車は買ったばかりの頃はピカピカで快適で、毎日乗っても飽きないと感じる方が多いだろう。
しかし、長く乗っていると乗り心地に飽きてしまったり、他のデザインの車が欲しくなったり、傷などがついて魅力が半減してしまうこともある。車への熱が冷めてしまったり、車趣味に飽きてしまった場合、どのようにするのがいいのだろうか。
そのおすすめの方法をご紹介する。
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車に飽きてしまったらどうする?
車は高額な買い物ではあるが、人によってはせっかく購入した車も飽きてしまう。なんとなくで車を選んでしまったり、知名度、トレンドだけで車を選んでしまうとすぐに飽きてしまう可能性が高くなる。
引越し、結婚など環境が変わることで車が不要になるということもあるだろう。車好きな方であっても、新しく登場した車のデザインが魅力的だと自分の所有している車への関心が低くなり、大切に乗らなくなってしまう。
車は乗っていなくても、所有しているだけでお金がかかる。まだローンを返し終わっていない場合は月々しっかり支払う必要があるし、年に1度自動車税を前払いしなければならない。さらに駐車場代、ガソリン代なども必要だ。
実際には乗っていないのに支払う金額が大きいともなれば、そのお金は非常に無駄なものになってしまう。車に飽きた、もう乗る予定がないという場合は、車を適切な方法で処分する必要がある。
まだ乗るならカスタマイズを!
環境の変化で車に乗らなくなったというなら別の方法もあるが、まだ車に乗る必要があるという場合はカスタマイズも検討してみよう。
新車のままの状態だと、どうしてもオリジナリティがなく飽きやすくなってしまう。しかしカスタマイズをすることでさらに乗り心地やデザイン性がアップし、一度飽きてしまった車でもまた愛着を持って乗ることができる。
カスタマイズの基本はまずは洗車から。大雑把な洗車ではなく、徹底的に細部まで綺麗にしてあげよう。車内の汚れなどもすべて綺麗にするだけでも、新車を購入したときのようなワクワク感を再度楽しむことができる。
ホイール、マフラー、ミラー、ライトなど、目に見える部分のカスタマイズ方法はたくさんある。自分の個性を出せるカスタムを、車雑誌などをチェックして考えてみよう。
黄ばんでしまったライトを新品に交換する、というカスタムだけでもいい。派手なカスタマイズは法律違反になることもあるので、店員とよく相談して可能な範囲のカスタマイズを進めていこう。
車内のシートやオーディオをカスタムすれば、乗っているときにもさらに楽しむことが可能だ。乗り心地、デザインなどを考慮しつつ、自分にぴったりの車に仕上げてみよう。
買い換えるなら飽きない車選びを
車にまだ乗るもののカスタマイズなどは面倒、よくわからない、シンプルに新車に乗りたいという方は、今度は飽きないような車選びをすることが大切だ。
車に飽きやすい人はどう選んでも結局飽きてしまうが、それでも自分にぴったりの車を選ぶことで長く愛することができるだろう。
車の人気、トレンド、カラーなど、表面的な部分ばかりを見ていないだろうか。乗り心地やそのブランドの歴史、シリーズ展開など、より深い部分にも目を配ることで自分にぴったりの車を見つけやすくなる。実際にその車種に乗っている人がいれば乗り心地などを聞いてみるのもいいだろう。
最近では試乗できる車も多くなってきている。乗り心地、自分が運転しやすいかどうか、今後家族が増えたり、趣味に利用する際に使いやすいかどうかなども確認しておこう。さらに、車選びにはフィーリングも大切である。
なんとなくで選ぶと失敗する可能性も高いが、同じような条件で迷った場合、ピンと来た方を選ぶといいだろう。価格面などで妥協した方を選ぶといつまでもあっちの方が良かったかも…と考えてしまい、実際に購入した車に飽きやすくなってしまう。
このように、飽きない車選びを心がけてみよう。
車を手放す方法とは?
