ワットマン（Watman）で買取不可となる商品はどんなものか

神奈川県内に大型店舗を多数構えるワットマン。近年では店頭・宅配・出張買取だけでなく、LINE査定を取り入れるなど、買取に力を入れている業者だ。幅広い商品の買取を行っているワットマンだが、中には買取してもらえない商品もある。

ワットマンで買取を検討しているのであれば、査定前にあらかじめ買取対象になるものとならないものについて知っておこう。

今回は、ワットマンで買取対象外となる商品や、査定してもらう前にやっておくべきことについて具体的に解説していく。

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ワットマンで買取できない商品

ワットマンは、店頭・宅配・出張と3つの買取方法がある中で、それぞれ買取基準が異なるので注意が必要だ。ワットマンで買取できないものとして挙げられているのは以下の通りだ。査定申込前にぜひ確認しておこう。

法律により取り扱いできない商品

ワットマンでは、全ての買取方法に共通して、偽造、海賊版、盗難品が買取不可だ。また法令や法律で処分方法が定められている家電などは買取不可となるケースがある。

それ以外にも制服などの官給品、調理以外の刃物、化粧品、日本語成分表記のない香水、防犯登録が解除確認できない自転車、出力の大きい無線機なども買取できないので注意しておこう。

店頭買取での場合

破損・欠品があり使用できない状態の商品は買取不可な買取店が多い中、ワットマンでは動かない商品であっても、ワットマンテックの取り扱い商品で法令で廃棄方法が定められている商品以外は部品買取という形で買取してもらうことが可能だ。

ただし、当然ながら買取金額が低くなってしまったり、場合によっては引き取り処分となることは念頭に置いておこう。

また衣料品については、基本的には全て買取するというスタンスなので、着用済みの下着・使用済みのサニタリー（衛生）商品、制服などの官給品以外は、よほど汚損や破れがひどくなければ買取してもらえる可能性が高いだろう。

ファストファッションは買取不可とする買取店も多くなってきているので、これは嬉しい買取基準だ。

宅配買取での場合

3辺合計160cmを超える商品は買取不可なので注意しておこう。大型家具・家電の買取を考えているのであれば、出張買取を利用した方がよいと言える。店頭買取とは異なり、破損・欠品があり使用できない状態の商品や、極度の汚れ・破れのある商品は買取不可なので覚えておこう。

金額が納得いかなければキャンセル可能で、返送料も無料なので気軽に申し込みすることができる。

出張買取での場合

2人で持ち運べない大きさの商品（目安：350cm以上または重量60kgを超える商品）は買取不可なので注意しよう。こちらも店頭買取とは異なり、破損・欠品があり使用できない状態の商品は買取不可となっている。

商品の分解や、吊り上げ・吊り下げ、内階段を使った積み下ろしは対応してくれないので事前に自身で行っておく必要がある。事前にどう言った状況なのかをワットマンに伝えておくことをおすすめする。

金額が納得いかなければキャンセル可能なので、まずは問い合わせてみてはいかがだろうか。

以上がワットマンにおける買取の基本スタンスだ。ワットマンで自分が売ろうとしている商品が当てはまるかどうか、査定前に今一度確認しておこう。

ワットマンで買取が難しい商品

では具体的にどのような商品が買い取り不可なのかをここで紹介していく。買取不可のものから、査定額が低かったり、査定額がつかずに引き取りとなるケースとなる場合もあるので確認しておこう。ワットマンで買取が難しい商品は以下の通りだ。

家電製品

ブラウン管テレビ、10年以上前の冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・乾燥機（※10年以内の商品でも状態によっては買取できない場合あり）は買取が難しい。

上記の家電は処分するのに費用がかかるので、再び市場に出す際に価値が出ない商品は基本的に買取が出来ないと思っていた方がよいだろう。

家具・什器

大型家具、大型健康器具、仏壇仏具、人形の段飾り、大型金庫、オフィス家具、業務用機器、一般食器（使用品は買取不可・ブランド食器は使用品でも取扱い可）も買取が難しい。

