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Androidスマホ・タブレットを売る時にSIMカードを抜く方法

読了目安:14分
更新日:2021/07/28
公開日:2018/06/28
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Androidスマホ・タブレットを高値で売る時には、SIMカードを抜くなどの準備をきちんと行った上で買取業者に持ち込むのが理想とされている。こうした作業は、高額査定を狙うユーザにとって売却時のマナーとも言える存在になりつつある。またSIMカードを抜かなければならない理由やその方法がわかれば、普段のスマホ生活をより安全なものに繋げやすくなることだろう。

今回は、将来的にAndroidスマホやAndroidタブレットを売る予定のある皆さんと一緒に、SIMカードを抜く方法とその理由を細かく確認していきたい。


nexus one / kisocci

CONTENTS

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SIMカードとは?

Androidなどのスマートフォンやタブレット端末、携帯電話に入れる、加入者を特定するための情報が記録されたICカードSIMカードと呼ぶ。このカードを入れることにより、Androidなどの端末を使った通信通話が可能となる。

SIMカードはどこで買えるの?

格安SIMと呼ばれるMVNOのSIMカードは、家電量販店の申込みカウンターや、Amazonなどの総合通販サイトでも購入できる。またドコモやau、SoftBankといった大手キャリア会社の店頭で携帯電話やスマートフォンの契約をした時にも、SIMカードに契約情報を入れてもらうイメージと捉えておくと良いだろう。

自分のAndroidスマホ・タブレットにもSIMカードが入っているの?

キャリア会社のショップでスマートフォンの購入をした場合は、SIMカードの入った状態で端末の引き渡しが行われる。そのため、キャリア契約ユーザの多くが自分のAndroidの中にSIMカードが入っていることを知らない実態がある。しかしAndroid内のバッテリーやSDカードなどの交換目的で本体カバーの取り外しをした経験があれば、SIMの存在に気付かされることもあるだろう。

SIMカードには3種類のサイズがある

SIMカードには、標準SIMnano SIMmicro SIMの3種類がある。そのため、MVNO会社のネット申し込みなどをする時には、自分の使うAndroidスマホに合ったサイズのカードを選択する必要がある。Amazonや楽天市場といった総合通販サイトでは、所有するカードよりも上のサイズに対応できるSIM変換アダプターも販売されている。しかしこうした商品にスマホメーカーの推奨がない実態を考えると、やはり最初に適したサイズのカードを選ぶべきだと言えるだろう。

SIMカードとSDカードの違いがわからない

初めてSIMカードの抜き取りをする時、名前の似ているSDカードと混同してしまう人も多い実態がある。SDカードというのは、スマホ内に入ったデータの保存やバックアップをするために使う記憶媒体だ。そのため、データ保存用としてSDカードをAndroidスマホに入れている場合は、売却時にSDカードとSIMカードの両方を抜き取る必要があると言えるだろう。

Androidスマホ・タブレットを売る時にSIMカードを抜く理由とは?

Android製品を売る時にSIMカードを抜かなければならない背景には、下記の理由が大きく関係している。

買取条件や売却時の注意事項に書かれているから

売却予定のスマホからSIMカードを抜く最大の理由は、それが買取店側から提示されたお願い事項だからだ。ある大手専門店では、スマホ買取のページ内で「SIMカード・SDカードのお引取りはできません」と記載している。また宅配買取サービスにより誤ってSIMカードが届いてしまうトラブルを防ぎたいと考える業者では、各種カード類の抜き方、外し方の方法を紹介することもあるようだ。

買取店がSIMカードを歓迎しない理由はなぜ?

電話番号や契約情報といったものの入ったSIMカードは、個人情報の扱いに慎重な姿勢を見せる買取専門店にとって、可能な限り引き取りたくないと感じる存在だ。ICチップの中に入った情報の重要性を知らないユーザからすれば、適当な方法で処分してもらって構わないと感じられるかもしれない。しかし何らかの形でデータが復元されてしまうリスクを考えると、買取店ではSIMカードの廃棄処分をなるべくやりたくないと主張する実態があるのだ。

宅配買取でSIMの入ったAndroidを送った時にはどうなるの?

Androidの売却でSIMカードの入れっぱなしが起こりやすいのは、宅配買取サービスを使った時だ。このシステムの利用によりスマホと共にSIMカードやSDカードが届いてしまった時には、基本的に売り手の送料負担でカードのみ送り返されてくる形となる。また専門店側の提示した買取条件を守らずデータ初期化なども行なっていない場合は、買取NGの返答が出ることもあるため、注意が必要だ。

データ使用量が増えるリスクもある

自動バックアップやソフトウェアの更新などをスケジュール設定していた場合、宅配買取で買取店側にAndroidを送る途中にデータ使用量が増えてしまう可能性もある。基本的にはこうした状況が起こっても、月々の基本料金に大きな影響が生じることはない。しかし毎月たくさんの通信を行なっていて契約データ使用量がギリギリの状態の場合は、支払い料金に響いてくることもあると言えるだろう。

