デミオやアクセラスポーツなど、人気車種をいくつも展開するMAZDA(マツダ)。中古車も市場で多数取引されており、最新モデルや人気車種ほど高額買取されやすい。 売却する前にあらかじめ無料査定を依頼しておけば、査定額を比べることができるので買取業者を選びやすくなる。だが、査定へ出すときは「マツダ」というメーカー名だけでなく、車種名、年式、走行距離などを伝えなくてはならない。このとき意外と忘れがちなのが「車のグレード」である。
今回はマツダ車のグレードの調べ方、そして高額査定を実現するためのポイントも併せて紹介するので参考にしてみてほしい。
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査定時にグレードを伝えるべき理由
MAZDA(マツダ)の車を査定へ出すとき、なぜグレードが必要になってくるのか。ネット上で簡単にできる一括査定サイトでは、メーカー名、車種名、年式、走行距離などが入力必須となっているが、グレードに関しては選択する箇所がなさそうだ。 一見、不要そうに見えるグレード。実は一括査定サイトで入力・選択する箇所が無くても、見積もりを依頼する際はグレードを伝える方が正確な買取価格を知れるのだ。
正確な見積額が知りたいならグレードを伝えるべき
同じ車種だとしてもグレードが違えば内装や装備などが異るため販売価格も様々である。グレードとは言わば”等級”や”ランク”であるため、買取価格にも影響するものなのだ。そのため査定へ出す際はあらかじめグレードを調べておく方が良い。
また、グレードの高い車種は高額買取されやすいと言われている。査定員に誤って下位モデルの査定額を提示されないためにも、グレードを忘れずに伝えることをおすすめする。
マツダ車のグレードはどうやって調べる?
MAZDA(マツダ)の車種が同じでもグレードが異なると買取価格も違ってくるため、あらかじめ知っておきたいグレードだが、一体どうすれば調べることができるのだろうか。なかには「購入したマツダの販売店に問い合わせるのが一番早い」と思う方もいるかもしれないが、販売店に問い合わせても迅速な回答を得られないかもしれない。販売員は数多くの顧客を持っているため、最近購入したならまだしも、購入から数年経っている場合は覚えていない可能性が高いのだ。
新しいモデルは公式サイトを参照
比較的新しいモデルは、公式サイトのカーラインナップから確認することが可能だ。例えば、マツダの人気車種「CX-5」の場合、
- XD L Package
- XD PROACTIVE
- XD
- 25S L Package
- 25S PROACTIVE
- 25S
- 20S PROACTIVE
- 20S
などのグレードが存在する。「◯◯パッケージ」と記載されていることが多いため、購入したばかりの方は公式サイトを確認すると良いかもしれない。
車検証を用意!車台番号を参照
簡単かつスピーディにグレードを調べるなら、まずは自動車検査証(車検証)を用意しよう。車検証に記載されている車台番号をもとに、マツダ公式の「グレード情報検索サービス」からグレードを調べることができるのだ。
サイトにアクセスし、【グレード情報検索サービスのご利用上の注意事項】に同意すると、グレードを検索するページに繋がる。このとき自動車検査証の車台番号の欄に記載されている英数字を入力すると、グレードが分かるようになっている。
コーションプレートにも車台番号が記載
また、MAZDA(マツダ)車のグレードを調べるときは車検証だけでなく、コーションプレートを確認すると良い。コーションプレートとは車の名札のようなもので、必ず車体にあるプレートである。マツダ車のコーションプレートの場所は車種によって異なるので以下の箇所を参考にしてみてほしい。
- ・運転席側のカバー下
- ・エンジンルーム内の左奥または右奥
- ・運転席側のセンターピラー
などの箇所にコーションプレートが貼られている。型式のあとに車台番号が記載されているので、この英数字を元に検索するとグレードが分かるようになっているようだ。
平成12年以前の車はグレードが表示されないことも…
マツダのグレード情報検索サービスでは、自動車検査証(車検証)、またはコーションプレートに記載されている車台番号の英数字を入力し、検索ボタンを押すとグレードが表示されるというものだ。 ただし、平成12年(2000年)以降の車両からしか検索できず、2000年以前の中古車はグレードが表示されないかもしれないこともあるので注意しておこう。また、車種や年式によっては該当情報がない可能性があるようだ。
カスタマーサービスに問い合わせると◎
万が一、グレードが表示されない場合はカスタマーサービスに問い合わせることをおすすめする。カスタマーサービスはこちらの公式サイトから電話・メールから問い合わせることができる。車台番号を伝えるとグレードを教えてもらえるので、検索サービスで表示されなかったときは問い合わせてみると良いだろう。
グレード以外にも売却時に大事なポイント
本コラムでは、MAZDA(マツダ)車を査定に出すときに重要なグレードについて解説してきた。だが、売却時にはグレード以外にも重要なポイントがいくつかある。高額査定を目指すためにもぜひチェックしてみてほしい。
複数の中古車買取業者を比較する
マツダ車を売却するときは複数の中古買車取業者を比較すること。一社だけではなく、最低でも三~四社ほどに無料見積もりを依頼すると、査定額を比べることができるため高額で売りやすくなるのだ。また、最初から一社に決めてしまうと売却したあとで「他社の方が高値で買い取ってくれたかもしれない…」と後悔する可能性がある。後悔なく満足度の高い取引をするためにも必ず複数の中古車買取業者を比較するようにしよう。
ネットオークションはトラブルの可能性も…
ネットオークションを利用して個人間で売買すると高値で売りやすいという話を聞いたことはないだろうか。自分でネットオークションに出品すると、仲介手数料を省くことができるためその分、高値で売れるというものだ。
しかしネットオークションは全て個人でやりとりするため、トラブルが起こる可能性がある。さらにトラブルが起こったときは自分ですべて対処しなくてはならないため、ネットオークションで売却することはあまりオススメできない。
きちんと査定してくれる業者を選ぶ
グレードをきちんと加味した上で査定してくれる買取業者に依頼すること。軽く点検したくらいの実査定をするところは適当な査定しかつけていない可能性が高い。そのような買取業車はグレードを考慮した買取価格をつけてはくれないので注意しておこう。
まとめ
今回は、マツダ車のグレードの調べ方、そして売却時のポイントについて紹介した。マツダ車を売るときは車検証やコーションプレートに記載されている車台番号を参考に「グレード情報検索サービス」からグレードを検索してみよう。細かい車両情報を伝えておくと正確な買取価格が分かるので、グレードは忘れずに伝えておくことをおすすめする。
