オフィスの移転や配置換え、レイアウト変更を機にパーテーションが不要になることも少なくない。移転先でも使えるならまだしも、不要になったパーテーションは業者に依頼して廃棄処分するしかなく、場合によってはかなり高額な費用を請求されるケースもあるようだ。しかし、実は不要になったパーテーションは買い取ってもらうことができ、コスト削減できることをご存知だろうか。本コラムでは不要なパーテーションを売る方法や、実際に取り扱っている買取業者を紹介しよう。
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不要になったパーテーションの廃棄処分する
パーテーション(間仕切り)とは、快適なオフィス空間を作る上で欠かせないアイテムの一つ。どんなオフィスにも合う”木目調タイプ”や、防音性・遮視性に優れた”施工タイプ”、低価格な”布張りタイプ”などなど、様々なパーテーションが販売されている。このように用途に合わせて選べるパーテーションだが、オフィスの移転やレイアウト変更、テナント退去の関係で不要になることもあるだろう。では、不要になったパーテーションはどうやって処分するべきなのだろうか。
解体・運搬・処分にそれぞれ費用がかかる
要らなくなったパーテーションは、業者に依頼して解体後、廃棄処分してもらう必要がある。主に”解体費用”と”運搬費用”、”廃棄費用”が処分時にかかる費用だと思っておこう。
解体費用(解体施工費)
設置されたパーテーションは、業者に依頼して解体してもらう必要がある。特に高さのあるハイパーテーションは、素人で解体するのが難しいため、専門の解体業者に任せるのがベスト。
運搬費用
解体されたパーテーションは、数枚〜数十枚ほどの枚数になるため、個人で運搬することが難しい。ローパーテーションならまだしも、ハイパーテーションになると高さが4mにもなる。さらに枚数が多くなれば多くなるほど重量がかさむため、作業員付きの運搬を依頼する必要があるだろう。
廃棄費用(廃棄処分費用)
パーテーションを廃棄するためには、廃棄場まで運搬し、”廃棄物処理免許”(https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/qa.html)を所有する業者に依頼する必要がある。この免許を所有していない無許可の業者に依頼すると高額な処理費用を請求される恐れがあるので注意しておこう。※仮に粗大ゴミとして処分する場合は、自治体によって廃棄処分の条件等は異なるので確認してみてほしい。
正確な処分費用は業者に問い合わせるのがベスト
上記でも説明した通り、パーテーションを廃棄するとなると、専門的な業者に依頼する必要がある。大まかに考えると、基本的に「解体・運搬費用+人件費」となるので、業者によって処分費用にかなり差が生じるようだ。
解体料金に関しては業者によりまちまちだが、運搬費用においては「2トントラック=○万円+人件費」のように積載によって金額が異なると思っておこう。また、ビルで作業を行う場合は、養生費用がかかるため、さらに上乗せされる可能性がある。詳しくは買取業者に問い合わせることがベストと言えるだろう。
パーテーションを買い取ってくれる業者5選
不要になったパーテーションを廃棄処分するとなると、かなりの費用がかかるようだ。では、どうすれば少しでもお得に且つコストをかけずに処分することができるのだろうか。
結論から言うと、要らなくなったパーテーションは、買取業者に引き取ってもらうことをオススメする。中古品のパーテーションは需要があるため、買取商材としても人気が高いのだ。以下では、パーテーションを取り扱う優良買取業者を複数ピックアップしたので参考にしてみてほしい。
ネゴシエーター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ネゴシエーターでは、ローパーティション、アルミパーティション、スチールパーティションの買取を強化している。同社はリユースを目的としており、幅広い種類のパーテーションを買い取っているようだ。購入後5年いないのもの、アスクル商品、ナイテックス社製品のものなどを中心に買い取っている。
パネル王
http://panel-king.jp/area/1.htmlパネル王ではパーテーションの買取だけでなく、原状回復工事にも対応している。東京・神奈川・千葉・埼玉に対応。引き上げ後の解体費用を削減するためにも、一度問い合わせてみてはいかがだろうか。廃棄処分ではなく、買い取ってもらうことでお得にパーテーションを処分することができるのだ。
間仕切職人
http://office-layout.jp/buy/間仕切職人では、間仕切職人は業界初のコスト削減と環境問題を解決している業者だ。経費削減と環境にも配慮しているので、安心して依頼しやすいのではないだろうか。スチールパーテーションやアルミパーテーションをメインで買い取っている。見積もりや相談は無料なので問い合わせやすい。
パーティション・間仕切りのHappy
https://www.119happy.com/ws/panel/kaitori.htmlパーティション・間仕切りのHappyでは、最短即日での査定が可能。パネル10枚以上からの買取りに対応しており、関東地方をメインに解体・運搬してもらうことがでいる。少々汚れていても、落とせる範囲の汚れなら買取可能。詳しくは一度相談してみよう。
パーテーション職人
http://www.the-partition.net/buy.htmlパーテーション職人を利用すると、現状回復のコストを削減することができ、環境への配慮も可能。従来の廃棄処分費用に比べてもかなりお得に買い取ってもらうことができる。もちろん見積もりは無料。
売却する前に知っておきたいこととは?
様々な要素を考えると、パーティションは廃棄するのではなく、再び使える形で買い取ってもらう方が環境にも優しくコスト削減にも繋がるということだ。では最後に、パーティションを売却するにあたって、知っておくべきポイントを紹介しよう。納得のいく取引きを実現するためにも参考にしてほしい。
買取可能なパーテーションの種類を知っておく
パーテーションは大きさや素材によって名称が異なるようだ。
・ハイパーテーション
天井まで高さがあり、医療機関や会議室・ミーティングルームなどに多く用いられている。
・ローパーテーション
天井までの高さはない簡易的なパーテーション。ディスクの仕切りに活用されている。
・アルミパーテーション
アルミシルバーの柱。部分的にパネルがあるものや、色が違うものもある。デザイン性に優れているものも多くあるようだ。
・スチールパーテーション
スチール製。不燃で重量があるが、強度に優れており、防音・遮音性に特化している。
パーテーションは、テナントが撤去したあと残置物として残っていることも少なくない。売却を考えるのであれば、買取対象外になるもの存在するので、この機会にきちんと種類を確認しておこう。
買取不可かどうか、あらかじめチェックしておく
多くの業者では、以下の状態のパーテーションの買取には対応していない。
- ・穴あきが空いているもの
- ・部品が不足しているもの
- ・破れていたりシミがあるもの
- ・購入してから5年以上経っているもの
さらに、色付きのパーテーションも売却時には注意が必要だ。買取業者によっては指定した色しか買い取ってくれないケースもあるので、一度確認する方がいいだろう。
まとめ
退去やレイアウト変更によってパーテーションが不要になることもあるだろう。その際は廃棄処分するのではなく買取業者に依頼して買い取ってもらうことをオススメする。特にナイテックスなどのメーカー品は高値で買い取ってもらえる可能性が高く、使用期間が短いものほど高額査定が期待できるだろう。
もちろん買取業者によって価格は異なるため、正確な金額を知るためにも一度問い合わせてみてはいかがだろうか。その際は経費削減するためにも本コラムで紹介した情報を参考に満足のいく取引きを目指してほしい。