再発行手数料にも注意が必要

誤って入れっぱなしにしてしまったSIMカードを買取店側で処分してもらえた場合、これから新しいAndroidに入れるカードの調達をしなければならない可能性も出てくる。こうした状況でMVNOやキャリア会社に相談をすると、カードの再発行時に2,000円〜4,000円ほどの手数料が請求される。またSIMカードを返送してもらう場合についても、端末からの抜き出しや発送中に壊れるリスクを考えると、やはりユーザ自身が責任を持ってカードを取り外すのが理想となるだろう。

Androidスマホ・タブレットのSIMカードを抜く時に共通する注意点

Android端末よりSIMカードを取り外す時には、全てのモデルに共通する下記のチェックポイントを守った上で作業に入る必要がある。

手指をきれいに洗ってから作業をする

大変デリケートなSIMカードやSDカードに触れる時には、必ず石鹸を使って手指に付着した油分や汚れを綺麗に洗浄する必要がある。こうした汚れを落とさずに金色のICチップ部分に触れてしまうと、金属部分の変質などにより動作不良が生じる可能性もある。また汚れや水分の付着したトレイを端末に戻せば、高額査定を狙うAndroid端末に故障などのトラブルが起こりやすくなると言えるだろう。

紛失に注意する

契約情報や電話番号の入ったSIMカードは、非常に小さく息を吹きかけるだけで飛んでしまうほど軽い特徴がある。そのため、Android売却に向けた準備中にカード紛失を防ぐためには、取り外したSIMカードやSDカードを入れておく専用皿トレイなどの用意が必要不可欠となる。また今回の売却に伴い買い替えをする時には、既に用意された新しいスマートフォンに旧端末より抜き取ったSIMカードを挿入してしまっても良いだろう。

平らで綺麗なところで作業をする

力の入れ具合などにさまざまなコツのあるSIMカードの抜き取りは、基本的に平らで綺麗なテーブルなどで行うのが理想とされている。きちんと整頓された台の上であれば、取り外したSIMカードの紛失なども起こらない。また膝の上や車内といった不安定な環境で行うよりも、安定したテーブルの方が遥かにスムーズにSIMトレイなどが外れやすくなるという口コミもあるようだ。

静電気に要注意

真冬などに多く生じる静電気は、ICチップの破損を招く原因と考えられている。そのため、普段の暮らしの中でバチバチッと静電気が発生しやすい人は、着用する衣類などを工夫して作業中の電気を発生させない取り組みが必要となるだろう。また静電気発生には温度湿度も大きく関係しているため、加湿器を使うなどもSIMカード内のデータを守る上でおすすめ度の高い工夫になると言えそうだ。

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Androidスマホ・タブレットのSIMカードの抜き方はメーカーによって大きく異なる

AndroidというOSの入ったスマートフォンやタブレットは、製造メーカーやモデルによってその構造が大きく異なる実態がある。そのためAndroidのSIMカード抜き取り方法をネットなどで調べる際には、自分の所有する端末のモデルに合った情報を得る必要があると言えるだろう。

ここからは、ランキングなどでも上位に入る人気メーカーの代表機種について、それぞれのSIMカードの抜き方や注意点などをご紹介していく。

Xperiaを売る時にSIMカードを抜く方法

ソニーモバイルコミュニケーションズから発売されているXperiaは、キャリア会社で販売されているスマホの中でも非常に人気の高いシリーズだ。このブランドのAndroidスマホよりカード抜き出しをする時には、iPhoneのSIMピンのような専用工具は必要ない。しかしXperiaならではとも言える注意点があるため、必ず下記の事項を確認して欲しい。

比較的新しいXperiaのSIMカードとSDカードは同じトレイに入っている

キャリア会社などで公開されているマニュアルを見ると、多くのモデルでSIMカードとSDカードが同じトレイに入っている仕様に気付かされる。そのため、端末側面にあるトレイを引き出すと、SDカードとSIMカードが並んだ状態で出てくる仕組みだ。

ちなみにXperiaスマホよりこのトレイを出す時には、溝の部分に指先をかけて挿入口のカバーを引き出すだけで良い。ここでSIMピンなどの尖った工具を使用すると本体に傷がつくこともあるため、注意をして欲しい。

同じトレイに2枚のカードの入ったXperiaで注意すべきポイント

売却に向けてXperiaよりSIMカードとSDカードの抜き出しをする時には、マウント解除という処理を行う必要がある。「設定メニュー」→「ストレージ」→「SDカードのマウント解除」の流れで行うこの処理には、Androidスマホとカードを論理的に切り離すことにより、SDカードの保護をする役割がある。また通信通話に使うSIMカードを取り出す時には、電源を切った状態で作業をするのが推奨されている

2枚並んだカードのどちらがSIMなのか判断できない

専用トレイに2種類のカードが並ぶタイプの場合、SIMとSDの区別がつかないこともある。一般的には、金色のICチップの面積が非常に大きいものSIMカードとなる。これに対してSDカードについては、バーコードにも似た形状の細いICチップが複数並んでいる形だ。

