愛用していたHONDA(ホンダ)の中古車を査定に出すときは車両の情報が必要不可欠。だが車種や走行距離などは分かるが、意外と忘れがちなのがグレードである。車のグレードによって査定額がかなり異なるため、あらかじめ伝えた上で査定してもらいたいものだが、どこで確認すればいいか分からない人も少なくない。
今回は、覚えていてもつい売却するときに忘れてしまうホンダのグレードの調べ方について紹介していこう。
2014 Honda Odyssey - First drive / The National Roads and Motorists' Association
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
車を売るときに便利な事前見積もり
HONDA(ホンダ)の中古車を売却する際、少しでも高値で売ろうと、無料見積もりを利用する方が多いのではないだろうか。無料見積もりでは、メーカー名や車種、年式や走行距離を伝えるとおおよその査定額を教えてもらえるというものだ。最近では中古車の一括査定サービスも増えており比較サイトも多数存在する。
見積もりのときに知っておきたいグレード
インターネットから簡単に情報を入力するだけで査定が完了する無料見積もりだが、意外と忘れがちなのが中古車のグレードである。グレードとはその車のランク・等級を意味するものだ。
HONDA(ホンダ)の同じ車種でもグレードによって内装やエンジン性能、装備が異なる。このグレードは買取価格にもかなり影響するため、事前に査定を依頼するときはメーカー名や車種だけでなく、車のグレードも伝えておくと正確な買取価格を知ることができるだろう。
ホンダのグレードはどこで確認する?
HONDA(ホンダ)からはさまざまなモデルの自動車が発売されている。
- ・ACCORD(アコード)
- ・VEZEL(ヴェゼル)
- ・NSX
- ・ODYSSEY (オデッセイ)
- ・GRACE(グレイス)
- ・JADE(ジェイド)
- ・SHUTTLE(シャトル)
- ・STEPWGN(ステップワゴン)
- ・FIT(フィット)
- ・FREED(フリード)
- ・LEGEND(レジェンド)
- ・LIFE (ライフ)
- ・STREAM (ストリーム)
- ・ELYSION(エリシオン)
- ・VAMOS(バモス)
- ・N BOX
- ・INSPIRE(インスパイア)
- ・CR-V
- ・EDIX(エディックス)
数多くの車種を展開するホンダだが、どうすればグレードを調べることができるのだろうか。
最新モデルはカーラインナップから
ホンダの最新モデルのグレードは公式サイトから確認することが可能だ。公式サイトで公開されているカーラインナップから車種・モデルを選択すると、グレードごとにスペックが記載されているので大まかだが確認できる。
◯◯パッケージと記載されているのがグレード
グレードの名称はメーカーによって異なるが、HONDA(ホンダ)オデッセイの場合、HYBRID・Advancedパッケージ、HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSINGのように記載されている。グレードは◯◯パッケージと記載されていることが多いようだ。
だが、写真とともにグレードが分かるのは最新モデルまでである。購入してから年数が経っている車のグレードはカーラインナップから調べることはできないので注意しておこう。
車検証の車台番号を確認してみよう
HONDA(ホンダ)のグレードは自動車車検証(車検証)で簡単に確認することができる。車検証には自動車の全ての情報が記載されているのだが、そのなかで車台番号の欄を確認してみよう。この車体番号の欄に記載されている英数字がグレードを示しているのだ。
軽自動車の自動車検査証の旧様式は車両番号の下付近、新様式も同じく車両番号の下付近、小型・普通自動車は車名の下付近に記載されているので確認してみよう。ただし、車検証に記載されているのは英数字で、モデル名のように分かりやすく記載されているわけではない。
四輪グレード検索サービスを利用した調べ方
