同じ農機具を何年も使っていれば次第に劣化し、いつしか壊れたり故障したりするだろう。故障した農機具、動かない、起動しない農機具は売れないと思っている方が多くいるが、その先入観は半分が間違いだ。
もちろん、商品の状態がひどい場合や売却する機種によっては買取してもらえない場合もあるが、中には修理して中古販売できるものや部品として売れるものがある。そこで、実際に故障した農機具、動かない農機具がいくらで売れるのか、査定情報の事例を含めた査定相場をまとめていく。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
どうして農機具は壊れるのか
農機具にはトラクターやコンバイン、耕運機や田植え機などの種類があるが、どれも使っていればいずれ寿命がきて壊れてしまう。もちろん、そう簡単に故障したりはしないが、中にはすぐに壊れたり動作不良となってしまうものもある。
なぜ農機具は壊れてしまうのだろうか。以下では、故障した農機具の査定情報を紹介する前に、農機具が壊れる原因や壊れているサインについて簡単に説明していく。
エンジンオイルのトラブル
まず考えられるのがエンジンオイルによるトラブルだ。これはトラクターなどの故障原因として一番多く、エンジンオイルのメンテナンスを怠ることにより起こることが多い。
エンジンオイルはエンジンの潤滑剤としての役割を果たし、シリンダーの冷却などもおこなっているが、メンテナンスを怠るとエンジンが焼き付いてしまうことがあるので注意しておこう。点検自体は100時間を目安にメンテナンスすれば、エンジンのトラブルを回避できるだろう。
エアクリーナーの不調
次に原因となるのが、エアクリーナーの不調である。エアクリーナーはエンジンからシリンダーに送り込む空気を綺麗にするためのものだ。このエアクリーナーが不調になると、ほこりがごみがエンジンに入り込んでしまい。出力が落ちたり、場合によっては黒い煙などが出るようになる。
エアクリーナーの点検もエンジンオイルと同じく100時間をめどにおこなうのがよく、汚れを拭いたりエアーでほこりなどを飛ばす作業が必要だ。オイルバス式のクリーナーの場合は中性洗剤を使うという手もあるので、覚えておこう。
油圧オイルのトラブル
油圧オイルのトラブルも、先に上げた2つと同じぐらいトラブルが多い部分だ。油圧オイルは油圧装置を動かすために必要な油であり、このオイルが汚れたりすると油圧装置に不具合が生じてしまう。
点検としては、ゲージでオイルの量をこまめにチェックしたりし、少なくなってきたら早めにオイルを足し、汚れている場合などもオイル交換するのがいいだろう。
農機具が壊れているサインや兆候
農機具が完全に壊れる前には何かしらのサインがあるものだ。代表的な兆候としては、エンジンの出力が弱くなってきたり、黒い煙などが出ることである。これらはエンジン周りのトラブルが原因でおこることが多く、エンジンは農機具の心臓にもあたる部分だ。エンジンが壊れてしまうと動作不可能となり、故障車扱いになる。
また、エンジン以外にも油圧装置などが壊れた場合にも、農作業をこなすことはできない。そのため、エンジンが生きていても油圧装置などが壊れていれば、やはり故障車扱いとなってしまう。油圧装置の不具合の前兆も、大体は動作がおかしいことから気づくことが多いので、いつもと違う感じがしたらすぐに点検するようにしておこう。
農機具の寿命と処分するべきタイミング
農機具は車よりも寿命が長いと言われているが、実際のところ寿命はどれぐらいなのだろうか。たとえば、トラクターの平均寿命は一般的に10年~20年と言われており、時間にする大体1000時間~2000時間だ。もちろん、寿命は点検やメンテナンスをしっかりとおこなっているかどうかによって大きく左右され、普段の使い方などにも影響を受けるので注意しておきたい。
ほかにも、コンバインも大体トラクターと同じく10年前後、約1000時間は可動できる農機具である。田植え機の場合は600時間~800時間と短めになっているが、大事に乗っていればもっと乗れることも十分あり得る。