最新モデルに搭載されたウルトラデュアルSIMスロット

比較的新しく機能性の高いXperiaには、2枚のSIMカードを並んで入れられるウルトラデュアルSIMスロットが搭載されている。このタイプのXperiaの場合、SDカードは単独で端末に直接挿入する形となる。そのため例えば、キャリア会社やMVNOの乗り替えをする時には、2枚並んだSIMカードのうち、どちらを交換・抜き出しすべきかを考える必要があるだろう。

背面カバーを取り外すタイプのXperiaもある

それなりに端末の厚みのある比較的古いモデルの場合は、スマホの側面にあるトレイではなく、背面カバーを取り外した中にSIMカードが入っていることもある。このタイプのXperiaよりSIMを抜き出す時には、指の腹に若干力を入れてカードを手前に滑らせながら作業を行う必要がある

Galaxyを売る時にSIMカードを抜く方法

Xperiaと並んで人気の高いGalaxyについても、背面カバーを取り外した中にカードの入るモデルと、本体側面もしくは上部より専用トレイが存在するタイプの2種類がある。

SIM取り外し用ピンが必要なモデルもある

側面にトレイが設けられた比較的新しいGalaxyの場合、iPhoneなどと同じようにSIM取り外し用ピン(SIMピン)と呼ばれる専用工具が必要となってくる。付属品に入っているこの工具を紛失した場合は、ペーパークリップで代用することもできる。用意したSIMピンは、トレイの端にある小さな穴に強い力で挿入するだけで、勢いよくSIMトレイが飛び出してくる仕様となっている。

さまざまなタイプのあるSIMトレイ

専用工具を用いて抜き出すSIMカードトレイには、下記のようにさまざまな種類がある。

  • ・ひとつのトレイにSIMカードとSDカードが両方入っているタイプ
  • ・ひとつのトレイにSIMカードが2枚に入るタイプ
  • ・ひとつのトレイにSIMカードが1枚だけ入るタイプ

こうした形でさまざまなパターンのあるGalaxyスマホでは、自分の抜くべきカードを間違えないようにしなければならない。またSIMカードだけを抜くときには端末の電源オフ、SDカードの場合はXperiaと同じように設定メニューよりマウント解除をするのを忘れないようにして欲しい。

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ZenFoneを売る時にSIMカードを抜く方法

格安スマホを代表するZenFoneの場合、背面カバーを外したところにSIMカードやSDカードを挿入する機種が大半となっている。

どこに何が入っているのかわかりにくいZenFone

本体の背面に直接カードを差し込む機種の場合、どこに入っているのがSIMなのかの特定が難しい実態がある。ZenFone Maxのように2枚のSIMカードをデュアルで挿入可能なモデルの場合、差し込み口の上の部分に「1」「2」という番号が書かれている。またこのタイプのZenFoneでは、データ記憶に使用するSDカードのみ蓋を開けて差し込む仕様となっているようだ。

必ずしもSIMカード2枚を並べて入れるわけではない

SIMカード2枚とSDカード1枚の入るZenFoneの場合、2枚のSIMが並んで入らないモデルもある。例えば、ZenFone Max Goの背面カバーを開けてみると、向かって右側に1枚目のSIMカード、左側に上から2枚目のSIMカードとSDカードを入れる仕組みであることに気付かされる。こうした形で機種によって挿入箇所の異なるZenFoneよりSIMカードを抜く時には、それぞれに何が入っているのかを確認する必要があると言えるだろう。

AQUOSスマホを売る時にSIMカードを抜く方法

国産ブランドのSIMフリースマホAQUOSの中には、SHL25のように他メーカーのAndroid端末とは少し異なる構造になっているものもある。

AQUOS SERIE SHL25のSIMカードトレイの特徴

SHL25では、端末の上部にある挿入口カバーを開けた時にSDカードのスロットとSIMカードのトレイが縦に並ぶ少し特殊な仕組みとなっている。SIMカードの抜き取りだけをする時には、下側のトレーを引き出す流れとなる。これに対してSDカードの場合は、マウント解除をきちんと行うか端末の電源を落とした上でカードを押し、飛び出してきたものを抜き取る作業をする必要がある。このタイプの端末では、SDカードとSIMカードの混同が起こりやすいため、注意をして欲しい。

SIMカードトレイの挿入で悪戦苦闘するユーザもいる

上下に2枚の異なるカードの入るAQUOSの場合、一度引き出したSIMカードのトレイを元に戻す時に、上手く作業ができないことがある。この時には焦らず、スロットの両側にある金属に引っ掛からないように優しくトレイを差し込む必要がある。また無理にトレイの差し込みをすると破損することもあるため、どんなに急いでいても慎重にSDカードスロットとの違いを確認しながら作業をするようにして欲しい。

まとめ

高額査定に繋げる条件として欠かせないSIMカードの抜き取りも、多くのユーザがブログや掲示板などでその方法を共有する今の時代は、比較的簡単に正しい手順を調べられると言えるだろう。また製造メーカーのサポート窓口以外にキャリア会社の窓口や、修理専門店といった相談先のあるAndroidスマホの場合、作業中にトラブルが生じてしまっても、その対処がスムーズに行えると言えそうだ。

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