【2022年最新】業務用冷凍庫の中古買取相場・査定情報まとめ

食品の保存・輸送の際に重宝する業務用冷凍庫だが、店舗・工場の閉鎖や買い替えで不要となり、売却を考えている人もいるだろう。業務用の冷凍庫はサイズが大きいだけに、早い段階で売却する方法を知りたいところだ。

本コラムではそのような悩みを抱えている業者を対象として、業務用冷凍庫の中古買取相場・査定情報について調査しまとめてみた。あわせて業務用冷凍庫をより高く売るためのテクニックもいくつか紹介していくので見ていこう。

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業務用冷凍庫の特徴と需要

家庭にある一般的な冷凍庫と違い、業務用冷凍庫は耐久性に優れていて長期間使用できる。また、保存性も素晴らしく、近年の目覚ましい冷凍食品の進化に大きく貢献している。

ここでは、業務用冷凍庫と一般の冷凍庫はどのような違いがあるのか、特徴と需要をあわせて紹介していこう。

容量・形状と需要の関係

業務用の冷凍庫の容量は、家庭用とは大きく異なる。家庭用冷凍庫は大きいものでもせいぜい50L〜90Lほどだが、業務用では1,000L〜1,500Lほど入る製品が多い。また、小規模店舗に置くことを想定した製品もあり、容量は100L～500Lほどだ。

業務用冷凍庫には、縦型と横型と2つの形状がある。横型は作業台としての利用や調理器具を置くことが可能だ。縦型は冷蔵庫のような形状で、狭いスペースにも設置でき、容量が多いメリットがある。

店舗の広さや使用方法によってメリットとデメリットがあるため、一概に需要の高い容量や形状は判断できない。しかし、縦型で300L～500Lの容量の製品や横型で作業台として使える100L～200Lの製品には一定の需要がある。

温度の違い

業務用冷凍庫は－20〜80°Cで冷凍でき、なかでも－60°C以上の製品が特に人気が高い。なぜなら、－60°Cからタンパク質やアミノ酸などの分解と脂肪の酸化をほとんど食い止めた状態での冷凍保存ができるのだ。

これにより、食品の保存期間を大幅に延長させることが可能になる。超低温での冷凍によって食品の水分を逃がさず、美味しさを保つこともできるのだ。また、季節の野菜を収穫時の安い時期にまとめて購入することで、仕入コストの削減にも一役買ってくれる。

人気メーカー

どのメーカーの冷凍庫かによっても需要や買取価格は大きく変わる。主だった人気メーカーを挙げると、国内だけでなく海外人気も高いのがホシザキだ。定期的なメンテナスなど、きめ細かなサポート体制で世界でもトップシェアを誇っている。

ほかのメーカーでは、高度な温度コントロール技術を有しているフクシマガリレイ（旧福島工業）、環境エネルギー問題に積極的に取り組んでいる大和冷機工業や省エネ・高機能が特徴のパナソニック製品などが人気だ。

業務用冷凍庫の買取相場を見る

業務用冷凍庫のサイズは、小さいものから巨大なものまで実にさまざまで、販売価格も大きく異なる。それに応じて、中古市場での買取価格も差が広い。数字で見てみると、おおよそ20,000円〜250,000円あたりが買取相場となっている。

以下に、2020年8月時点と2022年10月時点の業務用冷凍庫、また業務用冷蔵庫と業務用ショーケースの買取価格をいくつか挙げていく。なお、買取相場は市場動向によって上下するので、あくまで指標のひとつとして参考にしてほしい。

業務用冷凍庫

ホシザキやフクシマガリレイなどの業務用冷凍庫買取相場は、以下の通りだ。

業務用冷蔵庫

業務用冷蔵庫の買取相場はメーカー別に表にまとめたので、参考にしてほしい。

ホシザキ

フクシマ

大和冷機

サンヨー

業務用ショーケース

業務用ショーケースは、100,000円台から200,000円台での買取が相場となっている。

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古い厨房機器の買取については、以下の記事が詳しい。

【2022年最新】古い厨房機器の買取は可能？年式はいつまでが査定対象？

更新日 : 2022/08/16

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業務用冷凍庫におすすめの買取業者

業務用冷凍庫の処分や売却を検討しているものの、一般家電とは異なるためにどの買取業者を利用したらよいのか分からないという場合もあるだろう。そこで以下では、業務用冷凍庫の売却におすすめの業者をいくつか紹介していく。

