ファインベルクテクニークとは世界ではじめて16mm超小型フィルムカメラを作ったカメラ製作会社だ。世界有数のカメラブランド・ライカと同じドイツ製のカメラである。日本では一部のフィルムカメラ愛好家をのぞき、あまり知られていないカメラブランドだ。
知名度が低いので、ファインベルクテクニークのカメラが中古品の買取市場で高額買取されるか心配に思う人もいるだろう。今回はファインベルクテクニークのカメラの売却先や買取相場、査定情報を解説しよう。家族の形見などで自宅にファインベルクテクニークのカメラがある人はぜひ読んでほしい。
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ファインベルクテクニークとは
ファインベルクテクニークは1950年にドイツで設立されたカメラ製作会社だ。第二次世界大戦後ドイツではじめて16mmの超小型フィルムカメラを作ったことで知られている。1957年に最初に発表したMec 16をはじめMec 16 Model Ⅱ、Mec 16 SBなど16mmフィルムカメラがファインベルクテクニークの代表的なモデルである。
特にMec 16 SBは、16mmフィルムカメラにはじめてTTL露出計を取り入れたモデルなので有名だ。ファインベルクテクニークのカメラは50年以上前に製造されたものなので、中古品の買取市場ではクラシックカメラの部類に入る。インターネットでファインベルクテクニークを調べても詳細な情報は確認できなかった。
そのため、ファインベルクテクニークは一部のカメラ愛好家にしか知られていない商品と考えてよいだろう。少なくとも、同じクラシックカメラでもライカM3やニコンFのように人気のあるモデルではない。おそらく、中古の買取市場でファインベルクテクニークのカメラは知る人ぞ知るレアアイテムなのだろう。
ファインベルクテクニーク カメラの売却先
ファインベルクテクニークのカメラの処分に困っている人は売ることをおすすめする。手っ取り早く処分できる売却先は4つある。それぞれの売却先の買取価格の相場や特徴を紹介しよう。
フリマアプリ
気軽に売却できる方法の1つにフリマアプリがある。2019年5月時点のメルカリでは残念ながらファインベルクテクニークのカメラは確認できなかった。類似の16mm小型フィルムカメラだとミノルタ 16やマミヤ16が出品されていて、販売価格は1,000～2,000円だった。
ファインベルクテクニークもメルカリで売るなら販売価格1,000～2,000円で出品するとよいだろう。メルカリはスマホ1台あれば誰でも気軽に売買の取引ができるため、中古品の売却がはじめての人でも一見使いやすいように思える。しかし、商品が売れた場合、販売手数料が10％差し引かれるのだ。
たとえば、1,500円で売れたときの販売手数料は150円だ。実質手元に入るお金は1,350円である。送料を販売者側が負担した場合は、自分の口座に入金されるお金は1,000円以下となる可能性もある。
メルカリは簡単に売買できる反面、販売価格から各種手数料が引かれることを覚えておこう。
オークションサイト
オークションサイトでも中古品のカメラを処分する人が多い。2019年5月時点のヤフオクをみると、付属品ありのミノルタ16 MG型フィルムカメラが落札価格3,000円で出品されていた。出品者の希望落札価格は1万2,800円だったが、入札件数は0だった。
16mmフィルムカメラの出品数も少ないうえ、入札件数0のものも多い。オークションサイトに出品しても売れないことはないが希望の価格で売るのはむずかしい、もしくは時間がかかると思ったほうがよいだろう。
リサイクルショップ
リサイクルショップはファインベルクテクニークのカメラを気軽に売りたい人におすすめの方法だ。全国展開している代表的なリサイクルショップにハードオフ、リサイクルマートがある。2つとも査定対象となる不用品の種類が多いのが特徴だ。
無料の出張買取と宅配買取のサービスを提供しているリサイクルショップも多い。そのため、自宅の近所に店舗がない人や店舗にいくヒマがない人には便利である。手数料なしで確実に売りたい人はリサイクルショップを使ってみるとよいだろう。
ただし、リサイクルショップはフィルムカメラ専門の査定士がいるわけではない。ファインベルクテクニークのようなマイナーブランドのカメラを知らない人がほとんどだろう。ジャンク品あつかいされて、値段がつかない可能性が十分に考えられる。
