いよいよ来年に差し迫った東京オリンピック。エンブレムや公式キャラクターも決定し、公式グッズも盛り上がりを見せている。オリンピックの公式グッズの中でもマニアに人気があるのがピンバッジだ。
オリンピックピンバッジは非売品のものや、人気ですぐに売り切れてしまうものも多く、アイテムによっては高額で取引されることもある。今回は、オリンピックピンバッジの情報、買取に出す際のポイントなどをご紹介していこう。
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オリンピック ピンバッジとは?
オリンピックピンバッジは、オリンピックが開催される場所、年、オリンピックのエンブレムなどがプリントされたもの。都知事、アスリート、有名人のアンバサダーが胸元につけていることが多く、気になっているという方も多いのではないだろうか。
次回行われる東京オリンピックに向けて、現在多数の種類のピンバッジが登場している。シンプルなものから公式キャラクターをデザインした可愛らしいもの、カラフルなもの、シルバーでできた高級感あふれるものなど。
これらのオリンピックピンバッジはオリンピックが終了すると販売も終了され、正規ルートで購入できなくなってしまう。また、一度品切れになると再入荷されない場合も。
ほしいデザインのものは、早めに購入しておく必要がある。自分のお気に入りのデザインのピンバッジを購入してもいいし、あこがれのアスリートや有名人が着用していたものを探してみるのもいいだろう。
ピンバッジの特徴
オリンピックピンバッジには種類がたくさんあるが、一般人でも購入できるもの、一般人には購入できない非売品のものがある。
一般人でも購入できるもの
公式に販売されているピンバッジはオリンピック、パラリンピックとそれぞれ一つずつ、バラバラに販売されている。形は縦長の四角形、縁はシルバー仕様となっている。
一般人には購入できないもの
非売品のオリンピックピンバッジにはオリンピック、パラリンピックの両エンブレムが1つのバッジにデザインされている。形は横長の四角形で、縁がゴールド仕様というのも特徴だ。
サイズも非売品のピンバッジの方が一回り小さく、スーツやジャージの胸元につけるのにもぴったりのサイズ感となっている。非売品ピンバッジはやや貴重なアイテムだが、企業やスポンサーなどには配布されているので、周囲にオリンピックに関わっている企業に勤めている方はいないか、つながりはないかを確認してみよう。
また、オリンピックに関連するイベントに参加することで無料で入手できる可能性もある。他にもクリアファイルなど、ピンバッジ以外のアイテムが配布されるケースもある。公式サイトをチェックして、非売品ピンバッジを受け取ることができるかチェックしておこう。
購入できる場所
オリンピックピンバッジは、東京都庁で購入できる。都庁内の書店やお土産が販売されているショップ、博品館など、都庁内のさまざまなショップで販売されているので、お近くにお住まいの方はぜひ訪れてみてほしい。
さらに東京オリンピック公式通販サイトから購入することも可能だ。地方に住んでいる方や、お目当てのピンバッジが売り切れていたという方は、この公式通販サイトをチェックしてみよう。
通販サイトでは、シンプルなピンバッジからカラフルなもの、かわいらしいもの、さらにセットのピンバッジなど、たくさんのピンバッジが販売されている。さらにピンバッジ以外のオリンピック公式グッズも販売されているので要チェックだ。
オリンピック ピンバッジの売却先
では、不要になったオリンピックピンバッジはどこに売却すればいいのだろうか。オリンピックピンバッジの売却先としておすすめの場所をいくつかご紹介する。
リサイクルショップ
地方にもあるようなリサイクルショップでも、オリンピックピンバッジは買取可能である。2020年のものだけでなく過去のオリンピックピンバッジも買い取ってくれる可能性があるので、ぜひ一度査定を申し込んでみよう。
