
日本を支える一大産業、「建設業界」。日本の発展は、建設業界に支えられていると言っても過言ではない。このため、日本には数多くの重機(建設機械)が存在し、日本全国において日々、忙しなく稼働している。
特に、東日本大震災の復旧作業や、日銀の金融緩和等の影響からか、現在、建設業界や不動産業界は好景気に沸いている。とりわけ、建設業界が繁盛していることは、このデフレの時代に次々と建設コストが吊り上っていることからも容易に想像ができる。

本記事では、重機・建設機械が壊れていても売れるのかどうかを調べたので、情報をまとめて行く。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
重機業界の今

まずは重機にまつわる市場環境についての知識を入れて置きたい。重機(建設機械)業界もどうやら好調のようだ。
2009年以降、拡大し続ける重機業界

2008年前後に米国で起きたサブプライムローン問題により、業績が一時悪化したものの、2009年ごろから業界規模は拡大の一途である。
中国、ロシアにおける需要の低下が気になるものの、内需の拡大や北米での需要の高まり、新興国での需要の掘り起こしが業績の良さにつながっているのだろう。
重機の中古市場

では、この重機をとりまく中古業界はどうだろうか。
インターネットの登場や、グローバルな取引の増加などにより、中古市場での取引も非常に活発なようだ。とりわけ、重機はかなり高額な商品であるため、大型重機で製造から年数が浅いものは、高値で買い取られている。
重機を買取専門業者へ売却してみよう

ほとんどの古い重機は、廃棄処分・解体に回されてしまう。この場合、処分費用がかなり掛かってしまうので、正直もったいない。
買取検討をする人が少ない現状

以前は重機の買取専門店はかなり少なく、人脈的なつながりがなければ売却する機会は少なかった。しかし、インターネットの登場により、処分したい人と買取専門業者が結びつくようになったのだ。
とはいえ、買取専門業者へ連絡する人は、まだまだ少ない。買取専門業者では、喉から手が出るほど重機を欲しがっているはずなのにだ。
故障していても諦めないで

重機は、型式や品質、状態によっては、驚くような高値で売却することができるかもしれないので、通常の処分を考える前に、買取を選択肢として考えてみてほしい。
しかし、買取専門業者へ売りたくても処分したい重機が故障している、あるいは壊れて動かないといった理由で諦めてしまっている人も多いのではないだろうか。そのような方々には、諦めるのはまだ早いと伝えたい。
重機は壊れていても売れる?

何年も放置されて機械が錆びてしまっている重機や、過走行でバッテリー切れを起こしている重機、売却の際に引き取り扱いになると言われた重機、低年式車両など、このような状態になった重機でも行き場はある。中古として積極的に買い取っている業者があるのだ。
海外へ中古重機を輸出する業者

では、なぜそのようなどこにも買い取ってもらえないような重機を買い取る業者が存在するのだろうか。その鍵は、やはり海外輸出である。東南アジアやアフリカ、中南米などの発展途上国に中古重機を輸出するルートを確保している業者がいるのだ。
部品も需要があるため、壊れていても積極的な買取が可能

発展途上国では、急速な発展にともない、大規模な都市開発や鉱山開発、土地開発や道路整備を進めているため、常に重機が不足している。壊れにくく性能の高い日本メーカーの重機を安価で手に入れられる中古品を欲しているのだ。

当然、中古の重機が浸透しているということは、修理補修用の部品も必要になる。壊れた重機であっても、分解することで価値のある部品を取り出すことができることから、壊れた重機でも意欲的に買い取ってくれる業者もあるのだ。
壊れた重機・建設機械の一括査定なら「ヒカカク!」
海外で人気の日本メーカー

海外の重機市場において、日本メーカーのブランド力、シェアはともに高いことをご存知だろうか。
評価の高い日本メーカー

国内売上高首位の「コマツ」は、米キャタピラーに次いで世界2位の売上高を誇り、「豊田自動織機」はフォークリフトで世界トップだ。
「クボタ」は、ミニショベルで世界首位を獲得していることなど、世界中で日本の重機が使用されていることがわかる。ハイブリッド環境対応車や無人運行システムなどの開発面においても日本メーカーは強く、日本の技術力は重機の分野においても、世界的に評価が高い。
海外で需要が高く、高く売れる日本の中古重機

