複数の量販店でアウトレット家電の専門店をオープンさせる池袋は、安くお得な電化製品を求める方々にとってショッピングや比較検討のしやすいエリアだ。土日祝などの時間のあるときにこうした地域で量販店めぐりをすると、自宅でネット通販のサイトを見続けるよりも遥かにスムーズに自分の希望条件に適したアウトレット家電を見つけられる。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
アウトレット家電について
アウトレット家電は、一般の販売店で新品の商品を買うよりも安く入手できる。なぜ安いのか考えてみたことはあるだろうか。まずはアウトレット家電について紹介しよう。
アウトレット家電とは
家電のアウトレットとは、新品と中古品の中間的な位置づけとなる新古品のことだ。このカテゴリの電化製品を取り扱う家電量販店などでは、下記のいずれかに該当する物にアウトレットという表示をつける傾向がある。
- ・開封品
- ・型落ち品
- ・展示品
- ・外箱に
- ・凹みや破れなどのある商品
- ・メーカー再調整品
こうした条件に該当するアウトレット家電は、基本的に他のお客様に一度も使われたことのない新品未使用品であると考えられる。しかしながら展示品などの場合は、店頭で多くの人に触れられることにより、小傷が付いてしまっているケースも少なくない実態があるようだ。
一般人にはイメージし難い再調整品
アウトレット品として販売されることの多い再調整品は、メーカー側によって回収された初期不良品が、修理整備を終えて再び販売されるというものだ。リファービッシュ品と呼ばれる再調整品には、一点物になりやすい展示品や開封品と比べて複数の店舗在庫があるケースが非常に多いと言われている。
直接見に行くのがおすすめ
商品によって抱えている事情が異なるアウトレット家電は、新品未使用品のようにモデルや買取相場といった基準からの比較ができない存在だ。したがってアウトレットの電化製品を購入する際には、お客様自身が実店舗や通販サイトを見て、状態や機能などから総合的な判断をする必要がある。そのため、このカテゴリから安くお得な電化製品を買いたいという東京近郊に暮らす人は、まずこれから紹介するアウトレット家電の激戦区である池袋に直接出向いてみるのがおすすめとなるだろう。
YAMADA IKEBUKURO アウトレット・リユース&TAXFREE館
YAMADA IKEBUKURO アウトレット・リユース&TAXFREE館
https://www.yamada-denki.jp/store/contents/?d=1051
JR池袋駅東口から徒歩2分の高立地にあるヤマダの店舗では、さまざまな事情を抱えた訳あり新品やアウトレット品、リユース品まで、多彩な電化製品を取り扱っている。
ヤマダのアウトレット品やリユース品
まずこの店で販売するアウトレット品は、全国のヤマダ電機グループから収集した掘り出し品が中心だ。自社で管理していた家電であるヤマダのアウトレット品は、知らない会社より倒産品や余剰在庫などの大量買取をおこなうリサイクルショップなどと比べて、信頼性は非常に高いと考えられる。これに対してリユース品は、同グループ内の実店舗で買い取った家電を自社工場でしっかりクリーニングや動作チェックをした上で、店頭に並べられる形となっている。
家電量販店ならではの保証
ヤマダでは、この店舗で販売するアウトレット・リユース家電それぞれに、非常に長い保証を付けられるサービスをおこなっている。まず1万円以上3万円未満の対象アウトレット家電は、1,000円の加入料を払うことで保証期間をトータル3年まで延長できる。これに対して30,000円以上のパソコンやデジタルカメラ、冷蔵庫、洗濯機といった対象アウトレット家電は、購入金額の5%となる加入料を支払うことで、メーカー保証1年+ヤマダ保証4年のトータル5年の長期保証にできるシステムとなっている。
ヤマダポイント