しかしリサイクルショップはあくまで安く仕入れて安く売るというスタンスのところがほとんどなので、どんなに貴重なオリンピックピンバッジであっても数十円程度の買取金額にしかならない。複数をまとめて売らなければ買い取ってもらえないというケースもあるので、持ち込む前には事前に確認しておいた方が安心だろう。
総合買取業者
店舗だけでなく、ネットでも買取を行っているような総合買取業者に買い取ってもらうという方法もある。アパレルアイテム、家電、書籍など、なんでも買い取ってくれるような業者はたくさんあるので調べてみよう。
しかしこれらの業者も、オリンピックピンバッジやオリンピックグッズの査定に詳しいスタッフは少ないため、安く買われる可能性が高い。書籍、アパレルアイテムなど、不要なものをまとめて処分したいときについでに買い取ってもらうくらいの気持ちで査定を依頼した方がいいだろう。
ホビーアイテム買取業者
過去のオリンピックピンバッジや非売品のオリンピックピンバッジ、海外でしか購入できないような貴重なオリンピックピンバッジを持っているという方は、ホビーアイテムの買取を行っている業者に査定を依頼するのがおすすめだ。
ホビーアイテムの買取を行っている業者は、このようなマニアが集めるようなアイテムの買取事情、市場価値の調査をしっかりおこなっているところが多い。本当に珍しいもの、価値のあるものなどは、きちんとした価格をつけてくれることだろう。
ピンバッジ、オリンピックアイテムなどの買取を強化している業者か確認しておくといいだろう。
また、過去に買取実績があるような業者を選ぶとさらに安心だ。事前査定を採用している業者もあるので、不安な方は一度利用してみるといいだろう。
アンティーク買取業者
アンティークアイテム、骨董品の買取を行っている業者にも、オリンピックピンバッジの売却はおすすめである。過去のオリンピックのピンバッジ、記念コイン、切手などをお持ちの方は、このようなアンティーク買取業者を利用してみよう。2020年のオリンピックピンバッジなどはまだ買取してもらえない可能性があるので注意が必要だ。
ヤフオク
https://auctions.yahoo.co.jp/ヤフオクなど、ネットのオークションを利用するという手もある。オークションでは、自分が決めた価格から交渉をスタートできる。人気のアイテムなら、最初よりも高い価格で取引ができるだろう。
しかし自分で画像を用意したり、商品情報を記入するといった手間がかかってしまう。ネットに不慣れな方や、大量に売りたいオリンピックピンバッジがあるという方には少々不利と言えるだろう。発送の際のトラブルにも注意が必要である。最後まで慎重に取引を進めるようにしていこう。
メルカリ
https://www.mercari.com/jp/メルカリなどのフリマアプリを利用してオリンピックピンバッジを売却するという方法もある。メルカリはヤフオクよりも扱いやすく、無料で使用できるというメリットがある。実際に過去に利用した方も多いのではないだろうか。
メルカリも自分で価格を設定できるという魅力がある。しかし、ヤフオクと同様自分ですべての工程を行わなければならないことや、買い手が見つかるまで現金化できないということを予め頭に入れておく必要がある。
オリンピック ピンバッジの買取相場
オリンピックピンバッジの買取相場は、1600円から2000円程度となっている。セットのもの、今では購入できないものなどは高額で買取されるようである。
高額で取引されているピンバッジ
現在高額で取引されているのは長野オリンピックや、海外で開催されたオリンピックのピンバッジである。東京でオリンピックが開催されるにあたり、これらのピンバッジも近年注目を集めている。所有している方は、オリンピックブームの間に売却を検討するようにしよう。
2020年東京オリンピックのピンバッジ
2020年東京オリンピックのピンバッジはまだ通販でも定価で購入できるため高額での買取は期待できない。しかし、非売品のもの、すでに品切れとなっているものなどは高額で取引される可能性があるので一度査定を依頼してみるといいだろう。
