高温多湿な日本において、最も必要な家電といえば、冷蔵庫かもしれない。冷蔵庫がなければ、食品を安心して保管する方法がなくなってしまう。仮にこの冷蔵庫が壊れてしまったら・・・想像しただけでも恐ろしい。他の家電と違ってサイズが大きく、気軽に購入して取り替えるというわけにもいかないのが厄介なところだ。
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冷蔵庫は故障してから買い替える製品
ならば壊れる前に買い替えればよいと考える人もいるだろう。しかし、TVやパソコン等と違い、大きな技術革新も規格の変更もなく、必要とされる性能はあくまでも食品を安全に保管することだ。このため、家電メーカーの競うポイントは、いかに省エネにするかとういう部分に集中してきた。
こんな状態なのだから、消費者も故障などで真に必要に迫られなければ、なかなか新しい冷蔵庫を購入することはないだろう。
壊れた冷蔵庫をどうするか
一般的に、家電の耐用年数は5年前後であることを考えると、定期的に交換したいところではあるが、ほとんどの人はそのようなことをしない。とりわけ冷蔵庫については、ほとんどの人は、故障時に始めて買い替えを検討するだろう。 新しい冷蔵庫を購入すると、処分に困るのがこの壊れた冷蔵庫だ。
一般的な冷蔵庫の処分方法
まず、冷蔵庫は、家電リサイクル法の対象家電であるため粗大ゴミとして処分できない。処分方法の一つとしては、行政を通じて処分する方法である。詳しくは、居住する行政のホームページで確認するのが確実ではあるが、簡単に説明しておこう。
行政を通じて処分
一般的には、家電リサイクル受付センターへ連絡し、家電リサイクル券を使ってリサイクル料を払わなければならない。その後、指定引取場所へ直接持っていくかどうかを選択することができる。引取りに来てもらう場合は、別途運搬料金が掛かる。これを節約したい場合は、直接引取り場所へ持っていくようにしよう。家電量販店での引き取り
より手軽な処分方法としては、家電量販店に引き取ってもらうことだろう。もちろん、処分の方法は家電リサイクル法に則って行うものであるため、リサイクル券を記入してリサイクル料や運搬費を支払わなければならないが、この方法が一番面倒ではないことは間違いないだろう。
業者やオークションにて買取
もう一つは、リサイクル業者やオークションを利用して買い取ってもらうことだ。冷蔵庫が壊れている場合、個人相手のオークションでは買取は難しいかもしれないが、業者の関係者等が見ているケースもあるので、やってみる価値はあるだろう。しかし、後々のトラブルを避けるためにも、必ず動作や故障の状況を詳しく記載するようにしよう。また、送料の問題も条件として明確にしておこう。
リサイクルショップは壊れた冷蔵庫を買い取るか?
個人的には、リサイクル業者に声を掛けてみることがお勧めだ。何故なら、壊れていても買い取って貰える可能性があるからだ。買い取って貰う場合のポイントについて説明しておこう。
メーカー
買い取って貰えるか否かの最大の鍵は、どのメーカーのものかだ。当然、国産メーカーの方が買い取って貰える可能性が高い。 特に可能性が高いのが希少性のある種類のものだ。
無印良品
例えば、無印良品が冷蔵庫を販売していることをご存知だろうか。もちろん、無印良品自体が作っている訳ではなく、中身は東芝が作っている。しかし、無印良品らしいデザイン性が評判を呼び、人気が高い。
Francfranc
また、若者に人気のFrancfrancも冷蔵庫を販売していた。こちらはシャープが作っていたようだが、希少性が高く人気だ。こういった製品であれば、例え壊れていても高額で買い取られる可能性がある。
製品の色
冷蔵庫の色等も買取価格に影響を与えるようだ。
最も無難な色はピュアホワイト、そしてブラックだ。なぜなら、部屋のインテリアに合わせやすく、いつの時代にも需要があるためだ。
また、流行りの色というのも存在する。流行が去る傾向を察知すると、メーカーは一斉にそのカラーリングをやめる。しかし、消費者にはその流行りの色が頭に残るものだ。そのため、状況によっては、一時流行った色であっても、中古市場で持てはやされる可能性がある。なお、2010年頃には冷蔵庫でチョコレートカラーが流行っていたそうだ。
特徴的な色が特に人気
色でいえば、シャープは色々なカラーリングの冷蔵庫を出していたため、その特殊な色を求めている人も多い。また、三菱の鏡面仕立てのブラック等も人気がある。
色であっても、特徴のある冷蔵庫はやはり高価な買取りに繋がる可能性があるので、是非ともリサイクルショップへ連絡するべきだろう。
安定的な需要があるタイプ
ちなみに冷凍庫が下の引き出しにあるボトムフリーザータイプは、今安定的な需要があるので、仮に壊れていても相談してみる価値はあるだろう。
海外のメーカーはどうか
では、海外メーカーでは買い取ってもらえないのか。これも業者によって対応が異なっている。
海外メーカーでも積極的に買い取っているリサイクル業者があるので、連絡をとってみよう。中には海外メーカーでしか扱っていないサイズの冷蔵庫等もあり、こういったものはむしろ価値がでるかもしれない。
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オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。 「ヒカカク!」は楽に高く売りたい時、様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
冷蔵庫は買取業者によっては高く買取されることが多い商品だ。中古でも購入する人が多いため、業者としても買取に力を入れているのだ。だが、冷蔵庫を高く売るには業者比較が必要であり、一つひとつ業者を調べる時間がない人も多いだろう。
また、最近はメルカリやオークションなどで冷蔵庫を売る人もいるが、冷蔵庫は大きくて労力がかかるため、自分で発送するのはおすすめではない。後からクレームを受けるなどのトラブルも多い。
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リサイクルショップで冷蔵庫を高額で買い取って貰うために
高額で冷蔵庫を買い取ってもらうために注意すべき点についても、説明しておこう。
商品情報をしっかりと把握しておこう
まずは、商品の情報を正確に把握しておくことだ。リサイクル業者に連絡すると、製品の製造年式・型番・大きさ・運び出し環境等を聞かれる。正確に答えられるようにしておこう。説明書が手元にあれば問題ないだろう。
付属品
次に、なるべく付属品を残しておくことだ。冷蔵庫の棚板、取扱説明書、メーカー・家電量販店の保証書などがあれば必ずとっておこう。
この二つは基本として、ここからが特に重要だ。
状態
冷蔵庫は綺麗な状態にしておくことである。中古であっても、壊れていても、綺麗なものには値がつくものだ。当然、説明書等の付属品にも汚れがあると減額対象になるので気をつけよう。
もし、冷蔵庫だけでなく、他に買い取って貰う製品があれば、一緒に出すことで買取金額が上がる可能性がある。なぜなら、冷蔵庫のためだけに出張するのでは、割に合わないからだ。買取の時期
また、売るタイミングも重要だ。家電製品は新型が出る度、その古い機種はどんどん価値が下がる。できれば、新製品の発表のタイミングも頭に入れておこう。 他にも引越しが多い時期や新生活が始まる時期などは、需要も供給も高まるので買取金額に影響が出るものだ。
まとめ
冷蔵庫が壊れた場合、新しい冷蔵庫を家電量販店に買いに行く人がほとんどだろう。その際に壊れた冷蔵庫の処分も依頼してしまうのが、一番楽かもしれない。しかし、冷蔵庫は壊れていても買い取って貰える可能性があることは、ぜひ頭の片隅に置いておいて頂きたい。
言わずもがな、お金をかけて処分するよりも、お金に換えてしまった方が、圧倒的にお得だからだ。