰もが心配する所なのですが、調べてみるとやはり破壊やゴミ箱への投機など無茶苦茶な目に合っているようです。1%程度の自転車は消えてしまうようです。

外国人も使えるが、決済サービスのアカウント登録がハードル

外国人でも利用することができます。アプリをインストールした上で、個人情報を入力し、保証金をアリペイかWeChatで支払います。また、パスポートと顔写真も一緒に撮って送る必要があります。僕たちは、アリペイもWeChatもダウンロードしていませんので、今回は使う機会がありませんでした。ちなみにパスポートなどの写真が承認されるのに24時間程度かかるようなので、事前に用意しておく必要もありそうです。その方法はこちらの外部記事にて詳細に紹介されています。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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