農機具を処分すべきタイミングとしても、完全に壊れるまで乗るか、軽微な不調を感じただけで乗り換えるかは人それぞれだ。軽微な故障はトラクターでも500時間程度乗っていればあり得るので、どのタイミングで乗り換えるかは本人次第である。農機具は故障した場合、修理に10万円前後かかるので、普段から大事に乗りつつ、うまくタイミングを見極めて乗り換えておきたいところだ。
故障した農機具でも売れる理由
何十年も農業をやっていれば農機具が1度や2度、故障したことがあるだろう。故障した農機具は売れないと思われているためお金をかけて処分されがちだが、実は売れることだってある。では、なぜ故障した農機具でも売れるのか、その理由を2つに分けて解説していく。
修理したものを中古として販売
故障した農機具でも売れる1つ目の理由は、修理したものを中古として販売できるからだ。機械の故障というと、複雑でなかなか直せないイメージをもっている方も多いだろう。
日本の製品は品質が良くあまり故障しないが、故障したとしても直せることがある。もちろん、故障した箇所や度合いによっては直せない場合もあるが、修理のプロの手にかかれば直せることの方が多い。では、なぜ買取業者は故障した農機具を買取するのか。
故障した農機具は正常に稼働する農機具と比べれば買取金額が落ちるので、安く入手できることが挙げられるだろう。加えて、自社で修理して直せれば費用は安く済み、中古品として販売できるからだ。
したがって、農機具が故障していても売れるのは修理して直せるケースが多いからであり、直したものを中古として販売できるからである。
分解したものを部品として販売
故障した農機具でも売れる2つ目の理由は、分解したものを部品として販売できるからだ。農機具の故障はすべてが直せるとは限らず、中には直せないものも出てくるだろう。故障した農機具で修理しても直せないものは分解し、部品として販売できるのだ。
日本の農機具は海外で需要があり、実際に中古農機具は海外へ多く輸出されている。特に、クボタのような日本の主要メーカーは海外でも人気が高く、パーツだけでも需要があるのだ。
もし、輸出した農機具が海外で故障すれば修理するのに部品が必要になるだろう。こうした需要に応えるために、買取業者は故障した農機具から使用できる部品を取り出して海外へ輸出している。
したがって、農機具が故障していても売れるのは海外で部品の需要があり、分解して取り出した部品を販売できるからだ。
ヤフオク!で農機具を売る方法
農機具は業者で売却するのが基本ではあるが、ヤフオク!などのオークションを使って売ることもできる。一般的には、ヤフオク!はブランド品やおもちゃ、ゲームや楽器などを売買するサイトとして知られているが、きちんとルールを守ればヤフオク!でも農機具を出品して売却できるのだ。
以下では、ヤフオク!で売る方法を詳しく見ていこう。
写真と説明文は具体的に
ヤフオク!で農機具を売る場合は、ほかの商品と同様に、出品する農機具の写真と説明文を入力する。この時に気をつけるべきポイントは、しっかりと細部まで写真を撮影して載せておくことと、農機具の状態についての説明文を具体的に明記することである。
写真では確認できない部分に傷やへこみがあれば後でトラブルになることもあり、状態に関してもハッキリとわかりやすく明記していなければ、受け渡しの後でクレームを入れられることもある。写真と説明文はヤフオク!で出品するときの基本だが、農機具などの場合はより一層注意が必要だ。
配送と受け渡し方法
農機具が売れた場合に問題となるのは、配送と受け渡しの方法である。ヤフオク!で農機具が売れた場合、落札者に直接引取りに来てもらうのが基本だ。その際、出品者と落札者の2人が立ち合い、その場で農機具の状態を確認し合う。この段階で、落札者が写真や説明文に間違いがないかの最終確認をおこなうことになる。
落札者が納得すれば、その場で必要書類と農機具を受け渡して取引完了だ。場合によっては指定の場所まで運んできてほしいと言われる場合もあるが、そこらへんは両者が連絡を取り合ってお互いの妥協点を見つけよう。
しかし、問題なのは遠方の落札者の場合だ。その場合は配送業者に依頼して陸送してもらうのが基本である。陸送は費用もかかり、どちらが配送料を支払うかの問題もあるが、こちらもメッセージのやり取りでお互いに納得した方法で妥協するのがいいだろう。