ヤマダ電機では、全国のアウトレット・リユース専門店でおこなうショッピングでも自社のヤマダポイントが貯まるようにしている。ANAやベルメゾン、コナカ、ぐるなびといった提携先の非常に多いヤマダポイントは、大手家電量販店の中でも非常に貯める・使うということをしやすい存在となっている。したがって、普段の暮らしでヤマダの店舗でショッピングをする習慣のない人でも、アウトレット専門店で貯まったポイントの利用は比較的スムーズにおこなえると捉えて良いだろう。
Twitterアカウント
ヤマダのアウトレット・リユースでは、それぞれの店舗でTwitterアカウントを開設している。このアカウントをフォローすると、数量限定のお買い得品情報なども簡単に入手できる。
またガンダムなどのプラモデルやフィギュア、低反発まくらなどの電化製品とは関係のないカテゴリの話題も公開するヤマダ池袋アウトレットのTwitterアカウントは、このビルの中にどんな物が並んでいるのだろうといった疑問を解消するにも、より良い情報源になると言えそうだ。
WEBチラシも要チェック
ヤマダアウトレットの池袋店では、Shufooなどのサイトで折込チラシを公開している。このWEB広告に目を通すと、この専門店ならではの安さや商品のラインナップについても、容易にイメージできることだろう。
しかしながら展示品や旧品などを中心としたアウトレット家電の場合、その大半が在庫限りや数量限定品となってしまう。したがって広告掲載品を池袋店で買う際には、遅くとも当日の昼間のうちに来店するのが理想となる。
家電以外のフロアもある
ヤマダ池袋店内のビルには、プラモデルやフィギュアの充実したガンダム専門フロアや、アットコスメとヤマダがコラボした化粧品専門フロアなどもある。また海外向けの家電や雑貨、医薬品、雑貨などを展開するツーリストモデルの階のあるこの店舗には、多くの訪日外国人も来店しているようだ。このように家電以外の品物も充実したヤマダの店舗は、池袋エリアでのショッピングやデートの際に気軽に立ち寄りやすい存在と捉えて良いだろう。
ビックカメラ アウトレット 池袋東口店
ビックカメラ アウトレット 池袋東口店
https://www.biccamera.com/bc/i/shop/shoplist/shop002.jsp
業界2位の家電量販店であるビックカメラでも、ヤマダと同じ池袋の東口にアウトレット専門店をオープンさせている。
ビックカメラ買えるアウトレット家電の特徴
別館を含めて6フロアで構成されるこの店舗では、ひとり暮らしや新生活のスタートに欠かせない白物家電から美容エステ製品、映像、IT関連商品まで非常に多彩な電化製品を取り扱っている。ちなみにビックカメラにおけるアウトレット品は、旧モデルや外装不良、展示品といった物が大半となるようだ。
限定チラシも公開中
ビックカメラアウトレット池袋店のページ内では、期間限定の売出しWEBチラシが公開されている。このショップ限定のアウトレット品の中には、ファミリー層に人気の高いドラム式洗濯機や65型有機ELテレビ、70型4K対応液晶テレビといった6商品が並んでいる。展示品のみの売出しとなる2019年1月20日までのチラシでは、掲載品の全てが1台限定とされているようだ。
こうした形で一点物を大きく割り引くビックカメラでWEBチラシの商品を買い求める際には、他の家電量販店と同じように早めに買いに行く行動力や決断力が必要になってくると言えそうだ。
Twitterアカウントも必見
ビックカメラアウトレットのTwitterアカウントは更新頻度が非常に高い。安くお得な家電を求める人にはぜひフォローしていただきたい存在だ。2019年1月16日の投稿には、Panasonic製BDレコーダーやSONY55型4K対応液晶テレビ、人気メーカーホリスティックのヘアーアイロンといった多彩な展示品や限定品が並んでいる。
また夕張メロンサイダーやカップラーメンなども紹介されるこのTwitterを見ていると、電化製品購入の必要性に迫られていない方々でもビックカメラカメラアウトレットへの興味が高まると言えるかもしれない。
