家電リサイクル法の特定4品目に入っている「冷凍庫」を処分するなら、買取業者の利用が最もおすすめだ。
同カテゴリに含まれる冷凍冷蔵庫と比べて遥かに流通量の少ない冷凍庫は、多くのショップで査定依頼を歓迎する形となっている。
また近年の猛暑は、カフェなどの飲食店に冷凍庫の増設を検討させているため、この異常気象の流れに乗って不要な冷凍庫を売却してみても良いだろう。
今回は、冷凍庫の処分を考えている皆さんと一緒に、お金をかけずに手放す方法を確認していきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
冷凍庫を高額査定に繋げるポイント
冷凍庫の高額査定に成功している人たちは、これから紹介する7つのポイントを心掛けて購入や売却に向けた準備を行なっている。
需要の高いメーカーの冷凍庫を選ぶ
将来的に冷凍庫を売却する可能性がある場合は、家電買取業者の多くが歓迎する人気メーカーやサイズを選ぶことをおすすめする。
例えば自宅のキッチンで使うコンパクトな冷凍庫の場合は、Panasonic、ハイアール、日立といった人気白物家電メーカーを選べば間違いないと言えるだろう。
これに対して、カフェや居酒屋などの厨房で使う冷凍庫を買う時には、ホシザキ、サンヨー、フクシマなどの業務用冷凍庫に力を入れているメーカーから商品選定を行うのが理想と言えそうだ。
サイズによっても冷凍庫のリセールバリューは異なる
そんな冷凍庫のサイズ需要を調べてみると、一般の冷凍冷蔵庫と同じように、少し中途半端とも言える100リットル~140リットルに人気がないことがわかる。
しかし厨房機器の巨大な冷凍庫は、新店舗開業用として多くの店主が購入を検討するため、その大きさと比例して売却によるメリットも多大と考えて良いだろう。
製造年から5年以内に売る
大事な食材を凍らせることを目的とする冷凍庫は、多くのショップが5年を買取可能なボーダーラインにしている。
5年を過ぎた冷凍庫は新品未使用であっても再販売が難しくなるため、売却予定がある場合はドア内側の年式記載をきちんと確認した上で「いつまでに売るべきか?」を把握すべきと言えるだろう。
夏前が冷凍庫の売り時
買取市場で冷凍庫需要が高まるのは、4~6月の「夏が始まる前の時期」である。
真夏に突入するとショップ側は次のシーズン向けの家電買取に積極的になるため、高額査定を狙うなら売却のタイミングもきちんとチェックすべきと言えるだろう。
そんな夏前の時期は、多くのショップで冷凍庫や冷蔵庫の高価買取キャンペーンを実施する傾向がある。
意外に忘れやすい冷凍庫の付属品
冷凍庫の付属品の中には、棚、製氷皿、露受皿などもある。これらのパーツを外して使用を行なっていると、売却時にも添付することを忘れてしまい、買取上限額での査定ができなくなることもあるようだ。
こういったトラブルを回避するためにも、購入した時についてきた付属品を1セットにしておくことも高額査定には欠かせない取り組みだと言えるだろう。
冷凍庫買取を得意にする業者を選ぼう
家電高く売れるドットコム、良品企画、家電王、厨房機器買取ジャパンなどのサイトでは、冷凍庫や冷蔵庫買取の専用ページを設けている。
このようなショップでは買取方法の手順や注意点、査定基準などを詳しく掲載しているため、初めての売却に不安を抱えた人でもスムーズに自分がすべきことを把握できると言えるだろう。
相見積もりを忘れずに
年式、型式、メーカー名といった基本情報をショップに伝えるだけで買取上限額を把握しやすい冷凍庫は、なるべく多くの業者に問い合わせをすることが高額査定の鍵になると言われている。
また、さまざまな査定士と話をしていると、自分の冷凍庫に対して客観的な視点を持つこともできるため、初めての査定依頼でも価格交渉などをしやすくなるとも言えそうだ。
家電量販店による有料回収は最後の砦
流通量が大変少ない冷凍庫は、一般の冷蔵庫と比べて遥かに高価買取が可能な商品となる。
特に冷凍庫在庫を多く増やしたいと考える業者では、少し型遅れになった商品も無料引取りをしてくれるため、5年以内に購入した物であれば、基本的に「家電量販店のリサイクルに出す必要はない」と考えて良いだろう。
もし家電量販店で行なっている有料回収サービスの利用を検討しているなら、5~7つの買取業者に問い合わせをして「買取NG!引取りもNG!」とはっきり断られてからでも遅くはないと言えるだろう。
