本コラムでは、清宮質文の版画の骨董価値・買取相場・査定情報をテーマに情報やポイントを述べていこう。絵画や版画の売却は非常に難しく、また損をするリスクは高い。相場や査定情報をしっかりと把握して、損をしないよう基本的なポイントは押さえておこう。
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清宮質文について
最初は相場や査定情報の前に清宮質文について述べていこう。清宮質文という芸術家はどのような作家で、またどれくらいの価値があるのか、基本的なところは押さえておくべきだ。ここでは簡単にではあるが紹介していこう。
清宮質文は世界的に評価の高い版画家
清宮質文は東京出身の日本の版画家。東京美術学校油絵科を卒業した後に、美術教師や商業デザインの会社で勤務を経験しているが、同級生たちと芸術活動グループを結成したことをきっかけに画業へ専念するようになると本格的に制作を開始する。木版画やガラス絵、水彩画などの芸術作品を多数発表している。東京、リュブリャナの国際版画ビエンナーレ展などに招待出品を重ねるなど、清宮質文の作品の評価は高い。
版画の価値は高い
清宮質文の版画作品は多色刷りで、10刷ほど重ねることも多いため、深みがあり、静かな印象を受ける作品が目立つ。非常にノスタルジーに富んだ独特な色使いや構成で幻想的な作品も多い。そのような独自の芸術性は今でも色褪せることなく、世界的に高い評価を得ている。現在も多くの美術館で清宮質文の作品は展示されている。買取市場でもコレクターは多く、作品は高額で売れることが期待できる芸術家であることは間違いない。
代表的な作品一例
- はるかなるもの
- 九月の海辺
- 入り日
- 壜の中の魚
- 虜囚の窓
- 早春の静物
清宮質文の版画の査定情報
ここまで、清宮質文について述べたが、どういった芸術家なのか、簡単に紹介したので基本的な知識は押さえておこう。次は、清宮質文の作品を売るとき、どのようなポイントが査定されるのかを紹介していこう。このようなポイントは売る前にしっかりと押さえておこう。
状態には細心の注意を払うべき
絵画や版画を売るときに重要なポイントになってくるのが状態の良さだ。この状態の良さで査定額は大きく変動する。当然、いい状態のほうが高く売れる。もし、状態で破れ、ホコリ、汚れ、カビ、スレなどの状態があれば減額になるので気をつけておこう。絵画や版画を売るときは、できるだけキレイな状態を保つようにしよう。/p>
摺られている年代や順番によっても金額は変わる
版画に関しては摺られた順番や年代によって金額は大きく変わってくるだろう。やはり、版画は初版が高額になることが多いようだ。一番に摺られている版画になるので、希少価値があるのである。オークションや買取なども、初版は高額で買い求めること多い傾向にある。版画で番号が振ってあるものは、その数字も確認しておき、価値を確認しておいたほうがいいだろう。また若い番号で高額になるような版画であれば、しっかりと鑑定してもらったほうがいいだろう。
鑑定書や保証書があれば査定額は上がる
また、鑑定書や保証書は一緒に売るほうが査定額は高くなるので、鑑定書や保証書の扱いも慎重に。逆にこの鑑定書や保証書がないと査定額が低くなることもあるので注意が必要だ。とくに清宮質文のような有名作家の版画は、市場での価値が高いため、贋作や模倣品が多く出回っており、本物を証明する鑑定書や保証書はコレクターに需要があるのである。なので、鑑定書や保証書は査定額に大きく影響する重要なアイテムなので大切に保管しておこう。
清宮質文の買取相場
ここまで、清宮質文の基礎知識や査定ポイントを紹介してきた。最後は相場についてリサーチをした。本コラムで紹介していくので参考にしよう
絵画や版画の相場は掴みづらい
清宮質文の版画がどれくらいの金額で売れるのか、リサーチしてみたが、清宮質文の版画の明確な相場はわからなかった。というのも、絵画や版画の価値は非常に曖昧で掴みづらいのである。実際に鑑定をしてもらわないと、その作品の価値はわからないだろう。また、芸術作品はオークションなどの競りが基本で値がつくものでもあるというのも要因の一つだろう。業者によって売れる金額は大きく違うため、いくつかの業者で鑑定してもらって、その鑑定額をみて比較検討するといいだろう。
清宮質文の版画は数百万円で売れる可能性が高い
芸術作品の場合、明確な相場はわからない。だが、清宮質文の版画の価値は高いことは間違いないだろう。なので、もし本物の版画の売却となると間違いなく高額になると言っていい。その額は数十万〜数百万の買取になる可能性は非常に高い。このように本物の版画を売る場合には、かなり高額になるので、買い叩かれることのないよう、慎重に比較検討して信頼できる業者で売るように心がけよう。
まとめ
ここまで、本コラムでは清宮質文版画の価値や相場などを紹介してきたが、清宮質文の作品は世界的に非常に評価が高い。そのため高額で売れる作品は多いだろう。この点はしっかりと押さえておこう。実際にこの清宮質文の作品は、多くの骨董品や古美術品、專門業者で積極的に買取を行っている。ただし、美術品などの相場は非常に掴みづらく損をしてしまうリスクも高くなるので、リサーチは入念にしよう。業者によって売れる金額が変わるので、ある程度の基本知識がないと、損をしてしまう可能性は高いので、この点は注意してほしい。