液晶テレビは「メルカリ」でも取引が非常に盛んな商品の1つだ。出品数は常時数千件に上り、人気機種ならば出品した途端に売れることも珍しくない。故障したジャンク品でもそれなりの価格で処分できる。しかし出品に慣れないうちは商品を売るのもなかなか大変だ。大型の商品ということもあり、配送方法も問題になりやすい。
ここでは「メルカリ」で液晶テレビを出品するにあたって、スムーズに売るためのポイントと、また売れた後の配送はどうしたらよいのかをまとめてみた。
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出品で押さえておきたいポイント
「メルカリ」は慣れればどんな商品でも売れるといっても過言ではないほど、様々な商品が取引されている。液晶テレビも例外ではなく、スムーズな出品と購入をしてもらうためのいくつかのポイントがある。
事前に商品写真の撮影を済ませておく
商品写真の撮影は意外に時間が掛かる。液晶テレビだとまず全体の写真をしっかりと撮るために場所を移動させたりと、手間も掛かるためなおさらだ。映りがよい写真を準備するためには商品に合わせた背景色を用意したり、照明の調整や場合によってはレフ板を用意したりとか、セッティングだけでも結構な作業になってしまう。
現在は商品写真を「メルカリ」上から撮影できる機能があるので、スマホでも簡単に出品できるが、やはり事前に撮影をしていた方が見栄えが良い。
液晶テレビの写真撮影で特に重要なことは映像の映り具合が分かる写真を最低でも1枚は用意することだ。メーカーごとに採用パネルやコントラストの具合も違うため、購入者にとって実際に映像が写っている写真は重要な情報となる。撮影後に明度を調整したり不要部分をカットするなど、加工もしっかりと行っておけば、利用者にもさらに注目されやすい。
型番等は正確に記載する
液晶テレビはどのメーカーも現行モデルだけで複数の型番があって、正確に記載していないと勘違いが起こりやすい。例えば「レグザ」の2017年モデルならば、65型モデルは「65X910」と「65Z810X」の2つがある。しかし出品時に「65型」と書いてしまうと見る側も混乱する。取引時のトラブルの原因にもなりやすいので、型番等の情報の記載は正確に行うべきだ。
商品説明は長すぎず短すぎず
商品説明が長すぎると読まれなかったり、読み落としが増えてしまう。しかし短すぎると情報不足に陥りやすい。液晶テレビの出品ではメーカーのカタログスペックなどを記載しているうちに、どうしても長文になりがちだ。必要な情報かどうかを吟味して、商品状態など重要な情報のみを簡潔に書くのがポイントだ。
ハッシュタグをうまく活用する
ハッシュタグとは単語の先頭が「#(シャープ)」で始まる文字列のことだ。「メルカリ」では商品説明文中にこれを用いた場合、ハッシュタグとして機能する。ユーザーはこのハッシュタグを参考に商品を探すこともできるため、それだけ商品の閲覧や販売機会が増える。
例えば「ブラビア」の43型4K液晶テレビを出品したい場合は、ハッシュタグに「ブラビア」、「43型」といったタグに加えて、「4K」といったタグも有効だ。こうすると4K液晶テレビを探している人の目にも留まりやすくなる。
ハッシュタグは上手に活用すれば、その商品が欲しい人をピンポイントで呼び寄せることができる。そういう人たちは見込み客にあたるため、商品が売れる可能性も高くなる。液晶テレビの出品時には必ず適切なハッシュタグを設定しておくようにしたい。
液晶テレビを高く売るためのコツ
せっかく液晶テレビを出品するからには、高く売りたいと考えるのは当然だ。業者に中古買取をしてもらうときにも使えるテクニックや、「メルカリ」独自の文化を活かした売り方なども併せて紹介する。
外箱や付属品は揃えておく
外箱は場所を取りやすいため液晶テレビを購入後に捨ててしまう人も多い。しかし外箱があるのとないのとでは売買価格にも差が出やすい。外箱がないと管理もいい加減ではないかと思われがちなのも理由の1つだ。また家電の買取業者や、リサイクルショップなどでの査定価格が下がってしまうのも理由として挙げられる。
付属品も同様で、説明書などの書類はもちろん、壁掛け用ネジやケーブル類なども完備しておくとアピールポイントにもなって、購入されやすい。購入時のレシートをつけておくのも有効だ。
クリーナー等を使って綺麗にしておく
液晶テレビは外観の状態が重要で、中古ショップの査定でも大きくものを言う。本体のフレームやベゼル、スピーカー部分など汚れが付きやすい部分は念入りにクリーニングをしておきたい。特に液晶パネルは商品写真にも手垢や指紋などが分かりやすい形で映るため、汚れているとマイナス印象となりやすい。
液晶画面用のクリーナーを購入して使用する他、メガネ拭きといった柔らかいクロスを使って汚れや油脂などを落とすのも効果的だ。
傷が目立つ場合は市販のキズ消しキットを使う
液晶画面はどうしても小傷が付きやすく、反射によってそれが目立ちやすい。あまり大きな傷でないのなら、市販のキズ消しキットを使用することで傷を消せるので考慮したい。
付加価値が高い機能を知っておく
液晶テレビの中でも付加価値が高い機能は以下のようなものがある。該当する項目がある場合はタイトルに記載するなどして、注目を惹くのも上手な売り方だ。
- ・40インチ以上
- ・4Kや有機EL
- ・録画機能付き
- ・無線ラン内臓
- ・応答速度が早い
送料は込みで出品する
送料を最初から設定しておくよりも商品に上乗せした上で無料にするという、「メルカリ」ではよく知られた販売テクニックの1つだ。一見するとお買い得に見えるというメリットの他、送料を考えるのが面倒だという人にも効果的だ。
