カメラを購入した後に、箱や保証書、説明書、充電器などの付属品を捨ててしまうという方も少なくないだろう。カメラが壊れるまで使用するというのであれば、それでも構わない。しかし、もしカメラを買取に出すかもしれないのであれば、箱などは取っておく方が高価買取を狙える可能性がある。
そこで、本記事ではカメラを売るときに箱無し・保証書無しだと買取価格は下がるのかについて詳しく見ていくこととしたい。
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中古のカメラは箱と一緒に売るべき理由
この項目では、中古カメラを買い取ってもらう際に箱が必要になる理由を紹介していこう。よく箱を捨ててしまうような人はチェックしてみるといいだろう。
箱なしの場合に買取を拒否する業者も存在
買取業者によっては、箱付きのみ中古のカメラの買取をしているという業者が多数存在する。なぜなら買取業者も購入者の人やほかの業者に渡す際に箱付きじゃないとわざわざ業者が梱包して相手に渡さないといけないという手間が発生してしまうのだ。
このような手間が発生してしまうと業務効率が非常に悪くなってしまうだけではなく、梱包に必要とされる箱やプチプチなども用意しなければならないため、経費が膨らんでしまう。よって、経費削減をしている買取業者では箱付きじゃないと買取を受け付けていないのである。
このような業者に箱無しのカメラを査定に出してしまうと買取不可となってしまうか、回収料としてこちらがお金を支払わないといけなくなってしまうので注意をしたいところである。買取不可となり、無駄な出費が増えてしまうのを避けるためにも、カメラの箱は処分せずにきちんと保存をして買取サービスに出そう。
箱に説明書やメーカーが書いてある
具体的な説明書は箱の中に入っているが、実用的なカメラの操作方法については箱の裏面に書いていることが多い。また生産日やメーカーの詳細も書いているので、買取業者が査定をしやすくなる。買取業者が査定をしやすくなると買取手続きがスムーズに終わったり、査定金額にボーナスがつく可能性があるからだ。
反対に箱なしだと買取業者が査定に困ってしまい、ひどい場合もだと査定に時間がかかるからと後回しにされてしまうケースが発生してしまうリスクがあるからだ。そうなってしまうと買取手続き開始から1週間から2週間経過してもなかなか査定金額が振り込まれなくなってしまい、こちら側としては大変ストレスがたまってしまう。
カメラの箱が無いと買取業者に後回しにされる。しかもようやく査定金額の連絡が来たと思ったらかなりな低額査定だったということも充分にありえてしまう。ストレスと低額査定金額しか残らなくなるのだ。
梱包の手間が無くなる
カメラの箱がないと傷がつかないようにしないといけないので、プチプチを何重にもして梱包作業を進めないといけないが、箱があると箱がカメラの傷を守ってくれるため、箱周りをプチプチで包むだけで梱包作業を進めることができるので梱包に必要なプチプチの量と作業が減少するため非常に効率がよくなる。
プチプチを何重にもまく作業は、正直めんどうで時間もかかる。また、カメラの箱は比較的強度が高いので発送中に衝撃があった場合についても本体に傷がつかないのだ。しかも、箱もプチプチで包むようにすれば箱にも傷がつかないのである。
傷が無く、また保存状態もよい状態で買取業者に届くと素早く査定してくれ、保存状態と箱付きボーナスで査定金額が大幅に上がるのである。査定金額をみた瞬間、興奮のあまり跳び跳ねてしまうことだろう。
箱に価値が付いている物もある
ブランド物のカメラは、箱にも充分な価値がついていることがある。ブランド物のカメラの箱のデザインにも価値がある場合もあるのだ。有名ブランドと有名デザイナーがコラボした箱は、そのブランドの価値とデザイナーの価値が相乗効果で価値があるので、高い箱だと10万円ぐらいの価値がある場合もある。
しかし、箱を処分してしまうとその10万円分の価値が無くなってしまうだけではなく、廃棄料としての無駄な出費が増えてしまう。ブランド物のカメラの箱については、丁寧な保存を心がけたいものだ。パッケージにこだわっているブランド物のカメラの箱とカメラはセットにして清潔な場所で丁寧に保存する習慣をつけておくとよいだろう。
ノーブランドのカメラも箱と売ろう
先ほど、ブランド物のカメラの箱は価値があるという話をさせていただいたが、ノーブランド物のカメラの箱も価値がある。なぜなら箱とセットについているからと査定金額にボーナスがつく可能性もあるのだ。箱のボーナスはそんな大きな金額ではないだろうと思いがちだが、箱があるのと無いのとでは500円から多くて2000円の価値がつくものもある。