参考までに、陸送では東京から大阪の場合でも5万円以上かかることがあり、配送も1週間以上かかるので、陸送する場合は落札者にしっかりと確認を取っておくのも大切だ。ヤフオク!で農機具を売るのは不可能ではないが、不安があるのであれば無理して売るのではなく、買取業者に出張依頼するのがおすすめだといえるだろう。
ヤフオク!での農機具相場情報
以下では、ヤフオク!での壊れたジャンクの農機具買取相場をいくつか紹介していく。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
シバウラ D275F パワステ 4WD | 11.1万円 |
イセキ トラクター GEAS27 TG27F 27馬力 4WD | 44.8万円 |
ミツビシ MT205 | 26.8万円 |
クボタ L1-205 トラクター 20馬力 4W | 20.9万円 |
ヤンマー F-7 4駆 | 21.8万円 |
イセキ T5000F トラクター 48馬力 4WD | 27万円 |
ミツビシ MT16 トラクター 16馬力 | 12.3万円 |
クボタ L1-R285 トラクター | 30.8万円 |
イセキ TK25 トラクター | 30万円 |
シバウラ D26F トラクター 4WD | 24万円 |

ヤフオク!での相場では、大体20万円~30万円の間で出品され、落札されているものが多い。ジャンク品となっている部分はさまざまで、エンジンがかからないものから電気系統に不良があるもの、部品取りでしか使えないものまである。
配送も基本的には引取りとなっているため、配送料などは考慮されていないのに注意しておこう。新品状態に近いものであれば100万円近くで落札されるものもあり、農機具は新品でも壊れていてもそれなりに需要が高い。
また、ヤフオク!での売却情報については、以下のコラムも読んでみよう。
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故障した農機具の査定相場
上記で故障した農機具でも売れる理由を知ってもらったことで、故障した農機具がなぜ売れるのか理解していただけただろう。では、実際に故障した農機具はいくらぐらいで買取されているのか、査定相場の参考にいくつかの査定情報を例に挙げていく。
トラクター 100,000円
イセキのTA235で故障したトラクターの査定額が100,000円だった例がある。故障箇所はエンジンで動かない状態であったが、有名なメーカーであるからこそ値段がつくのだろう。
トラクター 100,000円
ヤンマーのUS31で故障したトラクターの査定額が100,000円だった例がある。故障箇所は上記のトラクターと同じくエンジンで動かない状態であり、商品全体の状態も悪かった。しかし、メーカーがヤンマーであり、修理が可能という見込みから値段がつけられている。
コンバイン 10,000円
ヤンマーのCA105で故障したコンバインの査定額が10,000円だった例がある。椅子が破けクローラには亀裂があるものの、外観はキレイだ。値段がつかなくても不思議ではない商品であるが、外観の状態とヤンマーというメーカーだからこそ値段がついている。
コンバイン 500,000円
イセキのHFG331で不具合があるコンバインの査定額が500,000円だった例がある。大きな故障や破損はないものの、オイル漏れのような不具合や箇所によっては部品の交換が必要な状態。また、アワーメータが1,000時間を超えていたが、もともとの値段が高いモデルということもあって査定額が高くついている。
耕運機 5,000円
ヤンマーのYC 7でディーゼル耕運機の査定額が5,000円だった事例がある。耕運機のエンジンは不動で全体的に状態は悪いが、5,000円という値段がつけられた。
その他の故障した農機具相場情報
上記のほかに、以下では故障した農機具の買取実績を紹介していく。また、記載されている実績は当社「ヒカカク!」での査定実績であるため、参考程度に考えておいてほしい。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
トラクター イセキTM15 FD 205時間 | 100000円 |
ヤンマートラクター YM3220D | 150000円 |