また値下げ交渉をしてきた購入希望者に対して、送料を無料にするという交渉術も有効だ。液晶テレビはどうしても送料が高くなりがちなので、このテクニックを使う出品者も多い。
早く売る
早く売ることと、高く売ることは矛盾するようで難しく思える。しかし液晶テレビなどの家電は毎年大量の新製品が出ているため、売れ残るほど価値が下がっていく。何より「メルカリ」では液晶テレビの出品数が非常に多いため、一度売り時を逃すとそのまま他の商品に埋もれやすいという問題がある。
早く、そして高く売るためには売れやすい値段設定が不可欠だ。自分の商品と同じ出品があれば、その出品価格を参考に値付けをしたり、「ヤフオク」といった他のオークションやフリマアプリの出品価格を参考にするのも良い。家電リサイクルショップなどの販売価格や買取価格を参考に、相場よりも少し安い値段で出すのも上手な値付けの方法だ。
買い手の立場から商品を見る
「メルカリ」で売るときの基本に通じるものだが、買い手の立場から客観的に商品を見ることも重要だ。その液晶テレビを欲しいと思えるだけの魅力が商品説明や写真、値段から伝わってこないと売れるものも売れない。出品してもなかなか売れない場合は、このように買う側の視線で商品を一度見てみることも有益だ。
配送の方法と選び方
無事、商品が売れたらいよいよ配送だ。「メルカリ」では運送会社の一般的な宅配便サービスの他にも、ここでしか利用できない配送サービスもあり、初めて液晶テレビを送る場合は混乱しがちだ。液晶テレビを配送する際によく利用される配送方法としては以下3つだ。
- ・らくらくメルカリ便
- ・大型らくらくメルカリ便
- ・その他宅配便サービス
「らくらくメルカリ便」と「大型らくらくメルカリ便」は「メルカリ」で利用できる独自の配送サービスだ。その他宅配便サービスについては様々な候補があるので後述する。まずは「らくらくメルカリ便」を見ていこう。
小型の液晶テレビは「らくらくメルカリ便」で
「らくらくメルカリ便」は「メルカリ」と「ヤマト運輸」が提携して提供している配送サービスだ。内容はほぼ「宅急便」と同じだが、こちらは匿名で送れる上に、送料の支払いを売上から引いてもらえるので安全で便利だ。
液晶テレビを「らくらくメルカリ便」で送る場合はサイズが問題となりやすい。上限である160サイズでも、送れるのは24型液晶テレビあたりまでだ。そのため小型の液晶テレビに限り「らくらくメルカリ便」を選ぶのが良いだろう。
「大型らくらくメルカリ便」はほとんどの液晶テレビに対応
「らくらくメルカリ便」で収まらないサイズの液晶テレビは、「大型らくらくメルカリ便」がよく使われている。スタッフが荷物を引き取りに来てくれる上に梱包まで行ってくれることもあり、出品者の手間も少なくて済む。サイズも200から450まで対応しており、市販の液晶テレビのほとんどが送れる。
「大型らくらくメルカリ便」のデメリットは、料金が他の配送方法よりも高いことだ。また匿名で配送することもできない。そのため購入者が配送方法を変更してほしいという要望を寄せてくることもある。対応するかどうかは出品者次第だが、変更する気がない場合は商品説明に配送方法の変更をしない旨を記載していた方がトラブル防止に繋がる。
必要に応じてその他宅配便サービスも活用
出品者と購入者が話し合って自分たちで利用する宅配便サービスを決めても、もちろん問題はない。よく選ばれる配送方法としては、「ヤマト便」をはじめ、「飛躍宅急便」や「飛脚ラージサイズ宅急便」などがある。
「大型らくらくメルカリ便」との大きな違いは料金がこれらの配送方法は幾分安いという点だ。その代わり梱包を自分で行う必要があるため、手間が掛かっても少しでも送料を安くしてあげたいという場合にはこれらの配送方法もおすすめだ。
迷った場合は「未定」でも良い
配送方法は出品時に指定できるが、どれが良いかわからない場合や、購入者と相談して改めて決定したい場合は「未定」を選択しても問題ない。大事なことは大切な商品を互いが納得いく形で配送できるかどうかだ。
梱包後のサイズを考慮しておく
液晶テレビの取引でありがちな失敗が、梱包前のサイズで計測をして送料や配送方法を計算・選択してしまうことだ。先述の「大型らくらくメルカリ便」もそうだが、自分で梱包が必要ない配送方法だとうっかり梱包前のサイズを適用しがちなので注意が必要だ。
業者で売るという選択肢も持とう
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対策
多ジャンルに精通している業者の買取秋田.com。テレビの買取を進めていくにあたって、他の周辺機器の買取をお願いしたい場合も大いにあるだろう。そのような状況においてもこの業者は柔軟に対応してもらえる。まとめて複数の種類の品物を取引したい場合においても、利用できるので使い勝手がよい。
秋田市を中心に店頭買取と出張買取をおこなっている。買取をするにあたって、品物を業者に見てもらうタイミングが撮れないといった問題がある。出張買取を利用することで自宅で買取を進められるので、忙しい合間を縫ってでも取引を進められるのだ。査定料が無料であるという利点もあるので、活用してほしい。
まとめ
メルカリで液晶テレビをスムーズに売るためのポイントと、また売れた後の配送はどうしたらよいのかご紹介した。多くの液晶テレビが出品されているので他の出品に埋もれてしまう前に、事前に写真撮影を済ませるなどして、スムーズに取引ができるように準備しておくことをおすすめする。
配送は「らくらくメルカリ便」や「大型らくらくメルカリ便」など梱包後のサイズやお互いの要望を踏まえたうえで設定し、トラブルのない取引を心掛けたい。