買取依頼に申し込んで、不要品を売ることに現在、注目が集まっている。その買取において売れるものはたくさんあるだろう。例えば、家具やオーディオ機器、家電、宝石、絵画、骨董品、レアなコレクションであれば、歴史的価値の高い効果など、売られている数と同様に売れるものは多い。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
カタチないものも売れる
ただし、カタチのないものも売ることが出来る。
例えば、特許、電話番号、電話加入権などが挙げられる。そういった権利についても譲渡が可能なのである。ここまで個人で売れるものを主に紹介してきたが、ビジネスシーンにおいても買取を考えることはあるだろう。
ビジネスシーンにおいて買取を考える
今回は、ビジネスシーンにおいて考えられる買取について、紹介していこう。では、ビジネスシーンにて買取を考えるケースとはどういったことなのだろうか。
ビジネスシーンにおいての買取、つまり、仕事上で何かを売らないといけないケースとはどういったことなのかを、まずは、述べていこう。
不良在庫を売りに出すケース
例えば、新商品の開発を行い新商品を発売したが、思うように売れ行きが伸びず、大量に在庫が余ってしまった場合の不良在庫が挙げられる。
売れる見込みがない商品を会社で持っていても仕方がないので、不良在庫を売りに出してしまおうという考えは多いのではないだろうか。そういった余った商品をそのまま倉庫で寝かせておく、もしくは処分するより、少しでも現金化するため、買取を利用するケースだ。
閉店や移転に伴って、会社のものを売る、また会社自体も…
次に考えられるのが、閉店や移転にともなって、業務用品や業務機器などを買取に出して次の事業にあてるケースである。このようなケースでも、会社内にあるものを一斉に処分しないといけないため、買取業者・回収業者へ買取を依頼することもあるはずだ。
また、経営悪化によって倒産を寸前というケースでは、会社自体を売るということもある。
不良債権を売ることもある
ビジネスシーンで買取を考えたときに、上記で紹介したようなケースはよくある。ただ、最近では不良債権が売れるようだ。
今回は、この「不良債権の買取」について紹介していこう。ビジネスシーンでは、このような不良債権という、カタチのない権利を売るなんてこともあるようだ。
不良債権とは何か?
次はまず、この不良債権がどういうものなのかについて触れていこう。不良債権の買取を考えている人は、改めて押さえておくといいだろう。
買取を行う上で、売るものの価値や知識などをある程度知っておくことは、買取で損をしないためにも重要なことだ。
金融業界における不良債権
不良債権とは、簡単に言えば回収が困難な債権のことを指す。
例えば、銀行など金融機関において多いのが、融資をした企業の経営悪化や倒産などを理由に、返済する資金がなく回収が困難になってしまう可能性が高い貸付金を指す。
また融資先に対して返済の請求などの行為が出来るのだが、そういったものを債権という。
回収できない請求金などが不良債権
では、通常の企業での不良債権はどういったものなのかについてだ。
ビジネスにおいての不良債権は貸付などもあるが、回収できない請求金などが不良債権となる。こういった不良債権を買い取る業者が存在しているようだ。
次は、不良債権の買取を行っている業者などについて、触れていこう。
不良債権を買い取ってる業者とは?
では、上記でも述べたように不良債権の買取を行っている業者とは何なのか。簡単にではあるが説明していこう。
国に許可をもらい、不良債権の回収を請け負っている会社がある
バブル後、非常に多くの会社や事業主が倒産をして、不良債権が膨大に増えていった。その後不景気は今まで続いているため、全ての不良債権が回収されたわけではない。
そんな中、法務省は不良債権における特別な法令を施行した。このことにより、債権回収を生業とする会社が出来たのである。
つまり、国に許可を貰うことで、不良債権の回収を請け負うことが出来るようになり、またその回収業務を事業にしてもいいという法律である。現在、30社ほどの企業が不良債権の回収を事業としている。
不良債権の回収事業を行っている会社を、「サービサー」という
このような不良債権の回収事業を行っている会社を、「サービサー」という。
このサービサーは、基本的に銀行から貸付の債権を買い取り、不良債権の回収を行っている。
ここで勘違いしてはいけないのが、このようなサービサーは、国から正式に認可を受けており、いわゆる闇金といわれる組織や団体ではなく、正式な企業である。よくここは勘違いをされることも多いようなので、誤った認識をしないようにしておくべきだ。
つまり、不良債権は売ることができる?
上記では、不良債権を買い取っている業者に関して述べてきた。次は不良債権の買取は出来るのかについて、触れていこう。
不良債権を譲渡可能
そもそも不良債権を売ることが出来るのかと疑問に思う人もいるだろう。だが、上記でも述べたように、国によって認可を受けているということからわかるように、この債権という権利は譲渡できる権利なのである。基本的に譲渡できる権利は、買取対象になっており、売れることが多いのだ。
不良債権の買取は出来る
譲渡が可能となれば、双方で話がつけばその権利は売れるということだ。
だが、不良債権はそこまで高い金額で売るのは難しいかもしれない。不良債権の内容にもよるが、基本的には回収ができない状況になっているため、そこを回収会社が回収にあたるわけなので、手数料はある程度高いものとなるだろう。
利益が出ない不良債権は買取拒否もありうる
また、そのような不良債権の回収を行っている会社は、慈善事業で行っているのではなく、ビジネスとして事業を行っているため、利益が出ないような不良債権は買取を拒否することがある。そういった点にも注意が必要だろう。
結論としては、不良債権の買取は出来るものである。
ここで、不良債権の回収を行っている業者を紹介
ここまで不良債権に関して説明してきた。次に、不良債権の回収を行っている業者を紹介しておこう。実際に不良債権の回収を行っている業者とはどんな会社なのだろうか。この機会に押さえておこう。
パルティール債権回収株式会社
日本債券回収株式会社
http://www.japanservicer.co.jp/あおぞらサービサー
http://www.aozora-ls.co.jp/まとめ
ここまで、不良債権の買取について紹介した。不良債権の回収は国が認めている事業であり、法律的にも認められているものである。
また、不良債権のような権利は、譲渡が可能な権利であり、買取も行われている。不良債権回収を事業を行っている会社をサービサーといい、不良債権の回収をビジネスで行っている<ということも押さえておこう。
また、基本的にサービサーは、銀行などの金融期間から不良債権を買い取っているため、どれくらいの金額で買取が行われているのか、などは公表されていない。