それぞれの特徴や利用できる買取方法などを紹介していくので、業務用冷凍庫を売却する際には、ぜひ参考にしてほしい。

南麻布の厨房買取王

厨房買取王は、厨房機器を専門に扱っている買取業者である。発券機などの買取も可能で、業務用冷凍庫の買取実績も豊富だ。機器の取り外しや搬出、原状回復工事にも対応しているため、閉店や移転の際に頼りになるだろう。

店頭・宅配・出張の買取方法に対応しているが、特に出張買取には力を入れている。対応エリアは関東圏近郊で、1点からでも対応可能。また、希望すれば早朝・深夜でも作業をおこなってくれるため、ショッピングモールなどに入っている店舗でも安心して利用できる。

買取実績

出張買取の出張買取専門店 3Rcompany

出張買取専門店 3Rcompanyは、不要品買取業者だ。大型家電はもちろん、厨房機器、オフィス用品など多くのジャンルを扱っている。リサイクル業に関わって10年以上の経験があり、迅速な対応や高価買取で評価も高い。

出張買取を専門におこなっているため、大型の業務用冷凍庫でも売却に困ることはないだろう。買取可能か分からない古い機器でも買い取ってもらえる可能性があり、見積りも無料。出張エリアは神奈川県全域となっているため、神奈川県内に店舗がある場合などにおすすめだ。

兵庫のプロ厨房ヒット

プロ厨房ヒットは、兵庫県加西市を中心に複数の店舗を構える厨房機器専門の大手買取業者だ。ほかの業者では対応しにくい深夜から早朝でも対応可能。自社で販売する環境を持っているので、コスト削減分を買取価格に上乗せできる特徴がある。

買取方法は店頭買取と出張買取に対応しており、査定・見積りは無料だ。出張買取の対応エリアは、近畿地方と四国地方が中心となる。店舗は倉庫も兼ねているため、閉店時の処分や大量のまとめ売りの案件にも対応可能なので利便性が高い。

八王子のアシスト

アシストは、東京、神奈川を中心に買取をおこなっている最大手のリサイクル専門業者である。年間の買取実績も5,000件を超え、業務用厨房機器の買取実績も豊富だ。法人からの買取サービスもおこなっており、業界最多の買取品目を誇っているのでまとめ売りにも対応できる。

買取方法は出張・宅配・店頭から選択可能で、買取にかかる費用はすべて無料だ。飲食店設備の買取実績も豊富なので安心して利用できるだろう。出張エリアは東京都・神奈川県を中心とした近隣となっている。

買取実績

横浜のワールドリサイクル

ワールドリサイクルは家具や家電をはじめ、多くのジャンルに対応している総合リサイクルショップだ。厨房機器は強化買取をおこなっているため、業務用冷凍庫の買取価格にも期待できる。古い製品や故障品でも、買取可能なケースが多いので相談してほしい。

買取方法は出張・店頭・宅配の3つから選択可能だ。事前連絡が必要だが、不用品回収や在庫処分などの法人向けサービスもおこなっている。出張エリアは関西圏に限られるので、エリア外から宅配買取を利用する際は1度相談してみよう。

蒲田のテンポス買取ドットコム

テンポス買取ドットコムは、業務用の厨房機器や調理道具、業務用のイスやテーブルに食器など、店舗の備品を新品・中古問わず買取している業者だ。

買取方法は北海道から沖縄まで展開している店舗での店頭買取、または離島を除く全国どこでも出張買取に対応してもらえる。査定や見積りの依頼は完全に無料、見積りが20,000円以下の場合は現地にて現金払いが可能だ。20,000円を超える場合は、指定口座への振込となる。

