ヤマダ電機では電子レンジの下取りをおこなっている。新しい電子レンジに買い替えたいというときに処分費用がかからないだけでなく、少しとはいえ新規購入するための予算が手に入るのは魅力的だろう。
しかし、どんな電子レンジでも下取りしてくれるわけではないので注意が必要である。ヤマダ電機が定めている下取り条件について概要を理解し、それが最も良い処分方法なのかどうかを検討してみよう。
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ヤマダ電機での電子レンジの下取り条件
ヤマダ電機では昔から電子レンジの買い替えをするときに古い電子レンジの処分に困るユーザーが多かったため、古い電子レンジを引き取ってくれるサービスをおこなっていたが、販売促進のためのサービスとして下取りサービスもおこなうようになった。
下取りの値段
ヤマダ電機では条件を満たしている電子レンジであれば無料で引き取るのではなく、最大で2,000円で下取りをする。ヤマダ電機では電子レンジに限らず大型家電や小型家電の一部を対象に買い替えを促進していて、下取りした家電は中古品として再販している。
ヤマダ電機に下取りしてもらえれば、いらなくなった家電はリサイクルされて世の中で使用されることになり、環境負荷を低減させられるだろう。
社会貢献という考え方からも下取りを依頼するのは賢明な判断である。しかし、あくまで条件を満たしていなければ下取りはしてもらえないので注意しなければならない。
下取りの条件
ヤマダ電機が提示している下取りの最低条件は次の通りである。
製造年式が2011年以降のもので、現在でも使用できること
製造年式が2011年以降の新しいもので、現在でも使用できることが挙げられている。正常に動作しない製品は対象外となるというのが原則だが、実際には電源が入らない電子レンジでも10円で買い取ってもらえることもある。
ヤマダ電機では下取りした電子レンジを自社工場に持ち込んで整備した上で中古品として再販しているため、簡単な整備で正常動作すると判断できた場合には10円で下取りしてくれるのである。修理費用がかかるため、2,000円といった大きな金額を出すことはできないというのは理解できるだろう。
外観に汚損がない
別の条件として挙げられているのが、破損がないこと、変色していないこと、色あせが見られないこと、錆びていないことである。あまりに外観で汚損がある場合には整備にも費用がかかってしまい、中古品として売るのが難しくなってしまう。そのため、そのままでも買い手がいるような美品のみ買い取るというスタンスにしているのである。
電子レンジの場合にはターンテーブル型の場合にターンテーブルが破損していると買い取ってもらえなくなる。また、電源コードやオーブン用のトレーなどの付属品がなくなってしまっていたり、汚損していたりする場合にも買取対象外になってしまう。
全て完全な状態でそろっていて、状態も良好というのが下取り条件になっていると考えれば良いだろう。なお、ヤマダ電機の電子レンジの下取りでは訪問による回収はおこなっていない。自分で店頭まで電子レンジを運び込むことも下取りしてもらうための条件として覚えておいた方が良いだろう。
ヤマダ電機の買取情報
ヤマダ電機で電子レンジを売るときのポイントや耳寄り情報を紹介していく。ヤマダ電機で電子レンジの下取りをしようと考えている人にはぜひ知っておいてほしい情報である。
ヤマダ電機では電子レンジの買い替えがおすすめ
ヤマダ電機でおこなわれている下取りについてもう一つ知っておくと良い点がある。実はヤマダ電機では条件を満たしている電子レンジを買い替えのとき以外にも取り扱ってもらえるのだ。ただ売りたい電子レンジがあるというときにも店頭に持っていき、全ての条件を満たしているとわかったら買い取ってくれるのである。
その場合にも、買取価格は製造年式や型番などによって定額になっていて、下取りのときと同じ値段で引き取ってもらえる。最大で2,000円とはいえ、電子レンジは粗大ゴミになるので大抵は捨てるのに数百円から千円程度は費用がかかってしまうだろう。それがむしろ収入になると考えると、ヤマダ電機で買い取ってもらうのは魅力的な処分方法である。
下取りよりも高く売れる可能性もある
ヤマダ電機で電子レンジを買うときや別のお店で電子レンジを買って買い換えるとき、単純に電子レンジを処分したいときでもヤマダ電機に相談する価値はある。
しかし、電子レンジを売るという考え方を持つと、ヤマダ電機の下取りサービスあるいは買取サービスを利用するよりも高く買い取ってもらえる可能性もあるだろう。安易にヤマダ電機で良いと考えてしまわずに、他の選択肢も考慮してみると良い。
リサイクルショップでも買い取ってもらえる
家電はリサイクルショップでもよく取り扱われていて、買取強化もよくおこなわれている。家電や家具などの大型のものを専門的に取り扱っている買取業者もあり、出張をして自宅まで取りに来てくれることもある。
電子レンジは小型家電とはいえ重量もあって運ぶのは大変だろう。自家用車がある場合には問題なくヤマダ電機などの買取店まで運ぶことができるのは確かだが、誰もが車を持っているわけではない。自転車やバイクに積んで運ぶのは難しいサイズのものも多く、安全面を考えても車がないなら手で運ぶことになるだろう。
その労力を考えると店頭まで運ぶよりも、戸別収集などで対応してくれる不用品回収や粗大ごみなどを利用してしまおうと考える人もいる。しかし、出張買取をしている買取店に依頼すれば自宅まで買取に来てくれるので問題はない。
どのような電子レンジが買い取られるのか
基本的には買取業者もヤマダ電機と同じように再販することで利益を得ているため、状態が良くて動作する電子レンジしか買い取ってくれないという点では同じである。
ただ、ジャンク品なども扱っている業者もあることから、動作不良を起こしていても買い取ってくれる可能性はゼロではない。
