【保存版】フルートの高額査定情報・中古買取相場まとめ

リードを使わない横笛のフルートは、女子学生を中心に多くの人々から愛される木管楽器の一種である。一般の管楽器と比べて大変コンパクトなフルートは、持ち運びのしやすさといった意味でも習い事に最適な楽器となっている。また近頃では、中古楽器市場にも高い需要が生まれているため、使わなくなったフルートの売却もしやすい時代であると言えるだろう。

今回は、フルートという木管楽器に中古需要が高い理由から、高額査定情報を紹介していきたい。

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中古のフルートが高く売れる理由とは？

中古のフルートに高い需要がある背景には、これから紹介する4つの要因が大きく関係している。

初心者には中古品がおすすめ

下に向かって息を吹くフルートは、口の構造や歯の生え方によっては音の出にくい楽器と言われている。口の形がフルートに向かない人の場合は、何度レッスンしても上手く音が出ない傾向があるのだ。

また腕が短い子供の場合は、「手が上手く伸ばせない」といった理由でフルート本体を支えきれないケースも見受けられるため、「自分にこの楽器が合っているのか？」を見極められるまで、中古楽器を使うスタイルがスタンダードになっているのである。

地金としての価値

金、銀、プラチナなどで作られることもあるフルートは、地金の価値を求めて購入されることも多い楽器である。特に重くて実用性の低いプラチナや24金のフルートは、演奏を一度もしたことのないコレクターによって購入されるケースも少なくないようだ。

また光り輝くフルートは、展示品としても十分映える存在のため、リーズナブルな価格で購入できる中古楽器への注目は、演奏家だけによるものではないと言えるだろう。

修理専門店の急増

インターネットの普及により多くの楽器修理専門店のサイトが増えた今の時代は、古いフルートを購入して、オーバーホールやメンテナンスをおこないやすい環境になっている。また多くの修理専門店が競い合うことで、手頃な修理価格も増えてきているため、古いフルートを購入するリスクの少なさがユーザの安心感に繋がったと言えるだろう。

近頃では、楽器の修理専門店で営まれている買取業者も増加傾向にあるため、フルートのリセールバリューに好循環が生まれる理由も納得できる。

楽器買取市場の活況

中古楽器市場の活況は、古いフルートを買う・売るといったユーザの行動にも幅広い選択肢を与えている。特に楽器の一括査定サイトが登場した近頃では、従来の中古楽器市場では難しかった相見積もりも簡単にできるWEBサービスが多いため、より高値でフルートを売却することも可能な時代になっているのだ。

また、これからも便利なサービスがますます増える中古楽器市場は、新品と同様の活況が続くと考えられている。

フルートのお手入れ方法

私たち人間は体調が悪いと能力を十分に発揮できない。それは楽器も同じことである。安定した美しい音の演奏は、演奏者の技術はもちろんだが、楽器の状態によっても大きく左右される。楽しい演奏活動、より豊かな音楽表現のためには楽器をよりよい状態に保たなければならないのだ。

専門技術をもったプロの技術者による定期的なメンテナンスもしっかりとおこなってほしいが、演奏者自身による日ごろのお手入れもとても大事なものになってくる。ここでは演奏後に必ずおこなう、また、定期的におこなってほしいフルートのお手入れ方法を紹介する。

フルートは、スワブでは頭部管の掃除ができないためフルート用のスワブはないが、主管、足部管の掃除にはクラリネット用のスワブを使うことができるため、ぜひ覚えておいてほしい。

タンポの水分を取る

タンポが湿っている場合はタンポとトーンホールの隙間にクリーニングペーパーを挟み、水分を完全に取り除こう。クリーニングペーパーをタンポとトーンホールの間に挟み、キイを軽く数回押さえる。これをペーパーの当たる場所を変えながら2、3回繰り返す。

このときキイを押さえた状態でペーパーを拭き取らないように注意してほしい。タンポがベタつく際はパウダーペーパーを使おう。

表面の汚れを取る

ポリシングクロスで、管体に沿ってキイに力がかからないようにしながら拭こう。毎日拭くことがフルートの変色を防ぐために重要なことなのだ。もし、ポリシングクロスだけでは落ちないほどの汚れがあれば、シルバークロスやシルバーポリッシュを使うのも効果的なので試してみてほしい。

定期的におこなってほしいお手入れ

週に1度、トーンホールクリーナーを使ってキイの下側など細部を掃除しよう。また、月に1度、キイの点検とキイオイルの注入をおこなおう。キイは自然にネジが緩むことがあるため必要ならばネジを締めてほしい。