なお、底が錆びて腐食した厨房機器は買取不可となるので注意が必要だ。その他、業務用冷凍庫の買取相場は以下を参考にしてほしい。

買取実績

愛知の無限堂

無限堂は、東京・愛知・大阪に計4店舗を展開し、厨房機器やオフィス家具の買取をしているリサイクル業者である。愛知と大阪には広大な売り場面積を所有する大型店舗があるため、店舗一軒まるごとなど大量の業務用厨房機器を買い取ることも可能だ。

出張買取の出張費は無料、店舗持込での買取の場合は人件費や運搬費の経費が削減できるため、高価買取となる可能性も高くなる。以下の買取相場を参考に、まずは問い合わせてみるのがよいだろう。

買取実績

出張買取のミツギ厨機

ミツギ厨機は、業務用厨房機器や調理器具の出張買取をおこなっている業者だ。対象となっている出張エリアは東京・神奈川・埼玉で、1点からでも買取を受け付けている。査定するアイテムが多ければ、千葉やそのほかのエリアへの出張も可能なので相談してほしい。

目立つキズや汚れのないもの、製造年より5年以内のアイテムは高価買取も期待できる。査定料は無料、買取成立ならその場で即現金一括手渡しとなる。

一方で購入時についていた付属品がない場合、欠品扱いとなり減額対象となるので注意しよう。

出張買取の出張買取24時

出張買取24時は、埼玉県を本拠地に首都圏および北関東、また大阪・兵庫・京都・奈良全域へ業務用厨房機器や厨房器具の出張買取をおこなっている業者である。

24時間・365日出張対応可能で、見積りから査定・買取・取り外し工事や搬出までスピード感を持って対応してもらえる。急ぎで業務用冷凍庫やコールドテーブルを売却したいと考えているなら、一度相談してみるのが良い。

出張費・査定料・キャンセル料は無料。なお、壊れて不具合がある場合の買取はできないが、引取り処分という形で回収することもできる。引取りは無料だが、処分費用が別途かかるので、事前に確認しておこう。

出張買取のパワーセラー

パワーセラーは、埼玉県朝霞市に本社を構え、業務用および家庭用の家電や家具の出張買取をおこなっている業者だ。

出張対象となっているエリアは、東京・埼玉全域と、神奈川県は川崎市・相模原市・横浜市の一部、千葉県の一部地域である。出張運搬費として、買取価格の合計から4,000円から8,000円程度差し引かれるのは留意しておきたい。なお、出張費は地域や依頼時期・量によって決まるので、1点のみの依頼だと有料になる可能性が高いことも知っておこう。

パワーセラーにおける業務用厨房機器の買取相場は、コールドテーブルが30,000円、冷蔵ショーケースが100.000円、業務用冷凍ストッカーが20.000円となっている。

業務用冷蔵庫や厨房機器の出張買取については、以下の記事も参考にしてほしい。

【クチコミ有り】業務用冷蔵庫の出張買取業者を10社比較

更新日 : 2021/08/26

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【検証】厨房機器の出張買取サービスを20社徹底比較

更新日 : 2024/04/23

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業務用冷凍庫を高く売るために

業務用冷凍庫は耐久性が高く、めったに買い替えない商品なので、中古市場では貴重な存在だ。そのような貴重な業務用冷凍庫を簡単に安売りしてしまうのは非常にもったいない。ちょっと手間をかけるだけで、査定額は大きく変化するのだ。

そのため、以下では査定額を引き上げるためにおこなってほしい方法をいくつか紹介していこう。少しでも買取価格をアップさせたいならば参考にして実践してほしい。

清掃をおこなう

査定前には、製品をキレイに清掃しておこう。買取後に業者が清掃するから買取価格に影響しないと思っている向きもあるだろうが、実は大いに関係しているのだ。事実、買取業者が教える高く売るためのポイントには、かならず事前清掃の大切さが書かれている。

特に業務用は霜が付着しやすいため、清掃をおこなうのは大変だ。しかし、キレイにしておけば、業者が清掃する手間が省けてコスト削減にもつながる。この手間やコスト削減につながった分は、多少なりとも買取価格にプラスされることが多いのだ。

