携帯端末は登場して既に何年も経っているが、登場以来共通してある弱点を抱えていた。それは、携帯端末が壊れやすい、ということである。
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携帯端末の弱点とは…
携帯端末は精密機械であるために筐体やディスプレイなどは衝撃に弱く、ある程度の負荷がかかると壊れてしまう。
また、搭載している電子部品は水分や塵に弱く、水分や塵が内部に入るとショートしたり、錆びてしまい、正常に動作しなくなることもある。
持ち運び可能な特徴が壊れやすい原因
TVやオーディオ機器も精密機械なので同じような弱点を抱えているが、TVやオーディオ機器は基本的に据え置いて使用するものであるのに対し、携帯端末はどこでも持って行って使用できるという特徴がある。
持ち歩けば誤って落としたりぶつけることもある。雨が降った時や炊事の時に水分が携帯端末にかかることもり、外の作業で土塵まみれになることもある。服のポケットに携帯端末を入れたまま洗濯してしまうこともあるかもしれない。
つまり、どこでも使用できるという携帯端末の特徴が、破損や故障の危険に常に晒される原因となり、結果的に据え置きのTVやオーディオ機器よりも壊れやすくなってしまうのである。
壊れにくい携帯端末の登場
そのため、携帯端末のメーカーの中には携帯端末の筐体やディスプレイを覆うガラスの強度を増したり、防水や防塵といった対策を施したりして、壊れにくい携帯端末を開発している企業もある。
京セラの携帯端末シリーズ「TORQUE(トルク)」は、そのような壊れにくい携帯端末の1つである。灼熱の砂漠や極寒の雪原、水中や高山の山頂など、あらゆる環境で使用できるように防水防塵や耐衝撃など様々な部分が強化されている。
今回は、そんなTORQUEの型番などについて記載していく。

引用:http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/lineup/g03/
TORQUEとは
TORQUEは、携帯端末メーカーの京セラが開発、販売している携帯端末シリーズである。
TORQUEは、元々海外で展開していたスマートフォンを国内に展開したもので、過酷な基準として知られている米軍調達基準(MIL-STD-810G)に準拠した防水・防塵・耐衝撃・耐振動・耐日射・防湿・温度耐久・低圧対応・塩水耐久を備えた、携帯端末の中でも屈指のタフネス端末として知られている。
TORQUEシリーズの型番について
TORQUEシリーズの型番についてだが、TORQUEシリーズは大手キャリアのauから発売されている携帯端末シリーズであるため、型番の命名規則はauの型番の命名規則に従う。
先頭のアルファベットはメーカー名
現状発売されているTORQUEシリーズは、Android搭載スマートフォンシリーズの「TORQUE G01」KYY24、「TORQUE G02」KYV35、「TORQUE G03」KYV41、と、Android搭載フィーチャーフォンの「TORQUE X01」 KYF33の4台である。
型番の命名規則であるが、型番の先頭のアルファベットの文字列は、開発したメーカーを表している。TORQUEシリーズは京セラが開発していることから、ここには京セラを現す「KY」がくる。
端末のシリーズ属性
「KY」の次の来る文字列、「Y2x」、「V3x」、「F3x」は、それぞれ携帯端末の決まったシリーズに含まれることを表す。
「Y2x」
「Y2x」はコンセプトモデルであること、さらに「Y2」は、auの高速通信規格である「au 4G LTE」に対応している携帯端末であることを示している。
「V3x」
「V3x」は、auの高速通信規格である「au 4G LTE」に加え、auの高音質通話の規格である「au Volte」に対応していることを表している。
なお、「V3x」は、京セラの主力モデルである「DIGNO」シリーズや、TORQUEシリーズと同じくコンセプトシリーズである「URBANO」シリーズや「INFOBAR」シリーズなどでも使用されている。
「F3x」
「F3x」は、Android搭載のフィーチャーフォンに使用されており、「F3」となっている。そのため、auの高速通信規格である「au 4G LTE」に加え、>auの高音質通話の規格である「au Volte」に対応していることを現わしている。
「Y2x」、「V3x」、「F3x」の「x」は、メーカーがそのシリーズで開発した携帯端末の通し番号となっており、そのシリーズの1号機であれば1、2号機であれば2と、携帯端末が増えるたびに1増える仕様となっている。
TORQUEシリーズの型番の確認方法について
TORQUEシリーズの型番の確認方法だが、スマートフォンとフィーチャーフォンで確認方法が変わる。
スマートフォン型番の確認方法
まず、「TORQUE G01」KYY24、「TORQUE G02」KYV35、「TORQUE G03」KYV41のスマートフォンについてだが、型番は本体表面には印字されていない。そのため、外見からは型番を確認することはできない。
電池を外してラベルを確認
このうち、「TORQUE G02」KYV35、「TORQUE G03」KYV41は背面カバーを外すことができるので、背面カバーと電池フタと中に入っている電池も外すと、その下にあるラベルに型番が印刷してある。そこで確認することができるのでぜひ確認してみよう。