キイオイルはキイの動く部分に少量差そう。このときオイルを付けすぎないように気を付けて。付けたらオイルがよくなじむように動かし、キイの表面にオイルがついてしまった場合は十分に拭き取ろう。

高く売れるフルートのモデル・メーカー・参考買取相場まとめ

以下では、高く売れるフルートのモデル・メーカー・参考買取相場についてまとめていく。フルートには人気のメーカーが多数存在し、買取価格もそれぞれ異なっている。フルートを売るのであれば、以下の買取情報を参考にしてみよう。

ちなみに、記載されている価格は2021年6月にヒカカク！が調査したものであり、価格の参考にしているのは楽器買取で有名な「イシバシ楽器」である。

YAMAHA（ヤマハ）

ヤマハは中古楽器市場で最も多く売買される、世界最大の総合楽器メーカーである。初心者～中級者モデルを主力とするヤマハには、吹奏楽部や管弦楽団に属する学生ユーザが多い傾向があるようだ。

そんなヤマハフルートの買取実績を調べてみると、人気モデルのYFL511で3万円～5万円、若干コンディションの低いYFL311で2万円～3万円前後の査定が付いている。具体的な買取価格は以下のとおり。

MURAMATSU（ムラマツ）

ムラマツは大音量重視のフルートを作っている、老舗のフルート専門メーカーである。高品質のフルートが大変多いムラマツの買取実績には、管体が変色やタンポの劣化が見受けられても30万円もの高額査定が付いた事例も存在する。

またムラマツのフルートは、大半の楽器専門店で高価買取対象となっているため、売る側にとっては有難いメーカーと位置づけて良いだろう。具体的な買取価格は以下のとおり。

SANKYO（サンキョウ）

古い歴史を有するサンキョウも、フルートに特化した専門メーカーである。他メーカーと比べてはっきりした明るい音色を出すことで定評があるため、ソロ演奏の多い楽団員などから多く選ばれる存在となっている。

またセミハンドメイド仕上げのフルートは多くの買取店から歓迎される位置づけのため、楽器の売却でまとまった現金が欲しいと考える人にもおすすめ度の高いメーカーと考えて良いだろう。具体的な買取価格は以下のとおり。

PEARL（パール）

パールはもともと打楽器からはじまった楽器メーカーである。昔はドラムとして有名なメーカーだったが、現在ではフルートの人気メーカーとして人気がある。初心者でも使いやすいように設計されており、島村楽器とのコラボアイテムも多数販売。

比較的安価な価格で購入できるため、フルート初心者からの人気も高い。もちろん、中古でも需要があるため、業者でも強化買取されているメーカーだ。具体的な買取相場は以下のとおり。

ALTUS（アルタス）

アルタスはフルートメーカーの中では比較的新しいメーカーだ。フルートの入門モデルからプロ用のモデルまで幅広く展開されており、独自のアルタススケールは音程がとりやすいと有名だ。

価格はほかのメーカーよりも高額となっているため、その分買取価格も高くなっている。1本100,000円以上で買取されるものも多く、高額査定が期待できるメーカーである。アルタスの買取相場は以下のとおり。

MIYAZAWA（ミヤザワ）

ミヤザワは、ムラマツやアルタス、サンキョウといったメーカーと同じく、フルート初心者に最適なメーカーとして知られている。本格的にフルートをはじめる人たちから人気があり、独自のブローカーシステムによりパッセージがスムーズになっているのが特徴。

新品だとそこそこいい値段がするため、中古で買い求める人が多く、業者でも積極的に高価買取がおこなわれている。よほど状態が悪くなければ10,000円以上の買取は堅いだろう。具体的な買取価格は以下のとおり。

NAGAHARA（ナガハラ）

ナガハラは、ゴールウェイの愛笛を扱っているメーカーとして知られている。世界中から注目を浴びているフルートメーカーのひとつであり、モデルの多くはプロ用として製作されている。初心者では購入するのが難しいほど高級となっており、当然中古での買価格も高額だ。

楽器屋のほとんどで強化買取がおこなわれているメーカーでもあるため、基本的には数十万円での高価買取が期待できるだろう。売るときは楽器専門店で、プロの鑑定士がいるところで売るのがおすすめだ。買取相場は以下のとおり。

POWELL（パウエル）

パウエルは、アメリカで作られている老舗のフルートメーカーだ。ほかのメーカーよりも高級フルートとして知られており、1本500,000円以上するフルートも少なくない。しかし、その分買取価格も高額となっており、状態さえ良ければ数十万円での買取が期待できるだろう。

