ビデオカメラをさらに快適に使おうと考えるとカムキャディが販売しているカメラアクセサリーを活用するのが良い方法の一つだ。そう考えて手に入れてみたものの、未使用のままになっていたり、既に使い古して必要なくなったりする場合もある。せっかくだからお金にしようと思って買取に出したらどのように取り扱われるのかを知っておこう。
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カムキャディのカメラアクセサリー
カムキャディのカメラアクセサリーといってもたった一つしかないわけではない。メインアイテムとしてユーザーも多く、カムキャディの特徴を示しているのはカメラハンドル・スコーピオンEXだ。独特の形状を持っていることから他社のカメラアクセサリーでは実現できない高度な撮影も可能になる。
使い慣れないと難しいという点では上級者向きだが、ビデオ撮影にこだわりを持ってアマチュアとして取り組んでいたり、プロとして必要なケースが生じたりしたときには手にすることになるだろう。その独自性の高さから付加価値の高いアクセサリーとなっているため、カムキャディのカメラアクセサリーの中では最も高価なものとなっている。
また、付属品が少なめになっているカメラハンドル・スコーピオンならスコーピオンEXに比べると少し安価な価格で購入することが可能だ。さらにその周辺で利用されることが多いカメラアクセサリーとして4インチおよび8インチのフラッシュナーキットやD-フラッシュナーがある。
また、マウンティングノブやアクセサリーシュー、アクセサリーウイングについても販売されているのが現状だ。この他にもチーズプレート・トライポッドマウントなどもカメラ専門店であれば取り扱っていることがある。このような周辺アイテムはカメラハンドル・スコーピオンに比べると取引価格も低いため、買取に出したときに付く査定額も低いということは念頭に置いておこう。
中古買取店でも新品を販売している
カムキャディのカメラアクセサリーを買取査定に出すとどうなるかを知る前に、前提条件として中古品の買取と販売を手がけているショップでどのような売り方をしているかを理解しておこう。中古買取店では買い取ったアイテムを中古品として新品より安く販売しているのが通例だ。
買取価格に比べて高い販売価格を付けておき、その差額を利益として得ているのである。実際にはその販売のためにメンテナンスが必要になったり、人件費や光熱費、保管費などがかかったりしてしまうため、マージンはかなり大きめに設定されていることが多くなっている。
ビデオカメラを取り扱っている中古販売店であればカムキャディのカメラアクセサリーも販売していることが多い。買取をしているなら中古品がたくさん流通しているのではないかと思うかもしれないが、実は中古買取店でも大抵は新品を販売しているのが実態だ。新品でもメーカーの希望小売価格よりは安く売っていることが多いため、買い手としてはお得に買えるという気持ちを持つだろう。
どのくらいの在庫を抱えているかはケースバイケースだが、大抵は在庫切れであってもオーダーすれば取り寄せてもらうことができる。ただ、新品は中古品に比べたら高いのは当然であり、中古品も決して取り扱っていないわけではない。流通量が低いためにあまり市場で姿を見せないというのが実態だ。
買取に出すとどんな査定結果になるのか
中古販売店でも新品を販売しているカムキャディのカメラアクセサリーのようなケースでは、中古品を買い取ってもらおうとしたときにどんな査定結果になるのだろうか。これは買取店のスタンスによって大きく異なるので気をつけておこう。大別すると二通りに分けられるので、それぞれがどういう判断で査定をするのかを把握しておくと良い。
新品しか在庫として取り扱っていないケース
まず、そもそも買い手が多くて中古品の供給が間に合わず、普段は新品しか在庫として取り扱っていないというケースが挙げられる。ビデオカメラを安価に販売している人気の中古販売店で多いパターンだ。そのカメラと一緒にワンランク上の撮影をできるようにしようとカメラアクセサリーを買う人もいるだろう。
価格比較をしてここが一番安いと思って買ったようなケースでは、浮いたお金を使ってアクセサリーを買おうと思う人も多くなる。このような状況でとりあえずは中古品が安いから新品ではなく中古のカメラアクセサリーを買おうとする人が少なくない。このようなケースでは中古品を新品にかなり近い値段で売れるので査定価格も高くなりやすい。
例えば、新品の7割くらいの価格で販売しようとしているなら、中間マージンを半分取ったとしても35%くらいの価格で買い取ってもらえることになる。カメラハンドル・スコーピオンEXなら10,000円少々で新品が売られているので、仮に10,000円での新品販売だったとしても3,500円くらいで売れると考えることが可能だ。
4インチフラッシュナーキットなら5,000円くらいが新品の販売相場なので、その半分の1,750円くらいでは売れると期待できる。本当によく売れているケースなら買取価格の交渉もできる可能性があるだろう。
