シニア向けのらくらくスマホは、根強い人気がある商品である。中古として出回っていることも多く、購入希望者も後を絶たない。ただし、新品と違って中古品だからこそ、注意しておきたいポイントがある。今回はらくらくスマホを中古で購入する場合の注意点に関してまとめてみた。中古のらくらくスマホを購入したいと考えている方は参考になるだろう。
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中古らくらくスマホの注意点①保証期間
中古の最大のメリットは価格の安さである。しかし、安いということは、それなりに理由があることを忘れないようにしよう。
中古らくらくスマホの最初の注意点としては、保証期間の有無があげられる。中古らくらくスマホがもし故障した場合、メーカー保証期間を過ぎていたり、契約者本人でないと保障の効いた修理対応を受け付けてくれない場合もある。その場合、修理代金が実費負担となり、結局購入代金よりも高い修理代を支払ってしまうこともあるので気をつけよう。
後悔しない為にも大切なのは、購入段階で保証期間の有無を確認することだ。中古スマホを専門的に扱っているお店なら、保証期間を設けてくれているところもある。もし故障した時の対応が不安という場合は、保障がついている中古ショップかららくらくスマホを購入することがオススメである。
値段を考えると、個人が出品しているオークションやメルカリなどのフリマの方が安いこともあるが、個人の場合、特別に保障をつける対応はないので、メーカー保証が期限切れになっていないか、故障した場合は契約者でなくても対応してくれるのか含めて事前にしっかり確認しておこう。
中古らくらくスマホの注意点②赤ロム
赤ロムになると携帯電話は使えなくなる。中古品の場合、もうすぐ赤ロムになりそうな端末が出回っていることもある。もし、購入した後に赤ロムになったら、持っているのに使えないという状態になってしまうので、注意しよう。
なぜ使えなくなるかというと、キャリアが携帯電話の使用に制限をかけるからである。分割対応した本体代金で未支払いが残っていたり、盗難品であるなど、相応の理由が存在する。一度ネットワーク利用制限が実施されると、もうその携帯電話は利用制限解除されないこともあるので特に気をつけたい。
赤ロムを掴まされない為には、事前に中古らくらくスマホの説明欄をよく読んでおくことである。中古らくらくスマホの取扱いに慣れているお店なら、きちんとした説明が施されているが、オークションやフリマなど個人が出品している場合わかりにくいこともある。
少しでも不安がある時は、ドコモやソフトバンクの公式ホームページに行き、ネットワーク利用制限確認ツールを活用してみよう。携帯電話に記載されている15桁の本体識別番号(製造番号)を入力すると、状態の確認ができる。
赤ロムになりそうな中古らくらくスマホを事前確認で避けることはもちろん、可能なら保証がついている中古ショップなどで購入すると安心と言える。中には、永久保証を付けている中古ショップもあるので、お店を選んで購入することがオススメである。
中古らくらくスマホの注意点③電池持ち
基本的に、中古品は購入者が一定期間使用しているものである。経過年数が長ければ長ほど、劣化している点に注意が必要だ。中には、電池持ちが悪い品もあるので、不安なら事前に問い合わせて確認しておくことをオススメする。
稀に、買ってからほとんど使用していないものが「ほぼ新品」のような謳い文句で販売されていることもあるが、使っていなくても、部品は年月とともに劣化している。バッテリーの持ちも悪くなっている可能性があるので気をつけよう。見た目は綺麗でも、購入してから長く使えないこともある。事前に動作確認を行っていることを確かめておくことがオススメだ。
個人と取引する時は、特に注意しよう。悪気がなくても、専門的に中古スマホを扱っているお店の店員さんと比べると知識が浅く、本人もバッテリーの持ちが弱くなっていることに気付いていない場合もある。購入する側がしっかり問い合わせて確認する姿勢も大切だ。
中古らくらくスマホの注意点④付属品の有無
付属品がないと、使えない機能もある。古い型式の場合、付属品の販売が終了しているものもあるので、気をつけよう。
購入段階でそのらくらくスマホには本来どの付属品があるのか調べておいて、ないものをピックアップしておけると良いだろう。ない付属品がないと使えない機能があるのか?、どこかで足りない付属品を購入することができるのか?など、下調べをしておけば、購入後に後悔する確率は減る。
ショップで新品の別途購入できないが、どうしても不足している付属品がある場合は、今度はその付属品を中古品で探してみるという方法もある。変則的なのであまりオススメとは言えないが、探すと付属品だけが中古で出回っていることもあるので、購入した時は気付いていなかったがどうしても付属品が欲しいという場合は、活用してみても良いだろう。
ただしあくまで中古の品なので、状態に関しては中古スマホを購入する時と同じく、事前にしっかり確認しておくことがベターである。
中古らくらくスマホの注意点⑤格安SIM
中古のらくらくスマホを購入する人の中には、格安SIMと組み合わせて格安スマホとして活用したいという意図がある方もいるだろう。ただし、中古品の場合、利用予定の格安SIMが使えるかどうかチェックしておくことが大切である。
中古のらくらくスマホでも格安SIMを使うことはできる。しかし、使えるSIMと使えないSIMがあるので、既に格安SIMを持っている場合は、購入予定の機種で使えるのか確認しておくと良いだろう。近年では格安SIMを活用する人も増えているので、情報も多く出回っている。調べればすぐにわかるので、購入前に下調べを済ませておくことが推奨である。
中古らくらくスマホを購入するならどこがいい?