車熱が覚めてしまい手放すことを検討してはいないだろうか?以下では車を手放す方法について、いくつかご紹介しよう。
譲って車を手放す方法
もう車に乗る予定がない場合、譲ってしまうという方法もある。名義を変更することで簡単に車を譲ることができる。家族に他に車に乗る人がいるのなら譲ってもいいだろう。自分の分と家族の分、2台分の駐車スペースを確保できるのならこの方法はおすすめだ。
また、友人、知人など、親しい人に譲るという方法もある。顔を知っている人になら譲りやすいし乗り心地、使い方の相談にも気軽に乗ることができるだろう。しかし、譲る場合はもちろんその車をお金にすることはできない。もし払ってもらう場合でも、親しい間柄だからこそあまり高い金額を言うのは気が引けるだろう。
車をとにかく手放したいという方には譲るのは有効的な手段だが、お金に換えて乗り換えたり他のことに使いたいという方には不向きである。
下取りで車を手放す方法
車を買い換える場合、下取りに出すという方法もある。車の下取りは多くの車販売店、メーカー、中古車販売店などが対応している。今所有している車を引き取ってもらい、その分の金額を新車の販売価格から差し引いてもらうという方法だ。手放すのも購入するのも同じ店舗でできるため、手軽に取引できるというのが下取りの魅力。
一見お得に見える下取りだが、注意が必要だ。下取りは安く買い取って系列店で中古車として販売し、利益を上げている。そのため買取業者に依頼するよりも価格が10万円から20万円低くなる。これは高く買い取ったり価格交渉をしなくても相手は車を購入するつもりでいるためであり、下取りを選ぶ方も高く売ることを念頭に入れていないことが多いためである。
どうせなら高く売った方が、新車を購入するとしてもより多くの資金を用意することができるだろう。買取業者に依頼する場合は高く買い取ってもらえる分購入店舗とは別に買取業者を探す手間や、新車を購入するまで車に乗れないというデメリットがある。
すぐに新車と交換したい場合は下取り、高く買い取ってもらいたいなら買取と、自分が何を一番重要視しているか考えて選ぶようにしよう。
買取で車を手放す方法
車を高く売りたいのなら、買取業者に買取を依頼するのが一番おすすめだ。車買取業者での買取は、下取りよりも高い金額で取引することができる。中古車販売店、ネットでの取引の他に個人や業者に向けたオークションなど、販売ルートが豊富なため販売価格も高くしやすく、そのため買取金額を上乗せすることができるのだ。
さらに最近は車の買取業者も増えてきており、安い買取金額を提示するとすぐにネットで広まってしまう。もちろんユーザーはより高く買い取ってくれる業者を選ぶので、買取価格の競争も起こりやすく、ユーザーにとって有利な状態で交渉もできるのだ。
買取の方法は直接店頭で見てもらう店頭買取と、査定スタッフに自宅まで車を査定しにきてもらう出張買取の2種類がある。
店頭買取の場合は近くに店舗がなければ利用できないし、いきなり一店舗に依頼してしまうと価格交渉も難しくなる。より高く買い取ってもらいたいのならネットで出張買取に対応している業者を調べて依頼するのがおすすめだ。
出張買取は好きな日時に予約できる、近くに買取店がなくても車を売却することができる、複数の業者を気軽に比較することができるというメリットがある。
買取業者選びは慎重に!
車の買取業者は、ネットで買取をおこなっている業者も含めるとかなりの数になっている。この中から自分の車にぴったりの買取業者を選ぶのは至難の業であるが、適当に選ぶと後悔する結果になってしまう。相場より安い価格で買い取られたり、詐欺まがいのことに巻き込まれてしまう可能性も。
車の買取業者を選ぶ際に重要なのは、その車の買取価格だけではない。その他のことも総合的にチェックして、より納得できる取引ができるようにしていこう。車買取業者を選ぶ際にチェックしておきたいポイントをいくつかご紹介する。
専門性の高い業者を選ぶ
車買取業者と一口に言っても、業者によって得意な分野、不得意な分野というものは存在する。
例えば高級車を専門としているような業者にファミリーカーや安価な車を買取に出すと、かなり安い金額で買い叩かれる可能性が高くなる。高級車専門買取業者は高級車に乗りたいと思うユーザーに向けての販売をメインとしているため、安い車は在庫となってしまう可能性が高いのだ。
反対に一般的な車ばかりを買取しているような業者に高級車の査定を依頼してしまうと、高級車の本来の価値を査定してもらえず、状態だけでの買取金額を提示されてしまう。ホームページを確認して、その業者はどのような車種の買取が得意なのかをチェックしておこう。
業者によっては、特定の車種に対してキャンペーンをおこなっていることもある。自分の所有している車がそのキャンペーン対象になっているようであれば、業者も高い金額で買い取ってくれるだろう。車ならなんでも買い取ると謳っているような業者は査定を申込みやすいが、その分査定基準が大雑把だったり買取金額が安い可能性もある。
きちんと専門性の高い業者を選んで依頼するようにしよう。
査定時の対応も確認!