リサイクルショップで売るなら、査定額が低くなることも考えてファインベルクテクニークのカメラと一緒に他の不用品も査定に出すことをおすすめしたい。
買取業者
ファインベルクテクニークの売却先で一番おすすめしたいのが買取業者である。買取業者のなかでも特におすすめなのがカメラ専門の買取業者だ。カメラ専門の買取業者は、ファインベルクテクニークのようなマイナーブランドも査定対象とする場合が多い。
経験豊富でファイルムカメラに詳しい査定士をそろえている買取業者がほとんどだ。ファインベルクテクニークのような古いブランドのカメラでも適正価格で買取してくれるだろう。買取業者では各種手数料が無料となるケースがほとんどだ。
とりあえず査定額を知りたい人向けに、LINE査定やネット査定を用意する買取業者も多い。気軽に試せるところも買取業者をおすすめしたい理由の1つだ。2019年5月時点でファインベルクテクニーク カメラの買取業者の平均買取価格は不明である。
類似品のミノルタ 16の販売価格5,880円だった。販売価格からファインベルクテクニーク カメラの買取価格は、1,000～2,000円程度が相場と推測できる。
ファインベルクテクニーク カメラを売るときの注意点
ファインベルクテクニーク カメラはどのモデルも50年以上前に製造された古い商品。経年劣化で商品の状態が悪い可能性が高い。その点もふまえて、ファインベルクテクニーク カメラを売るときの注意点と高額買取のコツを紹介しよう。
湿度の低い場所に保管する
カメラは精密機械なので湿気に弱い。湿気の多い場所に保存するとカビが生えてしまい、査定時に減額されてしまう。ファインベルクテクニーク カメラは湿気のない場所に保管しよう。
カメラを保管するときの湿度は45～50％ぐらいがベスト。フタをしっかり密封できるタイプのドライボックスに入れて、乾燥材や防湿材と一緒にカメラを保管するとよいだろう。
付属品はすべて持っていく
フィルムやカメラケースなど付属品はすべて持っていこう。付属品の有無で査定額が大幅に変わることもあるからだ。特にファインベルクテクニーク カメラは日本では流通量が少ないクラシックカメラ。
古いカメラは付属品なしで査定に出す人が多い。希少価値の高い古いカメラで付属品を一式そろえて査定に出するのはそれだけで珍しいだ。そのため、付属品を一式そろえたファインベルクテクニーク カメラを査定に出せば、高額買取が期待できるだろう。
むやみに操作しない
50年以上前のクラシックカメラは経年劣化しているため、下手に操作するとこわれる可能性が高い。動作確認などでむやみに操作しないよう気をつけてほしい。通常だと中古カメラは、シャッターなど各部品が動かないと買取価格が大幅に減額される。
ファインベルクテクニーク カメラは16mmフィルムカメラだが、どんな用途で使われていたか詳細はわからない。一般的に16mmフィルムカメラは、動画撮影に使用されていた。おそらくファインベルクテクニーク カメラも映画やショートフィルムの撮影に使用されていたのだろう。
古いカメラは操作方法自体がわからなくて正常に動くか判断できない人も多い。カメラ専門の買取業者は、故障品は低めの査定額をつけるが引き取ってくれるところがほとんどだ。正常に動作するか不明な場合は、下手に操作してこわさないよう細心の注意を払おう。
掃除もなるべく控える
査定前の掃除もなるべく控えることをおすすめする。50年以上前のカメラなので経年劣化が進んでいる。レンズのホコリや汚れを適当な布でふくと、大事な部品が折れる可能性があるからだ。
カメラに限らず中古品の査定は商品の保存状態がよいものほど高値がつくので、査定前の掃除をすすめることが多い。しかし、ファインベルクテクニーク カメラのような古いものは多少の汚れやキズを減額対象としない場合がほとんどだ。汚れよりも部品の破損が査定額の減額の幅が大きいため、カメラは掃除なしで査定に出すようにしよう。
他のカメラ用品も一緒に査定に出す
可能であれば他のカメラ用品もまとめて査定に出すことをおすすめしたい。ファインベルクテクニーク カメラはマイナーブランドだ。ライカやニコンなどと比べて人気のあるクラシックカメラのブランドではない。
単品買取だと高値がついてもせいぜい2,000円程度が限界だろう。確実に高額買取をねらうのであれば、下記カメラ用品もまとめて持っていくのがおすすめだ。
