自分の不要なものを売るときには「本当に売れる商品なのか」という部分を不安に感じることも多いだろう。そこで、ここではカメラのレンズについて詳しく解説していきたい。古いレンズは売ることができるのだろうか。さらに言えば古くてボロボロのレンズも売れるのだろうか。古いレンズを売ろうと考えている人は参考にして欲しい。
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古いレンズは売れるのか?
古いカメラと言えばフィルムカメラやクラシックカメラなど逆にプレミア価値がつき、高額での買取は行われているようであるが、古いレンズはどうだろう。「本当に古いレンズが売れることがあるのか」と、疑いたくなる人も多いかもしれない。まして、壊れていなければボロボロのレンズでも売れるのだろうか。早速ではあるが、この古いレンズが売れるのかどうかについて説明していこう。
古いレンズは今でも人気
まず、古いレンズであってもレンズは資産と言ったもので間違いなく売れるだろう。もちろん、カビやホコリ、傷、汚れなどが付いており、価値が著しく落ちる古いレンズはあるが、古いという状態だけであればレンズ自体の価値は高い。古いレンズはオールドレンズと言われており、人気・需要ともに非常に高いレンズなのである。
現代にはない良さを持つ、オールドレンズ
古いレンズには現在の技術にはない味わいがあったり、当時は製造していたメーカーが現在では事業から撤退していたりと、その当時にしか製造ができなかったレンズが多いため、希少価値もついているのだ。特に、ライカ、キヤノン、ニコンのオールドレンズであれば高額査定が期待できる。カメラの愛好家や、仕事で使うプロはこのようなオールドレンズを好んで使うことも多いため、現在でも職業カメラマンなどカメラのヘビーユーザーに人気なのである。冒頭でも説明したように、古いレンズは確実に売れるものであるため、不要となったとしても捨てるのではなく、売って現金に換えなければもったいない代物だろう。
売れるのだとしたら、古いレンズはどこで売ればいいのか?
上記で、古いレンズは売ることができると記述した。では、その古いレンズの買取を行っている業者やサービスはどのようなところになるのだろうか。
次は、その古いレンズはどこで売れるのかという点について説明していこう。
買取不可の業者も多い
この買取市場では、カメラの買取を行っている業者は多いが、古いレンズになるとニッチな市場となり、さらにカメラに詳しいマニアや愛好家、またカメラを仕事で使うなど、專門性の高い市場となるため、通常のリサイクルショップなどでは扱っているところも多いが、なかなかないだろう。
さらに、通常のカメラ買取業者では対応できず買取不可としている業者も少なくないので、ここも注意が必要だ。
古いレンズを取り扱っている専門的な買取業者がある
このような古いカメラや古いレンズを專門的に取り扱っており、またそのようなカメラやレンズの買取事業を行っている業者で売るといいだろう。
専門店であれば取り扱っている業者も多い
中古カメラ市場は広いマーケットになっているので、探してみるとそのような業者は多くあるだろう。つまり、古いカメラの買取で事業を行っているショップや買取業者で売ると良いのだ。
専門業者でないと買い叩かれる可能性も
先述したとおり、総合リサイクルショップなどで古いカメラの買取りを行っている業者はあるが、安く買い叩かれるようなケースも多い。特に表面のコーティングが剥げていたり、傷がついている場合は減額対象となることも多い。価値があるものでもジャンク品となるケースもあるので、注意しておくべきだろう。このような事態を避けるためにも、古いレンズを專門的に取り扱っている業者で取引したほうがいいのである。
ネットオークションやフリマアプリの検討も◎
古いレンズが頻繁に売買されているところは他にもある。それがネットオークションのヤフオクやフリマアプリのメルカリ・ラクマ・PayPayフリマ・ジモティーである。このようなネット上にあるサービスを使って売却するのも良い手段だ。最近では、スマホやタブレットなどのモバイル端末でも簡単に出品できるため利用者も増えている。また、売れるまでの時間も短くなっているため、サービスとしても定着している。
高額な入札も見受けられるオールドレンズ
ネットオークションやフリマアプリでは、中古フィルムカメラ、二眼レフ、少し古いコンデジも多く出品されており、そのなかで古いレンズであるオールドレンズも多く出品されている。
また、そのようなサービスでレンズを探している愛好家やコレクターは多く、オークションなどでは高額な入札となっているケースも多いようだ。
レアなレンズはプロに査定依頼を
誰が見てもレアなレンズであれば、ネットオークションやフリマアプリではなく、専門買取業者で売るほうが安心して、しかも納得の金額で売ることができるだろう。つまり、レアなオールドレンズであれば一度業者の買取査定を利用し、その買取査定金額をみてから決めるのもいいだろう。古いレンズの査定や情報は掴みにくいので、プロに任せたほうがいい場合も大いにあるのだ。
価値が見込めなければオークションやフリマアプリを活用しよう
ただし、価値があまり見込めない古いレンズは、オークションなどで競りにかければ、相場での金額よりも高い金額で売れるかもしれない。あまり珍しくなく、価値がないような古いレンズに関しては、ネットオークションやフリマアプリに出品してみるのもいいだろう。
宅配買取を利用する