車の買取査定において、買取金額はもちろん大切だが、査定の際のスタッフの対応も重要だ。横柄な態度で接してくるような業者は買取金額を値切ってくる可能性も高く、最後まですっきりしない気分のまま取引を進めることになるだろう。
出張買取に遅刻してくる、価格交渉をすると露骨に嫌な顔をするといった査定スタッフも少なくない。このような業者は、買取金額が良かったとしても避けたほうがいいだろう。不要になった、飽きてしまったとしても一度は自分が選んだ車を、そのような態度のスタッフに引き取られるというのは嫌な気分になるものである。
きちんと教育されているスタッフの方が車をきちんと見てくれる可能性も高い。安心してその後のことも任せられるような業者かどうか、一度よく考えてみよう。
査定までの時間は?
査定のスピードも大切だ。車の査定は最低でも10分くらいはかかる。外観だけではなくエンジンルーム、車内の状態、タイヤ、トランクなど、細部までよく確認して査定結果を出すには、長いと30分くらいかかることもあるだろう。
しかし、中には10分足らずで査定結果を出すような業者もある。査定が早い方が嬉しいと感じるかもしれないが、その分適当に査定されていると考えるのが妥当だ。最低限の査定項目しかないような業者は、その車の価値のある部分をきちんと見出すことができない。
査定結果が低かったときにきちんとその理由が説明できない、価値のあるポイントを紹介しても理解してくれないなど、車の買取について不慣れな印象を受ける業者だと判断したら、出張買取に来てもらっていたとしても、わざわざ店頭に出向いていたとしても取引先としては考えない方が良さそうだ。
じっくり時間をかけて丁寧に愛車を査定してくれる業者を探すようにしよう。
クチコミもよく見ておこう
車の買取は店頭か出張がメインである。いきなりスタッフと対面して買取査定を依頼したり、その場で断ったりするのは勇気がいるだろう。こんなはずじゃなかった…という事態を避けるためにも、事前のクチコミの確認は大切だ。
買取金額だけでなくスタッフの対応、査定から入金までのスピードなどもチェックし、満足のいく取引ができる業者か見極めてから査定を依頼するようにしよう。
自分と同じ車種の買取を依頼した人のクチコミを見れば、その業者が得意の車種なのか、高く買い取ってくれるのかを判断することもできる。公式サイトに掲載されているクチコミは高評価なものばかりの可能性が高いので、クチコミがたくさん掲載されているサイトをチェックして実際のユーザーの声も確認するようにしておこう。
買取実績はある?
買取業者のホームページを確認して、車の買取実績は豊富かどうかも確認しよう。
メディアなどでよく見かける大手ならまず安心だが、大手の場合は買取金額が低い可能性もある。店舗の運営費などがかかるため、買取金額も低くなってしまうのだ。一方でネットのみでの買取、販売をおこなっているような業者は買取金額が高めになる。
しかし知名度が低い、設立されてから日が浅いような業者は要注意だ。買取金額の支払いが遅い、査定基準が曖昧といった可能性も高くなる。ホームページに今までの買取実績、またその際の買取価格が掲載されている業者を選べば、安心して取引をおこなうことができるだろう。
事前の無料査定はある?
