高級車として人気が高いレクサス。2017年10月19日の「東京モーターショー2017」では、新型LSが登場。10月31日には新型LSのカスタマイズカーがラスベガスで初公開されると注目を集めている。今回は世界的にも高い人気を誇るレクサスの車台番号の打刻位置、そしてグレードの調べ方を紹介していく。
Lexus CT200h / David Villarreal Fernández
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TOYOTAの高級車ブランド「レクサス」
レクサス(LEXUS)は、トヨタ自動車が発売しているブランドの一つである。1989年にアメリカ国内で生産がスタートし、高級車ブランドとして世界各国で展開されている。メルセデスベンツ車やBMW車などの高級車並の品質・安全性、そして日本車としての信頼を持ち合わせたブランドなのだ。日本国内では2005年から展開されている。
2012年以降はプレットフォームを変更
プラットフォームやエンジンはトヨタの自動車と共通のもの、同一形式のものが採用されているが、エンジンに関してはレクサス独自の高い品質管理を基準に生産されている。2012年以降はプラットフォームを変更し、新規開発を採用している。
また、レクサスとトヨタは別のブレンドである。そのためトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店でレクサス車の販売はしておらず、軽い整備も行なっていない。
レクサスの車種・モデル一覧
レクサスは日本を代表する高級車と言っても過言ではないほど、世界的にも評価されている自動車だ。モデル数も多く、主にアルファベット2文字で表されている。
- LS…レクサスのなかでも最高級モデル。トヨタのセルシオがベースとなっている。F SPORTS、ハイブリッド、セダンがある。
- GS…LSの次に高級なモデル。トヨタのアリストがベースになったモデル。F SPORTS、ハイブリッド、セダンがある。
- IS…マークII、マークXなどがベースになったモデル。手の届く高級車ということもあり、値段もレクサスの中では比較的リーズナブルである。
- HS…トヨタのSAIがベースになったモデル。F SPORTSしか存在しないがリーズナブル。
- ES…中大型セダン。2~4代目までは日本でも発売されていたが、5代目以降は発売されていない。
- GX…大型SUV。TOYOTAのランドクルーザープラドの姉妹車。しかし、日本ではまだ発売されておらず、海外専用のモデルとなる。
- LX…大型SUVである。ラウンドクルーザーの姉妹車に当たり、2015年から日本国内で発売されている。
- RX…大型クロスオーバーSUV。初代と2代目モデルはハリアーとして発売されていた。
- SC…1991年~2010年まで発売されていた。2010年の7月をもって生産が終了した。
車種名の最後につくアルファベット
レクサスの車種名は英語表記の英字2文字に加え、排気量を表す3桁の数字の組み合わせで表記される。車種名の最後にはハイブリッド車の場合は「h」、ターボチャージャー搭載の場合は「t」、ディーゼルエンジン車の場合は「d」、ロングホイールベースの場合は「L」、コンバーチブルタイプの場合は「C」される。ただし、2017年からはターボチャージャー搭載の場合でも「t」がつかなくなった。
レクサスの車台番号の打刻位置
国内モデル・海外モデルを合わせると実に多数の車種が展開されているレクサス。果たして車台番号はどこに打刻されているのだろうか。
エンジンルームのバルクヘッド部分
基本的に車台番号は損傷を受けにくい箇所に打刻される。レクサスの場合、車台番号が打刻されているのはエンジンルームである。エンジンルームのバルクヘッド部分に打刻されているので、車台番号が分からないときは確認してみよう。
コーションプレートも確認してみる
また、コーションプレートにも記載されている。コーションプレートとは、車台番号やカラーなど、車両情報が記載されたプレートである。レクサスのコーションプレートは、助手席側センターピラー、または助手席側フロントピラーに貼られているので確認してみてほしい。
- センターピラー…フロントシートと後部座席の間の柱
- フロントピラー…フロントガラスの柱
車検証を確認するのが一番早い
レクサスのエンジンルームのバルクヘッド部分やコーションプレートなど、様々な場所で車台番号を確認することができる。だが、最も簡単で早いのは車検証(自動車検査証)を確認することだ。車検証には車台番号の他にも型式なども記載されている。
車台番号からグレードを検索する方法
続いて、レクサスの車台番号からグレードを検索する方法を紹介していこう。グレードとは等級や階級といった意味を持つ。同じモデル・車種のレクサスでもグレードが違えば内装や排気量が異なる。グレードが上がると販売価格も高くなり、より高級でスペックも高くなる。
また、買取の際にもグレードはとても重要である。グレードの高い車ほど買取価格が下がりにくく、高値で売れる可能性がある。なぜなら新車でグレードの高い車を買うよりも中古車のグレードの高い車の方が安価で手に入れやすいからだ。そのため中古市場ではグレードの高い車の方が高額査定が期待できるのだ。
問い合わせるのがベスト
レクサスのグレードを検索するときは、レクサスインフォメーションデスクに問い合わせることをおすすめする。
- レクサスインフォメーションデスク:https://lexus.jp/information_desk/
こちらのページからフリーコールにて問い合わせることが可能だ。その際は車検証を手元に用意しておくとスムーズに対応してもらうことができるだろう。
また、「レクサスオーナーズ自動車保険プラン」に加入している方はこちらのデスクに問い合わせるのも良いだろう。オーナーズデスクとは専用のコールセンターによって電話対応してもらえるオーナー専用のサービスである。愛車のことだけでなく、コンシェルジュサービスにも対応しているのでかなり便利だ。
まとめ
レクサスのグレードを検索する際、重要になるのが車台番号である。車台番号が分からないとグレードを調べようにも調べられないのであらかじめ確認しておくことをおすすめする。
また、レクサスオーナーズサイトに登録しておくと登録情報、整備点検の予約、過去の整備履歴などが確認できる。他にも自分で行なったメンテナンス内容やメモなども登録することも可能なので、この機会に登録してみてはいかがだろうか。
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