ヤンマーpsc60 | 5000円 |
イセキPPZ4DL | 10000円 |
イセキ コンバイン2条刈フロンティア95 | 5000円 |
クボタB52 | 50000円 |
耕運機 クボタ k700 | 5000円 |
ホンダ HS760 | 10000円 |
ミツビシ マイミニMM270 | 1000円 |
ヤンマー YH80 | 5000円 |
クボタ L1-185 | 120000円 |
シバウラ 管理機 KF450 | 1000円 |

壊れた農機具でも買取してくれる業者
ここでは、壊れた農機具でも買取してくれる買取業者を8社紹介していく。ただし、壊れ方やメーカー、年式などによっては買取してもらえない場合があるので、詳しくは業者へ確認してみると良いだろう。
また、その他の買取業者について知りたい人は、以下のコラムも合わせて読んでみよう。


農機具王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具王は中古農機具の買取を専門にしている業者だ。使わなくなった農機具の高価買取をおこなっており、トラクターやコンバイン、田植え機や耕運機などを取り扱っている。査定はプロのスタッフが対応しているため、どんな状態でも適正な価格を提示してくれるだろう。
また、故障車や古い農機具でも買取が可能で、スピーディーな買取査定でも人気だ。地域ナンバーワンの実績を持っていることでも知名度が高く、信頼できる買取店としておすすめできる。農機具の売却を考えているなら欠かせない業者のひとつだ。
買取は出張・店頭の2つの方法。出張買取は電話1本で全国どこでも訪問してくれるので、気軽に依頼してほしい。店舗は全国に20店舗以上展開されており、親切丁寧な対応で買取してくれるだろう。急ぎの人でも即現金化できるため、すぐに売却したい人にも向いている。
農機具高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具高く売れるドットコムは、農機具専門の買取サービスだ。トラクターやコンバインをはじめ、フォークリフトや油圧ショベル、ミニユンボなどさまざまな重機の買取をおこなっている。利用者がおすすめしたいと思うサービスナンバーワンを獲得しているのも魅力だ。
クボタやヤンマー、イセキやシバウラ、フォードや日ノ本(ヒノモト)などのメーカーを強化買取している。累計利用者は100万人を突破しており、お客様満足度も99.7%と数値も高く、安心して売りたい人におすすめだ。専門スタッフの査定は相場に適正な価格を提示してくれる。
買取は基本出張買取のみの対応。出張範囲も日本全国となっており、査定料や出張費などもかからない。年中無休で査定対応しているのも大きな魅力で、忙しい人でも利用しやすくなっている。査定だけの相談も受け付けているので、気になることがある人はまずは一度相談してみるのがいいだろう。
ツールオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ツールオフは、工具を専門に取り扱っている業者だ。電動工具やエア工具、ハンドツールのほかに、農機具や土木建設機械などの買取にも対応している。ベテランのスタッフが在籍しており、メンテンナンスなどの外注費用がかからない分、高価買取につながりやすい。
買取価格満足度は93.6%、査定実績は60万件以上にもなる。農機具の買取は特に強化されているため、トラクターやコンバイン、耕運機などは高価買取が期待できるだろう。まとめて処分すれば査定額がアップするため、農機具だけでなく不要になった工具などのまとめ売りがおすすめだ。
買取は宅配・店頭・出張の3つの方法で対応している。出張買取は対象エリアが限られるが、査定料や出張費といった手数料は一切かからない。電話1本で迅速に駆け付け、相場に合った価格を提示してくれるだろう。利用する際は事前に出張エリアか確認してほしい。
農機具買取.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具買取.comは、中古農機具の買取専門店だ。鳥取県に本社がある業者で、トラクターやコンバイン、田植え機など取り扱っている。30年前の古い農機具はもちろん、故障した農機具や水没車、不動車なども買取対象だ。