古いレンズをオークションやフリマアプリなどで売るのもいいが、個人間のやり取りになるためトラブルに巻き込まれることが多々あるかもしれない。心配な方は、ネット宅配買取を利用してみるのもいいだろう。宅配買取は、インターネットで査定依頼をして段ボールに商品を詰めて送るだけなので、ネットオークションよりも簡単に売ることができるのだ。ここでは、宅配買取専門のトリオカメラを紹介する。
カメラ・レンズの高価買取店「トリオカメラ」
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トリオカメラは、大阪市此花区にあるカメラ・レンズの高価買取店で、日本全国より、ネット専門の宅配買取を行っている。無店舗経営によるコストの削減、在庫期間の短縮によるコスト削減、適正な相場把握、専門のプロスタッフによる査定などの理由から、業界最高値での買取を可能としている。また、宅配で査定に出す際の商品の発送や振込手数料、万が一買取をキャンセルした場合の返送料金などはすべてトリオカメラが負担してくれるので、利用者負担は0円と非常に利用しやすい。希望した人には宅配キットも無料でプレゼントしてくれるので、手軽に梱包することができる。査定価格も最短30分~遅くとも24時間以内に教えてもらえ、最短で当日中に振り込んでもらえるので、急ぎで現金が必要な方にはもってこいだろう。
カメラのキタムラ、ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラといったカメラ店や家電量販店の下取りや買取店に持ち込んで売るよりも、トリオカメラのほうが断然お得なので、古いレンズを売りたいなら、ぜひトリオカメラの利用を検討してほしい。
古いレンズの買取金額を調べてみたのでまとめて紹介
ここまで、古いレンズが売れるのか、どこで売ればいいのかを紹介してきた。上記の通り、古いレンズはカメラ愛好家に需要があり、ものによっては高価買取となるレンズも多く存在している。最後に、この古いレンズがどれくらいの金額で買い取られているのかを調べてみたので、ここで紹介しておこう。ただし、ここでの買取金額はあくまで一例である。必ずその金額で売れるということではないので、注意してほしい。参考程度に留めておくといいだろう。
Industar-61 L/Z 50mm M42…5,787円
Industarのオールドレンズは非常に人気がある。それはIndustar にしかない魅力があるからだ。
特にカメラに強いこだわりを持つ人ほど、Industarのオールドレンズを所有していると言われている。昔のレンズは安価で購入できるという点も、需要が高い理由につながっているようだ。
Industar-61 L/Z 50mm Canon EOS Lens…5,900円
こちらも上記と同様、Industarのオールドレンズになるが、買取金額も古いレンズにしては高価買取金額となるだろう。基本的にIndustarのレンズは5,000円台の買取が標準と思っていいようだ。それだけ手に入れたいと思っている人が多いのが、このIndustarのオールドレンズだといえる。
Pentax M42 Super Takumar 50mm F1.4…7,400円
「Pentax M42 Super Takumar 50mm F1.4」は賛否両論のあるオールドレンズだ。しかしながら、オールドレンズ独特のボケ感や色合いなどを好んで使う人も多く、一部のファンから熱烈な支持を集めているのも事実。もしも不要ならば処分をするのではなく、間違いなく売ったほうがいいだろう。ジャンク品のような状態であっても、買い取ってくれる業者は多くあることが予想される。
Jupiter-9 85mm M42…9,080円
「Jupiter-9 85mm M42」は使い勝手は良いレンズではないが、このレンズにしかない味がある。ジュピターのレンズを集めるコレクター、愛好家も多く高額査定が期待できるレンズの1つである。
Carl Zeiss Jena Biometar 2,8/80 用…14,500円
国内市場では出回っている数の少ない、珍しいオールドレンズである。そのため、希少価値がつき高額な査定となっている。このレンズが演出する背景ボケは、独特で面白いということで、「一本だけでも持っておきたい」というカメラ愛好家は多く、需要が高いオールドレンズなのだ。
まとめ
本コラムでは、古いレンズが売れるものなのかどうかをテーマに上げて説明したが、古いレンズは需要が高く、買取市場においても売買が頻繁にされているものということが把握できただろう。古いカメラも持ち合わせている場合は以下の記事をチェックして見て欲しい。

現在でも需要の高いオールドレンズ
カメラの写りなどは、当然レンズで決まるため、頻繁にレンズの売買はされているのである。それだけ、より良い写真を撮影する上でレンズは重要なものなのである。
そのなかでもオールドレンズの価値は今でも高く、数多くのカメラ愛好家やプロフェッショナルな現場で使われているレンズなのだ。
保管方法、状態には気を付けて
ただし、買取の際にはそのような愛好家やコレクター、またプロがメインの顧客となっているものであるため、レンズの傷やホコリ、カビなどは細かく査定される。日頃の保管方法には気を配っておくほうがいい。
また、買取査定に出す前にはできる限り掃除をして、キレイな状態で出すように心がけるべきだ。ここまでの記述で十分に理解はできたと思うが、古いレンズが不要になった場合には、捨てるのではなく売って賢く処分したほうがいい。
壊れたレンズでも売れるのか