ここで注意が必要なのは食器。ノンブランドの食器は使用品は買取不可だが、有名ブランドの食器であれば買取が可能である点だ。一度使ったまま食器棚に眠っているブランド食器も買取可能なので査定に出してみる価値はありそうだ。

スポーツ用品

スポーツ用品は毎シーズン各ブランドから新たなモデルが出るため、基本的には3年経過したスポーツ用品はあまり査定額が出ないと思っていた方がよいだろう。

ゴルフ用品以外は特に大きいサイズのものが多く持ち運びが大変なので、いきなり査定に出すよりかは、事前にワットマンに確認するのがおすすめだ。

• ・ゴルフ用品※発売3年未満の製品が対象（パーシモン、アルミ製、380cc未満のドライバ、欠番のあるセットは買取不可）
• ・サーフボード※ショートボード等のみ対象（ロングボード、セミガン、ミニタンカー、ウインドサーフィン、カヌー等の大型は買取不可）
• ・スキー用品※3年未満の製品かつカービングスキー、ファンスキーが対象（長いスキー板、古いスキー板、購入3年以上の板は買取不可）
• ・スノーボード用品※3年未満の製品かつストラップ型が対象（ステップイン型、購入3年以上の板は買取不可）

楽器

グランドピアノ、アップライトピアノ等の大型楽器類は、搬送に手間も費用もかかるので、ワットマンでは大型のピアノの買取は不可としている。もし買取や処分を検討しているのであれば、ピアノ専門買取業者や大型廃棄物処理業者を探すことをおすすめする。

その他

ぬいぐるみ、ギフトセット（※未使用品のみ買取）、使用済みの消耗品・使用期限切れの製品、着用済みの下着・使用済みのサニタリー（衛生）商品、非売品・サンプル、自費出版本、レンタル落ち商品、倫理シールのないアダルト作品、シリアル番号の無いゲーム機本体などが買取不可だ。

中でも衛生面で心配がある着用済下着、使用済みサニタリー商品は基本的に買取は不可となっている。そのほかにもレンタル落ち商品などの再販時に値段のつきにくい商品は買取不可となっているので注意しよう。

具体的には以上の商品が買取が難しい、もしくは買取不可の商品となる。これらについて買取を検討しているのであれば、ワットマンに個別に問い合わせて確認するのが必要だ。

査定前にやっておきたいこと

買取に出すのであればなるべく高く査定してもらいたいのは誰しもが思うところ。買取の査定は、事前準備で高くなる可能性もある。査定スタッフが商品を目にした時の印象が大事だ。ここでは商品を査定前にやっておきたいことを解説していく。

ファッション関係

ワットマンでは、査定前に洋服のクリーニングは不要としているが、簡単な洗濯で落ちる汚れやシミはケアしておこう。ただし生地を痛めたり色落ちさせてしまうと逆に減額となる恐れがあるので注意して行うことが重要だ。

靴やバッグなどは、靴用ブラシでほこりを落としたり、皮革専用のクリームで汚れを落としたりツヤを出しておくと印象がよくなる。

また売り時にも配る必要がある。季節もの衣服の場合はシーズン少し前やシーズン中の方が高く売れる、逆にシーズンが終わったものについては買取価格が下がる傾向にあるので、売り時を押さえて査定に出すように心がけよう。

アクセサリーは、黒ずみが目立つ場合があるので、ぬるま湯につけた布などで拭き取っておくこと。また、ブランド品は袋や箱、時計の場合は保証書も忘れずに一緒に査定に出すことをおすすめする。

査定前に少し気を配るだけで、減額や買取を断られる可能性も低くなるだろう。

家電・電子機器関係

こちらも第一印象が重要なので、ほこりや汚れは必ず拭き取って綺麗にしておこう。一つの手間で買取価格が変わってくる可能性があるので、面倒だがやっておくことをおすすめする。