このため、海外でも日本の中古重機が活躍している。特に開発途上国では、日本の中古重機は必要不可欠な存在になっているのだ。もし、使わない重機がある、もしくは事業の整理などで処分したい重機がある場合は、ぜひとも買取専門業者にコンタクトを取ってみることをすすめたい。
どのように業者を探すか

問題は、このような買取専門業者をどのようにして見つけるかだろう。
一括査定を利用して、効率的に業者を探そう

インターネット上には、壊れた重機でも買い取るという業者は多く存在する。しかし、確実に買い取ってもらえるかどうか、信頼性の意味で心配が残る。そのような時は、複数の業者に対して同時に簡易査定を依頼することができるウェブサイトがあるので、活用してみてはいかがだろうか。当サイト「ヒカカク!」もその一つである。

中古重機はニッチな市場なため、明確な相場は存在しない。このため、自分が納得のできる額で買い取ってもらえる業者を探すのには、効率性が求められるので、このようなウェブサイトは非常に役立つはずだ。
直接、各業者に連絡することも大切

ある程度、売却先の候補を絞ることができたら、一軒ずつ、直接連絡してみるといいだろう。特に、本査定に入る前に、査定基準などをきちんと説明してくれるのなら、信頼性の高い業者と言ってよいだろう。直接会話をすることで業者の雰囲気を感じることもできるはずなので、是非試してみてほしい。
おすすめの買取業者は?

買取業者は多数あるが、どこが信頼できるだろうか。そこで、買取実績が多数あり、安心して査定を依頼できる業者をご紹介しよう。
マゴシン福永商店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策

マゴシン福永商店では、重機や建機の買取と輸出販売を専門でおこなっている。多数の販売ルートを所持していることに加え、自社で修理や整備もおこなっていることから、故障車でも高価買取が可能。買取実績も多く、安心して利用できるだろう。壊れているからといって諦めず、一度相談してみるのがおすすめだ。
また、査定スピードが早いのも魅力。培ってきた専門知識やノウハウが豊富だからこそ、スピーディーに適正な価格を提示することができるのだ。買取時も無料で全国に出張し、その場で現金を手渡してくれるため、急いで重機を処分したいときにも手軽に依頼できるのではないだろうか。
重機買取のポイント

最後に、重機の買取について、いくつかポイントを説明したいと思う。
アタッチメントとセットだと買取額がUP

重機の場合、長年使っているとアタッチメントが増えるケースが多い。使わないのであれば、同時にアタッチメントも買い取ってもらった方がよいだろう。
アタッチメントだけでもそれなりの価値があるが、重機とセットになることで買取金額が上積みになることはまず間違いないだろう。
査定前に念入りに清掃をする

また、重機を査定に出す前に必ず清掃を行うようにしよう。基本的に、重機は工事現場で使われるため、傷や錆が多くなる。特に、長く現場に放置してしまっている車両の場合は、泥まみれになっているケースもあり、こうした「汚い車両」では査定員の心象も悪くなりやすい。
少しでも綺麗にしておき、製造年数の割に状態が良いと査定員に思わせることができれば大成功だ。そこまで出来なくても、減額査定の要素を減らすことができるので、面倒ではあるが清掃は必須と考えてほしい。
売却のタイミング

これはどのようなアイテムにも共有する話ではあるが、売ろうと考えている重機が新しい機種であれば、一日でも早く売ったほうが高く売れる。それは、壊れていても同様だ。
モデルチェンジが行われる度に、価値は大きく下がってしまうので、売却のタイミングは早ければ早いほうがよい。思い立ったらすぐに行動しよう。
書類の準備は事前にしておく

また、重機を売る際に必要になる書類は、大型特殊か小型特殊かによって変わるが、基本的に色々と用意しなければならない。
車検証、自賠責保険証明書、納税証明書、譲渡証明書、委任状、実印、印鑑登録証明書、リサイクル券などなど…。査定依頼前に用意することで話し合いがスムーズになるので、ある程度準備することを心掛けよう。
取引が増える時期に買取を

ちなみに、企業の決算期の関係から、1~3月は中古取引が増える時期だ。この時期は、買取専門業者も積極的に仕入れる可能性が高いので、頭の片隅に置いておいてほしい。
まとめ

重機は、車のように簡単に処分することができないが、反対に、賢く手段を講じれば、自動車よりも高額で売却することができる。手間こそかかるが、せっかく巨大なお宝を持っているのだから、積極的に買取専門業者を活用してみよう。壊れた重機・建設機械の一括査定は査定フォームから。