- ・カメラ本体
- ・レンズ
- ・ストロボ
- ・三脚
- ・カメラバッグ
- ・カメラケース
- ・カメラストラップ
- ・露出計
- ・ライトボックスなど
高額買取が期待できるおすすめの買取業者
最後にファインベルクテクニーク カメラの高額買取が期待できる買取業者を4つ紹介する。気になるところがあれば早速問い合わせてみてほしい。
カメラの買取屋さん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カメラの買取屋さんは、査定対象とするカメラブランドとカメラ用品の種類が多い買取業者だ。ファインベルクテクニーク カメラも買取対象である。故障したカメラも査定対象なので古いカメラでも安心して査定に出せると評判だ。
しかも、買取してもらいたい商品がたった1点だけでも出張査定の対象となるのだ。Web査定とLINE査定に対応しているため、おおよその査定額がわかったうえで買取依頼したい人におすすめだ。全国対応の宅配買取サービスを提供していて、送料や梱包材など各種手数料はすべて無料。
希望の日時に宅配業者が自宅に来て、梱包まで対応してくれる。カメラはデリケートな精密機器なので輸送の振動でこわれる可能性もある。梱包が苦手な人はぜひ使ってみてほしい。
サンライズカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
サンライズカメラはフィルムカメラなどオールドカメラの販売と買取をおこなう専門業者だ。フィルムカメラ専門店なだけであって査定の目利きは確実で他社より高額買取してもらえると口コミでも評判だ。西日本でも著名な修理職人と業務提携しているため、故障したカメラでも高値で買取してもらえるケースが多い。
買取方法は基本的に宅配買取のみ。本格的な査定に入る前にWebまたはLINEで仮査定額を知ることができる。仮査定額に満足したら梱包用の宅配キットが自宅に送付されるのだ。
ファインベルクテクニークのカメラを確実に高値で売却したい人におすすめの買取業者である。
イシイカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
イシイカメラは、フィルムカメラ専門の買取業者である。専門店なだけあって銀塩カメラ、大半・中判カメラと査定対象となるクラシックカメラの種類は幅広い。Web上のみの店舗経営で人件費やテナント代などコストを最小限に抑えている分、商品の査定額を上乗せしている。
ファインベルクテクニークのカメラもイシイカメラに査定に出せば満足いく値段を買取してもらえる可能性が高い。買取方法は宅配買取がメイン。手数料、送料が無料で梱包用ダンボールも用意する必要がない。
査定額に満足できなくてキャンセルしたときの手数料が一切発生しないので、安心して査定依頼ができる。
カメラのナニワ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国展開のカメラ総合店として有名なカメラのナニワもおすすめだ。他の買取業者で査定を断られるような古いマイナーブランドのカメラもていねいに部品をみて適正価格で査定額を算出してくれると評判だ。もちろん、故障したカメラも査定対象である。
店頭買取・出張買取・宅配買取と3つの買取方法を用意しているがおすすめは全国対応の宅配買取だ。わざわざ店舗まで足を運ぶ必要もなく、送料・集荷など各種手数料がすべて無料だからだ。カメラ専用の梱包セットを4つのサイズから選べるようになっている。
どのサイズの梱包セットを選べばよいかわからない人は、フリーダイヤル0120-94-7281に電話してみるとよいだろう。
まとめ
当サイトで一番おすすめするファインベルクテクニーク カメラの売却先は買取業者である。ファインベルクテクニークのカメラは50年以上前の経年劣化が進んだ古い商品。フィルムカメラに詳しい査定士がいる買取業者でなければ、適正価格で査定額を算出するのがむずかしいからだ。
カメラは精密機械なので素人の梱包だと輸送の途中で故障する恐れもある。その点、買取業者が提供する無料の宅配キットはカメラ専用の梱包材である。輸送中に故障する心配もないので安心して査定依頼に出せるのだ。
今回、おすすめの買取業者を4社紹介した。他の買取業者もチェックしてみたい人は当サイトヒカカク！で一括査定をおすすめしたい。