付属品をそろえる

購入時についていた付属品をそろえておくと買取価格はアップする。付属品がそろっていた方が店に陳列されたとき、同じ製品でも見栄えがよくなり、使用開始時に困らないので先に売れる可能性が高い。

買取業者としても付属品の有無は重要なチェックポイントなのだ。取り扱い説明書、霜取りヘラ、排水キャップなど、購入時に付属してきたものを忘れないように査定に出そう。何が付属していたか分からない場合は、取り扱い説明書に記載されていることがあるのでチェックしてほしい。

複数業者を比較する

最後に紹介する方法は、複数業者に依頼することだ。この方法は非常に有用だが、手間に感じておこなっていないケースが多い。ひとつの業者に出張査定に来てもらうだけでも手間がかかるのに、複数の業者に頼むのは面倒とも思うだろう。

しかし、業者側も複数業者に依頼していることを前提にやり取りすることが多い。そのため、他社対抗キャンペーンや価格交渉の相談をおこなっている業者も多く見かけるようになった。

最低でも3社には依頼してほしいが、時間が足りないまたは手続きが面倒という場合は、一括査定サービスの利用をおすすめする。ヒカカク！の一括査定は、製品名と型番などの情報と個人情報を入力して送信すれば、情報を元に複数の業者が目安の査定額を提示してくれるのだ。

最小限の手間で高く買ってくれる業者を見つけ出せるだけでなく、クチコミや業者情報などもあわせてチェックできる。また、利用地域や買取方法でも業者を選択できるため、ぜひ、こちらから試してみてほしい。

業者選びのポイント

業務用冷凍庫を売るにあたって、適切な業者選びは買取価格の面でも非常に重要だ。そのためには、業務用冷凍庫のおおよその買取相場を把握し、複数業者を比較する必要が出てくる。そこで以下に、業務用冷凍庫を売る際に適切な業者選びのポイントを解説していこう。

創業からの経過年数と実績

中古品の買取を始めてから、どれほどの年数が経過しているのか調べておこう。10年以上も続いている買取業者は、なんと全体の5〜10%程度と実に少ない。それだけ長年続けている買取業者は、多くの信頼を勝ち得てきたことが分かる。

また、地域密着型をはじめ、リピーター客が多い店舗も信用性が高い。何度も同じお客が売りに来るのは、その業者を信用していなければ成り立たない行動だ。

業務用冷凍庫を取り扱っている業者には専門性の高いところが多く、売却する側も多かれ少なかれ専門知識がある。そのため、お互いに知識を持った上で、やり取りをおこなっているのだ。お客に愛されている業者は、何よりも得難い信用を手にしているといっていいだろう。

専門業者か販路が多い業者

厨房機器専門の買取業者はチェックしておこう。査定スタッフは専門知識を有しているケースがほとんどで、精度の高い査定と商品に対する扱い方を心得ているので大切に扱ってくれる。

また、専門業者独自の流通ネットワークを活用しているので、高く買い取ってくれる相手を見つけることに長けているのだ。そのため、買取価格も期待できる。あわせて、資金面や売り場面積に余裕があれば、さらに期待できるのでその点もチェックしてほしい。

専門業者以外でも、全国に販路を持っている業者は期待できる。流通先さえあれば、世界を相手に中古品の取引がおこなえる点が強みだ。海外にもネットワークがある場合、高く買い取ってくれる相手はいくらでも見つけだせる。その利潤は買取価格にも反映されるので高価買取が期待できるだろう。

まとめ・厨房機器の一括査定サイト「ヒカカク！」を使おう

業務用冷凍庫の中古買取相場や高く売るための査定情報を紹介してきた。サイズ・容量やメーカーも多く、明確な相場が判断しにくい業務用冷凍庫だが、一定の需要がある。高く売るにはちょっとした工夫が必要だが、おろそかにしている人も多いだろう。

普段からお手入れを心がけておきたいところだが、事前に準備をおこなうだけで買取価格には影響するため、今からでも入念に清掃してほしい。また、業者比較は必ずおこなおう。時間がない、面倒くさいという場合は、ヒカカク！の一括査定を活用してほしい。

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