買取業者の中には、事前にネットで無料査定をおこなってくれる業者もある。
車種や年式、走行距離などを記入することである程度の査定額を教えてもらうことができるのだ。このような事前の無料査定を利用すれば、わざわざ店頭に行ったり出張に来てもらうために予定を開けるといった手間を最低限に抑えることができる。
しかし事前査定の金額が買取金額になるという可能性は低い。状態を見て減額されることがほとんどなので、事前査定での金額はあくまで最高のコンディションの場合、という認識でいるようにしよう。中には最低金額を保証してくれるような業者もあるので、不安な方はそのような業者を利用してみるのもいいかもしれない。
買取金額を比較して車を売ろう
事前の無料査定ではある程度の買取相場を知ることができる。しかし、一社のみの査定金額では正確な相場を理解するのは難しいだろう。そこで、複数の買取業者に事前の査定をしてもらう必要がある。
とは言っても一社一社に同じ内容を入力して電話、メールなどで査定結果を受け取るのは非常に面倒である。そこでおすすめなのが一括比較サイトだ。複数の業者の買取金額をまとめて知ることができる。
車の買取業者の比較サイトも複数あるが、自分が取引したい業者を複数選択できるサイト、営業の電話がかかってこないサイト、さらに必要最低限の入力項目で手軽に査定を依頼できるようなサイトを選ぶのがおすすめだ。
契約されている業者の数が多いサイトはそれだけ価格の競争が起こりやすく、査定金額が出たあとでも価格交渉をしやすくなる。 買取価格が高くても、その後手数料などを多く差し引くシステムになっている業者もあるので注意しながら一番高く買い取ってくれそうな業者を選ぶようにしよう。
車専門!おすすめの買取業者3選
ここまで車の売却についてご紹介してきたが、車を売るのであればやはり車専門の買取業者に依頼したいものだ。そこで最後に、車の買取をおこなっている買取業者を3社ピックアップしてご紹介していこう。依頼する業者にまだ見当がついていなければ、ぜひ参考にしてみてほしい。
ハッピーカーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ハッピーカーズは全国に数十店舗を構える規模の大きな買取業者だ。車を売るにはまず査定をのお問い合わせをし、売りたい車の詳細や現在の状態を伝える。そして査定日時のお約束をすると、指定した場所までスタッフが査定しにきてくれるので査定額や査定理由をその場でしっかりと確認しよう。もしその金額に納得できれば、買取は成立。ハッピーカーズはこのスムーズな取引が特徴だ。
ただし、車の買取の際には指定される書類や印鑑、リサイクル券などをすべて準備しておく必要がある。こちらは査定依頼時に指示されるので、約束の査定日までに余裕をもって用意しておくといい。
また、ハッピーカーズでは各地に店舗を構えていることで地域に根ざしており、地元住民からの口コミがあることで広告費をカット。さらに近い拠点で引き取りをおこなうことで、陸送費も削減できる。その分、売り手への買取価格に還元し、満足のいく高価買取を実現しているのだ。まずは自分の住んでる地でも利用できるか、問い合わせてみてもいいだろう。
Cars-net(カーズネット)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
Cars-net(カーズネット)は大阪府と石川県を中心に、車の買取を専門におこなっている業者。とは言っても、全国からの買取依頼に対応しているので安心してほしい。カーズネットでは国産車はもちろんのこと外国車も対象で、なんと損傷のある事故車でも買取可能な場合がある。手間暇のかかる車の買取だが、査定や買取にかかる手数料は無料なのがうれしい。
そんなカーズネットの高価買取の秘密は、海外への直売販路・中間コストの削減・業者間の販売ルート確保の3つ。特に、海外に販路を持っていることは大きな強みで、国内では値のつきにくい車でも高値で取引されている場合があるので、高額買取につながってくるのだ。
他店での査定額に満足できなかったときには、カーズネットに相談してみるのもいい。まずは車種や状態をチェックして査定を依頼してみよう。
SellCa(セルカ)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
SellCa(セルカ)はオークションタイプの買取業者で、セルカ独自のオークションに出品することで全国最大6000社のバイヤーがオンラインで入札して競りをおこなう仕組みだ。そのため、需要の高い車であれば相場よりも数十万円は高く売れることもあり、さらに高価買取を狙うのであればセルカを利用してみるのがおすすめだ。
セルカ独自のオークションを利用することで、買取店の手数料・陸送費・業者用オークション手数料などを削減している。この削減部分の恩恵が売り手へ還元され、高額売却が見込めるのだ。また、オークションに出品した後はバイヤーが値段を競るだけで、営業の電話などは来ないため安心である。
落札してくれたバイヤーとの取引もセルカ上で完結するため、面倒な手続きが苦手な人でもぴったりな業者だ。自身の車が出品できるかどうか、査定を依頼してみよう。
まとめ
本コラムでは、車に飽きてしまった、もう車に乗ることがなくなってしまった場合、どのような方法で処分をすればいいのかをご紹介した。
譲渡、下取り、買取といった方法がおすすめだが、中でも買取に出せばより高い金額で取引することができる。そのお金で新しい車を購入してもいいし、別の趣味に使ってもいいだろう。より高く車を買い取ってもらうには、買取業者をよく見極める必要がある。
今回ご紹介したようなポイントやおすすめの買取業者をよくチェックして、満足のいく取引ができる業者をみつけよう。