池袋エリアの実演・体感ブース
近年のトレンドとなっているスチームオーブンレンジや、話題の美容家電の特徴やメリットがイメージできない方々におすすめとなるのが、アウトレット店と同じ東口にある池袋本店のキッチンスタジアムやフェイシャル体験ブースの活用だ。ビックカメラの担当者が実演などをするこのブースに立ち寄ると、最新家電を容易に体感できる。
またこうしたサービスを上手に活用すると、アウトレット店内にある商品の比較検討や機能面のチェックなども容易にイメージしやすくなるだろう。
マイカーでの来店もおすすめ
ビックカメラのアウトレット池袋店では、同エリアにある3つの駐車場と提携している。5,000円以上の買い物をすると、1時間の駐車料金が無料サービスとなる。また50,000円以上のショッピングをすれば3時間まで無料となることから、新生活の準備に向けてさまざまな生活家電購入の相談をおこないたいといった事情を抱えた方々でも、時間を気にせずじっくりショッピングが楽しめると言えそうだ。
ソフマップ アウトレット 池袋
ソフマップ アウトレット 池袋
https://www.sofmap.com/tenpo/contents/?id=shops&sid=ike_out
ビックカメラアウトレット池袋店の4〜5階には、グループ会社のソフマップアウトレットが入っている。
ソフマップとビックカメラの違いとは
秋葉原を中心に店舗展開するソフマップは、パソコンやスマートフォン、映像ソフト、アニメグッズなどに強い専門店だ。デジタル家電を中心としたソフマップには、ビックカメラで取り扱う冷蔵庫や洗濯機といった白物家電の取り扱いはない。またこの池袋店のようにビックカメラとソフマップの店舗が同居する場合は、ビックカメラ側では新品・新古品、ソフマップでは中古がメインといったラインナップになるケースが非常に多い傾向があるようだ。
ソフマップアウトレットで買えるもの
地域最大級の品ぞろえで知られるソフマップアウトレットの池袋店は、新品&中古ソフトと中古ハードの専門店だ。アウトレットの取り扱い商品としては、MacやWindowsパソコンやDVDプレーヤーなどが中心となる。また4階で販売されるデジタルカメラやスマートフォン、iPad、液晶モニターといった商品の中にも、お客様から買い取られた未使用品などのアウトレットに準ずるコンディションの品物が多く存在しているようだ。
SNSも要チェック
この店のおすすめ商品やイベント情報は、FacebookやTwitterアカウントから確認できる。Twitterを使った情報発信に力を入れるソフマップでは、パソコン総合・中古商品総合・アミューズメント総合・Mac Collectionといった多彩なアカウントを用意しているようだ。またこの店舗のFacebookページでは、最新モデルのPlayStation4 Proと人気ソフトとなるコールオブデューティー ブラックオプス4のセット購入に関する案内などもおこなっている。
サポートの充実
4階にサービスサポートカウンターを持つソフマップは、アウトレット家電購入後のアフターサービスを重視する方々にとっても安心して買い物のできる専門店だ。例えば、修理相談については、ソフマップの得意とするデジタル家電だけでなく、大型家電や他店購入品についても受付対応をおこなっている。
またパソコンやスマートフォンの使い方相談や設定は店頭サポートも可能としているソフマップは、使用方法がわからないことによりアウトレット家電の購入を躊躇するお客様にもより良い後押しのできる専門店となりそうだ。
ハード・ソフトの買取も可能
ソフマップでは、パソコンやデジタルカメラ、テレビなどの買取サービスもおこなっている。こうしたシステムを上手に活用していらない電化製品を早めに売却すれば、家電リサイクル法にもとづく処分料の支払いも不必要になる。
また売却によって得たお金をアウトレット家電の購入資金に充当すれば、ビックカメラやソフマップでのショッピングを更に安くお得にできるようになると捉えて良いだろう。しかしながらソフマップでは白物家電などの買取はおこなっていないため、このサービス利用時には必ず対象商品などのルールをチェックして欲しい。
