iPhoneユーザーにとっては、年々新しくなるiPhoneを手に入れることは、とても重要な儀式であるともいえる。ただし、iPhoneを手に入れることは安い買い物ではないために、中古として買取をしてもらうことで、次のiPhoneを手に入れる軍資金とすることが多い。
iPhoneを売却する際には、元箱や付属品、充電ケーブル、付属のイヤホン等をセットにして売却するのではなく、本体のみを売却してしまうことも多いので、付属品が残ってしまうことが多い。
また新しいiPhoneを手に入れたあとも、前の付属品をそのまま活用して、新しい付属品はそのまま残ってしまうこともある。そのような場合、売却を考える人もいることだろう。
ここではiPhone付属品の買取情報・買取相場について様々な視点から調べてみた。これから売却・査定依頼する人には参考にしてほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
iPhoneの付属品のみでも売れる
冒頭から申し上げている通り、iPhoneユーザーであれば付属品は以前から活用しているものをそのまま使い、新品はそのまま活用しないということもある。そのような場合、付属品のみで買取してくれる業者もあるので、使わないといって捨てることはないようにしておいてほしい。
また長く使用していると、ケーブルが断線したり故障することもあるが、新しいものを購入するとなるとiPhone純正の付属品は、他のメーカーのものと比べ高額になることも多いので、付属品のニーズは高いのだ。
では付属品はどのようなものを指すのかご説明しよう。
iPhone用イヤホン
iPhoneの純正イヤホンは、正式には「EarPods with Lightning Connector」と呼ばれているもので「3点セット(イヤホン・アダプター・ケーブル)」の一つである。付属品の中でも重要な位置を占めている。
とても高性能なイヤホンでマイクも内蔵している。「+」「-」の操作を行うことにより、ボリューム操作だけではなく、動画の操作を行うこともできる。「+」「-」だけではなく、中央のボタンを操作することで、通話機能を始めることや着信拒否なども行うことができるのだ。
イヤホンが故障してしまったときには、アップルストアで3200円(税別)で販売されている。
USB電源アダプタ
「Apple 5W USB電源アダプタ」と呼ばれる電源アダプタである。真っ白でiPhoneをイメージさせるシンプルなデザインとなっている。2200円(税別)で販売されている。
ライトニングUSBケーブル
「USB-C - Lightningケーブル」と呼ばれる電源ケーブルで、アンドロイドのものは使用できないので、アップル独自のものとなる。最近では安価なケーブルも販売されてはいるが、電源の供給が悪い粗悪なものも販売されているので、やはり純正が人気である。
アンドロイドのケーブルは100円~数百円でも販売されているが、このiPhoneのケーブルはアップルストアでは1m2200円(税別)で販売されているものである。
sim取り出しツール
「sim取り出しツール」とは、iPhoneのSIMカードを取り出したり、取り換えたりする際に使用するSIMリリースピンと呼ばれるものである。
キャリアと契約してしまうとそれほど活用することもないかもしれないが、キャリアを変える場合や、複数のキャリアと契約している場合であれば差し替えを行うこともあるだろう。ペーパークリップで代用することもできる。
元箱
いうまでもなくiPhone本体や付属品が入っているものであり、とても高級感あふれる元箱でいつでも話題となるものだ。元箱は、アップルストアで売られているということはないのだが、ヤフオクなどオークションサイトであれば箱だけでも売買されている。
付属品とセットであれば、数千円で売買されていることもあるので、捨てずに保管しておいてほしい。
iPhoneを売却する際には付属品の有無が重要なのか
iPhoneを売却する際には、本体のみで売却してしまうことが多い。例えば大手キャリアでの契約で、新しいiPhoneに機種変更して古いものは売却してしまう場合では、本体のみで売却してしまうことがほとんどだろう。
付属品の有無は価格に差がないためであるが、他の買取業者にiPhone本体を売却する場合では価格差があるのだろうか。ゲオモバイルで調べてみたので参考にしてほしい。
iPhone本体の売却に付属品は必要なのか
iPhone本体の買取を積極的に行う「ゲオモバイル」において、iPhone本体を売却する場合の条件について調べてみた。
買取価格の検索をしてみるとお分かりになると思うのだが、買取価格は3種類表示されており「未使用品」「中古最高」「中古最低」に分かれている。
この違いをお伝えしておくと、「未使用品」とはiPhone本体が使用されていない状態のものを指している。何かしらの理由で未使用品として売却してしまう場合、当然ながら中古品よりも高値で買取されることになる。
- 「未使用品」の条件としては次のとおりである。
- ・本体はもちろん、外装、付属品、箱などに破損や傷、汚れがない
- ・付属品、箱、保証書、冊子などの欠品がない
- ・保護フィルムが付いたままで、はがした形跡がない
以上を確認してみると、未使用品として売却したいのであれば、必ず付属品等も未使用のままで売却する必要があるということだ。
「中古最高」「中古最低」とは、使用したという中古の状態で、最高価格と最低価格を表している。これは動作や機能、キズ、汚れなどに応じた条件となっている。この価格の中で査定が行われることになる。
この条件だけを確認すると、中古で売却する場合においては、付属品を求めているものではない。あくまで未使用品というものだけ、付属品も未使用の状態でなければならないということだ。
付属品の有無による査定額の差
では「未使用品」として売却する場合と、「中古」で売却する場合の実際の価格を見ていただきたいと思う。その価格によって、付属品をセットしたほうがいいのか、付属品を別に売却したほうがいいのか判断できるだろう。
2018年7月時点でのiPhone買取価格は以下の通りだった。
iPhoneX 64GB シルバー(キャリアdocomo)
- 未使用品
- 63,800円
- 中古最高
- 58,000円
- 中古最低
- 34,800円
iPhone8 64GB シルバー(キャリアdocomo)
- 未使用品
- 44,000円
