ダッジ(Dodge)は、クライスラーの自動車ブランドである。1901年にカナダ・オンタリオ州に設立された、ダッジブラザース・バイシクル&モーターファクトリーという会社が始まりである。
Dodge Challenger / Brett Levin Photography
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
日本におけるダッジの展開
日本に輸入されたのは1997年からである。少ない台数での輸入だったが、人気が高くすぐに完売し、追加販売された。
その後2011年には正規輸入が終了してしまい、現在、日本で販売されているのは並行輸入された車である。
人気車種の買取価格相場
ダッジの中古車は、比較的高額で買取販売されている。人気車種のおおよその買取価格を紹介しよう。
チャレンジャー(Challenger)平均買取価格:303.7万円
アメ車らしい外観の、2ドアの大型ハードトップ乗用車である。10種類くらいのラインナップがあるが、最高グレードはSRTヘルキャット(HELLCAT)。アメリカ車の中でも最高峰と思われる707馬力の強いエンジン、非公表ではあるが、最高速度を記録したというすごい車だ。
・R/Tプラス ブラック 2016年式 432万円
・392 SRT8 イエロー 362万円
・SRT8 ブルー 334万円
・ベースグレード ブラック 318万円
・SXT ブラック 294万円

ラム(Ram)平均買取価格:85.3万円
大型ピックアップトラックである。ダッジ・ラムとして販売されてきたが、近年はダッジブランドではなくラムブランドで販売されている。北米カー・オブ・ザ・イヤートラック部門での受賞歴もある。
フロントデザインに大きな特徴があり、他社のフルサイズピックアップトラックとは異なるファンをつかんでいる人気車両だ。
・REBEL 4WD V8 HEMI 8速AT ブリリアントブラック クリスタルコート 245万円
・REBEL 4WD 8速AT レッドツートンブラック 230万円
・クルーキャブ4WD ララミー V8-5.7L HEMI 8速AT パール 220万円
・C-Cab SPORT AWD V8 HEMI 8速AT 190万円
・ビッグホンエディション ブラック 190万円
チャージャー(Charger)
1960年代に大流行したマッスルカーの象徴的存在であったチャージャー。V型8気筒エンジンを搭載し、レース用エンジンを積んだハイパフォーマンスな車は非常に人気が高かった。現在でも、当時のものから新しいモデルまで、どの世代のモデルも高額取引されている。
高性能なチャージャーは、パトカーとして警察に導入されている。警察車両、ハイウェイパトロールカーとして使用されているほか、ニューヨーク市警察にでも採用された。
・SRT8 ヘルキャット ブラック 410万円
・SRT8 ヘルキャット ホワイト390万円
・SRT6.2スーパーチャージャー ヘルキャット ホワイト 380万円
・440マグナム R/T 1968年式 ブラック 327万円
・R/T V8 22AW ブラック 190万円

並行輸入者を高く売る方法
ダッジ車は現在、正規ディーラーが日本にないため並行輸入車が出回っている。並行輸入車を売却する場合の注意点を挙げておこう。
並行輸入車は修理・買取できない業者がある
正規輸入車の場合は、型式やパーツの形状がすべて決まっていて日本仕様に統一されているため、ディーラーなどに依頼すれば修理してもらえる。
しかし、並行輸入車の場合は細かいパーツの仕様が異なっていて、一般の買取店や修理工場では、その部品の調達が困難なことがあるため、対応できない場合があるのだ。
輸入車、並行車を強化買取している業者を選ぼう
買取業者の中には、輸入車、特に並行輸入車を専門に取り扱っている店がある。
専門店は部品が多く揃っている、もしくは部品の調達ルートがあるため、修理の必要な車を引き受けることができる。また、輸入車の価値を理解しているため、他店で買い取ってもらえなかった並行輸入車やクラシックカーなども良い条件で買い取ってもらえる可能性が高い。
特に、チャージャーなどのクラシックカーは業者によって査定額が異なる可能性が非常に高いので、一般的な買取業者だけでなく、専門店などにも見積もり依頼をすることをおすすめする。
付属品はしっかり保管しておこう
車の購入時に搭載されていた付属品類は日ごろからしっかり保管し失くさないようにしよう。特に「取扱説明書」や「整備手帳」などは車を査定する際にも必要である。こうした付属品の有無が査定時の重要なポイントとなるのだ。社外のハンドル、マフラー、アルミ等交換した場合も純正部品をしっかり保管し、売却時に一緒に出すのを忘れないようにしよう。
ローンが残っている車の売却
車を売りに出したいが、まだローンが残っている場合もあるだろう。基本的には、ローンが残っていても車を買い取ってもらうことは可能である。
査定額がローン残債を上回る場合
ローン残債以上の価格で車を買い取ってもらえる場合は、問題なく売却できる場合が多い。多くの場合は買取店に手続きを任せることができ、最終的にローン残債を差し引いた額が支払われることになるだろう。
査定額がローン残債を下回る場合
この場合は、手続きが少し複雑になる。よく取られる方法は、その場で残りのローン残債全て支払ってしまうか、買取額を差し引いたローン残債で再度ローンを組み直して支払う方法だ。
多くの買取業者では、この場合の手続きを一括して請け負っている。素人では手続きが難しいので、対応してもらえる買取店で売却するのが良いだろう。
売却時に必要な書類
車を売るとき、車だけを持っていけばいいわけではない。そのほかにも必要なものがいろいろとあるのだ。必要書類のうち3つを紹介する。
1つ目は車検証である。車の所有者を証明する車検証がないと売却することができないのだ。万が一失くした場合は運輸支局で再交付してもらおう。
2つ目は自動車税納税証明書である。毎年4月1日時点の所有者に対し送付されるが、失くした場合は各都道府県の税事務所で再発行してもらおう。
3つ目は自賠責保険証である。切れていると売却できないこともあるため気を付けてほしい。失くした場合は保険会社に申請し、再交付してもらおう。
このほかにもいろいろあるが、詳しくは各店舗に問い合わせてほしい。