利益が出ないと判断されるケース
一方、中古品を買い取っても利益として得られる金額は高が知れているというスタンスで買取をしている業者もある。カメラアクセサリーを購入する顧客があまりやってこない販売店に多いパターンだ。
この場合にはたとえ買い取ったとしてもワゴンセールなどで安く売り飛ばすしかないという状況に陥りやすく、査定結果もかなり安くなってしまうことが多い。本当にろくに売ることができていない業者の場合には0円査定になってしまうことすらあり得るので気をつけよう。どんな業者がこれに該当するのかをもう少し厳密に考えてみよう。
例えば、レトロカメラや高級カメラを扱っているところではカムキャディのカメラアクセサリーを取り扱っていてもあまり買い手がいない可能性が高い。カメラ本体に比べて新品でもかなり安いことから、貴重なカメラを買ったからにはアクセサリーは新品を使って丁寧に扱おうと思う顧客も多いのが実態だ。このような高級志向の買取店では高く売れないリスクがあると覚えておこう。
相見積もりを取ろう
カムキャディのカメラアクセサリーを本格的に売ろうと思ったら、まずは値段を付けてくれる業者を選び出すことが肝心だ。前述のように業者次第では0円という査定になってしまうものの、しっかりとした販路を持っている業者なら数千円くらいで買い取ってもらうことができる。
高く買い取ってくれる業者ならカムキャディのカメラアクセサリーの相場は500円~5,000円くらいなので、どのアクセサリーを売ろうとしているときでもいくばくかのお金にはなると考えて努力してみるのが重要だ。その努力の仕方としてまず候補になるのが相見積もりである。
買取業者によってカメラアクセサリーに対する見方も違えば、抱えている顧客層にも違いがある。カムキャディのカメラアクセサリーを買って確かにお金にできるパイプラインがある業者なら高額で買い取ってくれる可能性があるのだ。その様子を販売されているアイテムからまずは察してみるのが賢明である。
カメラアクセサリーを多数取り扱っていて、新品も中古も販売しているというようなところを選ぶのが重要だ。顧客がカメラアクセサリーを買う傾向が強いと推察できるので、高くても買い取ろうとしてくれる可能性が高い。逆にカメラアクセサリーはほとんど取り扱っていなかったり、中古品の販売数が多くて特に売り捌けている様子がなかったりするところは候補から外そう。
このようなふるいにかけた上で、相見積もりをしてみると高く売れるところを比較的少ない労力で探し出すことができる。カメラアクセサリーを取り扱っている買取店は無数にあるが、販売状況から考えてカメラアクセサリーを高く買い取ってくれる可能性が高い業者はあまり多くはない。
さらに自分の住んでいるエリアで買取を依頼できる業者に限定すれば候補はかなり少なくなる。その業者に問い合わせをして見積もりをしてほしいと伝え、結果を比較すれば高く売れる業者を導き出すことが可能だ。ただ、相見積もりもやり方次第で大変かどうかがかなり異なるので、簡便な方法を知っておいた方が良い。
買取方法
カメラ関連アイテムの買取業者の大半は店頭買取、出張買取、宅配買取の3種類で対応している。このうちで出張買取と宅配買取は事前連絡が必要で、ある程度以上の金額で買い取れそうなときだけ自宅まで査定に来てくれる、あるいは着払いの宅配便で送ったものを査定してもらえるといった仕組みになっている。
カムキャディのカメラアクセサリーは単品ではそれほど高価なものではないので、出張買取や宅配買取には対応してもらえないことが多い。店頭を巡って査定を受けて比較していくのが基本になるのだ。しかし、ちょっとした工夫をするだけでこのような負担を軽減し、店頭に持っていくことはできないような遠方にある買取業者の査定結果も比較対象にできるようになる。
カムキャディのカメラアクセサリーは買取単価が低く、販売額との差額を取ったときに業者としてあまり利益が得られないのが出張や宅配での買取を断られてしまう原因だ。しかし、他に高額で売れるようなものがあれば状況は一転する。カムキャディのカメラアクセサリーを使っていたカメラも一緒に売るとなると、その銘柄や状態によっては出張してもらえたり、宅配で査定してもらえたりするようになる可能性があるのだ。
カメラアクセサリーだけであっても、数がたくさんあれば出張や宅配で対応してもらえることもある。店頭を巡るのに比べて相見積もりをしやすい方法なので、他に売れるものがある、まとめて売れるアクセサリーがあるという場合には同時に査定を申し込もう。
まとめ
カムキャディのカメラアクセサリーはカメラに比べて単価が低く、ビデオカメラを使っている人でないとメリットがないので買い取ってもらいにくいのは確かだ。しかし、カメラアクセサリーも買いたいという顧客を抱えている買取業者を探し出すことで高く売れる可能性が高まる。相見積もりをして探すのが重要だが、単独では店頭でしか査定を受けられない可能性もあるので、他のものと一緒に査定に出すことも検討しよう。