また、家電や電子機器類を買取に出すのであれば、必ず付属品や説明書は一緒に査定に出すことが重要だ。特にデジタルカメラやスマホ、タブレットなどは付属品が多いので注意しよう。説明書や付属品は無いだけで減額対象となるだけでなく、場合によっては買取不可となる恐れがあるので、必ず事前に探しておく必要がある。

家具関係

こちらも目につくほこりや汚れは綺麗にしておくこと。布や革の部分があるものは、下手すると色落ちしてしまい減額となる恐れがあるので注意しよう。

また、木材部分などの傷隠しも有効なケースはあるが、高級ブランドの家具などは色味が合わないとかえって減額の対象となるので、付け焼き刃的な補修はおすすめできない。

買取業者の比較

より高く買い取りしてもらいたいと考えているのであれば、ワットマン以外の買取業者にも注目する必要がある。大型の商品であれば最寄りの買取業者に依頼するケースが多いため、店頭もしくは出張買取となることが多いだろう。

しかし比較的小型のものなど宅配買取が利用できるサイズの商品であれば、他にも利用できる買取業者が多数存在する。売った後で違う業者の方が高く売れたと後悔しないためにも、高く売りたいのであれば買取業者の比較は必ずやっておくべきだ。

ワットマンは専門買取店が充実！

ワットマンでは総合買取の他にも、各商品ジャンルの専門買取店を展開している。総合店だけでなく、自身の売りたい商品に合わせて専門店を利用するのもひとつの手だ。

ワットマンテック

ワットマン系列の中でも家電を中心に買取をおこなっているショップだ。家電の他にもパソコン・スマホのガジェットや、楽器・ホビー・自転車などの買取もおこなっている。買い取った商品をネット上で再販することで販路を広く持つことや、経験豊富な専門の査定士を置くことで質の高い買取を実現している。

ワットマンスタイル

ノーブランドの洋服からハイブランドまで幅広い商品の買取を柔軟におこなう専門店。ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、コーチ、グッチなどの人気ブランドの高価買取を実現するかたわら、時計・靴・食器・家具・インテリア・スポーツ・アウトドア用品などのジャンルの買取にも対応しているオールマイティーなショップだ。

オーディオカウマン

スピーカーやデジタルオーディオ機器の買取を中心に、アンプ・ヘッドホン・ターンテーブル・ケーブルなどの音響関連のアイテムを扱っている。公式HPでは満足度の高い買取実績を公開しており、その透明性に信頼をもてる。また、オーディオカウマンでは宅配買取を利用することができ、梱包キットもワットマンが事前に届けてくれるので安心だ。

ロードバイクカウマン

カウマンの中でも自転車やロードバイクを専門に買取をおこなっている。自転車本体だけでなく、細かなパーツやアクセサリーにも対応している。また、状態のいいロードバイクなら数万から数十万と言った高価買取の実績もあり、高水準の査定基準で満足のいく売却ができるはずだ。

まとめ

買取価格は業者独自の買取価格であることが多いため、業者ごとに価格のばらつきがある。買取価格は日々変動していること、店舗の在庫状況によっても価格は変動するので、本当に高く売りたいのであれば買取業者を比較することが高額買取を目指すための近道だ。ブランド品買取専門店やゴルフ用品買取専門店など得意としている商品も業者ごとに異なるので、そういった専門店に査定に出すこともおすすめする。

また自身の判断基準の一つとして、オークションやメルカリなどのフリマアプリの相場も見ておくと、おおよその市場価格が把握できるのでおすすめだ。

日頃から売ることを決めている商品は大事に扱うことを心がけたり、査定前に掃除をしたり、買取業者の比較をしたりと、少し手間ではあるが、高額査定を受けられるような準備をして高額買取を目指してみてはいかがだろうか。