世界でもっとも有名なフルートメーカーといっても過言ではなく、最高級フルートはプロの方々からの人気も高い。売るのであれば価値が落ちる前に売っておきたいところだ。買取価格は以下のとおり。

フルートの買取におすすめの業者

フルートはリサイクルショップなどでも買取されているが、高価買取を狙っているのであれば楽器専門店で売るのが基本だ。楽器専門店であれば査定スタッフは知識と経験が豊富なので、フルートの1点1点を丁寧に査定し、相場に適正な価格を提示してくれるだろう。

そこで以下では、フルートの買取におすすめの業者を紹介していく。迷っている人は以下の業者へ買取に出してみよう。

東京のイシバシ楽器

イシバシ楽器は、楽器の高価買取をおこなっている業者として人気だ。新品・中古問わずどんな楽器でも丁寧に査定し、相場以上の価格で買取してもらえる。創業70年以上の実績と経験は、はじめて楽器を売る人でも安心して査定を任せられるだろう。リピーターが多いのも魅力のひとつだ。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類。出張買取は関東や中部、中国や九州に対応しており、出張料や査定料は無料。東北から上の地域は宅配買取を利用して査定に出すのがおすすめだ。宅配では梱包キットも無料で利用でき、事前におよその買取金額がわかるため、安心して買取に出せる。

大阪のクロサワ楽器

クロサワ楽器は、ギターやベース、フルートなどの管楽器の買取をおこなっている業者だ。楽器専門店だからこそ可能な高額査定が魅力で、プロの目利きによる査定を受けられる業者として人気。自社修理工場を持っているため、他社よりも高額で買取することができ、納得した価格を提示してくれるだろう。利用者の満足度も高く、期待以上の値がつくことも少なくない。

買取方法は宅配・店頭・出張の3つだ。出張対応エリアは関東を中心に対応しており、東京や神奈川、千葉や埼玉であれば即日に対応してもらえる。また、ほかの地域に住んでいる人も相談すれば対応してもらえるかもしれないので、まずは気軽に出張依頼してみよう。キャンセルした場合も手数料はかからず、安心して査定を申し込めるだろう。

札幌のおすすめフルート買取店

札幌には中央区や札幌駅近辺に多くの楽器店がある。管楽器の買取を強化している業者はそこまで多くはないので、買取に出すときはいくつかの業者を比較してから出すのがいいだろう。

中古楽器堂

中古楽器堂は、中古楽器を専門に買取している業者だ。楽器であればどんなものでも買取しており、他社では買取されないような楽器でも問題なく対応してもらえる。フルートの買取も強化されているため、気になるのであればまずは査定依頼してみるのがいいだろう。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類となっており、出張買取は日本全国に対応している。出張費もかからないので、気軽に依頼してみよう。

中古楽器堂 札幌南九条通店

中古楽器堂 札幌南九条通店は、中島公園駅から徒歩10分の距離にある。駐車場もあるため、車がある人は車で持ち込み買取するのがいい。ただし、買取希望は予約制となっているので注意。

大阪のおすすめフルート買取店

大阪は東京に並ぶぐらい多くの楽器店が存在する。その中でも管楽器の買取をおこなっている業者は少なく、高価買取が狙える業者となればさらに少なくなる。フルートを売るときは楽器専門店を選ぶのがおすすめだ。

楽器買取No.1

楽器買取No.1は、楽器の専門業者として幅広い楽器を買取している業者だ。神垣はもちろんのこと、弦楽器や打楽器といった楽器も扱っており、専門知識と経験豊富なスタッフがしっかり査定してくれるので、はじめて楽器を売る人でも安心。買取方法も宅配・店頭・出張の3つから対応しているため、査定にも出しやすい。

楽器買取No.1 大阪本店

楽器買取No.1 大阪本店は、蛍池駅から徒歩3分のところにある店舗だ。176号線沿いにあるのですぐわかり、店内は広々としていて気持ちがいい。親切丁寧なスタッフは買取相談はもちろんのこと、些細な質問にも答えてくれるので不安が少ない。

御茶ノ水のおすすめフルート買取店

御茶ノ水地域の楽器買取店は多くない。フルートなどの管楽器はリサイクルショップでも買取されていたりするが、高価買取を狙うのであればリサイクルショップではなく楽器買取店で売るようにしよう。