冷蔵庫を売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。 「ヒカカク!」は楽に高く売りたい時、様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
冷蔵庫の買い替えをおこなうときには、古い冷蔵庫を買取業者に出して買取してもらうのが一番だ。しかし、多くの人たちは買取業者の選び方がわからず、どこの業者がいいのかで迷ってしまう。業者を選ぶには業者比較が欠かせない。
また、最近はメルカリやオークションなどで冷蔵庫を売却する人もいるが、冷蔵庫は大きくて梱包・発送がしづらく、個人で取引するのはかなり困難だ。さらに後からクレームを入れられるケースも少なくない。
だが、「ヒカカク!」ならそんな問題も解決できる。こちらから無料で査定依頼が可能だ。冷蔵庫の買取を考えている人はぜひ利用してみてほしい。
確実に高く売れる冷凍庫のメーカーと参考買取相場 まとめ
冷凍庫を高価買取に繋げる方法を学んだところで、この商品の参考買取相場と人気メーカーを紹介していこう。
Panasonic
人気家電メーカーPanasonicの冷凍庫には、食材の整理整頓がしやすいチェストタイプが多い傾向がある。
家庭用としても使えるNR-FC22FA-Wは、新品未使用が45,000円~48,000円で買い取られている。
これに対して、店舗の厨房用とも言える510リットルのNR-FC51FA-Wは、開業用としての需要もあるため70,000円~76,000円ほどの高額査定が期待できそうだ。
MITSUBISHI
価格.comのランキングで50位以内に2製品が入っている三菱電機は、コストパフォーマンスの高い冷凍庫を作る人気メーカーだ。
そんなMITSUBISHIの中で最も人気の高いMF-U12Yは、約50%の換金率・14,000円~15,000円ほどで高価買取が行われている。
少し型遅れになったMF-U12N-Wも、使い勝手の良いロングセラーということで、発売から10年近く経つ現在でも9,000円前後の買取上限額が設定されている。
ハイアール
2010年に白物家電のブランドマーケットシェア1位に輝いたハイアールも、日本国内での高額査定実績が大変多いメーカーだ。
冷凍冷蔵庫のサブとして使える38リットルのJF-NU40G-Sは、このサイズでは大変珍しい8,200円~9,000円もの高価買取が可能となっている。
この他にハイアールでは、同じく9,000円前後で買取可能なJF-NC103やJF-NC66Fといったチェストタイプもたくさん作っているため、家庭用冷凍庫の購入を検討する人にとって選択肢の大変多いメーカーと位置付けて良いだろう。
ホシザキ
全自動製氷機で国内70%のシェアを誇るホシザキは、厨房用冷凍庫の市場でも高価買取が期待できるメーカーだ。
そんなホシザキの冷凍庫は業務用らしいハイパワーの製品が大変多いため、このメーカーの中で比較的コンパクトなFT-080SDE1であっても95,000円前後の査定がつくようだ。
また、ホシザキには44,000円前後で買い取られている冷凍ショーケースやテーブル型冷凍庫といった、少し変わった商品もたくさんあるようだ。
アビテラックス
松下電器ホールディングス内のブランドであるアビテラックスでは、直冷式・チェスト式といった多彩なフリーザーを作っている。
価格については、チェストタイプの60リットル ACF-603Cなどであれば8,000円前後の買取上限額を狙える。
また、140リットル以上になれば10,000円を超える高価買取も期待できるため、ブランドとしての知名度が低くても十分に高値で売れるメーカーと位置付けて良いだろう。
まとめ
業務用と家庭用の2種類が存在する冷凍庫も、自分の商品に合う買取業者を選定することで確実に高額査定に繋げられると考えて良さそうだ。
需要の多い現在が売り時
また、近年の異常気象により中古の冷凍庫にも多くの需要が生まれているため、自宅や店舗に不要な商品が眠っている場合は、この売り時を逃さず、早めに査定依頼をかけるべきと言えるだろう。
買取相場の調査にはヒカカク!がおすすめ
コラムの中間で述べたように、冷凍庫の買取相場は、当サイト・ヒカカク!でも簡単に調査をすることができる。
ヒカカク!を使えば、おすすめの冷凍庫買取業者をランキング形式で表示可能となるため、「どこから問い合わせをすべきだろう?」といったユーザの悩みも簡単に解消できることだろう。