ワズ(UAZ)は、ロシアのウリヤノフスクに本社を置く自動車メーカーである。
社名の「UAZ」は、「ウリヤノフスクの自動車工場」というロシア語の頭文字をとってつけられている。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ワズの歴史
1941年に、第二次世界大戦の軍事車両を製造する工場として設立されたワズは、戦後、トラックなどの生産を始めた。
トラック製造技術の評価は高く、現在はいすゞ小型トラックの現地生産もワズで行っている。
ワズの車とは
まず、日本でも人気のあるワズの車の特徴を紹介しよう。
独特のデザインのバンタイプ
一般車両として知られているのはバンタイプである。
特徴のある外観のワズのバンは、日本でもまれにではあるが走っている。
バスのような形に、丸いライト。元軍事車両メーカーの雰囲気もあるが愛嬌もある、独特のデザインである。マークはカモメがデザインされている。
長年デザインの変わらない「UAZ-3909」
バンタイプ「UAZ-3909」は、1958年に発売されて以来、基本デザインはほぼ変わっていない。
日本で走っている車は、日本仕様に作られて輸入されたものである。日本では乗用車として使われているが、ロシアでは商業車両という位置付けだ。
軍事車両や緊急車両としても使用されている
ロシア国内では「UAZ-3909」以外のタイプのモデルもよく見かける。
ジープタイプの軍事車両や、救急車やパトカーなどの緊急車両もある。
ワズ車の人気モデルと買取価格相場
ファンの多いワズの車の買取価格を調べてみよう。
バンタイプ(UAZ-3909)
2005年から、東京の輸入車販売店「岩本モータース」がワズと正規輸入代理店契約を結び、日本仕様車の「UAZ-3909」を輸入していた。
<特徴>
途中マイナーチェンジがあり、後期型のスペックは、2.7リッター直列4気筒DOHCエンジン、最高出力 82.5kW(112ps)/4000rpm、最大トルク=208Nm(21.2kg-m)/3000rpmであった。
後部座席のドアは観音開き。エアコンやパワステはなく、ガソリンの給油口には蓋がないものもあったとされている。
その、あえてレトロな雰囲気が人気の理由の1つでもあるのだ。
<買取価格>
日本の排ガス規制に適合しないという理由で日本への輸入は終了しており、日本では希少車になっている。
中古車の買取価格は100万円前後が目安になるだろう。
パトリオット(Patriot)
UAZ-3909のイメージが強いワズ車の中ではめずらしい、現代的なデザインのSUV。現行モデルは2014年に発表された。
<特徴>
LEDライトやタッチパネルディスプレイ、最新型のカーナビゲーションやパーキングセンサーなど、最新の装備を持つ車としてロシア国内で注目をあびた車である。
<買取価格>
日本にはほとんど輸入されておらず買取価格相場はない状態だが、買取価格は100万円以下が中心になるだろう。
ワズの買取店
ロシアの車は日本ではあまり馴染みがなく、買取が難しい印象があるかもしれないが、UAZ-3909は車ファンの間では有名車両で人気があるので、輸入車取り扱い店であれば問題なく査定をしてもらえると思われる。
専門店だと修理対応もしてくれる
ただし正式輸入が終了しているため、修理部品の入手が難しい場合もあるかもしれない。
そのようなときは似たような部品を製造して取り付けることになるため、輸入車専門店の方が対応しやすいだろう。
一括査定について
良い買取店が見つからない場合は、一括査定を利用してみることをおすすめする。
引っ越しや保険の申し込みでよく利用される一括査定は、近年は自動車買取でも一般的になってきている。
一括査定なら遠方業者も調べることが可能
一度に多くの店に依頼できるというだけでなく、遠方の自動車店であっても出張に来られる場合は候補に入るため、自分で探すよりも広範囲の業者から選ぶことができるのである。
なるべく多くの査定を比較してみよう
最高額で売却するためには、1店でも多くの中古車店で査定をしてもらうのがポイントだ。
輸入車専門の一括査定サイトもあるので、利用してみる価値はあるだろう。
おすすめ①:ヒカカク!
自動車一括査定サイトでおすすめの最初の紹介はヒカカク!である。買取比較サービス「ヒカカク!」では最大20社の一括査定を依頼することが出来、グーネットと提携しているので車の相場を車種別に検索することもできる。
おすすめ②:カービュー
自動車一括査定サイトでおすすめの次の紹介はカービューである。最大8社と多くの買取業者に査定依頼でき、提携している査定会社も200社以上登録している。利用者数も400万人を突破している。年式や走行距離の記入も「おおよそ」で良いとしているので、申し込みも手軽に行える。
公式サイト:https://kaitori.carview.co.jp
国産車ディーラーの下取り額は低い可能性大
中古車は、ディーラー下取りに出すよりも買取に出す方が高く買い取ってもらえる傾向がある。
ディーラー下取りの方が手続きが楽ではあるが、できれば買取店や自動車店に買取に出すことをおすすめする。
さらに、輸入車の場合は国産車のディーラーでは高く買い取れない場合が多いので注意したい。
ディーラーは、自社の車であれば高値買取ができる場合もあるが、他社製、特に輸入車の場合は高く再販するルートがないため、高額査定は難しいのである。

自動車税の還付金を確認しよう
自動車税は、毎年春に1年分を振り込む仕組みになっている。
これは、本来1ヶ月単位で計算される税金を1年分前払いしているということなので、年の途中で売却した場合は残りの月の分は還付されるのである。
買取店などに車を売却した場合は、買取店から未超過分の自動車税が返金されることになっている。
通常は査定額に含まれていることが多いが、査定額が提示されたときに確認しておいた方が良いだろう。
他店との買取価格比較をする際も、査定額に含まれているかどうかで比較対象が変わるので注意したい。
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