国内と海外に販売ルートをもっており、買取からメンテナンス、輸出までをすべて自社でおこなっている。そのため、余計な中間マージンをかける必要がなく、コスト削減した分を買取価格に反映しているため、高価買取につながりやすい。
買取は出張買取で全国に対応しており、査定料や引き取り費用はかからない。ただし、北海道内の一部地域や離島、沖縄県などは対応が難しい場合があるので不安な場合は事前に問い合わせておくと良いだろう。
大原パーツ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大原パーツは広島県にある業者で、農機具買取の専門店だ。農機具全般のほかに、バイクや重機なども取り扱っている。農機具のパーツ販売もおこなっており、壊れた農機具も買取可能だ。
これまでにいくつもの農機具を買取してきているので、その点は安心できるだろう。買取と販売をともに一元化し、自社でメンテナンスをして無駄な経費を削減することで高価買取につなげている。
買取は広島県全域を中心に出張買取で対応しており、広島県であれば出張査定は無料だ。予約状況によっては即日対応も可能なため、急いでいる方にもおすすめできる。
静岡農機情報センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
静岡農機情報センターは中古農機具の売買おこなっている業者だ。静岡県にある業者で、トラクターやコンバインなどを含めた数種類の農機具を取り扱っている。創業から約25年の営業実績があり、年間で約250台もの買取実績もあるので安心だ。
国内の農家や同業者への卸売だけでなく、海外への輸出販売もおこなっているので高価買取が期待できる。また、レンタルや修理も事業としておこなっているため、不動車や古い農機具でも買取できる可能性が高い。
買取は出張買取で対応しており、査定料や出張料は無料だ。出張エリアは静岡、山梨、愛知、長野、岐阜、神奈川となっており、他の地域は要相談となっている。特に静岡・山梨・愛知・神奈川は営業所があり、取引先が多いため、高価買取になりやすい。
ノウキグッド
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ノウキグッドは農機具全般だけでなく、フォークリフトや重機なども取り扱っている中古農機具の買取・販売店だ。宮崎県・鹿児島県・熊本県・福岡県・大分県といった九州に店舗を展開しており、年間の買取実績が10,000台以上あるので安心して利用できる。
故障した農機具も買取可能で、昭和時代の古い農機具や10年以上放置していた不動車も買取してもらえたという利用者の声もあった。生産物にあった農機具が提案できるベテランスタッフが在籍しているため、販売力も高いからこそ、高価買取につながっている。
買取方法は出張買取がメインだが、店頭でも買取が可能だ。九州全域(一部離島を除く)が出張エリアになっており、出張査定や引き取りに関する手数料はすべて無料。利用者の都合に合わせて出張してくれるので利便性は高い。
鹿深サービス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
鹿深サービスは農機具の買取や処分、リサイクルをおこなっている業者だ。滋賀県にあり、トラクターや耕運機などのエンジン付き農機具を取り扱っている。壊れた機械も古い機械でも買取しているが、対象は農機具だけだ。
国内や海外に販売するだけでなくリサイクルもおこなっており、経費を削減することで高価買取を実現している。万が一、買取不可な場合も処分料は不要としているため、どんなに状態が悪くても相談してみる価値があるだろう。
買取は出張買取で対応しており、滋賀県全域のほかに三重・奈良・京都・大阪・福井の一部地域でもおこなっている。エリア外の地域については要相談。出張費用については無料の地域とそうでない地域があるため、詳細は事前に問い合わせておこう。
農機具を長持ちさせるためのポイント
故障した農機具でも売れることはあるが、状態の良い農機具と比べれば買取価格は大幅に落ちるだろう。仮に売らなくても修理には費用がかるので、農機具は故障するよりも故障しない方が断然良い。