また、買取価格について定額ではないのが通例である。ヤマダ電機ではどんなに美品で未使用であったとしても、かなり使っていて使用感があるようなものでも、下取り条件を満たしていて同じ型番であれば同じ金額で下取りされることになる。
しかし、一般的な買取業者では一つ一つの電子レンジの外観から動作状況まで細かく査定し、いくらまでなら出せるかを考えて査定価格を出しているのだ。
そのため、良品で使用感が少ないものであればもっと高く売れる可能性もあり、逆にあまりに使用感があるものだとヤマダ電機に比べて査定価格が下がることもある。このような違いも考慮してどこで電子レンジを買ってもらうかを決めた方が賢いと言えるだろう。
比較してから下取りか買取を決めるのが賢明
電子レンジを下取りや買取して貰う際に業者によって査定額が違うことが多い。なぜ業者ごとに査定額が違うのか説明しよう。
業者の考え方や整備の仕方によって査定額は異なる
電子レンジの買取をしている業者は査定をして買取価格を決めるが、いくらの価値があると査定するかは業者によって異なる。ヤマダ電機では2,000円の電子レンジが、ある業者では1,500円になり、別の店舗に持っていったら4,000円になったというケースもよくあるのだ。
結局は店頭に置いて販売するときにいくらで売れるか、売れるようにするために整備などにどの程度のコストがかかるか、マージンをどのくらいに設定するか、という観点から買取価格が決まっている。その考え方や整備の仕方によって大きく買取価格が変動するのである。
顧客層などで査定額が異なる
店舗によって顧客層も違うため、売れるかどうかという判断基準から異なる場合も多い。そのため、ヤマダ電機の基準では下取りできないと判断されたものも、別の買取店では高額買取をしてくれる場合もあるだろう。したがって、多くの店舗に査定を依頼して、買取価格を比較してから処分方法を決めるのが賢明と言える。
もともと5,000円程度で買った安い電子レンジの場合には徹底的に比較してもそれほど価格差が生じない可能性はある。しかし、80,000円もするような高級な電子レンジを売るときとなると状況は大きく異なり、店舗によって10,000円以上も価格差が生じてもおかしくはない。高い電子レンジを売りたいときほど比較する意味も大きくなるのである。
複数の業者を比較しよう
通常は査定を受けるだけなら無料なので、できるだけ多くの店舗に連絡して見積もりをしてもらうと良い。ただ、電子レンジの場合には単価があまり高くないと出張査定を断られるケースもある。
その場合でも、型番や製造年式を伝えると良品ならいくら、汚れなどが目立つといくら程度といった形で簡易的に見積もりをしてくれることも多い。写真を添えて査定を受けることでさらに実際に見てもらって査定してもらうのに近い結果が得られる。
このようにして多数の見積もりを手に入れると、どこで売るのが最も高いかわかるため、その業者に持ち込むか、自宅まで引き取りに来てもらえば良いのである。
高く売るために重要なこと
高級な電子レンジを持っているときほど少しでも高く売りたいと考える気持ちは強くなるだろう。数百円でも高く売れれば家計の助けになるもの確かである。
そのために重要なのが交渉することであり、ヤマダ電機では定額になっているので通用しない方法だが、一般的な買取店では有効だろう。他店ではこのくらいの価格で買い取ると言っているのですが、といった形で交渉するのは簡単な方法である。
ただし、同じことを他の業者に対してもおこなっていると疑われてしまいかねないので注意を要する方法でもあるだろう。もっと具体的にこの電子レンジはこの程度の価格なら売りたいと思っているといった形で話を切り出してみると良い。
他の業者にも同じことを言っていて、最初にこのボーダーラインを超えてくれた業者に決定すると話しても良いだろう。
高級な電子レンジを売るときだけでなく、安価であまり高値が付かない電子レンジの買取を目指すときにも有用な方法と言える。ヤマダ電機の定額買取を引き合いに出して、2,000円以上で買い取ってくれるなら売りたいといった交渉もできるのである。
上手に交渉すれば状態があまり良くなくてヤマダ電機の下取り条件を満たしていない電子レンジであっても、ヤマダ電機と同額で買い取ってもらえる可能性もあるので積極的に交渉してみると良い。
ヤマダ電機以外の買取業者
電子レンジが売れる買取業者はヤマダ電機以外にもいくつもある。今回はその中からおすすめの買取業者を紹介していく。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は全国的に有名な買取業者だ。ブランド品から家電まで幅広い買取をおこなっている買取業者と言えるだろう。
買取価格も高く、モデルが新しければ新しいほど買取価格は高い。なお、古いモデルでも買い取ってもらえるのがポイントだ。
高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
高く売れるドットコムはその名の通り、電化製品を高額買取してくれる買取業者だ。買取価格を比べても他の買取業者より買取が高い。
また、査定員も実績と知識がある人ばかりで迅速かつ正確に買取価格を教えてくれる。高く売れるドットコムの利用は非常におすすめだ。
まとめ
ヤマダ電機での下取りの条件は以下のとおりである。
- ・製造年式が2012年以降のもので現在使用できる
- ・正常に動作する
- ・本体の外観に汚損がない
- ・付属品がそろっている
ヤマダ電機の下取りサービス以外にも、リサイクルショップで買取をしてもらうこともできる。電子レンジを買い取ってもらう際、業者によって査定額が違うことがあるため、より高く買い取ってもらうには複数の業者に査定してもらい、査定額の交渉をすることが重要である。
今回はヤマダ電機以外のおすすめの買取業者をいくつか紹介した。どの業者もおすすめの買取業者なので、もしヤマダ電機以外の買取を考えている方は参考にしてほしい。