設定から調べる
また、Androidのスマートフォンであれば、もし起動することが可能であれば、設定アプリから型番を確認することが可能のようだ。設定画面を開くと、システムの一覧が出てくると思うが、そこで「端末情報」を選択、次に「モデル番号」を選択すると表示されるようだ。しかし、これはOSなどにもよるため必ずこの方法で調べることはができると断定できない。しかし、他の方法でわからない場合は試してみるのも一つてである。
電池内蔵式はKYY24だけ
「TORQUE G01」KYY24は、電池内蔵式で背面カバーを外すことが出来ない。そのため、「TORQUE G02」KYV35、「TORQUE G03」KYV41のように、電池を外してラベルを確認する方法は使えない。
しかし、TORQUEシリーズで電池を取り外れないのは「TORQUE G01」KYY24のみのため、電池を取り外れない=「TORQUE G01」KYY24と判断することも可能である。
フィーチャーフォン型番の確認方法
次にフィーチャーフォンの「TORQUE X01」 KYF33の型番の確認方法についてだが、「TORQUE X01」 KYF33は、スマートフォンと違い、本体背面に「TORQUE X01」と刻印してある。そのため、すぐにTORQUE X01と判断することができる。
もっとも、TORQUEシリーズでフィーチャーフォンは「TORQUE X01」 KYF33のみのため、型番を確認するまでもないかもしれない。
型番はどこで使用することができるのか
型番の調べ方などについて紹介してきたが、最後に型番は一体どんなときに使用するのかを紹介したいと思う。売買の時だけではなく、普段も使用する場面があるため、自分の端末の型番を把握しておくと便利だろう。
わからないことがあったときに役にたつ
一番に誰にでも共通して役にたつポイントが、何か困ったときに型番があると役にたつという点である。前述したように、携帯の端末というのは基本的に壊れやすい。実際に壊れる前にフリーズや動作が遅くなったりすることも多い。そんなときに、対処法を調べる際に型番が必要になってくる。型番を知らなくても「スマホ」といったキーワードでも確かに調べることはできる。しかし、端末はそれぞれ作りが違い、設定も違う。そのため、型番で検索をし、一番良い自分の端末に合う対処法を見つけることでより的確に対処ができるようになるだろう。
モバイルアクセサリ購入時に必要となる
型番はモバイルアクセサリ購入時には必要となる。型番がわからないと買うべき商品がわからないのである。モバイルアクセサリは、ケース、保護フィルム、充電器、すべて対応機種というものがあるからである。
店舗スタッフに質問するという手もあるが、キャリアなどの携帯電話専門店であれば答えてくれるかもしれないが、量販店やアクセサリーショップなどでは答えてくれることはまずないだろう。そのため、できる限り自分であらかじめ確認してから店舗に買いに行く方が賢明である。
型番を把握した上でお店に購入に行き、商品パッケージの裏側で自分の型番名が記載されているか確認をするようにしよう。確認なしで、例えばスマホ対応の充電器や保護フィルムを購入すると、相性が悪く使用できないこともある。十分にそこは注意していただきたい。
中古買取業社に見積もりを出してもらうのに必要になる
また、使用しなくなった際に売ろうと思ったときにも必要になる。中古買取業社で見積もり依頼をする際に型番を確認されるからだ。わからなくても鑑定する側がわかることもあるかもしれないが、あらかじめ調べておけばよりスムーズに取引を行うことができる。
フリマアプリやネットオークションで役にたつ
また、中古の業者ではなく、自分で売買を行う人もいるだろう。近年はネットやスマホの普及にともなり、メルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのネットオークションを使用して売買を行う人も増加している。
確かにこれらアプリやサイトでは自分の自由に商品情報を記載したり、選ぶことができる。しかし、型番は商品が欲しい商品か確認するための最低限の判断材料である。
そのため、売る側であれば商品情報に必ず正しい型番記載し、買うユーザ側に把握してもらうようにしておこう。買う側であれば、型番が1文字1文字全て正しく、自分が欲しいものと一致しているか確認した上で購入を決めるようにしよう。写真が一致していても写真だけでは信用ができない。そのほか商品の情報に詳しくなっておき、十分にトラブルが発生しないよう気をつけて売買を行うようにして欲しい。
また、トラブル対応が苦手、ネットがそもそも苦手や騙されたくないといった人は、返品などが可能な補償のついている、実績のある中古の業者で売買を行う方が良いだろう。
まとめ
TORQUEシリーズの型番と型番の確認方法を記載したが、3機種あるスマートフォンは確認方法があり、またフィーチャーフォンは1機種しかないため、他の機種と間違えることはないだろう。
しかし、「TORQUE G02」KYV35、「TORQUE G03」KYV41で型番の確認後に背面カバーや電池フタをしっかり閉めないと、水などが入りこむ原因となるので注意したほうがいいだろう。
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