たかが、500円や2000円の査定金額の差かとがっかりしてしまうかもしれないがこの差は結構大きい。例えば箱無しでカメラ本体の査定額が2500円だった場合、箱が無いとそのまま2500円だか箱があることによって、最大で2000円プラス料金の4500円の査定金額がつくのだ。ブランドのパッケージやノーブランドである箱の査定金額は侮れないのである。
保証書も合わせ売りしよう
箱と同様に査定額に影響があるのが、保証書・説明書の有無である。2018年以降販売のものなど、比較的新しいカメラは「箱や説明書の有無」による査定価格の影響を受けやすい。基本的には箱が残してあれば一緒に入ったままになっていると思われるが、箱が無くても保証書・説明書だけあればこれをしっかりと売る時はまとめて出そう。
充電器やバッテリーも無いと大幅減額に
実は箱や説明書・保証書以上に大幅減額となってしまう可能性があるのが、充電器(チャージャー)である。大手の買取店によれば充電器がない場合は査定で5000円程度の値下がりの可能性があるとのこと。尚、バッテリーやUSBケーブルといった付属品も出来るだけとっておくようにしよう。中でもクリティカルに減額となるのが充電器であると覚えておこう。
高く売れるカメラの保存方法
中古カメラを高額で買い取ってもらうために必要なのは、日ごろからの保管方法などが関係してくる。また、査定前におこなっておくといい事や査定時に必要なものなどを紹介していこう。
査定前に掃除をする
キレイそうに見えるカメラでもスミのほうにホコリがたくさんたまっていることがしばしばある。このようなホコリは高額査定を目指す上での天敵となってしまうので、充分に注意をしたいところである。ホコリがついてしまうと低額査定となってしまい、後悔することになってしまうので充分に注意をしたいところであるのだ。
査定前に掃除をすると保存状態がよいと買取業者がみてくれ、査定金額が大幅に増額する。手間はかかるが、高額査定を目指すのであれば、掃除は必要不可欠なので、お金が入ってくると思い掃除をすればやる気が出てくることだろう。
掃除のポイントとしては、乾いたタオルで拭き取るようにして、画面部分は指紋拭き取りシートできれいに指紋を拭き取るとよいだろう。指紋拭き取りシートについては100円ショップでも販売しているので手軽に購入することができる。
充電器もセットにする
充電器を無くしてしまった。という経験は誰かしらあると思うがそもそも箱をきちんと保存しておき、充電器もセットにして査定に出すと充電器と箱分の査定金額がプラスとなって査定金額がつくので、比較的簡単に高額査定を目指すことができるのだ。
また、充分器が無いと次にカメラを利用する人がバッテリーが無いからと使用できなくなるので、査定金額だけではなく実用的な意味からしっかりと充電器は無くさないで保管するようにしよう。
充電器をつけていないと利用できる買取サービスが極端に減ってしまうため、しっかりと充電器は箱の中にしまって保管しておくとよいだろう。箱は物置小屋のすみっこに追いやるのではなく、自分が出しやすい位置で保存すると売りに出そうと思ったときにスムーズに出せ買取手続きが早く終わるのでおすすめだ。
説明書もセットにして買取に出す
箱と一緒に処分してしまいがちなのが説明書である。ある程度の使い方はわかるから説明書はいらないと処分してしまってはいないだろうか。このようなことをしていると、説明書が無いからと買取業者に減額されてしまう。場合によっては買取不可となってしまうので、説明書も箱同様に大切に保存するように心がけをしよう。
説明書、箱そして充電器はセットにして保管をしておくとコンパクトに収納できるだけではなく、売りに出すときも簡単に出すことができ、ストレスなく快適に買取手続きを済ませることができるである。説明書もカメラ本体同様に傷などが発生しないようにするために丁寧に保存をしよう。
清潔な場所で保管する
使わなくなったからなどの理由で不衛生な場所にカメラの保存をしてはいないだろうか。そのような場所でカメラを保存しているとカメラにホコリや汚れがひどくなり、買取不可や減額対象となってしまうので、カメラの保管場所については綺麗な場所で保管しておく心がけをするとよいだろう。
そのように心がけておくことによって、高額査定が目指しやすくなるのである。高額査定が目指しやすくなると査定金額が大幅に上がってたくさんの査定金額をみて充分に満足することができるのでカメラは不衛生な場所ではなくキレイで清潔な場所で保存をするように立派な心がけよう。
新製品のほうが高く売れる