- 中古最高
- 40,000円
- 中古最低
- 40,000円
iPhone7 256GB シルバー(キャリアdocomo)
- 未使用品
- 33,000円
- 中古最高
- 30,000円
- 中古最低
- 18,000円
iPhone6 128GB シルバー(キャリアdocomo)
- 未使用品
- 9,900円
- 中古最高
- 9,000円
- 中古最低
- 5,400円
参考に4点だけピックアップしてみたが、iPhone6を見てみると、未使用品と中古最高でも900円の差しかない。
もし未使用品であるとしても、付属品だけが900円以上の価格で売却することができれば、未使用品として売却するよりも中古として売却するほうが高値になる可能性もあるということなのだ。
iPhoneの付属品を買取してくれる会社
ではiPhoneの付属品を買取してくれる会社をご紹介しよう。iPhoneの付属品はニーズが高いのでより高く売却できるところを選べばいいだろう。
ゲオモバイル
レンタルDVDやCDでお馴染みのゲオが提供しているサービスで、格安スマホの提供やスマホの買取、スマホの修理などを依頼することができる。
大手キャリアから格安スマホに移りたい場合、初期費用が必要になるが、ゲオが提供しているキャリアのなかでは初期費用が500円程度に割引になるものもある。
法人向けにはスマホレンタルも扱っておられ、イベントや展示会などでスマホが必要であれば活用するといいだろう。
iPhone付属品の買取については、ゲオの店舗のみで行っているサービスではあるが、「3点セット(イヤホン・アダプター・ケーブル)」などを売却することができる。新品のまま未使用の付属品があるのならば、持ち込んでみるといいだろう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カウモバイル
カウモバイルとは、大阪を中心に主に西日本で店舗展開されている、スマホ買取業者である。iPhoneだけではなく、様々なスマホの買取を行い、またゲーム機や生活家電などの買取も行っているために、いらない電化製品があるのならば売却するといいだろう。
買取価格であるが、2018年7月の時点で以下の買取価格が示されていた。ちなみに単体での買取不可で、端末とセットの場合のみ買取可能なものもあるので確認するといいだろう。
EarPods with Lightning Connector イヤホン(アダプタ付) 【iPhone7-iPhoneX附属品】
- 新品未開封
- 500円
- 中古
- 300円
EarPods イヤホン 【iPhone5-iPhone6s附属品】
- 新品未開封
- 300円
- 中古
- 100円
Apple 5W・12W USB電源アダプタ
- 新品未開封
- 300円
- 中古
- 100円
Lightning USBケーブル(1 m)【iPhone5以降附属品】
- 新品未開封
- 200円
- 中古
- 100円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
スマホ買取グッドバイ
スマホ買取グッドバイは、「スマホスピタル」として関西や関東を中心に店舗展開している会社で中古スマホの販売や買取を手掛けている。
iPhoneの付属品のみの買取も可能なので、処分せずに持ち込んでみよう。またパーツや部品のみでも買い取ってくれるので、壊れたスマホなどがある場合でも持ち込むといいだろう。
買取査定は15分程度で、買取金額に納得してしまえばすぐに支払いもしてくれる。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ほかにも売却できるサイト
個人売買にはなるが、iPhoneの付属品はオークションサイトやフリマアプリなどにおいてたくさん販売されている。こんなものでも売れるのかと考えているのならば、まずはご覧いただきたい。自分の予想よりもはるかに高値で売買されていることもあるからだ。
ヤフオク
ヤフーが提供しているオークションサイトの老舗で、かなり多くの人が利用していることが知られている。
iPhoneの付属品がどのくらいの価格で落札されているのか、2018年7月の時点での相場をいくつかお伝えしよう。
- iPhone8 元箱のみ
- 500円~
- iPhone8 USBケーブル、イヤホン 、電源アダプタ、元箱 4点セット【未使用品】
- 3000円~
- iPhone7 USBケーブル、イヤホン 、電源アダプタ、元箱 4点セット【未使用品】
- 2500円~
- iPhone6 USBケーブル、イヤホン 、電源アダプタ、元箱 4点セット【未使用品】
- 1900円~
ほかにも付属品単体でも多数の出品や落札があった。買取会社と比べると売却に手間がかかってしまうが、少しでも高値で売却するのならば利用するといいだろう。
メルカリ
メルカリは人気のフリマアプリで、スマホから簡単に取引を行うことができる。iPhone関連グッズも多数出品されているためにチャレンジしてもいいだろう。
iPhoneの付属品がどのくらいの価格で落札されているのか、2018年7月の時点での相場をいくつかお伝えしよう。
- iPhone8 元箱のみ
- 1000円~2000円
- iPhone8 USBケーブル、イヤホン 、電源アダプタ、元箱 4点セット【未使用品】
- 1500円~3000円
- iPhone イヤホン単体
- 800円~2300円
- iPhone USBケーブル単体
- 700円~1500円
- iPhone 電源アダプタ単体
- 580円~700円
まとめ
iPhoneの付属品を買取してくれる会社についてまとめてみた。
iPhoneの付属品は本体を売却する際には、かならずしも付属しておかねばならないものではなく、多少買取価格がアップするものの、個別に売却したほうがお得になるといえるものだ。
買取については、ネット買取ではなく各店舗において買取査定を行ってくれるものであるために、近隣に買取ショップがある場合には持ち込んでみるといいだろう。
ただし買取ショップに持ち込むよりは、個人でオークションサイトやフリマアプリを活用するほうがよりお得だといえるだろう。手間をかけても得になったほうがいいのであればチャレンジすることをおすすめする。
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