らくらくスマホを中古で買う場合の主な注意点5つをまとめてご紹介した。事前にこの5つの注意点をチェックしておき、納得できる取引をすることが望ましい。
購入希望がある時、どこのお店を利用したほうが良いのだろうか?一番オススメできるのは、信頼できる中古ショップを活用する方法である。中古らくらくスマホを主に利用するのはシニア層である。スマホやインターネットなどに慣れている若年層と異なり、あまり製品などについて詳しくないことも多い。
お店を利用すれば、らくらくスマホに詳しい店員さんが必要十分な情報を補足してくれるので安心感が増す。動作確認なども済ましてくれているので、使いやすい機種を入手できるだろう。保障があるお店を選べば故障した時も対応してくれる。価格は中古相場価格から大きくずれることはない。掘り出し物が見つかる確率は低いが、妥当な金額で購入することが可能だ。
総合的に見て、利用しやすさや価格などの面で一番オススメと言える。
次点として、オークションやフリマなどがあげられる。ただし、この場合出品者は個人であり、トラブルに発展することもあるので注意しよう。可能なら、購入予定商品について詳しい人に補助を頼むと、安心感を高めて取引することができる。
先にご紹介した5つの注意点は最低限チェックしてから取引を進めることが推奨できると言えるだろう。オークションやフリマの最大のメリットは、掘り出し物が見つかる可能性があることである。稀に、相場価格よりも安い値段で取引できる商品が出品されることもある。
ただし、多くは1点ものなので、タイミングや運も必要になってくる。情報を活用して、見つけてみると良いだろう。
中古らくらくスマホを購入する時は価格の比較が大切
値段の決まっている新品と異なり、中古品の場合は、商品状態などによって値段が変わってくる。納得できる値段で取引する為にも、値段を比較してみることが大切だ。少なくとも3つぐらいは比較してみると良いだろう。
なお、その内1個は、信頼できる中古ショップを調べ、適切な相場価格を把握しておくことも重要だ。相場価格は目安になる。高いか安いかの判断もしやすくなる。ただし、相場価格は固定ではなく、値動きがあるので、中古らくらくスマホの取扱に長けたお店の最新の相場価格を反映した金額を目安にすることがオススメである。
ただし、値段ばかりに注目してしまうことも注意が必要だ。状態が悪い為に値段が安いということもある。その場合、掘り出し物というより危険な品であり、せっかく購入しても望んでいたような使い方ができないこともあるので気をつけたい。あくまで商品状態や値段などを総合的に評価して比較することが肝要である。
中古ショップの場合は、商品状態の記載方法の統一がとれているので、比較しやすい。違う媒体の商品を比較する場合、例え同じ機種でも説明の仕方がバラバラで比較しにくいこともある。あまり商品に詳しくないなど自信がない時は、中古ショップのみの利用に切り替えるか、アドバイスを貰える人を見つけてみると良いだろう。比較をすることで、最も満足感の高い取引に結び付けられる可能性が高まると言える。
まとめ
らくらくスマホを中古で購入する場合、自分で注意点を事前確認しておくことが大切だ。中古品であるので、当然商品状態や使用歴に差がある。残念ながら中には赤ロムになりそうな危ない品が出ていることもあるので、気をつけよう。事前確認をキッチリ行えば、中古の良いらくらくスマホに巡り会える可能性が高まる。