ソフマップ Re Collection
ソフマップ Re Collection
https://www.sofmap.com/tenpo/contents/?id=shops&sid=recollection
ビックカメラ・ソフマップ池袋アウトレットから徒歩5分の場所には、中古やアウトレット品のiPhone・iPad・Macなどを取り扱うソフマップ Re Collectionというショップがある。この店では、ビックカメラグループのポイントカードなども利用できる。
ソフマップ Re Collectionとは
Re Collectionは基本的に、Apple製品のリユース品を取り扱う店舗だ。したがってこの店で購入できる新品商品は、SIMカードと携帯アクセサリーが中心となる。しかしながらソフマップに状態の良い新古品や中古美品のある実情から考えると、このグループ店においても状態の良いiPhoneやiPad、Macなどをアウトレット品に近いお手頃価格で購入することは十分に可能と言えそうだ。
またビックカメラの店舗で新品には手が出ないと感じたときには、未使用品へのこだわりを捨ててソフマップ Re Collectionを少し覗いてみても良いかもしれない。
ツクモ池袋店
ツクモ池袋店
https://tenpo.tsukumo.co.jp/stores/view/ikebukuro
最後にご紹介するツクモは、YAMADA IKEBUKUROアウトレット・リユース&TAXFREEの6Fフロアにあるパソコン専門店だ。
ツクモで販売するパソコンの特徴
1フロアの中に多彩なPCパーツのあるツクモは、BTOパソコンを作るユーザなども多く訪れる専門店だ。したがってツクモのフロア内には、家庭用よりも遥かにスペックの高いゲーミングPCなどが多数並んでいる。また本格的なネットワーク機器なども取り扱うツクモは、一般家電を中心に販売するYAMADAなどの量販店と比べて上級ユーザの好む商品の多いパソコンショップと捉えて良いかもしれない。
多彩なコンディションのPC
店内に買取カウンターを持つツクモでは、新品からアウトレット、リユースまで多彩な状態のパソコンを販売している。したがって、YAMADAアウトレットのフロアで自分の予算や希望条件に合うパソコンが見つからない場合は、リユース品も販売するツクモの店舗に立ち寄ってみても良いだろう。
また2017年10月よりPS4やニンテンドーSwitchといった家庭用ゲーム機の取り扱いを始めたツクモは、BTOパソコンに詳しくない方々でも買い物のしやすいショップへと成長を遂げている。
WEBチラシも公開中
ホームページ上でWEBチラシを公開するツクモは、自宅に居ながらにして取扱商品のラインナップや価格帯をイメージしやすい専門店だ。特価品の中には先着10台限りとなる富士通FMVシリーズやNECのLaiveといった一般の方々にも馴染みのある国産メーカーの展示品が多数並んでいる。またカラーレーザープリンタなどのアウトレット品も取り扱うツクモは、PC関連商品のまとめ買いにも利用のしやすい存在となるだろう。
YAMADAのポイントも使える
ヤマダ電機グループであるツクモでは、ヤマダのポイントの相互利用も可能となっている。また前述のとおり他社ポイントとの提携もおこなうヤマダポイントを使えるツクモは、貯める・使うどちらにおいても一般のPCショップよりも遥かにポイント利用のしやすい存在となるだろう。
まとめ
ヤマダとビックカメラグループという大手家電量販店のアウトレット部門が集中する池袋は、新生活に欠かせない白物家電からPCパーツまで幅広いジャンルで電化製品のショッピングがしやすいエリアあるでと考えられる。また20時で終わってしまう地方都市の量販店と違って夜遅くまで営業している池袋は、残業帰りのビジネスマンなどにとってもストレスなく買い物のしやすい街であると捉えて良いだろう。