下倉楽器

楽器専門店として幅広い楽器の買取をおこなっているのが、下倉楽器だ。フルートやサックスなどの管楽器の買取を特に強化しており、人気メーカーであれば高額買取が期待できる。ほかにも、ギターやベース、打楽器や電子楽器とまとめ売りするのもおすすめで、専門店ならではの高価買取が魅力である。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類で対応。出張料や送料、査定料や返送料など手数料はすべて無料なので、気軽に査定依頼が可能。査定スピードも早いため、スピーディーに現金化することができる。

下倉楽器 お茶の水本店

下倉楽器 おち茶ゃの水本店は、ありとあらゆる楽器を扱っている楽器店だ。店内は明るく、気持ちよく利用できるように広々とした空間が広がっている。4Fには管楽器リペアセンターもあり、フルートの修理も可能だ。

名古屋のおすすめフルート買取店

名古屋は栄や大須といった地域に多くの楽器買取店がある。しかし、楽器はなにも専門店でしか売れないわけではなく、リサイクルショップや質屋でも売ることができる。そのため、業者を選ぶときは幅広い視点で比較するようにしよう。

質屋クローク

質屋クロークは、質屋として高価買取をおこなっている業者だ。他店よりも高い金額での買取をモットーにしており、買取価格だけでなく接客対応まで優れている。買取ジャンルも幅広く、基本的には何でも買取してもらえるだろう。査定時間はわずか3分と素早く、スムーズに売りたい人におすすめ。

質屋クローク 名古屋大須店

質屋クローク 名古屋大須店は、大須観音駅のすぐそばにある。駅方から近いので持ち込み買取がしやすく、店内は高級感がありつつもリラックスしながら利用できる。スタッフの親切丁寧な接客も魅力のひとつだ。

福岡のおすすめフルート買取店

福岡は東京や大阪に並ぶ都市として知られている。言うまでもなく多くの業者で楽器の買取がおこなわれており、福岡専門のリサイクルショップなどでも管楽器の買取はおこなわれているようだ。

福岡買取本舗

福岡買取本舗は、福岡市にあるリサイクルショップだ。リサイクルショップとしてあらゆる商品の買取をおこなっており、楽器の買取にも力を入れている。特にヤマハなどの人気メーカーであれば高値での売却が期待でき、フルートも高額買取が狙えるだろう。

買取方法は基本出張買取で対応しており、福岡ならどこにでも査定に駆け付けてくれる。また、佐賀県や熊本県などの近隣にも対応しているため、出張相談したい人は気軽に依頼してみよう。出張料はかからず、高価買取キャンペーンも実施されているので、タイミングを合わせて査定に出すのもおすすめだ。

住所

〒810-0022　福岡県福岡市中央区薬院1-7-1　角屋ビル205

アクセス

薬院駅から徒歩5分

電話番号

092-406-7611

横浜のおすすめフルート買取店

横浜は神奈川の中でもっとも多くの楽器店がある。管楽器の買取に強い業者もたくさんあり、フルートの高価買取も狙いやすいといえるだろう。売る前には比較してから売れば後悔は少ないだろう。

楽器の買取屋さん

楽器の買取屋さんは、弦楽器・打楽器・管楽器までさまざまな楽器を扱っている専門店だ。他店よりも高い査定力を持ち、他店のほうが高かった場合も価格相談ができるので高く売るチャンスが多い。ほかにも強化買取されている楽器が多いので、お得に楽器が売却できるだろう。

買取も宅配・店頭・出張の3種類で対応している。東京や神奈川であれば出張買取は30分以内で対応してもらえるので、迅速に売りたい人にもおすすめだ。買取品目が多いため、楽器のまとめ売りをして買取価格を上げるのがいいだろう。

住所

〒220-6216 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5クイーンズタワーC 16F

アクセス

みなとみらい駅から徒歩3分

電話番号

0120-994-666

まとめ

甲高い音色によって多くの女性が憧れるフルートについて、高価買取情報を紹介してみた。フルートの査定には、バランスやタンポの質も大きく影響するため、定期的なメンテナンスを続けることも高価買取に繋がる良策であると言えるだろう。

またフルートを高く売るためには、他の商材と同じように相見積もりをすることが欠かせない要素となるため、当サイト「ヒカカク！」や一括査定サービスなどを上手に活用して、より簡単に多くの業者とコンタクトをとるようにしてほしい。

楽器を買取店に持ち込む余裕がない場合は、自宅から発送できる宅配買取もおすすめだ。

参考サイト：イシバシ楽器