車台番号が分かったら、HONDA(ホンダ)の公式サイトにある”四輪グレード検索サービス”からグレードを検索してみよう。ホンダの公式サイトで検索できるので情報もかなり正確である。
公式サイトURL:http://grade.customer.honda.co.jp/apps/grade/hccg0010101.do
上記のURLからページに飛ぶと、最初に検索サービスに関する利用規約が表示される。この利用規約に同意すると検索サービスを利用することができる。規約を下まで読み進めて行くと【同意して検索サービスを利用する】というボタンが押せる。規約に同意し進んでいくと、車台番号を入力する箇所があるので車台番号欄に記載されている英数字を入力。すると簡単にグレードを検索することができるのだ。
また、グレードだけでなく車名、製造年月日、装備、認定型式、エンジン、ミッション、ボディカラーコード、ドア数、駆動などが表示される。
ディーラーでグレードを聞くのは間違い
HONDA(ホンダ)のグレードが分からないとき、購入したディーラーに問い合わせれば良いと思っている方もいるのではないだろうか。しかし、ディーラーや販売店で聞いてもすぐに答えてくれない可能性が高いので注意しておこう。
お客様相談室で聞くとスピーディ
自動車を購入したのが最近ならまだしも購入してから時間が経った車のグレードを問い合わせてもディーラーではすぐに答えることができない。その理由は、多くの顧客を扱うディーラーでは、購入者一人ひとりの車両情報を把握しているわけではないからである。
またグレードは幅広く展開されている。マイナーチェンジを含めると膨大なグレードになってしまうため、ディーラーに聞くよりもホンダのお客様相談室に問い合わせる方が良い。
ホンダ お客様相談室
http://www.honda.co.jp/customer/inquiry/index.htmlよくあるQ&Aも公開されている。電話・メールで問い合わせられるので分かりやすい回答を得ることができるだろう。
グレードが分かったら早速、無料査定!
グレードを調べて自動車を査定へ出す際は、必ず複数の中古車買取業者を比較することが重要である。比較せず、1社に決めて車を売却してしまうと他の査定額を比べることができないため高額で売りにくくなってしまうのだ。中古車買取業者によっては数十万ほど差が生じることがあるため、査定額を比較して1万円でも高額で買い取ってもらおう。
業者を比較するときはしつこい営業電話に注意
無料見積もりの際は、メーカー名、車種名、年式、走行距離、グレードを伝えて正確な査定額を教えてもらおう。だが、複数の中古車買取業者を比較する際は注意点がある。それはしつこい営業電話だ。比較サイトでは1分程度でフォームへの入力が終了するのだが、入力が完了した直後から電話が鳴り止まなくなるケースもあるようだ。
その原因は一括査定の仕組みにある。無料見積もりの申し込みがあると、1500円ほどの情報提供料が買取店から一括査定サイトの運営に支払われる。このようなコストがかかっているため、申し込みがあったときは必死に売ってもらいたいと電話の攻撃をしてしまうのだ。
また、最初に電話で繋がった業者に売却を決めてしまう人が多い傾向も見られることが原因の一つでもあると言える。
おおよその査定額
ここで、ホンダの様々な車種のおおよその買取額(2019年12月時点)を紹介して行くので売却の際に参考にしてみてほしい。
- ・ACCORD(アコード):97.2万円
- ・VEZEL(ヴェゼル):89.9万円
- ・NSX:458.9万円
- ・ODYSSEY (オデッセイ):247.5万円
- ・GRACE(グレイス):102.2万円
- ・JADE(ジェイド):153.6万円
- ・SHUTTLE(シャトル):136.2万円
- ・STEPWGN(ステップワゴン):214.8万円
- ・FIT(フィット):90.3万円
- ・FREED(フリード):137万円
- ・LEGEND(レジェンド):214.8万円
- ・LIFE (ライフ):30.4万円
- ・STREAM (ストリーム):45.1万円