ゲーム機や家電製品でもあるように新製品のカメラのほうが高く売れる。新製品であればあるほど高価買取を目指すことができるので、カメラについては売ろうと思った瞬間から買取手続きを進めることを進める。
例外として、年代物の一眼レフについては古いほど需要があるので、このような一眼レフについては2年~5年ほど待ってから買取手続きを進めてみることをおすすめする。
カメラ買取のおすすめ店を紹介
最後にカメラの高価買取をおこなうおすすめ業者を紹介するので参考にしてほしい。
【PR】トイズキング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ホビー系アイテムの買取で有名なトイズキングだが、カメラの買取も積極的におこなっている。カメラ買取の成約実績は驚きの90万件を突破しており、こちらの件数からも人気が読み取れる。その理由は買取の便利さにあり、宅配・出張買取サービスにかかる送料などの費用が一切かからないのだ。
買取カテゴリーは、一眼レフ、フィルムカメラ、業務用カメラまで幅広く対応。もちろん、箱や付属品が無いカメラの高価買取も可能なので、まずは無料見積もりからはじめてみよう。
グローバルサプライ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
東京都内にあるグローバルサプライは、中古カメラの買取を専門におこなっている買取業者だ。宅配買取を専門におこなっているが東京・神奈川・埼玉・千葉は出張買取も可能になっている。デジタルが主流になっている近年では買取されにくいフィルムカメラなどの買取も可能だ。
査定にかかる送料・査定料、キャンセル時の返送料も無料で非常に利便性が高い業者だといえる。箱や付属品が無い場合、減額される可能性はあるが買取は可能。他社で買取不可になってしまったカメラも買取してもらえるだろう。
ホーライカメラ店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
兵庫県にあるホーライカメラでは、写真プリントだけではなく、デジタルカメラの買取もおこなっている。特に一眼レフやレンズ関係は買取強化中なので高価買取に期待できる。買取方法は店頭、宅配、出張買取で、地域密着型のていねいな対応がウリだ。
宅配と出張買取の対応エリアは兵庫県全域で、査定料は発生しないが送料のみユーザーが負担する。創業して100年以上の老舗店であり、時代を生き抜いてきた経験と独自のノウハウで、カメラ専門店ならではの確実な査定をしてくれる。
スリースター商会
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
国内初の最低買取保証・中古カメラ固定買取保証を始めたスリースター商会。いくらで売れるか分からないという顧客の不安に応え、モデルに対して「最低いくらで買い取れるのか」について提示をしている。買取方法は店頭持ち込み・出張買取・全国通信買取をおこなっており、最短即日で入金対応してくれる点も嬉しい。
ツナグ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
年間1200組の買取査定をおこなう大手カメラ買取業者ツナグ。故障カメラやカビが生えたカメラなど、廃棄するしかないようなカメラでも査定をおこなってくれるのが特徴である。他店で買取が断られたカメラも買い取ってもらえる可能性があるため、1度査定依頼を出してみてはいかがだろうか。
ワンダーワンズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カメラの宅配買取をおこなうワンダーワンズでは、カメラに詳しい専門スタッフが、しっかりと市場の動きを把握し、適正価格をつけてくれる。全国から送料無料で利用可能だ。また、申し込み前の簡易査定で出た価格から実際の買取額が減額されないので、安心して買取に出すことができる。
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まとめ
本記事ではカメラを売るときに箱無しだと買取価格は下がるのかについて詳しく解説してきた。カメラは箱をセットにして売ったほうが箱代とセットボーナスとして査定金額がプラスされるのでカメラ本体が入っている箱は捨てずにカメラ本体とセットにして保存しておくことをおすすめする。
また、説明書や充電器といった付属品についても査定金額ならびに実用的な意味を込めてカメラとセットにして保存しておくとよい。高価買取のコツを学び、高値で買い取ってもらえるようにしていこう。
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