日産エクストレイルの車台番号の打刻位置とグレード検索について| ヒカカク！

日産自動車のなかでもコストパフォーマンスの高いSUV車として人気を集めているエクストレイル（X-TRAIL）。新車だけでなく中古車市場での需要も高いため、年式が新しく、走行距離が短いエクストレイルほど高額査定が期待できるだろう。

だが、いざ売却するときになって「グレードを忘れてしまった…」ということもあるのではないだろうか。今回はエクストレイルの車台番号の打刻位置、そしてグレードの検索方法を紹介していく。車台番号はグレードを調べる際に必要不可欠なので、ぜひ本コラムを参考にしてみてほしい。

Nissan X-trail 2014 / Janitors

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今野杏南さん

CONTENTS

日産 X-TRAIL（エクストレイル）
- 現在のエクストレイルは3代目
エクストレイルの車台番号の打刻位置
車台番号からグレードを調べる方法
- 公式サイトから簡単に検索可能
オプション検索は問い合わせる方が早い
- カーライフコンシェルジュというサービス
- 各種問い合わせ
まとめ

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日産 X-TRAIL（エクストレイル）

エクストレイル（X-TRAIL）は、日産自動車から発売されているSUV車である。2000年から製造されており、日本だけでなく世界の167カ国で発売されている。2017年現在の現行モデルは3代目となる。

エクストレイルはアウトドア向けのSUV車だが、価格が比較的リーズナブルに設定されているため購入しやすい車と評価されている。最近の傾向として、他メーカーは高級モデルへとシフトチェンジしているなか、エクストレイルはオフロード重視のコンセプトを貫いているSUV車だ。

現在のエクストレイルは3代目

初代：T30型　2000年～2007年
2代目：T31型　2007年～2015年
3代目：T32型　2013年～現在

2000年に発売されたエクストレイルの初代モデルは、日本ではガソリン車のみの発売となっていたが、ヨーロッパではディーゼル車も発売されるなど、販売国によってエンジンの種類が異なる。

2代目のエクストレイルからはターボ車が廃止され、クリーンディーゼルが追加された。さらにエントリーグレードである「20GT S」、「20GT S エクストリーマーX」の大幅値下げが行われた。

2013年からは3代目のエクストレイルが発売された。この3代目は2代目の高性能なイメージをそのままにクロスオーバーSUVに変更。月間販売目標を10日で達成するなど、変わらず人気の高い車種であると言えるだろう。

エクストレイルの車台番号の打刻位置

新車はもちろんのこと、中古車市場でも人気の高いエクストレイルだが、はたして車台番号はどこに打刻されているのだろうか。

カウルトップパネル（ワイパーの根元）

ほとんどの日産車の車台番号はエンジンルームに打刻されているケースが多い。だが、エクストレイルの場合、エンジンルームというよりはカウルトップパネル部分に打刻されていることが多いようだ。ちなみにカウルトップパネルとはワイパーの根元部分を指す。

確認方法はとても簡単で、ボンネットを開けてカウルトップパネルの正面左のくぼみを引き上げると、車台番号が打刻されているというわけだ。モデルによってはカウルトップパネルの中央部分に打刻されているケースもあるため、注意して確認してみよう。

モデルナンバープレートにも打刻されている

また、エクストレイルの車台番号はモデルナンバープレート（コーションプレート）でも確認することができる。モデルナンバープレートとは、型式、エンジン形式、車体形式、車台番号などが記載されているプレートのことだ。このプレートには様々な情報が打刻されているのだが、こちらもエンジンルーム内に設置されている。

車検証を確認すると一番簡単

エクストレイルの車台番号はカウルトップパネルやモデルナンバープレートなどに打刻されているのだが、この二つはボンネットを開けないと確認できないため少々手間がかかってしまう。

そこで最もおすすめなのが、自動車検査証（車検証）を参照することである。車検証には車両番号、車名、型式、総排気量、車の大きさなどの様々な情報が詳しく記載されている。もちろん車台番号も記載されているため確認するときにとても便利なのだ。

車台番号からグレードを調べる方法

車台番号が分かったら、続いてはグレード検索について紹介していこう。エクストレイルはモデルによって展開されているグレードが異なる。例えば、2016年11月に発売されたモデルは4グレードに対し、2017年6月に発売されたモデルのグレードは駆動方式別に分けると20以上も展開されているのだ。

もちろんグレードは査定にも影響するため「愛車のグレードが分からなくなった」というときはあらかじめ調べておく必要があるだろう。ではどうすればグレードを調べられるのだろうか。

公式サイトから簡単に検索可能

エクストレイルなどの国産車の場合、ほとんどのメーカーが公式ページを設けているので、そちらを参考にしよう。エクストレイルのグレードは、以下の日産公式のグレード検索ページから調べることができる。ただし、車種や年式によっては情報が表示されない場合があるので注意しておこう。

日産公式グレード検索：http://www.nissan-grade-search.com/GRADE/

グレード検索までの流れを紹介

【グレード検索ページはこちらから】のボタンをクリックすると注意事項が表示される。この注意事項に同意する場合は【OK】、同意しない場合は【キャンセル】を選択しよう。【OK】ボタンをクリックすると次のページへと進み、以下のページが表示される。

このフォームに車台番号を入力する。車台番号にハイフン（－）が無い場合は下6桁を右の欄に入力すると良い。車種によっては下7桁のときもあるのだが、エクストレイルの場合は下6桁で間違いないだろう。フォームに車台番号を入力して【検索する】というボタンを押すとグレード情報が表示される。

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オプション検索は問い合わせる方が早い

エクストレイルのグレード情報の検索結果は、車種記号、グレード、発表年月、発売年月、エンジン、駆動方式などが表示される。このように車台番号を入力するだけで簡単にグレードが分かるようになっているのだが、あくまでも参考情報でしかないため細かいオプションなどについては調べにくいだろう。

もしもグレードだけでなく、エクストレイルのオプションを知りたいときは問い合わせることをおすすめする。

カーライフコンシェルジュというサービス

日産自動車では「カーライフコンシェルジュ」といったEメールで購入相談に乗ってくれるサポートサービスがあり、必要事項を入力して問い合わせると、後日回答を得られるというものだ。ただし、購入を前提とした相談であるためカーライフコンシェルジュよりも購入先のディーラーに問い合わせる方が適切なこともあるので留意しておこう。

各種問い合わせ

インターネット・電話からの問い合わせは以下のページから。

http://www.nissan.co.jp/POSTOFFICE/contact_sp.html

FAQなどは以下のページから。

http://www.nissan.co.jp/POSTOFFICE/index_sp.html

日産自動車はカスタマーサービスが充実している自動車メーカーであるため、グレードやオプションについて分からないことがあれば問い合わせてみると良いだろう。ただし、問い合わせる際はエクストレイルの情報を伝える必要があるため手元に車検証を用意しておくことをおすすめする。

まとめ

今回は日産エクストレイルの車台番号の打刻位置やグレードの検索方法などについて紹介してきた。エクストレイルの車台番号はカウルトップパネルに打刻されているケースが多いのだが、車検証を確認する方が簡単であるためおすすめだ。また、グレードは公式ページから検索できるので、この機会に調べてみてはいかがだろうか。