洋服の制作や修復を行うにあたって欠かせない機械である「ミシン」。1台くらいは所有しているご家庭も多いだろう。
コンピューターを用いた最新型のものから、昔ながらのフットコントローラ型まで様々な種類のミシンがあるが、家に置いておくと意外にも場所を取るものだ。余り使う機会がないのであれば、処分してしまいたいと考えることもあるだろう。
ここでは、ミシンを処分する方法や費用に関して紹介していく。方法によっては、お金を得ながら処分することも可能なのでぜひ覚えておいて欲しい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ゴミとしての廃棄処分
ミシンをゴミとして廃棄処分する場合、通常の“燃えるゴミ”、“燃えないゴミ”のようなカテゴリーでは出せない。家電製品として“粗大ごみ”扱いになるのだ。
地方自治体の指示に従う
粗大ごみの廃棄方法は、各地方自治体によって異なってくる。
基本的なプロセスとしては電話やインターネットで収集を申し込み、コンビニで「ゴミ処理券」を購入する。処理券の値段は大きさに異なってくるので、ご自身のミシンに対応する値段のものを購入しなければならない。
その後、収集日に券をミシンに貼り付けて所定の位置に置いておくと業者が回収していってくれるのだ。
以下では一例として、川崎市のごみ処理にかかる費用を紹介する。
●最長辺が30cm以上50cm未満で全部または一部が金属のもの…200円
●最長辺が50cm以上180cm未満のもの…500円
●最長辺が180cm以上で幅が10cm未満のもの…500円
●最長辺が180cm以上のもの…1000円
無料の廃品回収も存在する
無料で廃品回収を行なってくれる業者も存在する。
条件等を事前に確認しておこう
インターネットで検索することで多数の回収業者がヒットするので、自宅の地域に対応してくれる業者にアポイントを取ってみるといいだろう。ただし、無料と書いてある場所でも条件付きの場合がある。電話の際はしっかりと条件を聞き、トラブルが起きないように気をつけよう。
無認可・悪徳業者には要注意!
無認可の業者や不当な金額を請求してくる悪徳業者も多数存在するので注意が必要だ。ミシンから必要なパーツだけを取り出し、残りは不法投棄している可能性もあるので、業者選びは慎重に行なってほしい。環境面、モラル面に配慮して適切な処理を行なってくれる業者だけを対象にしなくてはならない。
下取りに出す
もしも新しいミシンを購入しようと考えているのであれば、下取りに出すのも有効的な処分方法だ。
購入者に限り無料で下取りしてくれる可能性が
基本的は処分費用がかかるミシンだが、新しいミシンを購入した人だけ、無料で下取りを行なうキャンペーンを実施している家電店なども多い。購入前には各ショップのキャンペーン情報を検索してみるといいだろう。
キャッシュバックの可能性も
下取りに出すことで購入予定のミシンを値引きしてもらえる可能性もあるのだ。金額がつくかどうかはミシンの状態にもよるが、金額がつかなかったとしても無料で回収してくれるパターンがほとんどなので積極的に活用してみるといいだろう。
必要としている人への譲渡
もしもご自身のミシンを必要としている人がいるのであれば、譲ってしまっても良いかもしれない。一番確率が高いのは、友人・知人といった顔見知りだろう。
会話の中で提案してみる
譲るといっても、相手が欲しがっていない物を無理やり押し付けるのは良くない。何気ない会話の中で「ミシンを処分しようと思っている」という旨を伝えてみよう。相手に興味があれば、それだけでスペックなどの詳細について尋ねてくるはずだ。そうなれば、実物を見せるなどして説明してあげよう。
もともと処分しようと思っているものであれば、輸送に関してのみ相手に負担してもらい、その他は一切無料で譲るべきだろう。無駄なトラブルに発展しないように、クリーンな取り引きを行うべきだ。
SNSを使った譲渡
近年ではSNSを使った物の譲渡が流行っている。TwitterやFacebookなどユーザーが多いSNSを使って「使わなくなったミシンお譲りします」と書き込んでおけば、興味を持ったユーザーから自動的にレスポンスが来るだろう。
SNSの場合、自身の知人以外に全く知らない人から連絡が来ることも大いに考えられる。しかし、条件面さえ合致すれば譲ってしまって特に問題はないだろう。
ただし、個人間の取り引きは思わぬトラブルに発展する可能性がある。商品の詳細、動作確認を取り使用状況の説明、輸送料に関する負担をどちらがするか、最低限これらのことは確実に記載しておこう。
業者への売却
少しでもお金を得たいと考えるのであれば、買取業者に売却してみてはどうだろうか。実は、今まで紹介してきた処分方法の中で最も簡単で“お得な”処分方法がこの売却なのだ。
費用の負担なく処分できる
日本には実に様々な買取業者があるが、多くの業者が買取(査定)を無料で行なってくれる。
もし自分のミシンに数百円の価値しかつかなかったとしても、無料で引き取ってもらえる上にお金がもらえるのであれば、特に損した気分に苛まれることもないだろう。
出張買取を行なってくれる店舗も
買取に対する手間を省くことも可能だ。昔はわざわざ店舗へ持ち込まなければならなかったが、最近は多くの業者が「出張買取」といって自宅まで査定に来てくれるサービスを実施している。これならば電話で申し込みを行い、待っているだけで処分がすべて完了してしまうのだ。
おすすめの買取業者を紹介
それでは、ミシンを売却する際におすすめの買取業者をいくつか紹介しよう。各ショップに特徴があるので、ご自身のライフスタイル・目的にあった場所を選んでみてほしい。
トリアイナ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「トリアイナ」は、各種ミシンの買取を強化している業者。
繊維業に強いバイヤーと取り引きを行っていることから、高額での買取を実現しているようだ。家庭用ミシンだけではなく、業務用ミシンも買い取ってくれる。
相談・出張費用・キャンセル料すべて無料となっているので、気軽に査定依頼してみると良いだろう。対応エリアは、ホームページで確認してみてほしい。
家電高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
各種家電の買取を行っている「家電高く売れるドットコム」は、ミシンの買取も対応している。
ユーザーにかかる費用は0円。全くの費用負担なく、簡単にミシンを処分できるのだ。持込・郵送・出張買取と3つの方法選べるので、お好みの方法で売却するといいだろう。
買取秋田.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
秋田県でミシンを売るなら「買取秋田.com」がおすすめ。足踏み式・電動式問わず中古のどんなミシンでも査定可能だ。出張費も無料なので一度無料査定を申し込んでみよう。
高額で売るためには店舗比較を
手軽に処分するのが目的であれば、そこまで店舗にこだわる必要はないかもしれない。しかし、少しでも高く売却したいと考えるのであれば「店舗比較」を徹底的に行おう。
各業者がミシンにつける値段は実に様々だ。多数の店舗に査定依頼を出して、最も高額の査定金額を提示した業者に売却を行なうといいだろう。
まとめ
現在でも家庭でミシンを使う方が多い。一定の需要がある商品なので、ある程度高額での売却が見込めるだろう。
上記で紹介したように、売却によって処分するのが簡単で“お得”だといえる。お金を得られる可能性があるのに、わざわざ処理費用を払って廃棄処分する必要はないはずだ。
少しでも高額で売却するためにも、当サイト「ヒカカク!」で買取情報を確認して、業者比較を行ってみるといいだろう。