日本人に人気の高いApple社のiPhone。ソフトウェア(iOS)に手を入れて「脱獄」を楽しむ方は多いが、iPhoneの本体自体に改造を加える人は少ないのではないだろうか。改造を加えれば、iPhoneは本来なかった機能が加わりより便利になる。防水機能を強化したりSuicaを内蔵させることも可能だ。そこで今回は、オススメのiPhone改造を5つまとめてご紹介しよう。
※改造を施すとApple Storeや正規店で修理を受けることができなくなる。さらに万が一故障してしまっても高い修理代金がかかってしまうため、改造するよりも買い替える方がお得であることを理解しておこう。
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1.もう水没なんて怖くない！ナノ防水皮膜コートで防水加工
iPhoneに欠点があるとすれば、水に弱い所だろう。iPhoneに関するトラブルのほとんどは、液晶画面割れか水没だ。しかし、それらの問題から抜け出せる技術が既に登場している。「ナノ防水皮膜コート」と呼ばれるコーティング技術だ。modcrew社が2012年のワイヤレス・モバイル通信展示会「ワイヤレスジャパン2012」で発表し、今ではプロに頼めば誰でも施すことができる。
ナノ防水皮膜コートがあれば、iPhoneユーザーがもう水没を恐れる必要はない。一度コーティングすれば2~3年はもつそうだ。雨で濡れてしまっても、風呂に落としてしまっても1~2分以内に拾えば正常通り機能する。ただし塩分や塩素には弱いようなので、プールや海水浴場では極力水没させないよう気をつけてほしい。
2.パワーマットレシーバーはもういらない？より簡単なワイヤレス充電
あなたは普段iPhoneをどのように充電しているだろうか？コードを使っている方もいれば、パワーマットでワイヤレス充電している方もいるだろう。後者の場合、パワーマットの上にiPhoneを乗せて充電を行うのだが、その度にパワーマットレシーバーを付ける手間がが発生する。iPhoneを改造すれば、パワーマットレシーバーをつけなくてもワイヤレス充電が可能になるのだ。
必要な道具は溶接するためのはんだ付けとスペアの充電ポートの部品、ワイヤー、スペアのバックパネル、Powermat社が販売するワイヤレス・チャージャー・サーキットだ。詳しい手順は、下の動画を参考にしてほしい。英語だが、日本語で説明するよりやり方を理解しやすいだろう。
ただし、既にお気付きかもしれないが、これまではんだ付けを使ったことがない方には難易度が高い改造かもしれない。挑戦する時は、iPhoneの他の部分を傷つけてしまわないよう、細心の注意を払ってほしい。
3.無料アプリ「Manything」を使って、古いiPhoneを簡易防犯カメラに改造！
これは厳密には改造では無いが、全く違う製品「防犯カメラ」になってしまうので是非紹介したい。防犯カメラと言うと、値段が高く業者向けのイメージがある。しかし無料アプリ「Manything」を使えば、iPhoneを防犯カメラにすることができる。アプリはアップルストアからダウンロード可能だ。
作動する時間や場所を自由に決めることができ、録画した映像を他の媒体から確認することもできる。動作を感知して作動する設定もできるため、一人暮らしで防犯対策が不安な方にとっては助かる機能だろう。要らないiPhoneを持っているときは是非一度試してみてほしい。要らなくなったら買取業者で売ろう。
4.まるで電子マネー！？iPhoneにSuicaを内臓
引用：iPhone研究所
iPhoneでは電子マネーを使うことができない。しかしiPhoneにSuicaの基板を入れれば、iPhone一つで買い物もできるようになる。改造自体はコツがいるが、流れ自体は単純だ。Suicaの基板とループアンテナを干渉防止シートに取り付け、iPhone内部に組み込めば良い。ただし一般人には難しい作業のため、Suicaを内蔵させたい場合はプロを頼ることをオススメする。
例えばiPhone研究所では、Suica内蔵サービスを提供中だ。ここまでする気力が無い人はiPhoneのケースとiPhoneの間のスペースにSuicaを挟んで使えばよい。
5.バックパネルが割れたら、好みのデザインにするチャンス！？
iPhoneは画面だけでなくバックパネルも割れてしまうことがある。しかし諦める必要はない。好みの色のバックパネルに変えてしまえば良いのだ。まずは、星型ドライバーを使ってバックパネルを取り外そう。ネジの扱いにさえ注意すれば、簡単に好みのデザインに付け替えることができる。林檎マークの部分をLEDで光るように改造してもおもしろいかもしれない。
改造前に買取価格をチェック！
▲改造前に買取価格をチェック
もしも新しいiPhoneに買い替えようと思っているなら、スマホのマーケット（スママ）で、お得に購入してみてはいかがだろうか。スマホのマーケットでは新品・未使用から中古品まで実に数多くのiPhoneが出品されているため予算に合わせて購入しやすいといった特徴があるのだ。
中古iPhoneをネットで購入するのは少々不安かもしれない。そんなときでもスマホのマーケットなら安心。端末の種類によっては無料返品保証が設定されている。さらに万が一購入したiPhoneが赤ロムになってしまったとしても保証制度が設けられているので安心してほしい。その他にオプションサービスが充実しているのでぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
新しいiPhoneに買い替えるのも手
今回はiPhoneをより便利にする改造を5つ紹介した。防水機能やSuica内蔵、防犯カメラ化など、役に立ちそうなものも多かったのではないだろうか。自力でできるものは自分で、出来ないものは無理をせずプロに頼み、iPhone改造を楽しんでいただきたい。
また、新作のiPhoneには次々に新機能が搭載されている。改造するリスクを考えると買い替える方が簡単で安全であるため、新しいiPhoneを購入するというのも手段の一つだと思っておこう。