また、高額で買い取ってもらいたい場合は今ではなく、次回のオリンピック開催まで待っておくか、品切れになったタイミングで買取に出すことをおすすめする。
オリンピック ピンバッジの査定ポイント
オリンピックピンバッジはどのようなものが高額査定になるのだろうか。査定ポイントをいくつかご紹介する。
保存状態
まず、中古品は保存状態が査定金額に大きく影響を与える。プリントがかすれていないもの、ピンが曲がっていないものなど、キレイな状態のものは比較的高い金額での取引が可能だ。
さらに未開封のものは査定金額も高くなる。昔のものは、袋に入っているのならそのまま買取に出すようにしよう。使用した形跡があるものも、表面をキレイに磨いておく、ピンの部分の汚れを取り除いておくなど、事前のメンテナンスで査定金額をあげることが可能だ。
希少価値
オリンピックピンバッジはさまざまな種類がある。その中でも、希少価値の高いものであれば高額での買取が可能となる。今回のオリンピックピンバッジで言えば非売品のもの、すでに品切れになっているものなど。
また、国内では購入できなかった海外のオリンピックピンバッジ、長野オリンピックなど昔のもの、今ではほとんど残っていないようなものは高額買取となる。しかしこれらは、きちんとオリンピックピンバッジの価値を把握している業者に査定に出した場合である。リサイクルショップなどに持ち込むと安い金額で買い叩かれてしまうので注意しよう。
付属品の有無
オリンピックピンバッジには、セット販売のものがある。3つから5つ程度のセットになったものは、それぞれを買取に出すよりも外箱など、最初から付属していたものと一緒にそのまま買取に出すことをおすすめする。
とくにセットのものは外箱の有無が非常に重要となる。外箱がないだけで大幅に査定金額が減額されてしまうので注意しよう。
中古市場での需要
オリンピックピンバッジ、ワールドカップピンバッジ、野球チームのピンバッジなどは、その試合が開催される期間にしか発行、販売されない。そのため、あとからほしいと思うと中古品を探すしかない。
よってオリンピックピンバッジなどは中古市場でも価値が高いと言える。ただ、それをほしいと思う人が少なく、一部のマニアにしか需要がないというのもデメリットの一つである。本当にほしい人の元に届くような買取業者を選ばなければ、高い金額での買取は不可能と言える。
やはりホビーショップやアンティーク買取業者などに買取査定を依頼するのが一番だろう。オリンピックピンバッジが買取対象になっていても、2020年など最近のものは安い価格になっている場合もある。アテネ、シドニーなど、少し前のオリンピックピンバッジもまだまだ需要はあるので、お持ちの方は買取に出してみよう。
持ち込み点数
オリンピックピンバッジなどの細々としたアイテムは、一点からでも買取は可能だが、複数持ち込んだ方が買取金額は高くなる。持ち込みではなく宅配買取、出張買取などの場合は、送料、出張料が無料でもその分の手間賃を査定金額から差し引かれている可能性が高い。それを考えると、複数のピンバッジを査定に出した方が有利と言えるだろう。
数点以上で送料が無料になったり、買取金額にボーナスが上乗せされるなどのキャンペーンをおこなっている買取業者もあるので、キャンペーン内容もよくチェックしてから査定を申し込むようにしよう。
まとめ
オリンピックピンバッジの特徴や、買取相場、査定ポイントについてご紹介した。オリンピックピンバッジは現在2020年の東京オリンピックのものが発売されており、注目を集めている。非売品を入手するルートもさまざまあるので、気になる方はオリンピックのイベントなどをチェックしておくようにしよう。
また、長野オリンピックなどかつて日本で開催されたオリンピックのピンバッジ、海外で開催されたオリンピックのピンバッジは非常に価値が高く、高額で取引されることもある。
きちんとそのオリンピックピンバッジの価値を理解してくれる業者に査定を依頼すれば、適正な価格で買い取ってくれるだろう。高価買取のポイントなどをチェックして、後悔のない取引ができるようにしていこう。