- ・ELYSION(エリシオン):39万円
- ・VAMOS(バモス):63.2万円
- ・N BOX:101万円
- ・INSPIRE(インスパイア): 20.9万円
- ・CR-V:188.5万円
- ・EDIX(エディックス):9.5万円
ホンダのグレードを把握して正確な見積もりを
今回は、査定に必要なHONDA(ホンダ)中古車のグレードの調べ方について紹介した。自動車は同じモデルだとしてもグレードによって買取価格が異なるため、査定を依頼するときは正確な情報を伝えることおすすめする。そして簡単に手間なく売るためにも、”電話のないメールのみ”の比較査定サイトを選ぶと良いかもしれない。
番外編:高く売るためには
中古車のグレードと一緒に、知っておくと高価買取に繋がることをいくつか紹介していく。
マイナスポイント
減額につながりやすい、代表的なマイナスポイントは以下の通りである。
- ・キズ
- ・塗装の色あせ
- ・サビ
- ・へこみ
- ・シートのへたり・穴
- ・臭い
- ・喫煙
売却する前に、一度確認しておくと良いでしょう。
意味がないこと
実は洗車、タイヤの交換やワックスがけ、コーティングなどは売却前にやっても意味がないのだ。あまり知られていないが、これらをやっても加点されないため、努力が無駄にならないよう注意しておく必要がある。
簡単メンテナンス
売却をする前、簡単なメンテナンスを自力でおこなえば高価買取が期待できる。
できるだけ屋根下に保管をしたり、ペットを乗せる際は匂いと汚れがつかないようシートカバーをケージをあらかじめ準備、車内で喫煙をしない、カスタムする際は純正品も保管しておく、下まわりはこまめに洗車をしサビの発生を防ぐ、売却直前の修理は控える、などが考えられる。
必要書類
車を売却する際は印鑑証明と名義変更に必要な書類の提出が要求される。
普通車を売却する場合、発行から3ヶ月以内の印鑑証明、実印の捺印のある譲渡証と委任状、そして納税証明書(県税事務所で再発行が可能)が必要になる。しかし、査定の場合印鑑証明を用意しなくてもOK。
契約が成立した場合は、買取業者のスタッフが自宅まで書類を回収してくれるところが多い。また、郵送での対応も可能。
軽自動車を売却する場合、住民票、納税証明書(市区町村の役場で再発行が可能)、認印の捺印のある申請依頼書と譲渡証が必要になる。普通車と違い、軽自動車の場合は印鑑証明が不要である。申請依頼書と譲渡証に認印を捺印するだけで、残りの書類は業者が作ってくれることになっている。
しかし、住民票が印鑑証明の代わりになるため、取得する必要がある。基本的に本人が取得をしなければいけないのだが、やむを得ない事情がある場合は簡単な委任状を作り、認印を捺印すれば業者が代わりに取得することも可能である。
車が最も売れる時期
高価買取を狙うなら、1月から3月または9月から10月がオススメである。なぜなら、新車、中古車共に車を買う人が多い時期だからである。特に3月になると、進学や仕事の異動の時期でもあるため、買う人が最も集中しやすいのだ。
この時期に在庫を確保しておきたい買取業者が増えるため、買取価格も高くなると言える。
瑕疵担保責任
瑕疵担保責任とは、売買契約成立後、車に一般の人では簡単に発見できないような欠陥が見つかった場合に、売主が買主に対して負わなければならない担保責任(損害賠償)のことである。瑕疵担保責任を負わなければならないケースとそうでないケースがあるため、万が一瑕疵担保責任の請求を受けた際は、それは自分が負うべき責任かどうかを考える必要がある。
自力で判断できない場合は、無料相談室を利用すると良いだろう。
まとめ
HONDAの中古車のグレード及び車台番号の調べ方について紹介してきたがいかがだろうか。買取に出すうえでグレードは相場の理解で重要な項目となる。
本記事ではそれらを知るのに役立つ情報を整理した。もし自身の車を手放すとなったときには、本記事の内容を思い出してほしい。愛車がより高い額で取引されることを願っている。
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