乳幼児の成長に伴って不要になったチャイルドシートは、買取業者に売却することで、現金化と処分時の手間を省けるメリットが得られる。また近頃では、コンディションの悪いチャイルドシートでも積極的に買取る業者が増えているため、長年使ったボロボロの商品であってもリユースやリサイクルといった形で社会の役に立てられると考えて良いだろう。今回は、一般の商品と比べて遥かに大きく、収納スペースに困ることの多いチャイルドシートについて、買取業者を使って効率よく処分する方法を詳しく紹介していく。
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チャイルドシートの高価買取のために実践すべきこと
チャイルドシートの高価買取に成功したユーザ達は、これから紹介する8つのポイントを心掛けて製品の扱いや業者への問い合わせを行なっている。
人気の高いチャイルドシートを買う
人気ランキングで上位に入り続けるコンビ、レカロ、エールベベ、アップリカなどは、安全性や耐久性とともにリセールバリューも高いメーカーだ。これに対してホームセンターなどで格安販売されている商品は、買取に難色を示す業者が非常に多いため、将来的な売却予定があるなら避けるべきと言えるだろう。また多くのパパやママが購入検討する新生児用チャイルドシートは、1歳以上の幼児向けの製品よりも全般的にリセールバリューが高い傾向がある。
タバコとペットは要注意
家族の誰かが車内で喫煙をする場合は、チャイルドシートの高額査定は難しいと考えた方が良い。また子供のアレルギー性疾患が増える今の時代は、犬や猫を乗せない「非ペット環境」で使われたチャイルドシートに人気が集まる傾向があるようだ。もし赤ちゃんの誕生に合わせてマイカーの買い替えをするなら、チャイルドシートを含めたベビー用品全般の売却をスムーズに行うためにも、タバコとペットには注意をするようにして欲しい。
高額査定は新品購入から3年まで
各メーカーの努力によって最新機種が次々と登場するチャイルドシートは、新品購入から3年以内が高価買取のタイムリミットだと言われている。この売り時を逃して使い古したチャイルドシートを店舗に持ち込むと、買取NGで断られるだけでなく、処分費用を請求されることもあるため注意が必要だ。このように意外と売り時が早いチャイルドシートは、「まだ使えるから」と楽観的に考えずに、早めにジュニアシートへの買い替えをすることも必要だと言えるだろう。
シートの丸洗いが可能な製品を買う
大人と比べて遥かにデリケートな赤ちゃんを乗せるチャイルドシートは、シートの丸洗いができる製品を購入することで、より良いコンディションで使用や売却ができる。またベビー用品は一般商品と比べて汚れやすい特徴があるため、多少高くても洗濯のしやすいアイテムを選定することが、ショップの印象を良くすると言えるだろう。
上限額で売るなら付属品も忘れずに
チャイルドシートには、本体以外に乳児用クッション、取り付け補助パーツ、シートベルト用カバーといったたくさんの付属品がついている。また買取上限額で売るためには、取扱説明書や保証書なども必要となるため、どんなに不要な付属品であってもビニール袋などに一纏めをしてしっかり保管しておくべきだと言えるだろう。またチャイルドシート購入から1年ほどで売却するなら、外箱もとっておいた方が良いかもしれない。
必ず買取相場を調べる
型番とメーカー名で相場の調査ができるチャイルドシートは、「情報収集や比較検討をどれだけ行なったか?」が買取額を大きく左右すると言われている。特に人気メーカーのコンビ、グレコ、タカタ、ピジョンなどのチャイルドシートは、多くのショップで買取上限額が公開されているため、まずはホームページをしっかり見て情報を集めることから行動を起こしてみて欲しい。また買い替えなどによりゆっくり情報収集をしている余裕がない場合は、問い合わせフォームを使って各ショップに型番、メーカー名などの情報や現物の写真を送信する方法もおすすめだ。
チャイルドシート専門店に売る
チャイルドシートは、日用品買取を得意とするリサイクルショップ、カー用品店、ベビー用品専門店などで歓迎される傾向がある。また近頃では、高く売れるドットコム、売買コムズ、Refanなどのショップでチャイルドシート専用買取ページが用意されているため、他の商品と比べて査定基準や売却のコツなども把握しやすいと言えるだろう。特にMokuMokuというショップでは、チャイルドシートやベビーカーのクリーニングを行なっているため、使い込んだ製品であっても諦めずに査定依頼にチャレンジしてみて欲しい。
出張査定サービスでベビー用品を全て売る
運搬が非常に面倒なチャイルドシートは、近頃の買取トレンドとも言える出張査定サービスを使って、他のベビー用品やカー用品と一緒に売却する方法が大変おすすめだ。特にチャイルドシート買取に積極的なショップは、ベビーカー買取にも力を入れる傾向があるため、一緒に査定依頼をすることで効率よく現金化ができると言えるだろう。また出張査定によって買取業者が自宅に来ると、意外なお宝が見つかることもあるため、依頼のメリットは大変高いと言われている。
高く売れるチャイルドシートのメーカーと参考買取相場 まとめ
最後に、大半のショップで高価買取対象となっている下記3メーカーの情報から、チャイルドシートの買取相場について確認していこう。
コンビ
皇室向けのベビー用品も製造するコンビは、国産チャイルドシートの中で最も人気の高いメーカーだ。新生児から使える回転型チャイルドシート・ラクティアターンは、根強い人気と豪華装備によって15,000円~18,000円前後の買取上限額となっている。ロングセラーモデル・ゼウスターンについては、8,000円~11,000円前後の査定が一般的のため、高いリセールバリューを期待するなら、人気モデルを選ぶことも良策だと言えるだろう。
Aprica
コンビと並んでベビー用品の2大メーカーと言われるアップリカでも、中古市場で需要の高いチャイルドシートをたくさん作っている。洗濯機で丸洗いもできるフラディア ラクート エレガントというモデルは、新品未使用であれば25,000円前後の高額査定となる。またアップリカの軽量ジュニアシート・エアグルーヴも、6,000円~8,000円の査定がつくため、人気の高い新生児用以外でも比較的売りやすいメーカーと考えて良いだろう。
タカタ
シートベルトやエアバッグ生産を得意とするタカタは、安全性の高いチャイルドシートを求める人たちから定評のあるメーカーだ。チャイルドシートの取り付けミスを軽減できる「ママ楽ハンドル」搭載のTKNEO002なら、ベストセラーモデルといった理由も相まって25,000円~27,000円の査定が期待できる。またタカタではサンシェード付きの数量限定モデルも作っているため、高価買取を狙うなら希少性の高いチャイルドシートを選んで見ても良いかもしれない。
まとめ
子供の成長によって不要になるチャイルドシートも、クリーニングもできる専門店の登場により、確実に高く売れるアイテムへと成長していると言えそうだ。そんなチャイルドシートやベビー用品の買取相場がなかなか調査できない場合は、型番入力だけで情報収集可能な当サイト・ヒカカク!も活用してみて欲しい。またリセールバリューの高いチャイルドシートは、安全性や耐久性、機能性にも優れているため、高く売れるメーカーを探すことから商品購入をしてみても良いだろう。
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