Appleのリーク情報で知られる9to5Macというメディアは、2016年2月4日に、Appleが「故障・損傷したiPhoneの買取サービスを行う準備をしている」というニュースを報じた。
Apple Online Storeの利用者のみに下取りサービスを行っている現在の日本では、携帯電話キャリア会社で端末購入する皆さんには「不要なiPhoneをどこで売るべきか?」という点で悩むことも多い国内事情であると言えるだろう。
今回は世界のiPhoneユーザが注目する新サービスの概要と、iPhoneの故障や売却といったトラブルの際に利用していただきたいiPhoneの故障品買取店「PhoneFactory(iPhone修理センター)」を紹介していく。

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Appleが発表した故障品iPhoneの買取サービスとは?
今回発表されたiPhoneの買取サービスは、最新機種であるiPhone 6s/6s Plusへの買い替え促進のために設けられた保証プログラムと考えられている。
サービス対象となるiPhoneは、カメラ、ディスプレイ、ホームボタンに合理的に正当と判断できる損傷を受けたiPhone 5s、iPhone 6/6 Plusの3機種のみとなる。
新型iPhoneを購入するユーザは、iPhone 5sが約5,835円、iPhone 6が約23,340円、iPhone 6 Plusが約29,175円という価格で下取りをしてもらえるため、頻繁に買い換えをすることで新しいiPhoneを効率よく購入できる保証プログラムと考えて良いだろう。
このプログラムの適用は米国のAppleストアのみ
iPhoneユーザにとって非常に嬉しいこのプログラムは、当面の間は「アメリカのApple ストアのみ」で実施されるものである。そこで、多くのユーザが携帯電話キャリア会社でiPhoneを購入する日本では、「将来的に上陸しても浸透しにくいサービス」との声もあがっているのだ。
また、故障の内容によっては買取不可になるケースも見受けられるため、 「全てのユーザが絶対に使えるプログラムではない」という難点もあるのだ。
故障品のiPhoneは「Phone Factory」へ
そんなAppleから突然発表された朗報にガッカリした日本のiPhoneユーザにおすすめなのは、秋葉原にある「Phone Factory(iPhone修理センター)」という専門店である。
故障品iPhoneの修理と買取を両方行っているこのショップは、店頭で料金を聞いた上で「売るか?修理するか?」の判断ができる良心的なシステムを導入している。
また、無料の宅配買取サービスも実施しているため、「自宅近くにアップルストアがない」という地方都市在住の皆さんでも気軽に利用できる買取店と言えるだろう。
東京観光、通勤、出張時にも立ち寄りやすいPhone Factory
秋葉原駅から徒歩1分、岩本町駅から徒歩5分という好立地にあるPhone Factoryは、立ち寄りやすさという意味でもおすすめのiPhone買取店である。
Phone Factoryは9時半~21時という少し長めの営業時間となっているため、通勤通学時間帯を利用してiPhone売却にトライしても良さそうだ。
iPhone売却の前に
もし実際にiPhone売却を検討した場合、下記5つのステップは必ず行おう。個人情報が悪用される可能性やそもそも買取をしてもらえないケースもあるため、必ずチェックしよう。
1. 「iPhoneを探す」をオフにしよう
iPhoneには、紛失してしまった時に遠隔でロックができる機能が搭載されている。しかし、この機能がONになっているままだと買取できないことがほとんどなのだ。
これはiPhoneを手放したあとに遠隔でロックをされてしまう事を防ぐ意味があるため、iPhoneを売る前には必ずこの機能をOFFにする必要がある。
設定方法は「設定」]] >]]> 「iCloud」]] >]]> 「iPhoneを探す」から行える。
2. バックアップを取る本体のリセット前に必ずバックアップを取ろう
方法はiTunesを起動してiPhoneを繋いでバックアップを取る方法と、iCloudを利用してバックアップを取る方法の2つがある。
日頃利用している方法でバックアップを取ろう。おすすめはiTunesを使ってのバックアップだ。
3. 本体をリセットする「iPhoneを探す」をOFFにし、バックアップを取ると本体のリセットができる
本体をリセットしてないiPhoneは基本的に買取はできない。端末内の個人情報の問題もあるため、必ず所有者本人が本体はリセットしよう。
本体のリセットは「設定」]] >]]> 「一般」]] >]]> 「リセット」]] >]]> 「すべてのコンテンツと設定を消去」から行える。
4. アクティベートをする本体のリセットが完了したら、アクティベートを行おう
必ずSIMカードが刺さった状態で行わないといけないため、このタイミングで行おう。
国または地域を選択、キーボード、Wi-Fiネットワークを選択、位置情報サービス、iPhoneを設定、Apple ID、利用規約、Touch ID、パスコードを作成、Siri、診断と、iPhoneの初期設定画面が現れるので、全て簡単に設定を完了させる。
Wi-FiやApple IDやTouch IDやパスコードに関しては、設定してしまうと買取不可となってしまうため、必ずスキップしよう。全て「設定しない」「送信しない」と、一番最短で完了するように設定を終わらせる。
肝心なのはSIMカードが刺さった状態で行わないとアクティベートが完了しないということなので、初期設定は次回のオーナーが行うため全て簡単に終わらせてしまって大丈夫だ。
5. SIMカードを抜く全ての作業が終わったら、最後にSIMカードを忘れずに抜こう
iPhoneは本体側面に穴が開いているため、そこに付属のピンを差し込むとSIMカードが抜ける構造になっている。無くしてしまった場合はクリップなどで代用できる。
業者によっては、このステップを行ってくれるところもあるが、自分で行った方が安心!という方はぜひ自分で行なってみるといいだろう。
iPhoneを高く売る3つのコツ
「付属品をできるだけ揃える」「保護フィルムは外さない」「iPhoneをキレイにする」中古品を売る際には当たり前のように思えるかもしれないが、これだけで大きく買取金額は変わってくる。では具体的に方法を見てみよう。
1. 付属品を揃える
「付属品はなるべく全て」だが、意外と忘れがちなのが「箱」「説明書」「イヤホン」「USB充電ケーブル」「アダプタ」などの付属品だ。
これらは無くても買い取ってもらえるが、1点欠品につき、300〜500円ほど違ってくるので、押入れに眠っている方はぜひ用意してみるといいだろう。
2. 保護フィルムは外さない
言わずもがな、中古品よりも新品の方が高く売れる。では新品かどうかを判断する基準はどこか?これは、保護フィルムが貼られているかどうか。実際に保護フィルムを貼ったままの新品なら+7,000〜10,000円ほど金額に差が出てくる。なので、新品を売却検討している方、保護フィルムは外さないで持って行くようにしよう。
3. iPhoneをきれいにする
本体の汚れやほこりは必ずティッシュ等で拭きとるように心がけよう。当たり前のように感じるが、これをするだけで+2,000〜4,000円の金額が違ってくるのだ。
同じものを売るからにはより高く売りたい。たった5分ほどの手間をかけるだけで2,000円〜4,000円の差がでるのであればやらないのは損だ。より綺麗にしたい方は、電気屋などで売っている液晶用のウェットティッシュなどを使用してみるのもおすすめだ。

故障したiPhoneを買取してもらうためには
もし手元に故障してしまってどこにも買取・下取りしてもらえないiPhoneがあるのであれば、ぜひ秋葉原のPhone Factoryに持って行ってみよう。
その際にはなるべく高い値段で買取を行ってもらえるよう上記で紹介した注意点などをしっかりと施した上で店頭に持ち込んだり、宅配買取をしてもらうことをおすすめする。