そこで、農機具が故障しないように長持ちさせるポイントを3つ紹介していくので、農機具をお持ちの方は参考にしていただきたい。
定期的にメンテナンスする
農機具を長持ちさせるためには定期的にメンテナンスすることがポイントだ。定期的にメンテナンスを施すことで、農機具の故障防止につながる。
日本が生産している農機具は品質が良く故障が少ないが、何十年も使っていれば機械は劣化していく。劣化した農機具は故障のリスクが高まるので、定期的なメンテナンスが必要になる。もちろん、メンテナンスをすれば絶対に故障を防げるわけではない。
それでも、メンテナンスしていると機械の調子が良く、していないと正常に稼働できず性能が落ちるだろう。したがって、農機具を定期的にメンテナンスすることは農機具の故障を防ぎ、結果として長持ちすることにつながる。
正しく保管する
正しく保管することがポイントだ。農機具は正しく保管しないと機械が傷んでしまう。農機具はどこで保管しても同じだと思っている方がいるかもしれないが、それは間違いだ。
保管する場所によって長持ちにつながる場合とそうでない場合がある。では、農機具の長持ちしない場所とはどのような場所か、それは屋外だ。屋外で保管すると農機具は雨風にさらされ、直射日光を浴びる。雨風はサビの原因になり、機械の内部に水が入れば故障につながるだろう。
そして、直射日光は塗装や樹脂、ゴムなどには乾燥などの悪影響を引き起こし劣化しやすくなる。したがって、農機具は倉庫やガレージのように、雨風や直射日光を防げる場所で保管することが長持ちにつながるのだ。
こまめに汚れを落とす
こまめに汚れを落とすことがポイントだ。農機具についた泥やホコリは故障の原因になる。
例えば、田植えシーズンに田植え機を使用すれば車体には多くの泥が付着するだろう。車体についた泥は落としておく必要があるので、こまめな清掃が必要になる。また、田植シーズンが終われば次のシーズンまで田植え機は使用しない。シーズンが終了したら1年の汚れを落とすために、大々的な洗車をしてから保管してもらいたい。
ただし、洗車をする際は操作パネルや機械の内部のような水をかけてはいけない部分に水をかけてしまうと返って故障の原因になってしまうので、十分に注意が必要だ。したがって、農機具はキレイにしておくことが長持ちにつながる。
信頼できる農機具買取店の選び方
農機具買取業者を選ぶときは、まず第一として出張買取に対応しているかどうかを確認しておこう。ほとんどの業者では出張買取に対応しているが、業者によっては店頭買取しか受け付けていないこともある。
そうした業者ではまとめ売りなどもしづらく、わざわざ店舗まで持っていかなければならないため手間がかかってしまう。ほかにも手数料や費用がかかるかどうか、査定スピードは早いかどうか、実績が豊富かなどを確認しておくと良いだろう。
出張費が無料でも、キャンセルした場合に手数料がかかることもある。また、査定スピードは早いに越したことなく、即日査定や最短30分査定に対応している業者などもおすすめだ。信頼できる業者選びは、買取価格だけでなく各種サービスの中身までしっかりとチェックしよう。
農機具を売るならヒカカク!
農機具を売るときはできるだけ複数の業者で比較してから売るのがいいだろう。しかし、複数業者で比較するのは手間がかかり、忙しい人はゆっくりと比較している時間がないだろう。そこでおすすめなのがヒカカク!だ。
ヒカカク!では最大10社から無料で一括査定が可能で、査定料などは一切かからない。忙しい人でも手間をかけることなく査定額を把握できるので、買取にも出しやすい。農機具を売却しようと思っている人は、ぜひヒカカク!で一括査定してみよう。
まとめ
当コラムでは、故障したり壊れたりした農機具でも売れるのか、査定情報をまとめてきた。故障したり壊れたりした農機具に値段がつくかはその度合いやメーカーなどによるため、売れることもあれば売れないこともある。
しかし、ヤフオク!などのオークションなどでは故障した農機具でも高値で落札されており、場合によっては業者で売るよりも高値が期待できるだろう。ただ、訳ありの農機具は正常に稼働する機械に比べれば価格は大幅に落ちる。それでも、費用をかけて処分するぐらいなら、買取業者やオークションで故障した農機具売却してみよう。